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9,513 バイト追加 、 2016年8月28日 (日) 06:50
→‎Fate/Grand Order: 第六章の台詞追記。
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;「真名、偽装登録――行けます」<br />「宝具、展開します……!」
 
;「真名、偽装登録――行けます」<br />「宝具、展開します……!」
 
: 宝具選択&発動。台詞の通り真名解放ではないが、真名解放出来ずとも、マスターを守る壁となる。
 
: 宝具選択&発動。台詞の通り真名解放ではないが、真名解放出来ずとも、マスターを守る壁となる。
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;「真名、開帳――私は災厄の席に立つ……」<br />「其は全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷――顕現せよ、『<ruby>いまは遙か理想の城<rb></rb><rt>ロード・キャメロット</RT></RUBY>』!」
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: 真名解放後の宝具選択&発動。顕現した白亜の城は、使い手の心に曇り無き限りあらゆる害悪を阻み、その正門は決して崩れない。
    
;「これで、倒れて!」
 
;「これで、倒れて!」
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;「魔術王ソロモン。あなたはレフ・ライノールと同じです。」<br />「あらゆる生命への感謝がない。人間の、星の命を<ruby><rb>弄</rb><rt>もてあそ</RT></RUBY>んでいる……!」
 
;「魔術王ソロモン。あなたはレフ・ライノールと同じです。」<br />「あらゆる生命への感謝がない。人間の、星の命を<ruby><rb>弄</rb><rt>もてあそ</RT></RUBY>んでいる……!」
 
:第四章でソロモンに対しての台詞。
 
:第四章でソロモンに対しての台詞。
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; 「た――――あっっっっっ!<br />お――こ――り――ま――し――た――っ!!!!」<br />「完全に怒り心頭です! 私の中にはもういませんが、<br />きっと彼もそうだと思います!」<br />「ですので、代弁させていただきます!<br />サー・ランスロット! いい加減にしてください!」
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:第六章にて。自分と融合した英霊の正体を知ったことから、王が過ちを犯していると知りつつ従い続けるランスロットに対し、怒りを爆発させた。
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; 「ご安心を、マスター!<br />わたしは決して、あの人には負けませんっ!」<br />「この盾が、この鎧が、この胸が、そう叫んでいるのです!<br />だって、だって――!」<br />(霊基第3段階へ再臨)<br />「わたしはマシュ・キリエライト!<br />与えられた英霊の<ruby><rb>真名</rb><rt>な</RT></RUBY>はギャラハッド!」<br />「この<ruby><rb>霊基</rb><rt>からだ</RT></RUBY>にかけて、<br />今こそ円卓の不浄を断ちましょう――!」
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:怒りのまま、ランスロットに決闘を申し込んでマスターの度肝を抜いた後に。
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:これによりマシュの鎧はギャラハッドのものに更に近づき、能力も上昇した。
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; 「いえ、ノーです三蔵さん。」<br />「父に見えたのは子供の頃だけ。<br />そうギャラハッド氏の霊基は証言したがっています。」<br />「実際、ランスロット卿とギャラハッド卿の仲は<br />そう良くなかったはず。」<br />「そうですよね、お父さん!」
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:ランスロットとギャラハッドが親子と教えられ、「親子なの、あの二人!?」と驚愕した三蔵に対する無慈悲な即答。一方で生前は呼ばなかった父呼ばわりを唐突にされたため、ランスロットもショック死しかけていたが、彼の受難はまだまだこれが始まりに過ぎなかった。
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; 「穀潰し!<br />顔に似合わずやりますね、お父さん!」<br />「――なにを言ってるんですか?<br />もう一度言いますよ、なにを言ってるんですか?」<br />「いままさに開戦一分前なのに、<br />ランスロット卿は頭の病気なのですか?」<br />「サー・ランスロット!<br />今さらノコノコお疲れ様です!」
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:上述の台詞の後、第六章後半の各所で容赦なく投げかけられるランスロットへの痛烈な言葉の矢の数々。
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; 「――以上が、ルシュド君とのお別れでした。」<br />「わたしには彼の気持ちは分かりませんが、<br />いま、とても胸が温かくて。」<br />「特異点では悲しいことばかり起きますが――<br />同じぐらい、良い事があるのだと。」
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: 呪腕のハサンにルシュドとの別れに交わした言葉の内容を語った後で。母の死を受け止め、それでも強く生きようとする少年の言葉は彼女の胸に温かな想いをもたらし、後に奮い立たせる力となった。
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; 「でも、私はそれ以上に、あの信頼を信じたい。<br />あの奇蹟を、大切にしたいのです。」<br />「……はい。<br />わたしは一度、死にました。」<br />「すごい爆発が起きて、瓦礫が落ちてきて……<br />下半身の感覚が、すべて失われて。」<br />「あと二分保たない、と正確に把握もできました。<br />……正直、ちょっと怖かったです。」<br />「残されたわずかな時間で何ができるのかを考えたら、<br />何もできないと分かったので。」<br />
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:深夜に一人で泣いていたベティヴィエールに会い、成り行きから「獅子王と対決することは怖くないのか」と聞かれ、胸中を語り始める。
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; 「――でも。」<br />「手を握ってくれる人がいた。<br />あの炎の中で、助けてくれた人がいた。」<br />「……もちろん、わたしを助けることは不可能です。<br />その人も、それをはっきりと理解していました。」<br />「その人はわたしと違って、自分の命が大切な人です。<br />自分が死ぬ事が怖くて、両膝が震えていました。」<br />「なのに、わたしを気遣ってくれました。<br />わたしのせいで、その人まで死んでしまう――」<br />「そんな思いをわたしがしないようにと、<br />笑顔で、わたしの手を握ってくれたのです。」<br />「……いま目の前にあるわたしの死は変えられない。」<br />「ならその最期の瞬間まで、せめて気持ちを楽する事が<br />いまできる最善だとその人は信じ、行動した。」<br />「……あの時の手の温かさを、わたしは覚えています。<br />そしてそれが、ギャラハッドさんを呼び起こした。」
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: 最悪の中での最善を信じ、寄り添ってくれた者がいた。その思い出を彼女は決して忘れない。
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;「今なら分かります。英霊ギャラハッドが認めたのは<br />わたしだけではないのです。」<br />「彼はわたしと先輩を――<br />そういう事ができる人間の善性を信じてくれた。」<br />「わたしは助けられたのではなく、委ねられた。<br />そういうもののために生きなさい、と。」<br />「……だから、怖くても戦うのです。<br />わたしはわたしが見た、あの美しいものの為に――」<br />「素晴らしい奇蹟のお礼に、<br />こうしてまだ生きているのですから。」
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:自分が見た人間の善性、美しさをギャラハッドも認めてくれたからこそ力を委ねられたと彼女は信じ、それを守るために戦うと言葉を結ぶ。
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;「それはありません。<br />決して、そんな事はありえない。」<br />「わたしも、このわたしの体も断言しています。」<br />「ベティヴィエールさんが求めた旅の終わりが、<br />無意味なもののはずがない。」<br />「だって貴方は……<br />きっと、いつでも旅を終わらせられたはずです。」<br />「でも終わらせなかった。<br />どんなに辛くて怖くても、ここまでやってきています。」<br />「それは自分のためではなく、<br />他の誰かのための旅だったから。」<br />「ベティヴィエール卿は臆病者ではあっても、<br />卑怯者ではなかったから。」<br />「だから――きっと、旅の終わりには意味があります。<br />貴方の長く歩いた痕跡に酬いるだけの、最後の救いが。」
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:旅の終わりが無意味なものかもしれないことへの恐怖を吐露したベティヴィエールの言葉を静かに否定し、励ます。彼女もまた、長い旅を続けている身であるからか。
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;「それは違う!<br />違う、ことです!」<br />「あなたは間違っている。<br />あなたのいう幸福を、わたしは認めません!」<br />「なぜなら、わたしは!<br />この時代で、多くの命を見てきたから!」<br />「子供を助けるために命を落とした人がいました!<br />その事を嘆く人がいました!」<br />「そして――それでも、生き続けると。」<br />「自分が生きているかぎり、<br />お母さんの人生は続くと顔をあげた人がいました!」<br />「終わりは無意味ではないのです。<br />命は先に続くもの、その場かぎりのものではなく!」<br />「いつまでもいつまでも、多くのものが失われても、<br />広く広く繋がっていくものなのです!」
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:「自分によって価値が落ちないように停止され、保管されることこそが人間の幸福」と語った獅子王に、彼女は真っ向からそれを否定し、立ち向かう。最果ての荒波を前に、命の在り方を示さんとして。
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;「いきます……!<br />マスター・○○、わたしに力を……!」<br />「見ていてください所長――<br />今こそ、人理の礎を証明します……!!!!」<br />「其は全ての疵、<br />全ての怨恨を癒す我らが故郷――」<br />「顕現せよ、<br />『<ruby>いまは遙か理想の城<rb></rb><rt>ロード・キャメロット</RT></RUBY>』!」
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:放たれた聖槍の一撃を前に、遂に宝具が解放されその真の姿を現す。
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;「……はい!<br />サー・ベティヴィエールの要請に全力で応えます!」
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:ベティヴィエールの真実を知り、最後の供を頼まれて。彼の忠義と覚悟に涙しながら、獅子王との最後の戦い――「聖剣の返還」に臨む。
    
