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| : 重厚な鎧に身を包んだ白銀の騎士。一人称は「オレ」。 | | : 重厚な鎧に身を包んだ白銀の騎士。一人称は「オレ」。 |
| : 鎧と兜で覆っているため普段はわからないが、本当は20歳にも満たぬ少女。やや粗雑で男性的な口調で話し、性格は自信過剰で好戦的。 | | : 鎧と兜で覆っているため普段はわからないが、本当は20歳にも満たぬ少女。やや粗雑で男性的な口調で話し、性格は自信過剰で好戦的。 |
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| : 騎士として教育を受けたために、礼儀作法は割と整っているのだが、その内実は暴力至上主義。根っからの反抗期でもあるため、権力に対しては割と反逆したがる。 | | : 騎士として教育を受けたために、礼儀作法は割と整っているのだが、その内実は暴力至上主義。根っからの反抗期でもあるため、権力に対しては割と反逆したがる。 |
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| : 円卓と父である騎士王には誇りを超えてある種の怨念を抱いており、触媒となった円卓の木片すら粉々にしてしまうほど。 | | : 円卓と父である騎士王には誇りを超えてある種の怨念を抱いており、触媒となった円卓の木片すら粉々にしてしまうほど。 |
| : 女として扱われることに我慢ならず、そう呼ばれたらマスターであろうと殺気を飛ばす程に嫌っているが、完全に男として認識されるのもそれはそれで不機嫌になる、という非常に手のかかるめんどくさい性格をしている。 | | : 女として扱われることに我慢ならず、そう呼ばれたらマスターであろうと殺気を飛ばす程に嫌っているが、完全に男として認識されるのもそれはそれで不機嫌になる、という非常に手のかかるめんどくさい性格をしている。 |
| : 自分こそが王にふさわしいと信じており、聖杯に託す願いも「王になる」のではなく『選定の剣に挑戦する』こと。獅子劫にも「剣を抜けない可能性」を指摘されるが、彼女は「オレが引き抜けないはずがない!」と豪語している。 | | : 自分こそが王にふさわしいと信じており、聖杯に託す願いも「王になる」のではなく『選定の剣に挑戦する』こと。獅子劫にも「剣を抜けない可能性」を指摘されるが、彼女は「オレが引き抜けないはずがない!」と豪語している。 |
− | : 普段の態度はやや粗雑だ<!--で、「勝てば官軍」主義のため、卑怯な戦術を好んで使う-->が、民草を犠牲にするのを嫌い、魂喰いをせず、それを行うサーヴァントや悪を憎む高潔な騎士であり、<!--騎士としての矜持からか無関係の人間を巻き込むレベルの策は使用しないと決めている等、-->英霊としての精神は間違いなく騎士王から受け継がれたものである。愛も憎悪も紙一重の感情であり、『選定の剣への挑戦』という願いも王への対抗心から来るだけのものではなく、その根底には『父に認めて欲しい』という切なる想いがある。 | + | : 普段の態度はやや粗雑で、「勝てば官軍」主義のため、卑怯な戦術を好んで使うが、民草を犠牲にするのを嫌い、魂喰いをせず、それを行うサーヴァントや悪を憎む高潔な騎士であり、騎士としての矜持からか無関係の人間を巻き込むレベルの策は使用しないと決めている等、英霊としての精神は間違いなく騎士王から受け継がれたものである。愛も憎悪も紙一重の感情であり、『選定の剣への挑戦』という願いも王への対抗心から来るだけのものではなく、その根底には『父に認めて欲しい』という切なる想いがある。 |
| : また、獅子劫から褒められれば、照れながらも素直に喜ぶ可愛らしい一面も。 | | : また、獅子劫から褒められれば、照れながらも素直に喜ぶ可愛らしい一面も。 |
| : 粗野な振る舞いをしているが、獅子劫と同じく最終決戦の混乱に乗じてちゃっかり聖杯を掠め取るつもりでいることや、諸侯を言い包めて反乱を成功させてブリテンを崩壊させた過去から、中々の策略家であることが分かる。 | | : 粗野な振る舞いをしているが、獅子劫と同じく最終決戦の混乱に乗じてちゃっかり聖杯を掠め取るつもりでいることや、諸侯を言い包めて反乱を成功させてブリテンを崩壊させた過去から、中々の策略家であることが分かる。 |
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| :最終的に陰謀をもって王を追いつめ、遂には反乱の将として刃を向けた。最期はカムランの丘にて相討ちになる形で、王の槍に貫かれて死んでいった。 | | :最終的に陰謀をもって王を追いつめ、遂には反乱の将として刃を向けた。最期はカムランの丘にて相討ちになる形で、王の槍に貫かれて死んでいった。 |
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| :そして死の間際に、騎士王は自分のことを見ていないのではなく、最初から誰も見えなかった。<br>トリスタンがキャメロットを立ち去る際に告げた言葉を思い出し、それが正しかったと確信した。 | | :そして死の間際に、騎士王は自分のことを見ていないのではなく、最初から誰も見えなかった。<br>トリスタンがキャメロットを立ち去る際に告げた言葉を思い出し、それが正しかったと確信した。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ; 『[[Fate/stay night]]』 | | ; 『[[Fate/stay night]]』 |
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| : 英霊ウォッチのセバニャンのグッズを買いに秋葉原を訪れる。秋葉原を満喫するが、父上の薄い本を見てしまったり、[[スパルタクス|スパルタクスP]]に絡まれたりといったトラブルも。 | | : 英霊ウォッチのセバニャンのグッズを買いに秋葉原を訪れる。秋葉原を満喫するが、父上の薄い本を見てしまったり、[[スパルタクス|スパルタクスP]]に絡まれたりといったトラブルも。 |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | * 〔セイバー〕キャラクターデザイン:近衛乙嗣 / 設定作成:???<!--東出祐一郎--> / レア度:☆5 | + | * 〔セイバー〕キャラクターデザイン:近衛乙嗣 / 設定作成:東出祐一郎 / レア度:☆5 |
| : 第四特異点の解禁に伴い実装。 | | : 第四特異点の解禁に伴い実装。 |
| : メインシナリオ四章では案内役、六章では円卓の騎士として敵陣で参戦。その際獅子王のギフト『暴走』により、なんと'''毎ターン宝具を撃ってくる'''。 | | : メインシナリオ四章では案内役、六章では円卓の騎士として敵陣で参戦。その際獅子王のギフト『暴走』により、なんと'''毎ターン宝具を撃ってくる'''。 |
| : さすがに威力は通常時より抑えられているものの一切の回復や防御手段がないとアーチャーやルーラークラスでも押し負ける可能性がある。 | | : さすがに威力は通常時より抑えられているものの一切の回復や防御手段がないとアーチャーやルーラークラスでも押し負ける可能性がある。 |
− | : 性能的にはやはりアルトリアと似たタイプで、便利な「カリスマ」が非実装な代わりに、尖った高性能の「不貞隠しの兜」を持つ、という具合。
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| *〔ライダー〕キャラクターデザイン:近衛乙嗣 / 設定作成:??? / レア度:☆4 | | *〔ライダー〕キャラクターデザイン:近衛乙嗣 / 設定作成:??? / レア度:☆4 |
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| ; [[ナイチンゲール]] | | ; [[ナイチンゲール]] |
| : イベント『星の三蔵ちゃん、天竺へ行く』では親子。彼女に散々な目に遭わされ、トラウマとなっているが、嫌ってはおらず母親としては慕っているようだ。 | | : イベント『星の三蔵ちゃん、天竺へ行く』では親子。彼女に散々な目に遭わされ、トラウマとなっているが、嫌ってはおらず母親としては慕っているようだ。 |
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| ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]] | | ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕]] |
| :年下の父上というロジックエラーを起こしている模様。 | | :年下の父上というロジックエラーを起こしている模様。 |
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| ;[[フランケンシュタイン]] | | ;[[フランケンシュタイン]] |
| :あまり他人事とは思えない境遇なのと、放っておくと部屋の片隅でぼーっとしているだけなので、ちょっと世話を焼いている。 | | :あまり他人事とは思えない境遇なのと、放っておくと部屋の片隅でぼーっとしているだけなので、ちょっと世話を焼いている。 |
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| === 生前 === | | === 生前 === |
| ; [[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]] | | ; [[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]] |
− | : 父。憎悪、愛<!--、その他あらゆるもの-->が入り交じった<!--一口では説明しきれない-->、非常に複雑な感情を抱いている。 | + | : 父。憎悪、愛、その他あらゆるものが入り交じった一口では説明しきれない、非常に複雑な感情を抱いている。 |
− | <!--:越えたいのか、共に並びたいのか、先を行きたいのか、踏みにじりたいのか、それすらも分からない。-->
