差分

200 バイト追加 、 2015年11月15日 (日) 17:08
編集の要約なし
13行目: 13行目:  
クラスには大枠として基本の能力値や保有スキルといったクラス特性が生前の能力値とは別に後付けされるものとして存在し、どのような英霊なら該当するかの条件も加わって、そのクラスらしさのある能力のサーヴァントになっている。また逆に、生前有していた武装や能力も、クラスによっては発揮できなくなる可能性を持つ。
 
クラスには大枠として基本の能力値や保有スキルといったクラス特性が生前の能力値とは別に後付けされるものとして存在し、どのような英霊なら該当するかの条件も加わって、そのクラスらしさのある能力のサーヴァントになっている。また逆に、生前有していた武装や能力も、クラスによっては発揮できなくなる可能性を持つ。
   −
それぞれの能力値は英霊個々人の個性や現地での知名度によって上下があるため、同一のクラスであるからといって同一の数値にはならない。<br>また、マスターとの相性によっても能力値は増減するため、仮に同一の英霊が招かれても、マスターが違えば同一の数値にはならない。<br>一回の聖杯戦争で、同一のクラスのサーヴァントが二人現れるということはなく、必ず七つのクラスそれぞれに英霊が割り振られる。(※[[アサシン|異常な召喚]]や、[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|同一の英霊を複数の側面から呼び出す]]魔術的特性を持つ場合は例外)<br>言ってしまえばRPG等における「クラス」「職業」「ジョブ」のこと。以下のようなものがある。
+
それぞれの能力値は英霊個々人の個性や現地での知名度によって上下があるため、同一のクラスであるからといって同一の数値にはならない。<br>また、マスターとの相性によっても能力値は増減するため、仮に同一の英霊が招かれても、マスターが違えば同一の数値にはならない。<br>一回の聖杯戦争で、同一のクラスのサーヴァントが二人現れるということはなく、必ず七つのクラスそれぞれに英霊が割り振られる。(※[[佐々木小次郎|異常な召喚]]や、[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト|同一の英霊を複数の側面から呼び出す]]魔術的特性を持つ場合は例外)<br>言ってしまえばRPG等における「クラス」「職業」「ジョブ」のこと。以下のようなものがある。
    
===[[クラス (セイバー)|セイバー]]===
 
===[[クラス (セイバー)|セイバー]]===
85行目: 85行目:     
==== 第五次 ====
 
==== 第五次 ====
;セイバー
+
;[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 
:士郎の体内にあった聖剣の鞘。
 
:士郎の体内にあった聖剣の鞘。
 
;[[エミヤ|アーチャー]]
 
;[[エミヤ|アーチャー]]
99行目: 99行目:  
;[[佐々木小次郎|アサシン]]
 
;[[佐々木小次郎|アサシン]]
 
:柳洞寺の山門。
 
:柳洞寺の山門。
;[[呪腕のハサン|アサシン]]
+
;[[呪腕のハサン|真アサシン]]
 
:アサシンというクラスそのものと、マスターである[[間桐臓硯]]との「永遠を望む」という共通性。
 
:アサシンというクラスそのものと、マスターである[[間桐臓硯]]との「永遠を望む」という共通性。
   123行目: 123行目:  
;[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|バーサーカー]]
 
;[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)|バーサーカー]]
 
:ジャック・ザ・リッパーの銘柄入りナイフのレプリカ。
 
:ジャック・ザ・リッパーの銘柄入りナイフのレプリカ。
;[[アサシン(fake)]]
  −
:アサシンというクラスそのもの。
   
;[[エルキドゥ|ランサー]]
 
;[[エルキドゥ|ランサー]]
 
:マスターである合成獣そのもの。
 
:マスターである合成獣そのもの。
;[[セイバー (fake)]]
+
;[[セイバー (fake)|セイバー]]
 
