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| : しかし虐殺の日々を行ったことで心身ともに限界に達し、最終的には拘束した偽のリチャード一世諸共自分を討つことを懇願、ガウェインによって討たれた。 | | : しかし虐殺の日々を行ったことで心身ともに限界に達し、最終的には拘束した偽のリチャード一世諸共自分を討つことを懇願、ガウェインによって討たれた。 |
| ;人物 | | ;人物 |
| + | :けなげな子犬気質ながらも悲運の少女騎士。 |
| + | :騎士道を重んじ、正義を信じ、これに従う。騎士王の配下である事に誇りを抱いており、やがて円卓の一員として選ばれた事は人生最大の光栄であると今も感じている。 |
| + | :一度慕った相手の事は、何があろうとも裏切らない。たとえ死しても、かつての彼女の生きざまが示している通りに。ランスロット卿のことはいまでも尊敬している。すべてが終わりに向かったあの日。王妃ギネヴィアを助け出そうとする騎士の目に、自分の姿などこれっぽっちも入っていなかったとしても。あるいは、入っていたとしても、自分を迷わず殺した事実があったとしても。 |
| :『六章/Zero』では獅子王に従うことを選択したものの、愛すべき同胞たちを手にかけた事、偽りのものとはいえ十字軍の騎士たちを、聖地の人々を手にかける日々によって心は砕けてしまった<ref group="注">この時、瞳の下にはミイラのごとき痣ができ、誰よりも美しいとされた白指も戦闘の後に行われる洗浄で見る影もなく炭化していた。</ref>。 | | :『六章/Zero』では獅子王に従うことを選択したものの、愛すべき同胞たちを手にかけた事、偽りのものとはいえ十字軍の騎士たちを、聖地の人々を手にかける日々によって心は砕けてしまった<ref group="注">この時、瞳の下にはミイラのごとき痣ができ、誰よりも美しいとされた白指も戦闘の後に行われる洗浄で見る影もなく炭化していた。</ref>。 |
| ;能力 | | ;能力 |
− | : | + | :馬上槍の名手で、マーリンの魔術によって多重に強化が施され、ある種の魔術礼装となっている馬上槍を使う。 |
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| + | ==[[宝具]]== |
| + | ;猛り狂う乙女狼(イーラ・ルプス) |
| + | :ランク:C++<br>種別:対人宝具<br>レンジ:1~50<br>最大補足:1人 |
| + | :馬上槍の技の冴えが宝具として昇華されたもの。怒涛の連続攻撃を叩きこんだ後、必殺の一撃を以て敵を貫く。 |
| + | :過去、親友レディ・ライオネスを守るために戦った際には、ブラモー・ド・ゲイネス卿、ガリホディン卿、ガリハッド卿(ギャラハッドではない)、ディナダン卿、ラ・コート・マル・タイユ卿、サグラモアー・ル・デジラス卿、ドディナス・ル・ソヴァージュ卿、アイルランドのアグウィッサンス王、スコットランドのキャラドス王、ゴール国のユーリエンス王、バグデマグス王といった名だたる騎士をなんと槍一本で倒してみせた。 |
| + | :またある時、アーサー王に対して馬上槍試合に挑んだ際には、その戦いぶりを王から『猛り狂う狼』として讃えられたという。 |
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| + | ==真名:ガレス== |
| + | :ガレス。アーサー王の円卓の騎士。円卓第七席。 |
| + | :別名ガエリエ。もしくはボーメイン(美しい手)。 |
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| + | :ガウェイン、ガヘリス、アグラヴェインを兄弟とする若き騎士。 |
| + | :ロット王と妖妃モルガンの間に生まれた子の一人。 |
| + | :叛逆の騎士モードレッドは異父弟にあたる。 |
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| + | :ガレスは最も新しく円卓に加わった者であり、経験浅き騎士である。 |
| + | :先輩である円卓の騎士たち全員を尊敬していた。 |
| + | :特に、ランスロット卿によく懐き、よく彼に従った。 |
| + | :見習い騎士として数々の修行を経て、正式に円卓の騎士の一員となった後にも、ガヘリスのように長兄ガウェインとは行動せず、ランスロットの従者のような立ち位置を選んだ。 |
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| + | :可能性に満ちた存在としてガレスは多くの者に愛され、兄弟ののみならず他の円卓の騎士たちからも「いつの日かもっとも優れた騎士となる」「いずれ、兄弟全員に匹敵する真の騎士となる」と評価されていた。 |
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| + | :アグラヴェインはギネヴィア王妃とランスロット卿の不義を告発する場を作り上げようとし、その証人としてガレスに協力するように迫った。 |
| + | :ガレスは「自分を騎士に叙してくれたランスロット卿について、妙な事は申しません」と言い残し、悲しみに暮れてその場を去る。 |
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| + | :その後、ランスロット卿の不義の現場が押さえられるも、返り討ちに遭ったアグラヴェインが命を落としてしまう。捕らえられたギネヴィア王妃の処刑の刑執行に立ち会うよう命令されたガレスは、「自分の意思で行くのではない事を承知してください」と述べた上で、武具をもたずに立ち会う事にした。これが、不幸に繋がった。 |
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| + | :ガレスは、王妃を救出しにやってきたランスロット卿により、無防備なまま頭蓋骨を叩き割られたのである。 |
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| + | :多くの者が一連の事件で命を落とした。 |
| + | :アグラヴェイン、ガヘリス、そしてガレス───弟妹を失ったガウェイン卿の悲痛、いかばかりか。 |
| + | :かくして円卓はひび割れ、アーサー王と円卓の騎士の栄光は終わりを迎えるのである。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |