メインメニューを開く
ランサー
真名 ガレス
性別 女性
身長 153cm
体重 41kg
出典 アーサー王伝説
地域 イギリス
属性 秩序・善
隠し属性
声優 桑原由気
デザイン ネコタワワ
レア度 ☆2
初登場作品 Fate/Grand Order
テンプレートを表示

目次

概要編集

槍兵」のサーヴァント円卓の騎士の一員。

略歴
『六章/Zero』では獅子王によってサーヴァントとして西暦1273年のエルサレムに召喚され、獅子王側につく。獅子王を止める同胞を手にかけたことで「不浄」のギフトを与えられた。
しかし虐殺の日々を行ったことで心身ともに限界に達し、最終的には拘束した偽のリチャード一世諸共自分を討つことを懇願、ガウェインによって討たれた。
人物
けなげな子犬気質ながらも悲運の少女騎士。
騎士道を重んじ、正義を信じ、これに従う。騎士王の配下である事に誇りを抱いており、やがて円卓の一員として選ばれた事は人生最大の光栄であると今も感じている。
一度慕った相手の事は、何があろうとも裏切らない。たとえ死しても、かつての彼女の生きざまが示している通りに。ランスロット卿のことはいまでも尊敬している。すべてが終わりに向かったあの日。王妃ギネヴィアを助け出そうとする騎士の目に、自分の姿などこれっぽっちも入っていなかったとしても。あるいは、入っていたとしても、自分を迷わず殺した事実があったとしても。
『六章/Zero』では獅子王に従うことを選択したものの、愛すべき同胞たちを手にかけた事、偽りのものとはいえ十字軍の騎士たちを、聖地の人々を手にかける日々によって心は砕けてしまった[注 1]
能力
馬上槍の名手で、マーリンの魔術によって多重に強化が施され、ある種の魔術礼装となっている馬上槍を使う。
新参ながらも騎士としての実力は高く、絆礼装によると日中のガウェイン相手に二時間ほど粘っていた程[注 2]

ステータス編集

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー 主人公 (Grand Order) C B A D D C 対魔力:C
騎乗:B
戦闘続行:C
美しい手のガレス:B
変身の指輪:B

宝具編集

猛り狂う乙女狼(イーラ・ルプス)
ランク:C++
種別:対人宝具
レンジ:1~50
最大捕捉:1人
馬上槍の技の冴えが宝具として昇華されたもの。怒涛の連続攻撃を叩きこんだ後、必殺の一撃を以て敵を貫く。
過去、親友レディ・ライオネスを守るために戦った際には、ブラモー・ド・ゲイネス卿、ガリホディン卿、ガリハッド卿(ギャラハッドではない)、ディナダン卿、ラ・コート・マル・タイユ卿、サグラモアー・ル・デジラス卿、ドディナス・ル・ソヴァージュ卿、アイルランドのアグウィッサンス王、スコットランドのキャラドス王、ゴール国のユーリエンス王、バグデマグス王といった名だたる騎士をなんと槍一本で倒してみせた。
またある時、アーサー王に対して馬上槍試合に挑んだ際には、その戦いぶりを王から『猛り狂う狼』として讃えられたという。

真名:ガレス編集

ガレス。アーサー王の円卓の騎士。円卓第七席。
別名ガエリエ。もしくはボーメイン(美しい手)。
ガウェイン、ガヘリス、アグラヴェインを兄弟とする若き騎士。
ロット王と妖妃モルガンの間に生まれた子の一人。
叛逆の騎士モードレッドは異父弟にあたる。
ガレスは最も新しく円卓に加わった者であり、経験浅き騎士である。
先輩である円卓の騎士たち全員を尊敬していた。
特に、ランスロット卿によく懐き、よく彼に従った。
見習い騎士として数々の修行を経て、正式に円卓の騎士の一員となった後にも、ガヘリスのように長兄ガウェインとは行動せず、ランスロットの従者のような立ち位置を選んだ。
可能性に満ちた存在としてガレスは多くの者に愛され、兄弟ののみならず他の円卓の騎士たちからも「いつの日かもっとも優れた騎士となる」「いずれ、兄弟全員に匹敵する真の騎士となる」と評価されていた。
アグラヴェインはギネヴィア王妃とランスロット卿の不義を告発する場を作り上げようとし、その証人としてガレスに協力するように迫った。
ガレスは「自分を騎士に叙してくれたランスロット卿について、妙な事は申しません」と言い残し、悲しみに暮れてその場を去る。
その後、ランスロット卿の不義の現場が押さえられるも、返り討ちに遭ったアグラヴェインが命を落としてしまう。捕らえられたギネヴィア王妃の処刑の刑執行に立ち会うよう命令されたガレスは、「自分の意思で行くのではない事を承知してください」と述べた上で、武具をもたずに立ち会う事にした。これが、不幸に繋がった。
ガレスは、王妃を救出しにやってきたランスロット卿により、無防備なまま頭蓋骨を叩き割られたのである。
多くの者が一連の事件で命を落とした。
アグラヴェイン、ガヘリス、そしてガレス───弟妹を失ったガウェイン卿の悲痛、いかばかりか。
かくして円卓はひび割れ、アーサー王と円卓の騎士の栄光は終わりを迎えるのである。