:詳細不明。アーサー王を確実に召喚できる触媒だったらしい。
 
:詳細不明。アーサー王を確実に召喚できる触媒だったらしい。
    
==== Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ ====
 
==== Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ ====
;[[ランサー (フラグメンツ)]]
+
;[[ランサー (フラグメンツ)|ランサー]]
 
:炭化した古き館の破片。
 
:炭化した古き館の破片。
 
;[[オジマンディアス|ライダー]]
 
;[[オジマンディアス|ライダー]]
146行目: 144行目:  
サーヴァントの能力には知名度による補正がかけられる。<br>召喚された地域において非常に知られていた場合、それだけの信仰心を集めることになり、より強力な力を出せるという結果に繋がる。
 
サーヴァントの能力には知名度による補正がかけられる。<br>召喚された地域において非常に知られていた場合、それだけの信仰心を集めることになり、より強力な力を出せるという結果に繋がる。
   −
また逆に、伝承に記されている武装や能力があったとしても、召喚された地ではまるで知られていないようなマイナーなものであった場合、サーヴァントとしてはその能力を備えないといったペナルティともなりうる。<br>例:[[クー・フーリン|ランサー (第五次)]]は、ゲッシュによってアルスターの戦士達が眠りにつく中、ただ一人その出自に起因する「不眠の加護」を持っていたため、それを免れた。しかし、サーヴァントとしてこのスキルは持っていない。
+
また逆に、伝承に記されている武装や能力があったとしても、召喚された地ではまるで知られていないようなマイナーなものであった場合、サーヴァントとしてはその能力を備えないといったペナルティともなりうる。<br>例:[[クー・フーリン]]は、ゲッシュによってアルスターの戦士達が眠りにつく中、ただ一人その出自に起因する「不眠の加護」を持っていたため、それを免れた。しかし、サーヴァントとしてこのスキルは持っていない。
    
なお、この補正とは「英雄としての元の強さを再現出来る」と言う意味である。マスターからの魔力供給・令呪によるブースト・聖杯から与えられる知識とクラススキル、各自の伝承によって後天的に付加される固有スキルを除けば、知名度の補正によって英霊が元となった英雄より強くなる事はない。
 
なお、この補正とは「英雄としての元の強さを再現出来る」と言う意味である。マスターからの魔力供給・令呪によるブースト・聖杯から与えられる知識とクラススキル、各自の伝承によって後天的に付加される固有スキルを除けば、知名度の補正によって英霊が元となった英雄より強くなる事はない。
199行目: 197行目:  
|-
 
|-
 
!善
 
!善
|[[アルトリア・ペンドラゴン]]<br>[[ガウェイン]]<br>[[ヴラド三世 (EXTRA)]]<br>[[カルナ]]<br>[[ケイローン]]<br>[[ジャンヌ・ダルク]]<br>[[シロウ・コトミネ]]<br>[[坂田金時]]<br>[[ゲオルギウス]]<br>[[アサシン (Fake)]]<br>[[メルトリリス]]<br>[[キングプロテア]]<br>[[マシュ・キリエライト]]<br>[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]<br>[[ヘンリー・ジキル&ハイド]](アサシン時・変身前)<br>[[ジル・ド・レェ#セイバー (Grand Order)|ジル・ド・レェ(セイバー)]]<br>[[マルタ]]
+
|[[アルトリア・ペンドラゴン]]<br>[[ガウェイン]]<br>[[ヴラド三世 (EXTRA)]]<br>[[カルナ]]<br>[[ケイローン]]<br>[[ジャンヌ・ダルク]]<br>[[シロウ・コトミネ]]<br>[[坂田金時]]<br>[[ゲオルギウス]]<br>[[アサシン (Fake)]]<br>[[メルトリリス]]<br>[[キングプロテア]]<br>[[マシュ・キリエライト]]<br>[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]]<br>[[ヘンリー・ジキル&ハイド|ヘンリー・ジキル&ハイド(アサシン)]](変身前)<br>[[ジル・ド・レェ#セイバー|ジル・ド・レェ(セイバー)]]<br>[[マルタ]]
|[[イスカンダル]]<br>[[ロビンフッド]]<br>[[ランサー (フラグメンツ)]]<br>[[ランサー (Grand Order・赤)]]<br>[[ブーディカ]]<br>[[ウェイバー・ベルベット#キャスター (Grand Order)|諸葛孔明[ロード・エルメロイII世]]]<br>[[アレキサンダー]]<br>[[マリー・アントワネット]]<br>[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]
+
|[[イスカンダル]]<br>[[ロビンフッド]]<br>[[ランサー (フラグメンツ)]]<br>[[ランサー (Grand Order・赤)]]<br>[[ブーディカ]]<br>[[ウェイバー・ベルベット#キャスター (Grand Order)|諸葛孔明〔ロード・エルメロイII世〕]]<br>[[アレキサンダー]]<br>[[マリー・アントワネット]]<br>[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]
 