| + | :越えたいのか、共に並びたいのか、先を行きたいのか、踏みにじりたいのか、それすらも分からない。 |
| : 『Fate/Grand Order』などでは反抗期の息子のような対応。 | | : 『Fate/Grand Order』などでは反抗期の息子のような対応。 |
| ; [[モルガン]] | | ; [[モルガン]] |
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| : 伝承の通り、最後にはモードレッドが彼を討ち取る。 | | : 伝承の通り、最後にはモードレッドが彼を討ち取る。 |
| ; ガレス | | ; ガレス |
− | : 同胞。他の騎士と異なり好意的であり、<!--仲が悪いガウェインに喧嘩を売らなかったのも彼女の存在がある。 | + | : 同胞。他の騎士と異なり好意的であり、仲が悪いガウェインに喧嘩を売らなかったのも彼女の存在がある。 |
− | : -->第六特異点の前日譚である『六章/Zero』でも、リチャードを名乗るサーヴァント諸共自分を殺して欲しいと懇願する彼女に対して激怒し、そんな犠牲を払わなくても倒してみせると彼女を止めようとした。 | + | : 第六特異点の前日譚である『六章/Zero』でも、リチャードを名乗るサーヴァント諸共自分を殺して欲しいと懇願する彼女に対して激怒し、そんな犠牲を払わなくても倒してみせると彼女を止めようとした。 |
| ; [[アグラヴェイン]] | | ; [[アグラヴェイン]] |
| : 同じ穴の狢。同じ母の血を引く兄弟であり、モードレッドと同じくモルガンからアーサー王のもとへと差し向けられた刺客。 | | : 同じ穴の狢。同じ母の血を引く兄弟であり、モードレッドと同じくモルガンからアーサー王のもとへと差し向けられた刺客。 |
− | <!--:接点はあまりないので特に親しくしていた訳ではないが、なんとなく気を遣われていたのは察しているので、多分いいヤツだと認識していた。-->
| + | :接点はあまりないので特に親しくしていた訳ではないが、なんとなく気を遣われていたのは察しているので、多分いいヤツだと認識していた。 |
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| ===コハエース=== | | ===コハエース=== |
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| == メモ == | | == メモ == |
| * アニメ『Fate/staynight』で初登場。アニメスタッフに提供する資料としてビジュアルと詳細設定を練ったのがはじまりであり、男性でありながらアルトリアと全く瓜二つの外見をしている(ただし、髪の色は灰色)。声も女性の桑島法子があてており、短いながらも薄幸な演技力に無名に等しかったモードレッドはこの時点で多くのファンを獲得する事となった。 | | * アニメ『Fate/staynight』で初登場。アニメスタッフに提供する資料としてビジュアルと詳細設定を練ったのがはじまりであり、男性でありながらアルトリアと全く瓜二つの外見をしている(ただし、髪の色は灰色)。声も女性の桑島法子があてており、短いながらも薄幸な演技力に無名に等しかったモードレッドはこの時点で多くのファンを獲得する事となった。 |
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| ** 現在のモードレッドは女性であり、外見もアルトリアに似ているが、母親の因子の影響か、髪の色やクセとか、睫毛がちょっぴり長いなど違う部分が見受けられる。同じなのは瞳の色<del>と慎ましやかなお胸</del>ぐらいである。 | | ** 現在のモードレッドは女性であり、外見もアルトリアに似ているが、母親の因子の影響か、髪の色やクセとか、睫毛がちょっぴり長いなど違う部分が見受けられる。同じなのは瞳の色<del>と慎ましやかなお胸</del>ぐらいである。 |
| ** 重厚な鎧の下は露出度の高い衣装となっており、『Grand Order』では第三段階でその姿を見られる。ちなみに下着は履いているが、スカートに不思議な力が働くため見えないようだ。 | | ** 重厚な鎧の下は露出度の高い衣装となっており、『Grand Order』では第三段階でその姿を見られる。ちなみに下着は履いているが、スカートに不思議な力が働くため見えないようだ。 |
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| * 『Fate/Apocrypha』小説版で新規に登場したサーヴァントの一人。本作から女性という設定になった。 | | * 『Fate/Apocrypha』小説版で新規に登場したサーヴァントの一人。本作から女性という設定になった。 |
| * 『Character material』で登場した設定・デザインを小説版で登場するに当たり東出氏がリファインした。 | | * 『Character material』で登場した設定・デザインを小説版で登場するに当たり東出氏がリファインした。 |