登場作品と役柄編集

Fateシリーズ編集

Fate/Grand Order
竹箒日記で公開された『神聖円卓領域 キャメロット』の前日譚である『六章/Zero』で登場。後に2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い実装。

人間関係編集

Fate/Grand Order編集

獅子王
『六章/Zero』では自分を召喚した人物。獅子王に従う選択をしたが、最終的に心が耐えられなくなってしまう。
ベディヴィエール (Grand Order)
同じ円卓の騎士の一員ではあるが、このベディヴィエールは厳密に言えば「湖に聖剣を返還できなかったif」。
彼からは「ガレスちゃん」と呼ばれている他、「彼女には二度と痛ましい想いをしてほしくない」とその想いを述べた。
アストルフォブラダマンテ
フランク王国の騎士達。どちらも槍使いだからか「槍試合しましょう」と誘いをかけている。
アルトリア・ペンドラゴン〔ルーラー〕
期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』にて共演。仕えたアーサー王の別の姿。
カードを手に取ってカジノを経営している王には内心納得し難かったようで、カジノ・キャメロットの攻略を目論む主人公達に協力した。

生前編集

アルトリア・ペンドラゴン
円卓の騎士王。最後まで一緒についていけなかった事について深く後悔している。
ガウェイン
同じ円卓の騎士の一員であり、兄。
『六章/Zero』では円卓の仲間たちとの殺し合いに端を発する連日の戦いで身心共に疲弊しきり介錯を望んだ彼女を、彼女が拘束していた偽のリチャード一世もろとも葬った。
なお、バレンタインイベントでのお返しでは彼女のために化粧品セットを取り寄せたとのこと。
ランスロット
同じ円卓の騎士の一員であり、敬愛する人物。
生前では彼に頭蓋を割られ殺害されてしまうが、獅子王に英霊として召喚されても彼に対しては蟠りを持っておらず、むしろ彼なら必ずアーサー王の力になる道を選ぶと信じて疑わなかった。
しかし、ランスロットの方はその彼女を誤って手にかけたことを後悔しており、『六章/Zero』では心身共に疲弊しきったガレスの懇願を汲み取ろうとする一方で、二度も手にかける事を躊躇ってしまった。
アグラヴェイン
同じ円卓の騎士の一員であり兄。嫌われ役を引き受けた彼の内面を正しく理解出来ていないため、殆どの騎士達と同じく快く思っていない。
モードレッド
同じ円卓の騎士の一員であり異父妹。他の騎士と異なり好意的であり、仲が悪いガウェインに喧嘩を売らなかったのも彼女の存在がある。
『六章/Zero』でも、偽のリチャード一世諸共自分を殺して欲しいと懇願する彼女に対して激怒し、そんな犠牲を払わなくても倒してみせると止めようとした。
好意的ではあるのだがやたらとお姉さん風を吹かせており、「円卓ウケが良くない状況を改善するチャンス」「言葉が汚い」と口うるさく干渉している。
ガヘリス
同じ円卓の騎士の一員であり、兄。
『六章/Zero』では獅子王を止める選択をした彼と殺し合いを演じる事となった。
ケイ
同じ円卓の騎士の一員。当初、名前や出自を告げなかったので彼の下で厨房で一年間働かされた。また、手が美しかった事からフランス語で「美しい手」を意味する「ボーマン(Beaumains)」と呼ばれるようになる。
トリスタン
同じ円卓の騎士の一員。性格の為か「浮気は駄目だと思います」とストレートに罵倒している。
マーリン
実は彼の事が少し怖かったとのこと。彼の本質に無意識に気がついていたのだろうか。