|[[メドゥーサ]]<br>[[ギルガメッシュ]]<br>[[ネロ・クラウディウス]]<br>[[ジークフリート]]<br>[[アストルフォ]]<br>[[武蔵坊弁慶]]<br>[[ヴァイオレット]]<br>[[豊臣秀吉]](初期)<br>[[アルテラ]]<br>[[荊軻]]<br>[[エウリュアレ]]<br>[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]<br>[[タマモキャット]]
 
|[[メドゥーサ]]<br>[[ギルガメッシュ]]<br>[[ネロ・クラウディウス]]<br>[[ジークフリート]]<br>[[アストルフォ]]<br>[[武蔵坊弁慶]]<br>[[ヴァイオレット]]<br>[[豊臣秀吉]](初期)<br>[[アルテラ]]<br>[[荊軻]]<br>[[エウリュアレ]]<br>[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]<br>[[タマモキャット]]
 
|-
 
|-
 
!中庸
 
!中庸
|[[クー・フーリン]]<br>[[ディルムッド・オディナ]]<br>[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]<br>[[セイヴァー]]<br>[[クー・フーリン (Prototype)]]<br>[[ヴラド三世 (Apocrypha)]]<br>[[アキレウス]]<br>[[アヴィケブロン]]<br>[[ダビデ]]<br>[[パッションリップ]]<br>[[織田信長]]<br>[[アーチャー (Grand Order・白)]]<br>[[ダレイオス三世]]<br>[[レオニダス一世]]
+
|[[クー・フーリン]]<br>[[ディルムッド・オディナ]]<br>[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]<br>[[セイヴァー]]<br>[[クー・フーリン (Prototype)]]<br>[[ヴラド三世 (Apocrypha)]]<br>[[アキレウス]]<br>[[アヴィケブロン]]<br>[[ダビデ]]<br>[[パッションリップ]]<br>[[織田信長]]<br>[[アーチャー (Grand Order・白)]]<br>[[ダレイオス三世]]<br>[[レオニダス一世]]<br>[[クー・フーリン#キャスター|クー・フーリン(キャスター)]]
 
|[[エミヤ]]<br>[[無銘]]<br>[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]<br>[[ウィリアム・シェイクスピア]]<br>[[スパルタクス]]<br>[[エルキドゥ]]<br>[[沖田総司]]<br>[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]<br>[[シュヴァリエ・デオン]]
 
|[[エミヤ]]<br>[[無銘]]<br>[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]<br>[[ウィリアム・シェイクスピア]]<br>[[スパルタクス]]<br>[[エルキドゥ]]<br>[[沖田総司]]<br>[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]<br>[[シュヴァリエ・デオン]]
 
|[[モードレッド]]<br>[[フランケンシュタイン]]<br>[[豊臣秀吉]](中期)<br>[[オジマンディアス]]<br>[[アーラシュ]]<br>[[オリオン]]<br>[[ロムルス]]<br>[[牛若丸]]<br>[[マタ・ハリ]]<br>[[エイリーク・ブラッドアクス]]
 
|[[モードレッド]]<br>[[フランケンシュタイン]]<br>[[豊臣秀吉]](中期)<br>[[オジマンディアス]]<br>[[アーラシュ]]<br>[[オリオン]]<br>[[ロムルス]]<br>[[牛若丸]]<br>[[マタ・ハリ]]<br>[[エイリーク・ブラッドアクス]]
211行目: 209行目:  
|[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]<br>[[呪腕のハサン]]<br>[[百の貌のハサン]]<br>[[セミラミス]]<br>[[シャルル=アンリ・サンソン]]
 
|[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]<br>[[呪腕のハサン]]<br>[[百の貌のハサン]]<br>[[セミラミス]]<br>[[シャルル=アンリ・サンソン]]
 
|[[メディア]]<br>[[佐々木小次郎]]<br>[[玉藻の前]]<br>[[李書文]]<br>[[アタランテ]]
 
|[[メディア]]<br>[[佐々木小次郎]]<br>[[玉藻の前]]<br>[[李書文]]<br>[[アタランテ]]
|[[ジル・ド・レェ]]<br>[[フランシス・ドレイク]]<br>[[呂布奉先]]<br>[[エリザベート=バートリー]]<br>[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)]]<br>[[豊臣秀吉]](末期)<br>[[ヘンリー・ジキル&ハイド]](アサシン時・変身後)<br>[[メフィストフェレス]]<br>[[ヴラド三世 (Apocrypha)]](バーサーカー時)<br>[[清姫]]<br>[[エドワード・ティーチ]]<br>[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]<br>[[カーミラ]]<br>[[カリギュラ]]<br>[[アステリオス]]<br>
+
|[[ジル・ド・レェ]]<br>[[フランシス・ドレイク]]<br>[[呂布奉先]]<br>[[エリザベート=バートリー]]<br>[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)]]<br>[[豊臣秀吉]](末期)<br>[[ヘンリー・ジキル&ハイド|ヘンリー・ジキル&ハイド(アサシン)]](変身後)<br>[[メフィストフェレス]]<br>[[ヴラド三世 (Apocrypha)#バーサーカー|ヴラド三世 (Apocrypha)(バーサーカー)]]<br>[[清姫]]<br>[[エドワード・ティーチ]]<br>[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]<br>[[カーミラ]]<br>[[カリギュラ]]<br>[[アステリオス]]<br>[[エリザベート=バートリー#キャスター|エリザベート=バートリー(キャスター)]]<br>
 