;「――そして、巨王は立ち上がりました」<br />「それは古代ペルシャの王。アケネメス朝最後の王」<br />「逆臣バガアスを粛清し、国を正し、運命の相手たる征服王イスカンダルと激突した巨王」<br />「世界最高の戦闘王に立ちはだかった、大いなる壁。無限の勇猛を称えた、巨大な男」<br />「その名はダレイオス三世。彼を倒し得るのは世界にただひとり、イスカンダルのみ」<br />「故に彼は無敵でした。並み居る敵兵をものともせず、打ち砕きます」<br />「左翼から敵大隊、接近。けれど」<br />「絶対無敵。ただ、敵兵は打ち砕かれてゆきます」<br />「右翼から敵大隊、接近。当然――」<br />「究極無敵。ただ、敵兵は薙ぎ払われるのみです」<br />「強大なり、ダレイオス三世。勇壮なり、ダレイオス三世」<br />「その猛進は止まることがありません。それは、まるでかつての生前に戦った征服王を彷彿とさせて」
 
;「――そして、巨王は立ち上がりました」<br />「それは古代ペルシャの王。アケネメス朝最後の王」<br />「逆臣バガアスを粛清し、国を正し、運命の相手たる征服王イスカンダルと激突した巨王」<br />「世界最高の戦闘王に立ちはだかった、大いなる壁。無限の勇猛を称えた、巨大な男」<br />「その名はダレイオス三世。彼を倒し得るのは世界にただひとり、イスカンダルのみ」<br />「故に彼は無敵でした。並み居る敵兵をものともせず、打ち砕きます」<br />「左翼から敵大隊、接近。けれど」<br />「絶対無敵。ただ、敵兵は打ち砕かれてゆきます」<br />「右翼から敵大隊、接近。当然――」<br />「究極無敵。ただ、敵兵は薙ぎ払われるのみです」<br />「強大なり、ダレイオス三世。勇壮なり、ダレイオス三世」<br />「その猛進は止まることがありません。それは、まるでかつての生前に戦った征服王を彷彿とさせて」
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