名台詞編集

Fate/Grand Order編集

戦闘編集

「えい! やぁ! なんちゃって『縛鎖全断・過重湖光アロンダイト・オーバーロード』!」
「たぁーっ! なんちゃって『縛鎖全断・過重湖光アロンダイト・オーバーロード』!」
EXアタック。敬愛する師匠の奥義を真似た攻撃。
形だけではなく、実際に槍から光芒が迸り敵を貫く。マーリンが槍に施した改良の成果か。
「参ります! えーい! うおおおお! トドメ!『猛り狂う乙女狼イーラ・ルプス』!!」
「仕留めます! 我は狼! 我が槍は必殺の牙! ゆくぞ!『猛り狂う乙女狼イーラ・ルプス』!!」
宝具発動。大槍という牙を剥き、美しき銀狼は吠える。

マイルーム編集

「私はガレス。───円卓第七席、アーサー王に仕えた騎士です!」
召喚時。円卓の末席にして、『白い手』の二つ名を持つ少女騎士。
「じっとしていると、根っこが生えてしまいますよ! マスターはお若い! 私も『ヤング』! なので、どんどん動きましょう!」
マイルーム会話「会話1」。
活発な彼女を体現するような台詞。子供に間違えられるような童顔だが、あくまで彼女は「ヤング」を自称する。
「王と騎士と言うなら、自分にはアーサー王がおりますし……先輩と後輩と言うことなら分かりやすいのですが、しかし、貴方の後輩はマシュ殿ですし……うーん、う~ん……難しい……」
マイルーム会話「会話3」。
体育会系後輩とも言えるキャラクター性だが、あくまでも後輩はマシュだとその立場を譲る。謙虚である。
「はい、かつての私はランスロット卿に殺されました。何が起きたのかもよく分からなかった……かな?
 ギネヴィア様を助け出して、走ってきたランスロット卿の姿を目にして、私は、あの方に……いいえ、未練ですね。
 今更何を言ってもあの日の私を止めることはできないし、私は何の言葉も頂けないし、彼の手が私の頭蓋を叩き割った過去も変わらない。
 彼の瞳には、私、少しも写りこんでいなかったでしょうね。分かっているんです。もう今更悔やんだりはしません。
 ただ、槍を振るっていた頃の姿で召喚されたからには、あの頃と同じく全力をもって戦うまで! 頑張ります、私!」
マイルーム会話「絆Lv5」。
想起する今際の記憶。師匠に頭蓋を砕かれた遠い過去、円卓終焉の始まりの日。何よりも悲しかったのはあの時のランスロットの瞳に自分が写っていなかった事。
けれども過去を悔やんでも仕方がない。白い手の狼は駆ける。『昔』ではなく、『今』を生きるために。
「兄様ご機嫌麗しく。……ガウェイン様? ……ええと……えへへへ。
 私の髪をクシャクシャにするのはやめて下さい怒りますよ? でも兄様、お会いできて嬉しいです。──大好きです!」
マイルーム会話「ガウェイン」。大好きな兄とのカルデアでの再会に大喜びする。
一度ガウェインに「公の場では上司として呼びなさい」とでも咎められたのか「ガウェイン様」と呼び直すものの、頭を撫でられ照れくさそうにし、また「兄様」と呼び直す。
『六章/Zero』での末路を知っていると、彼らの再会は心に響くものがあるだろう。
「その禍々しさ……ああ。私を殺した、あの日によく似て……。ランスロット様。今も、私の声は届かないのでしょうね……。」
マイルーム会話「ランスロット」。自身を殺した仇敵にして、自身を育てた師匠。思うことが無いわけでは無いが、彼を決して恨んではいない。
特異点での自分と同じ様に「罰」を求め、狂気の獣と成り果てた彼を見て、ただ憐れむ事しか出来なかった。
「きゃあっ!? う、嘘……嘘嘘嘘! なんということ……! 有り得ません……
 あ、あ、あの頃のランスロット様がおられるとは!?
 そ、そんな、馬鹿なぁ! あ、あわわ、あわわわ、あわわわわ! わ、私はどうしたら……?」
マイルーム会話「ランスロット〔セイバー〕」。殺されても尚慕い続けた師匠、それも最も強く高潔であった頃との予期せぬ再会に大驚き。
どう反応すればよいのかわからず、大慌てしている模様。
「我らが騎士王……あぁ! アーサー陛下! お会いできるなんて……う、うぅっ……申し訳ありません、申し訳ありません……最期の戦いを、供に出来ず……」
マイルーム会話「アルトリア・ペンドラゴン」。事象の果て、カルデアでの騎士王との再会に感涙。最期までお供が出来なかった事は心残りだったらしい。
「ベディヴィエール卿! あぁ、本物だ! ……あれ? その腕はどうなさったのです? ……厳密には別人? 何のことです?」
マイルーム会話「ベディヴィエール」。イレギュラーな経歴を経て座に登録されたベディヴィエールは、厳密に言うと彼女の知るベディヴィエールではない。
しかし、カルデアの彼女も、特異点の彼女もそれを知る由もないだろう。
「浮気は駄目だと思います! トリスタン卿? ……トリスタン卿! よそ見しないでくださいね、トリスタン卿!」
マイルーム会話「トリスタン」。生前からか、死後サーヴァントとなってから知ったのかは不明だが、彼のだらしなさすぎる女癖を叱責する。
一方トリスタンは目を逸した。
「モードレッドの気配が……。むむむ、もっと話をしたいのに機会がありません。」
マイルーム会話「モードレッド」。生前はモードレッドの姉貴分であり、モードレッド本人もガレスの存在を考慮してガウェインとの喧嘩も控えていたとか。
文字通りモードレッドが忙しくて中々捕まえられないのか、彼女の本当の姿を知らない故に近くに居ても気づいてないのかは不明。或いはガウェイン譲りの厳しさ故に面倒くさいと避けているのか……。
「じ、実はちょっとだけ、マーリン様は苦手なのです。好きなのですが、ちょっと怖いというか……。
 何故なのかはよく分かりません。……マスター、マーリン様には内緒にしてくださいね?」
マイルーム会話「マーリン」。彼という存在の本質を見抜いていたのか、生前から苦手だった様子。本能レベルでの感知なので、何が理由であるかはわかっていないが。