|-
 
|-
 
!狂
 
!狂
223行目: 221行目:     
== パラメータルール ==
 
== パラメータルール ==
サーヴァント自身の能力(筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運・宝具の6種類)、及び所有スキル、所持する宝具の性能の評価を表すもの。いわゆるステータス表示。あくまで「英霊の固有能力」ではなく「サーヴァントの固有能力」なので別クラスで召喚された際には上下に変動する。<br>A・B・C・D・Eの5段階評価であり、1を基準値とするとEが10で1段階上昇するごとに10上昇する。A〜Eでは評価しきれないほどの桁外れな能力である場合は「EX」と表記される。<br>表示に「+」が付いている場合は、特定の状況下においては本来の能力が+の数だけ倍加する。例えば「C+」であれば、通常時は30であるが、条件を満たせば60となり、A(50)を上回る能力となる、という事。基本的に+を持つサーヴァントは稀少であり、++は破格、+++ともなれば別格と作者に評されている。<br>「-」表示は判定上はそのランクだが実際の能力はそれ未満であるもの、また安定しない数値を表す。例えば「B-」である場合、各種判定はBであるが実際の能力そのものはC程度でしかなかったり、安定してB相当の能力を発揮できなかったりする。<br>なお、パラメータにおけるランクと、宝具の個々のランクは全くの別物。同じA〜Eで表されてはいるが、同じ基準で評価されているわけではない。<br>例えば、サーヴァントの位階等に関しては「B+はAより下のランク」と明確に定義されているものや、変動し得ない定数の評価に+が付いているものがあり、ステータスの計算式とは基準が異なる。<br>宝具の能力は単純な攻撃のものだけではないので一概には言えないが、宝具の威力と筋力の威力の換算では、Cランク宝具の威力は筋力A〜A+に相当する([[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]の風王結界と[[ヘラクレス|バーサーカー]]の事例等)。
+
サーヴァント自身の能力(筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運・宝具の6種類)、及び所有スキル、所持する宝具の性能の評価を表すもの。いわゆるステータス表示。あくまで「英霊の固有能力」ではなく「サーヴァントの固有能力」なので別クラスで召喚された際には上下に変動する。<br>A・B・C・D・Eの5段階評価であり、1を基準値とするとEが10で1段階上昇するごとに10上昇する。A〜Eでは評価しきれないほどの桁外れな能力である場合は「EX」と表記される。<br>表示に「+」が付いている場合は、特定の状況下においては本来の能力が+の数だけ倍加する。例えば「C+」であれば、通常時は30であるが、条件を満たせば60となり、A(50)を上回る能力となる、という事。基本的に+を持つサーヴァントは稀少であり、++は破格、+++ともなれば別格と作者に評されている。<br>「-」表示は判定上はそのランクだが実際の能力はそれ未満であるもの、また安定しない数値を表す。例えば「B-」である場合、各種判定はBであるが実際の能力そのものはC程度でしかなかったり、安定してB相当の能力を発揮できなかったりする。<br>なお、パラメータにおけるランクと、宝具の個々のランクは全くの別物。同じA〜Eで表されてはいるが、同じ基準で評価されているわけではない。<br>例えば、サーヴァントの位階等に関しては「B+はAより下のランク」と明確に定義されているものや、変動し得ない定数の評価に+が付いているものがあり、ステータスの計算式とは基準が異なる。<br>宝具の能力は単純な攻撃のものだけではないので一概には言えないが、宝具の威力と筋力の威力の換算では、Cランク宝具の威力は筋力A〜A+に相当する([[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]の風王結界と[[ヘラクレス]]の事例等)。
    
現在判明しているサーヴァントの内、パラメータでEXの評価を受けているのは以下の通り。
 
現在判明しているサーヴァントの内、パラメータでEXの評価を受けているのは以下の通り。
265行目: 263行目:  
===真名について===
 
===真名について===
 
真名がバレる事は逸話に基づく弱点が看破される事になるので、可能な限り隠そうとするもの、とされている。だが、第四次・第五次のサーヴァントで真名の露見が直接的でわかりやすい弱点の露見になった者はほとんど居なかったりする。それどころか、いずれの戦いでも真名を堂々と名乗った英霊が現われている有様である。
 
真名がバレる事は逸話に基づく弱点が看破される事になるので、可能な限り隠そうとするもの、とされている。だが、第四次・第五次のサーヴァントで真名の露見が直接的でわかりやすい弱点の露見になった者はほとんど居なかったりする。それどころか、いずれの戦いでも真名を堂々と名乗った英霊が現われている有様である。
*一応、真名が知られれば、その能力も予測は出来るようになる。例えば、[[メドゥーサ|第五次のライダー]]の真名を知っていれば、石化の対策を取る事が出来るようになる、など。そのため、真名の秘匿が全く無意味と言う訳ではない。
+
*一応、真名が知られれば、その能力も予測は出来るようになる。例えば、[[メドゥーサ]]の真名を知っていれば、石化の対策を取る事が出来るようになる、など。そのため、真名の秘匿が全く無意味と言う訳ではない。
**とはいえ分かるのはあくまで表面上の情報でしかない。例えば、[[ヘラクレス|第五次バーサーカー]]の真名が判明した後も、その宝具の内容と能力は分からなかった。[[ジル・ド・レェ]]に至っては、そもそもの能力が生前と異なる。
+
**とはいえ分かるのはあくまで表面上の情報でしかない。例えば、[[ヘラクレス]]の真名が判明した後も、その宝具の内容と能力は分からなかった。[[ジル・ド・レェ]]に至っては、そもそもの能力が生前と異なる。
**加えて、露呈した真名を相手側が有効活用する事も極めて少ない。[[クー・フーリン|ランサー]]は様々なゲッシュ(誓い)に縛られており、生前もそれが死因となるなど真名露呈が致命的となるサーヴァントの筈なのだが、sn作中においてこれを突いた敵は存在しない。
+
**加えて、露呈した真名を相手側が有効活用する事も極めて少ない。[[クー・フーリン]]は様々なゲッシュ(誓い)に縛られており、生前もそれが死因となるなど真名露呈が致命的となるサーヴァントの筈なのだが、『sn』作中においてこれを突いた敵は存在しない。
 
