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; 略歴
 
; 略歴
:『[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]』では[[沖田総司|桜セイバー]]に次ぐ「もう一人のセイバー、坂本龍馬」と騙って登場した。
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: 『[[コハエース|コハエースEX]]』で[[沖田総司|桜セイバー]]に次ぐ「もう一人のセイバー、坂本龍馬」と騙って登場した。この詐称は『[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]』にも引き継がれている。
: [[ドイツ第三帝国]]のレイター少佐の指示の下、[[遠野秋葉|秋葉]]や[[カレン・オルテンシア|花蓮]]を人質に取るなどの卑劣な戦法で他の陣営を追い詰めるも、最後は武器を捨てさせて無力化したと油断した[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|ランサー]]の猛虎硬爬山によって敗れ去った。
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: 『帝都聖杯奇譚』では正面からの勝負に拘らず、より勝ち目のある戦法を取る。セイバーのマスターに対してはその関係者である秋葉を人質に取って、桜セイバーの自害を強要し、ランサーに対してはそのマスターを人質に取って槍を捨てさせ、人質が令呪を使えばすぐに刺した。しかし後者はマスターをさっさと殺せば済むところを自身の才能を誇示し続けて折角の勝ち目を逃した。最後は武器を捨てさせて無力化したと油断した[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|ランサー]]の猛虎硬爬山によって敗れ去った。
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: 『コハエースEX』の用語辞典では陸海軍の良識派を暗殺しているが、現在も残っているかは不明。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 和服の上から黒いインバネスコートを着、大ぶりの刀を携えた男。一人称は「わし」。
 
: 和服の上から黒いインバネスコートを着、大ぶりの刀を携えた男。一人称は「わし」。
: 当初は坂本龍馬のふりをして土佐弁で喋っているが、その土佐弁も[[メドゥーサ|ライダーさん]]からは「なんか怪しい」と疑われている。また、坂本龍馬と会った事が有る筈の桜セイバーからは「あれ? 坂本さんこんなでしたっけ?」と首を傾げられている。
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: 当初は坂本龍馬のふりをして土佐弁で喋っているが、その土佐弁も[[メドゥーサ|ライダーさん]]からは「なんか怪しい」と疑われている。坂本龍馬を見掛けた事がある桜セイバーには「あれ? 坂本さんこんなでしたっけ?」と首を傾げられている。
: 実際は新選組的には軽いジャブ程度の拷問で、知っている事を全て吐いてしまうようなヘタレ。また煽り耐性が低く、生前からの付き合いのライダーも「シャレが通じないから」と煽りまくるお竜を止めている。
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: また新選組的には軽いジャブ程度の拷問に屈するヘタレさを見せている。但し「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」では脇腹が裂けていても痛がっておらず、弱いのが痛みにかは定かでない。
: 敵マスターである琥珀の関係者である秋葉を人質に取って桜セイバーの自害を強要する、言峰花蓮を人質に取ってランサーに槍を捨てさせ、人質が令呪を使えばすぐに刺すなど、卑劣な行為を平然と行うのみならず、それらの行為も自身の才能を鼻にかける自己顕示欲に直結している。
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: ずる賢い戦法を好むが、対ランサー戦から分かる様に性格が足を引っ張っている。
: 剣の才能を鼻にかけた上から目線の物言いが多いものの、実際の所は劣等感が非常に強く「剣で人を斬る事でしか自分の価値を証明できない」と思っている節がある。「自分が無視される事」、「自分が笑われる事」に対しては非常に敏感で、そのような輩は全員殺してきたとか。実際に「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」で兵士を自分を無視したからと斬り捨てている。
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: 普段剣の才能を鼻にかけ、上から目線で物を言うのは根の卑屈さの裏返しである。実の所は劣等感が非常に強く、「剣で人を斬る事でしか自分の価値を証明できない」と思っている節がある。
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: 頭が悪いと自嘲しているが、どちらかといえば頭を使わないでいた方が楽だという姿勢が目立つ。生前のこともあり、他人に良い様に利用されることを嫌う一方、入れ込んだ相手に盲従する悪癖は変わっていない。ただ大局観は確かに無く、「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」では殺すつもりでいたライダーにあっさり耳を貸している。
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: 煽り耐性が低く、生前からの付き合いのライダーも『帝都聖杯奇譚』で「シャレが通じないから」と煽りまくるお竜を止めている。「自分が無視される事」、「自分が笑われる事」に非常に敏感で、そのような輩は全員殺してきたと話す。実際に「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」で兵士を自分を無視したからと斬り捨てている。
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: 何かあるとすぐ殺そうとする一方で、好きなものは酒と博打であり、祭りにも積極的に出掛けようとしている。人と騒ぐ事自体は好みである様だ。
 
