差分

49 バイト除去 、 2016年8月17日 (水) 23:39
編集の要約なし
11行目: 11行目:  
人間を超越した能力を持つが、それは長大な寿命を活かして能力を磨き上げた結果である。彼らの力は「人間の延長線上」にあり、人間の寿命が数千年単位以上であったならば誰でも同等の能力が得られることになる。<br />不老不死である吸血鬼の肉体は、人間という器にとって過ぎたモノである故、彼らの肉体は急速に劣化していく。それを補うために、他人の血液を吸って遺伝情報を取り込み、肉体を固定させている。言い方を変えるならば「エネルギーを補給し続ける必要がある不老不死」。<br>長い年月を生きたものほど損傷が大きく、それを補うには通常の生命では間に合わなくなるため、人間よりも種として優れる野獣や魔獣を取り込むこともある。取り込んだ動物は使い魔のように使役することが可能。<br>感覚の受け取り方は人間とは異なってるらしく、普通の魔術師やサーヴァントでは探知不可能だった[[ペイルライダー]]を探知したりしている。
 
人間を超越した能力を持つが、それは長大な寿命を活かして能力を磨き上げた結果である。彼らの力は「人間の延長線上」にあり、人間の寿命が数千年単位以上であったならば誰でも同等の能力が得られることになる。<br />不老不死である吸血鬼の肉体は、人間という器にとって過ぎたモノである故、彼らの肉体は急速に劣化していく。それを補うために、他人の血液を吸って遺伝情報を取り込み、肉体を固定させている。言い方を変えるならば「エネルギーを補給し続ける必要がある不老不死」。<br>長い年月を生きたものほど損傷が大きく、それを補うには通常の生命では間に合わなくなるため、人間よりも種として優れる野獣や魔獣を取り込むこともある。取り込んだ動物は使い魔のように使役することが可能。<br>感覚の受け取り方は人間とは異なってるらしく、普通の魔術師やサーヴァントでは探知不可能だった[[ペイルライダー]]を探知したりしている。
   −
英霊が「人類史を肯定するモノ。人間世界の秩序を護るもの」であるのに対して、死徒は「人類史を否定するモノ。人間世界のルールを汚すために存在してきたもの」である。故に、死徒は「人が作りし宝具」「神が人のために用意した宝具」による加護を否定することが出来る。<br />『Fake』にて死徒ジェスターがオーランド配下の宝具を持った警官たちと接触した際には宝具の能力を無効化し一方的に蹂躙する力を見せている。<br />逆に英霊がサーヴァントとして召喚され得るような人理が命として脈動する世界(『Fate』世界)では死徒は弱体化し、「[[月姫|某作品]]」世界ほどの力を持てないとされている。そのためか、死徒の頂点である死徒二十七祖は英霊召喚を可能とする世界においては存在しないらしい。
+
英霊が「人類史を肯定するモノ。人間世界の秩序を護るもの」であるのに対して、死徒は「人類史を否定するモノ。人間世界のルールを汚すために存在してきたもの」である。故に、死徒は「人が作りし宝具」「神が人のために用意した宝具」による加護を否定することが出来る。<br />『Fake』にて死徒ジェスターがオーランド配下の宝具を持った警官たちと接触した際には宝具の能力を無効化し一方的に蹂躙する力を見せている。<br />逆に英霊がサーヴァントとして召喚され得るような人理が命として脈動する世界(『Fate』世界)では死徒は弱体化し、「[[月姫|某作品]]」世界ほどの力を持てないとされている。そのためか、死徒の頂点である死徒二十七祖は英霊召喚を可能とする世界においては存在しないという。
    
=== 死徒二十七祖 ===
 
=== 死徒二十七祖 ===
24行目: 24行目:  
二十七祖は吸血鬼における冠位(グランド)であり、末端の死徒に吸われて成った最下層の吸血鬼さえも、いつかこの座に辿り着くことを目標としている。
 