***こういった事情にも関わらず真名を隠そうとするのは、「サーヴァントの正体を隠して読者の興味を引っ張る」と言うメタ的な意味合いが大きいだろう。
 
***こういった事情にも関わらず真名を隠そうとするのは、「サーヴァントの正体を隠して読者の興味を引っ張る」と言うメタ的な意味合いが大きいだろう。
*冬木の聖杯戦争では、「暗殺者」のクラスの真名は開戦当初で確定しているといってよい(ルール違反の[[アサシン|例外]]はある)。だが、その真名から能力を判別する事は不可能に近いので、ある意味では最も深く秘匿された真名とも言える。
+
*冬木の聖杯戦争では、「暗殺者」のクラスの真名は開戦当初で確定しているといってよい(ルール違反の[[佐々木小次郎|例外]]はある)。だが、その真名から能力を判別する事は不可能に近いので、ある意味では最も深く秘匿された真名とも言える。
 
**聖杯大戦では、世界各地で小規模な聖杯戦争が多発しているため、19人全てのハサン・サッバーハ全員の宝具を含めた能力が魔術師に知れ渡ってしまい、マスターのハサン対策は当たり前になっている。
 
**聖杯大戦では、世界各地で小規模な聖杯戦争が多発しているため、19人全てのハサン・サッバーハ全員の宝具を含めた能力が魔術師に知れ渡ってしまい、マスターのハサン対策は当たり前になっている。
 
*『EXTRA』ではシステム上、真名の看破が探索に占める比重が大きく、従来の作品以上に真名が重要な意味を持っている。また『Apocrypha』では、[[ジークフリート]]、[[アキレウス]]と言った真名の開示が致命的な弱点となるサーヴァントも登場している(その一方、「真名の開示がデメリットにならない」と言う理由で、[[アストルフォ|真名を堂々と名乗ったサーヴァント]]も登場している)。
 
*『EXTRA』ではシステム上、真名の看破が探索に占める比重が大きく、従来の作品以上に真名が重要な意味を持っている。また『Apocrypha』では、[[ジークフリート]]、[[アキレウス]]と言った真名の開示が致命的な弱点となるサーヴァントも登場している(その一方、「真名の開示がデメリットにならない」と言う理由で、[[アストルフォ|真名を堂々と名乗ったサーヴァント]]も登場している)。
278行目: 276行目:  
**例えば[[玉藻の前]]の宝具は現在はDランクの対軍宝具だが、本来の神霊クラスの存在として扱う場合、当人の霊格の上昇に伴って、死者蘇生や死霊の軍団を形成出来るEXランク、そして国を覆う規模の対界宝具へと変化する。
 
**例えば[[玉藻の前]]の宝具は現在はDランクの対軍宝具だが、本来の神霊クラスの存在として扱う場合、当人の霊格の上昇に伴って、死者蘇生や死霊の軍団を形成出来るEXランク、そして国を覆う規模の対界宝具へと変化する。
 
**stay night本編でも北欧神話の主神オーディンの持つ武器・神槍『大神宣言(グングニル)』の話題がちらっと出てくる。
 
**stay night本編でも北欧神話の主神オーディンの持つ武器・神槍『大神宣言(グングニル)』の話題がちらっと出てくる。
*月の聖杯戦争がハイ・サーヴァントを顕現させうるのは人間の理解を越えた「ムーンセル」の力あってこそ。<br>[[Fate/stay night]]」作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら不可能である。
+
*月の聖杯戦争がハイ・サーヴァントを顕現させうるのは人間の理解を越えた「ムーンセル」の力あってこそ。<br>[[Fate/stay night]]』作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら不可能である。
 
**極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本である救世主イエスを召喚できるのであれば聖杯戦争は不要になってしまうだろう。その血を受けた器はなんでも聖杯である。
 
**極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本である救世主イエスを召喚できるのであれば聖杯戦争は不要になってしまうだろう。その血を受けた器はなんでも聖杯である。
 
*Grand OrderにおいてもDr.ロマンが「原理的には必ずしも不可能ではないはず」だが「神霊級のサーヴァントの現界は例えば向こうがその気になったとしてもできない」「魔法の領域にまで到達した技術があっても分が悪い」と述べている。
 
*Grand OrderにおいてもDr.ロマンが「原理的には必ずしも不可能ではないはず」だが「神霊級のサーヴァントの現界は例えば向こうがその気になったとしてもできない」「魔法の領域にまで到達した技術があっても分が悪い」と述べている。
288行目: 286行目:  
*サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。また、英霊の座においてはあらゆる時代の他の英雄の逸話をある程度学ぶことができる。
 
*サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。また、英霊の座においてはあらゆる時代の他の英雄の逸話をある程度学ぶことができる。
 
*パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎない。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動してしまう。マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。
 
*パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎない。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動してしまう。マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。
**現に、マスターを失った[[エミヤ|アーチャー]]は魔力を消費する行動を多々行ったとはいえ、単独行動のクラススキルにもかかわらず、半日で本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。
+
**現に、マスターを失った[[エミヤ]]は魔力を消費する行動を多々行ったとはいえ、単独行動のクラススキルにもかかわらず、半日で本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。
 
*マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っていることもあり、互いの過去を夢という形で見る事がある。
 
*マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っていることもあり、互いの過去を夢という形で見る事がある。
 
**描写された限りでは、第四次ではケイネスがランサーの、ウェイバーがライダーの過去を。第五次では遠坂凛がアーチャーの、衛宮士郎がセイバーの過去を垣間見ている。また、セイバーも士郎の過去を夢を通して見ている。『Apocrypha』においては、[[六導玲霞]]がアサシンの過去を、[[獅子劫界離]]がセイバーの過去をそれぞれ夢を通して見ている。それ以外では、『hollow』ではバゼットがアヴェンジャーの過去を、『CCC』では主人公がギルガメッシュの過去を夢を通して見ている。『Fate/Grand Order』ではもっと直接的に、夢を通してサーヴァントの精神世界に迷い込むという例がいくつも登場している。
 
**描写された限りでは、第四次ではケイネスがランサーの、ウェイバーがライダーの過去を。第五次では遠坂凛がアーチャーの、衛宮士郎がセイバーの過去を垣間見ている。また、セイバーも士郎の過去を夢を通して見ている。『Apocrypha』においては、[[六導玲霞]]がアサシンの過去を、[[獅子劫界離]]がセイバーの過去をそれぞれ夢を通して見ている。それ以外では、『hollow』ではバゼットがアヴェンジャーの過去を、『CCC』では主人公がギルガメッシュの過去を夢を通して見ている。『Fate/Grand Order』ではもっと直接的に、夢を通してサーヴァントの精神世界に迷い込むという例がいくつも登場している。
1,646

回編集