; 能力
 
; 能力
 
: 他人の剣技を見様見真似で模倣できる宝具を持ち、アサシンでありながらセイバークラスに匹敵するほどの能力を誇る。『帝都聖杯奇譚』初登場時には土佐弁を話しながら薩摩の示現流で攻撃を仕掛ける戦法をとり、寸でで躱した桜セイバーには一目を置いた。しかし彼が騙る坂本龍馬は北辰一刀流を使う筈で、偽物疑惑も深まった。
 
: 他人の剣技を見様見真似で模倣できる宝具を持ち、アサシンでありながらセイバークラスに匹敵するほどの能力を誇る。『帝都聖杯奇譚』初登場時には土佐弁を話しながら薩摩の示現流で攻撃を仕掛ける戦法をとり、寸でで躱した桜セイバーには一目を置いた。しかし彼が騙る坂本龍馬は北辰一刀流を使う筈で、偽物疑惑も深まった。
: 正々堂々とは無縁の汚い手段を平然と用いるが、令呪で転移した桜セイバーの剣を無間で凌ぎ、ランサーとの決戦でも紙一重で勝つ可能性はあったとされるなど剣の腕は本物で、桜セイバーと互角か少し劣る程度という相当なもの。
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: 令呪で転移した桜セイバーの剣を無間で凌ぎ、ランサーとの決戦でも紙一重で勝つ可能性はあったとされるなど剣の腕は本物で、桜セイバーと互角か少し劣る程度という相当なもの。
: また気配遮断を積極的に使っているのか、桜セイバーの動向を監視して弱ったと見れば襲いかかり、不意打ちで背後から花蓮の身柄を確保するなどして立ち回る。
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: また気配遮断を積極的に使っているのか、桜セイバーの動向を監視して弱ったと見れば襲いかかり、不意打ちで背後から花蓮の身柄を確保するなどして立ち回る。正々堂々とは無縁の汚い手段を平然と用いる。
 
: なお、主武装の大ぶりの刀はよく切れるだけの無銘の刀である模様。
 
: なお、主武装の大ぶりの刀はよく切れるだけの無銘の刀である模様。
: 『帝都聖杯奇譚』連載開始前の『[[コハエース|コハエースEX]]』に出演した際には、桜セイバーの不意打ちで一瞬で倒され、龍馬の偽物であることを知らない秋葉からは「信長と同じ位の知名度なのに弱いなコイツ」と評されるなど、散々な扱いだった。
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: 『コハエースEX』では、桜セイバーの不意打ちで一瞬で倒され、龍馬の偽物であることを知らない秋葉からは「信長と同じ位の知名度なのに弱いなコイツ」と評されるなど、散々な扱いだった。
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: 『コハエースEX』の用語辞典では正体を掴ませないスキルを持っていたが、現在も残っているかは不明。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 始末剣(しまつけん)
 
; 始末剣(しまつけん)
: ランク:なし<br />種別:対人魔剣<br />レンジ:1<br />最大捕捉:1人<br />由来:不明
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: ランク:なし<br>種別:対人魔剣<br>レンジ:1<br>最大捕捉:1人<br>由来:不明
 
:人斬り以蔵、外道の剣。一度見た剣技をそのまま己の剣技として再現することができる宝具。「天誅の名人」、「人斬り以蔵」と呼ばれるまでに至った彼の剣技、というより技量が宝具となったもの。
 
:人斬り以蔵、外道の剣。一度見た剣技をそのまま己の剣技として再現することができる宝具。「天誅の名人」、「人斬り以蔵」と呼ばれるまでに至った彼の剣技、というより技量が宝具となったもの。
 
:初見殺しが肝要な斬り合いにおいてかなりのアドバンテージを持つ。
 
:初見殺しが肝要な斬り合いにおいてかなりのアドバンテージを持つ。
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=== コハエースEX ===
 
=== コハエースEX ===
 
; [[織田信長|魔人アーチャー]]
 
; [[織田信長|魔人アーチャー]]
: 上司。「ノブナガ様」と呼ぶ。『帝都聖杯奇譚』では接点無し。
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: 上司。「ノブナガ様」と呼ぶ。桜セイバーの拷問に屈し、彼女の居場所を吐いた。
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:『帝都聖杯奇譚』では接点無し。
    
=== 帝都聖杯奇譚 ===
 
=== 帝都聖杯奇譚 ===
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===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
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;[[沖田総司(オルタ)]]
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: 「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」にて大太刀を持っていることから彼女をセイバーと勘違いし、弱っているのを好機と見て襲撃する。
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: マイルームで彼女からは自分より強いかもしれないが、ビームでやっつければいいと身も蓋もないコメントを送られる。
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; [[土方歳三]]
 +
: 生前の面識はないが敵対する陣営に所属している。
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: 「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」では成り行きで共闘する。その後、彼が次に会ったら殺すと言うのを聞いて、こっちの台詞だと言い返した。
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: マイルームでは武士に対して思い入れのある彼に対し、所詮どちらも人斬りと辛辣な発言をしている。
 
; [[メドゥーサ]]
 
; [[メドゥーサ]]
 
: [[レイター少佐|どこかで見覚えがある]]らしいが、「デカ女」と盛大に地雷を踏んで睨まれる。
 
: [[レイター少佐|どこかで見覚えがある]]らしいが、「デカ女」と盛大に地雷を踏んで睨まれる。
 
; [[柳生但馬守宗矩]]
 
; [[柳生但馬守宗矩]]
 
: 同じ剣士だが「道場剣法」と露骨に馬鹿にしてかかっている。
 
: 同じ剣士だが「道場剣法」と露骨に馬鹿にしてかかっている。
; [[土方歳三]]
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: 生前の面識はないが敵対する陣営に所属しており、武士に対して思い入れのある彼にも「所詮どちらも人斬り」と辛辣な発言をしている。
      
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
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*実は結構少ない「生前も暗殺者だった」アサシン。前述のとおり「暗殺者」のクラスでありながら「剣士」としての剣技を持つダブルクラスと呼ばれることもあった。
 
*実は結構少ない「生前も暗殺者だった」アサシン。前述のとおり「暗殺者」のクラスでありながら「剣士」としての剣技を持つダブルクラスと呼ばれることもあった。
 
**似たような概念にスキル「二重召喚(ダブルサモン)」があるが、セイバーとアサシンの組み合わせは対象外。セイバーのクラス別スキルを持っている訳でもない。あくまでも彼が持つ「一度見た剣は真似できる」能力によりセイバー並みの腕前を持つアサシンでしかない。
 
**似たような概念にスキル「二重召喚(ダブルサモン)」があるが、セイバーとアサシンの組み合わせは対象外。セイバーのクラス別スキルを持っている訳でもない。あくまでも彼が持つ「一度見た剣は真似できる」能力によりセイバー並みの腕前を持つアサシンでしかない。
**結局のところ、セイバーとして戦うには「戦士としての覚悟、矜持」を[[森長可]]程度にすら持ち合わせず、アサシンとして隠者に徹するにはあまりにも慢心や自己顕示欲が強すぎた。そんな彼は「剣士」にも「暗殺者」にもなりきれず、自称する通りの「人斬り」でしかなかったということか。
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**[[佐々木小次郎|剣才は本物の日本人なアサシン]]……彼のオマージュであろうか。精神性は前述の通り月とスッポンだが。
***そのような精神面に似合わず、剣才だけは本物であり「撃剣矯捷なること隼の如し」と評された。実際、相手は手負いで徒手空拳だったとはいえ、最後の李書文との戦いでも勝ち目は存在していた。
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***[[佐々木小次郎|剣才は本物の日本人なアサシン]]……彼のオマージュであろうか。精神性は前述の通り月とスッポンだが。
   
*司馬遼太郎の書いた「人斬り以蔵」の影響で浅学と思われがちだが、実際には一般的な郷士の子息としての教育は受けていたようである。
 
*司馬遼太郎の書いた「人斬り以蔵」の影響で浅学と思われがちだが、実際には一般的な郷士の子息としての教育は受けていたようである。
 
**『帝都聖杯奇譚』本編では'''「偽のクラスや真名を名乗る」「戦闘スタイルを偽る」'''など聖杯戦争において重要である情報の攪乱をするという頭脳戦も行っている。……もっとも、「坂本龍馬を名乗りつつも北辰一刀流や拳銃を使わず示現流を使う」など、偽情報の統一感は弱い。
 
**『帝都聖杯奇譚』本編では'''「偽のクラスや真名を名乗る」「戦闘スタイルを偽る」'''など聖杯戦争において重要である情報の攪乱をするという頭脳戦も行っている。……もっとも、「坂本龍馬を名乗りつつも北辰一刀流や拳銃を使わず示現流を使う」など、偽情報の統一感は弱い。
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