イベント編集

「う、わ……こちら、円卓の新刊、のようですが……。ずいぶんと過激な内容で……」
「ケイ殿と……ペリノア王のカップリング!? 解釈違いです目に余ります一冊いただけないでしょうか!?」
イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて。「少女騎士」の名で立ち絵のみのモブキャラとして登場していた頃。
主人公一行が描いたナンセンスギャグ本を購入した後、サークルを巡る途中に色んな意味で『不浄』な本を目にしてしまった彼女。
上司と同僚の解釈違いCPを目にした彼女は激昂とも興奮とも取れる反応を取りながらも、一冊購入していった。『不浄』ならぬ『腐嬢』のギフト。
ちなみに小柄で童顔な姿を見咎められ、年齢確認を求められてもいた。

竹箒日記編集

「ごめんなさい。ごめんなさい。わたしは、こちらを選んだのに」
「もう耐えられません。もう戦えません。どうか、どうか」
「愚かなわたしに、罰を与えてくださいませ」
本編の前日譚である『六章/Zero』にて。『不浄』のギフトを受け、獅子王の為にと戦い続けた彼女が望んだ天罰介錯
朱色の頬はこけ、快活な笑みを浮かべていた顔から表情は消え、何よりも彼女の罪と『不浄』を表すかのように、『白い手』と持て囃されたそれは黒く朽ち落ちた。
偽りの救世主との戦いの際に、ほぼ心中同然の形で敵を縫い止めた彼女は懇願する。
心すら砕け落ちた彼女を「罰した」のは、最愛の兄。そして兄もまた、その瞬間から己の心を砕いてしまったのである。

メモ編集

  • モードレッドによると、兜を着用しているとのこと[出 1]
  • 初登場は『Fate/Grand Order』サーヴァント・サマー・フェスティバル!で、ジャンヌ・オルタらが描いた円卓本を購入しに「少女騎士」名義で登場。当時は真名が明かされておらず、このイベントに登場したリンゴほっぺの全身鎧の少女騎士が彼女ではないかとプレイヤー間では囁かれていた。
    • なお彼女であるが、ケイとペリノア王のカップリング本(年齢制限あり)を「解釈違い」と言いながらも買っていった。「腐嬢不浄」というのはそういう意味なのだろうか。
  • 円卓の騎士ではモードレッド以来となる三人目の性別逆転キャラ。

脚注編集

注釈編集

  1. この時、瞳の下にはミイラのごとき痣ができ、誰よりも美しいとされた白指も戦闘の後に行われる洗浄で見る影もなく炭化していた。
  2. 加えて、この時にはスキルにもある変身の指輪を使っていたためガウェインはガレスだと気づいていなかった。

出典編集

  1. 『アーサー・ペンドラゴン体験クエスト』「――いつか、星を救う日に」より。

リンク編集