二十七祖は吸血鬼における冠位(グランド)であり、末端の死徒に吸われて成った最下層の吸血鬼さえも、いつかこの座に辿り着くことを目標としている。
   −
英霊召喚を可能とする世界においては存在しない、とされていた(メモ参照)。
+
英霊召喚を可能とする世界においては存在しない。
    
==== 二十七祖リスト ====
 
==== 二十七祖リスト ====
136行目: 136行目:  
*上述通りジェスターはオーランド配下の宝具を破壊しているが、ジェスター本人が「同じ宝具でも『座』の使者たる英霊が使うなら話は別」「英霊ならば私に勝てたかも」と語っており、あくまで上のような一方的な格差は人間が宝具を振るった時の場合の模様(実際[[アサシン (Fake)|アサシン]]の『妄想心音』は通用した)。<br>また、[[ハンザ・セルバンテス]]曰く「'''このレベルの死徒には'''、聖別された専用の武器を使うか……魔眼や獣化の『特異点』持ち、あるいは純粋に高レベルの魔術師でも無い限り対処できない」とのことで、同じ宝具でもジェスターのレベル未満の死徒に対して使った場合はまた別の結果になる可能性もあると思われる。<br>他に、[[アレクサンドル・デュマ|キャスター]]も「'''今の装備じゃ'''、勝ち目ねえぞ?」「'''今のカスタマイズは'''『人の力』を押し上げるのに特化してるからな」と宝具の能力の相性によってはまた別であることを仄めかしている。
 
*上述通りジェスターはオーランド配下の宝具を破壊しているが、ジェスター本人が「同じ宝具でも『座』の使者たる英霊が使うなら話は別」「英霊ならば私に勝てたかも」と語っており、あくまで上のような一方的な格差は人間が宝具を振るった時の場合の模様(実際[[アサシン (Fake)|アサシン]]の『妄想心音』は通用した)。<br>また、[[ハンザ・セルバンテス]]曰く「'''このレベルの死徒には'''、聖別された専用の武器を使うか……魔眼や獣化の『特異点』持ち、あるいは純粋に高レベルの魔術師でも無い限り対処できない」とのことで、同じ宝具でもジェスターのレベル未満の死徒に対して使った場合はまた別の結果になる可能性もあると思われる。<br>他に、[[アレクサンドル・デュマ|キャスター]]も「'''今の装備じゃ'''、勝ち目ねえぞ?」「'''今のカスタマイズは'''『人の力』を押し上げるのに特化してるからな」と宝具の能力の相性によってはまた別であることを仄めかしている。
 
*前述通り「英霊召喚を可能とする世界」、つまり『Fate』世界では死徒二十七祖は存在しないとされているが、ゼルレッチやネロ・カオス、ヴァン=フェム、コーバック・アルカトラスなど『月姫』世界において二十七祖となっている死徒自体は『Fate』世界でも存在が確認されているため、「死徒二十七祖という枠組」が存在しないという意味だと思われる。
 
*前述通り「英霊召喚を可能とする世界」、つまり『Fate』世界では死徒二十七祖は存在しないとされているが、ゼルレッチやネロ・カオス、ヴァン=フェム、コーバック・アルカトラスなど『月姫』世界において二十七祖となっている死徒自体は『Fate』世界でも存在が確認されているため、「死徒二十七祖という枠組」が存在しないという意味だと思われる。
**が、しかし後に『Fate/strange Fake』の2巻において、ハンザとジェスターの戦闘の中で埋葬機関の対比として『二十七祖』と呼ばれる吸血種達の頂点に位置する者達がいるとされたため、再び設定に変更があったのか、それとも『月姫』世界とはメンバーが異なるのかもしれない。
+
**なお、この設定が発表される以前に刊行された『Fake』第2巻ではハンザとジェスターの戦闘の中で埋葬機関の対比として『二十七祖』と呼ばれる吸血種達の頂点に位置する者達がいるとされている。なんらかの理由があるのか、単純に設定が変更されたのか詳細は不明。
    
== リンク ==
 
== リンク ==
1,646

回編集