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| : 六章では獅子王によってサーヴァントとして西暦1273年のエルサレムに召喚され、獅子王側につく。獅子王を止める同胞を手にかけたことで「暴走」のギフトを与えられた。 | | : 六章では獅子王によってサーヴァントとして西暦1273年のエルサレムに召喚され、獅子王側につく。獅子王を止める同胞を手にかけたことで「暴走」のギフトを与えられた。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 重厚な全身鎧に身を包んだ白銀の騎士。 | + | : 重厚な全身鎧に身を包んだ白銀の騎士。一人称は「オレ」。 |
− | : 鎧と兜で覆っているため普段はわからないが、本当は20歳にも満たぬ少女。しかし女と呼ばれることを極端に嫌っており、やや粗雑で男性的な口調で話し、一人称も「オレ」。性格は自信過剰で好戦的。円卓と父である騎士王には誇りを超えてある種の怨念を抱いており、触媒となった円卓の木片すら粉々にしてしまうほど。 | + | : 鎧と兜で覆っているため普段はわからないが、本当は20歳にも満たぬ少女。やや粗雑で男性的な口調で話し、性格は自信過剰で好戦的。 |
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| + | : 騎士として教育を受けたために、礼儀作法は割と整っているのだが、その内実は暴力至上主義。根っからの反抗期でもあるため、権力に対しては割と反逆したがる。 |
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| + | : 円卓と父である騎士王には誇りを超えてある種の怨念を抱いており、触媒となった円卓の木片すら粉々にしてしまうほど。 |
| + | : 女として扱われることに我慢ならず、そう呼ばれたらマスターであろうと殺気を飛ばす程に嫌っている。<!--かといっ完全に男として認識されるのもそれはそれでキレる、非常に手のかかるめんどくさい性格をしている。--> |
| : 自分こそが王にふさわしいと信じており、聖杯に託す願いも「王になる」のではなく『選定の剣に挑戦する』こと。獅子劫にも「剣を抜けない可能性」を指摘されるが、彼女は「オレが引き抜けないはずがない!」と豪語している。 | | : 自分こそが王にふさわしいと信じており、聖杯に託す願いも「王になる」のではなく『選定の剣に挑戦する』こと。獅子劫にも「剣を抜けない可能性」を指摘されるが、彼女は「オレが引き抜けないはずがない!」と豪語している。 |
− | : 普段の態度はやや粗雑だが、民草を犠牲にするのを嫌い、魂喰いをせず、それを行うサーヴァントや悪を憎む高潔な騎士であり、英霊としての精神は間違いなく騎士王から受け継がれたものである。愛も憎悪も紙一重の感情であり、『選定の剣への挑戦』という願いも王への対抗心から来るだけのものではなく、その根底には『父に認めて欲しい』という切なる想いがある。 | + | : 普段の態度はやや粗雑だが<!--で、「勝てば官軍」主義のため、卑怯な戦術を好んで使うが、-->民草を犠牲にするのを嫌い、魂喰いをせず、それを行うサーヴァントや悪を憎む高潔な騎士であり、<!--騎士としての矜持からか無関係の人間を巻き込むレベルの策は使用しないと決めている等、-->英霊としての精神は間違いなく騎士王から受け継がれたものである。愛も憎悪も紙一重の感情であり、『選定の剣への挑戦』という願いも王への対抗心から来るだけのものではなく、その根底には『父に認めて欲しい』という切なる想いがある。 |
| : また、獅子劫から褒められれば、照れながらも素直に喜ぶ可愛らしい一面も。 | | : また、獅子劫から褒められれば、照れながらも素直に喜ぶ可愛らしい一面も。 |
| : 粗野な振る舞いをしているが、獅子劫と同じく最終決戦の混乱に乗じてちゃっかり聖杯を掠め取るつもりでいることや、諸侯を言い包めて反乱を成功させてブリテンを崩壊させた過去から、中々の策略家であることが分かる。 | | : 粗野な振る舞いをしているが、獅子劫と同じく最終決戦の混乱に乗じてちゃっかり聖杯を掠め取るつもりでいることや、諸侯を言い包めて反乱を成功させてブリテンを崩壊させた過去から、中々の策略家であることが分かる。 |
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| ; 我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー) | | ; 我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー) |
| : ランク:A+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:800人 | | : ランク:A+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~50<br />最大捕捉:800人 |
