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| :[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|平行世界]]から訪れたイリヤ達に出会って。<br>必死に自分を切嗣とアイリの娘だと主張し、説得しようとし続けているイリヤを偽物と全否定して言い放ったのがコレ。<br>ただでさえ、両親に「自分たちの子供じゃない」と否定されるのは辛いのに、イリヤ達に'''言ってはいけないこと'''を遂に言ってしまった。<br>彼女たちが来たのは、'''切嗣とアイリが最も幸せになれる世界'''なのだが、彼はそれを知らない……。 | | :[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ|平行世界]]から訪れたイリヤ達に出会って。<br>必死に自分を切嗣とアイリの娘だと主張し、説得しようとし続けているイリヤを偽物と全否定して言い放ったのがコレ。<br>ただでさえ、両親に「自分たちの子供じゃない」と否定されるのは辛いのに、イリヤ達に'''言ってはいけないこと'''を遂に言ってしまった。<br>彼女たちが来たのは、'''切嗣とアイリが最も幸せになれる世界'''なのだが、彼はそれを知らない……。 |
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− | ===Fate/Zero一期BDBOX特典CD=== | + | ===Fate/Zero一期BD-BOX特典CD=== |
| ;「正気の沙汰じゃない。いくらホムンクルスとはいえ、あんたが手ずから作った娘だろうが」 | | ;「正気の沙汰じゃない。いくらホムンクルスとはいえ、あんたが手ずから作った娘だろうが」 |
− | :身を守る事も満足に出来ない欠陥品なら、叩き壊して違う器を用意して貰った方が良いとアイリに言いながら廃棄所に放置したアハトを非難し、吹雪の中迎えに行った。<br>情を捨てる事が出来ないその優しさは性分であり仕方ないのだろが、感情で動き過ぎではないか…。 | + | :身を守る事も満足に出来ない欠陥品なら叩き壊して違う器を用意して貰った方がいいとアイリに言いながら廃棄所に放置したアハトを非難し、吹雪の中迎えに行った。<br>情を捨てる事が出来ないその優しさは性分であり仕方ないのだろが、感情で動き過ぎではないか…。 |
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− | ;「違う、違うんだ。君は強くなるために、怒りと言う感情を身に付けなくてはならない。<br> それこそが闘争という行いの根幹にあるからだ!<br> 君はどんな形であれ、君自身が損なわれる事について、抵抗しなくてはならない」 | + | ;「まったく!こんなところから面倒を見なきゃならないなんて…分かった、僕が教えてやる。<br> そうだな、まずは君の、あぁ…一々こんな呼び方ってのがまず無い。<br> 君には、名前は無いのか?器とかホムンクルスとかじゃなく、君固有の呼び名は?」 |
− | :自分とアハトが元凶で傷付いたのだからアイリは自分達に怒りを懐くべきだと切嗣は言う。強さとは苦痛に耐えられるかで測るのではない、<br>苦痛を齎す者に牙を剥く意思がないと戦いに勝つことは出来ないと。 | + | :切嗣は後に思い知る。死に追いやると決まってる相手に感情を、命への執着や未練を教え込もうとしていた自分の愚かさと残酷さを。 |
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− | ;「まったく!こんなところから面倒を見なきゃならないなんて…分かった、僕が教えてやる。<br> そうだな、まずは君の、あぁ…一々こんな呼び方ってのがまず無い。<br> 君には、名前は無いのか?器とかホムンクルスとかじゃなく、君固有の呼び名は?」 | + | ;「今あるすべてを捨て去ることで、君は一からやり直す事だって出来る。君がそれを…望むなら」 |
− | :切嗣は後に思い知った。死に追いやると決まってる相手に感情を、命への執着や未練を教え込もうとしていた自分の愚かさと残酷さを。
| + | :道具は自分の意思で戦えない、意思を備えたものは道具じゃ無い、道具でなくなったものは自分の意思で戦うか決めるべき。<br>アイリに逃げ出すか使命を取るかを自身で選ぶべきだと述べた。 |
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| ;「男女の愛情というのは、そんな生易しい話じゃないんだ! ああ、まったく!<br> こんなところから説明しなきゃならないなんて…分かった。とりあえずは教えてやる。<br> 自分がどれだけ見当違いな事を言っていたのか、君はすぐにも、思い知ることになるだろう」 | | ;「男女の愛情というのは、そんな生易しい話じゃないんだ! ああ、まったく!<br> こんなところから説明しなきゃならないなんて…分かった。とりあえずは教えてやる。<br> 自分がどれだけ見当違いな事を言っていたのか、君はすぐにも、思い知ることになるだろう」 |
− | :自分の心の持ちようの話だから貴方に迷惑はかけない、と言うアイリに忠告をする。<br>アイリはこの返答に興味深い、とても期待してると実に楽しげである。<br>にしてもアイリが自分を対象にしたいという愛情が異性へのそれだと切嗣はよく把握出来たな。 | + | :自分の心の持ちようの話だから貴方に迷惑はかけない、と言うアイリに対して。<br>アイリはこの返答に興味深い、とても期待してると実に楽しげである。<br>にしてもアイリが自分を対象にしたいという愛情が異性へのそれだと切嗣はよく把握出来たな。 |
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| + | ;「君を救えない僕も、希望を持たない君も、愛し合うことなど不可能な生き物なんだ。<br> 現に、君は僕を愛すると言いながら、結局未だに、君自身を愛することが出来ていない。<br> 滅びることに悲しみの感情を懐かないのが、その証拠だ。」 |
| + | :愛情とは相手に救済と希望を願い祈りを託すこと。救いも希望も無い、互いに未来が無い自分たちはそれが出来ないと心境を吐露した。 |
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| + | ;「ああ、そうか。どうやら僕は、君には敵わないようだ。」 |
| + | ;「どうか、強い子どもを産んでくれ。僕たちの戦いの果てに、新しい希望を受け継いでくれる子を」 |
| + | :切嗣とアイリにとって、イリヤは自分たちに無かった聖杯戦争後の未来。 |
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