− | : 「燦然と輝く王剣」の全力解放形態。剣の切っ先から直線状の赤雷を放つ。 | + | : 「燦然と輝く王剣」の全力解放形態。<!--荒れ狂う憎悪を刀身に纏わせ、-->剣の切っ先から直線状の赤雷を放つ<!--、災厄の魔剣-->。 |
| : 「燦然と輝く王剣」はモードレッドが手にしても本来の性能を発揮しないが、その「増幅」という機能は生きている。これを利用し、父への憎悪を魔力という形で剣に叩きこみ、増幅させて赤雷として撃ち放つのがこの宝具である。 | | : 「燦然と輝く王剣」はモードレッドが手にしても本来の性能を発揮しないが、その「増幅」という機能は生きている。これを利用し、父への憎悪を魔力という形で剣に叩きこみ、増幅させて赤雷として撃ち放つのがこの宝具である。 |
− | : 真名解放時にはクラレントを構えた彼女を中心にした一帯が血に染まり、白銀の剣も邪剣へと変貌する。 | + | : 真名解放時にはクラレントを構えた彼女を中心にした一帯が血に染まり、白銀の剣も<!--に輝く華美な剣が、発動に伴って赤黒い血に染まり、形も酷く歪んだモノとなった-->邪剣へと変貌する。 |
| : 英霊の必殺の武器であると同時に、絶大な誇りそのものと言える宝具だが、彼女にとって父の名を冠したこの宝具は誇りを超え、ある種の怨念と化している。 | | : 英霊の必殺の武器であると同時に、絶大な誇りそのものと言える宝具だが、彼女にとって父の名を冠したこの宝具は誇りを超え、ある種の怨念と化している。 |
| : またアーサー王を害したエピソードゆえに、モードレッドの手で発動時にあるこの剣は「聖剣」ではなく、「魔剣」と化している。 | | : またアーサー王を害したエピソードゆえに、モードレッドの手で発動時にあるこの剣は「聖剣」ではなく、「魔剣」と化している。 |
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| :しかし、いっこうに叛意を抱かないモードレッドにモルガンは業を煮やし、その出生の秘密を告げる。これによりモードレッドは自身が人間でない負い目を、人を超越したあの王の息子である証として誇るべき、と考えるようになる。<br>そして、嬉々として王に自身を後継者にするように進言するも、モードレッドに王の器はないと判断したアーサー王は王位は譲らず、息子としても認めないと拒絶してしまう。 | | :しかし、いっこうに叛意を抱かないモードレッドにモルガンは業を煮やし、その出生の秘密を告げる。これによりモードレッドは自身が人間でない負い目を、人を超越したあの王の息子である証として誇るべき、と考えるようになる。<br>そして、嬉々として王に自身を後継者にするように進言するも、モードレッドに王の器はないと判断したアーサー王は王位は譲らず、息子としても認めないと拒絶してしまう。 |
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− | :自身が王の宿敵であるモルガンの子供であるが故に拒絶されたと思ったモードレッドは、今までの愛情の反動で王に憎悪を向けるようになる。<br>アーサー王に叛旗を翻したモードレッドだったが、その根底にあった思いは、王に認めてもらい、ただ息子と呼んで欲しかった、という想いだけであった。だが、モードレッドもまたアーサーの苦悩を推し量ることができなかった。 | + | :自身が王の宿敵であるモルガンの子供であるが故に拒絶されたと思った<!--取り違えた-->モードレッドは、今までの愛情の反動で王に憎悪を向けるようになる。<br>アーサー王に叛旗を翻したモードレッドだったが、その根底にあった思いは、王に認めてもらい、ただ息子と呼んで欲しかった、という想いだけであった。だが、モードレッドもまたアーサーの苦悩を推し量ることができなかった。 |
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| :最終的に陰謀をもって王を追いつめ、遂には反乱の将として刃を向けた。最期はカムランの丘にて相討ちになる形で、王の槍に貫かれて死んでいった。 | | :最終的に陰謀をもって王を追いつめ、遂には反乱の将として刃を向けた。最期はカムランの丘にて相討ちになる形で、王の槍に貫かれて死んでいった。 |
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| + | :そして死の間際に、騎士王は自分のことを見ていないのではなく、最初から誰も見えなかった。<br>トリスタンがキャメロットを立ち去る際に告げた言葉を思い出し、それが正しかったと確信した。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ; 『[[Fate/stay night]]』 | | ; 『[[Fate/stay night]]』 |