ノクナレア

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ノクナレア
性別 女性
種族 妖精國の妖精/王の氏族
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

Fate/Grand Order』に登場する妖精

略歴
Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で妖精國の都市のひとつ、エディンバラの君主にして「王の氏族」の氏族長として登場。
元々は6つの氏族達「南の妖精」とは別種の「北の妖精」としてアルビオンの霊骸が浮かぶ湖水地方の森で暮らしていたが、「南の妖精」と領地を巡る争い『春の戦争』に負けて一旦は西の島アイルランドに逃亡したものの力を蓄えて再び「南の妖精」に『夏の戦争』を仕掛け、トネリコと初代妖精騎士達の仲裁により当時既に滅亡していた「雨の氏族」の空席を埋める形で仲間入りした。だが、エディンバラに移住し『次代』のノクナレアが氏族長となって以降モルガンからは距離を取り、「自分が真の妖精國ブリテンの女王である」という布告を掲げ「南の妖精」達に反抗的な言動を繰り返している。
ロンディニウムに向かう途中主人公達が彼女所有のチョコレート畑を通りかかった際、先詠みをしていたガレスを除いた皆がうっかりつまみ食いをしてしまった所為で北の妖精兵に捕縛・連行される形で対面する事となり、その時唯一自分に屈せず潔の良い発言を返す[注 1]主人公を気に入ったらしく、「予言の子の実力を試す」名目で勝負を挑み、力を認めた後は自身の有利利益のため全員を見逃す。
鐘を鳴らす巡礼の旅で再び一行がエディンバラを訪れた時は、チョコレート作りの出来を競う由緒正しき決闘法、通称「マヴマッチ」にて予言の子と助手に選ばれたマシュと対決。紆余曲折あったもののアルトリアのハート型チョコが勝利しエディンバラの鐘が鳴らされ、「王の氏族」とも同盟を組むこととなった。
モルガン死亡後は戴冠式で次の女王として即位するはずであったが、何者かに毒を盛られたことに加え、その人物に煽られる形でノクナレアに懐疑心を抱いていた同胞によって先代の王の氏族長マヴの企みと彼女が施していた『モース治療』の実態が暴露され、「南の妖精」達によるへの反発が強まり、さらに氏族内部に潜入させていたスパイが一斉に反乱。
これによって王の氏族の特性が逆に作用して一気に力と知性を失った事で全身に毒が回ってしまい、主人公とアルトリア・キャスターにその後を託して死亡した。
人物
ピンクと紫を基調とした、女王メイヴに瓜二つの美女の妖精。背中からはハート型の魔力が放たれているが本人はそれを自覚していない。
もともと女王メイヴにあった「リーダーシップを持った気の強い女性」という側面がさらに強調されたような性格をしており、プライドは高いが過剰に他人を見下すこともない。また、自分の美しさに絶対の自信を持っている所や「美しさ」における自己流の価値観と思考も非常に似ている。
人間に対しては「か弱いからチョコレート工場で働かせよう」と気を利かせていはいるがあまり気に入ってはおらず「人間を含まない妖精による絶対支配」を標榜している。とはいっても実際には先の戦争で起きた先代マヴと人間の男性との悲恋を反面教師にしている故の事で人間嫌いな訳ではない。
能力
長年生きた妖精としての高い能力に加え、王の氏族として「自分の力を分け与えた妖精を王の氏族にできる」という特性を持っている。
これによって分け与えた分自分の力は減ってしまうが、王の氏族全体としての力は増えるため勢力を拡大させやすい。その反面、氏族の数が一気に減るとその分自身の能力も失われるという弱みも持ち合わせている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で現地人として登場。

人間関係

Fate/Grand Order

モルガン
妖精國の女王。自分の方が女王に相応しいと見なし、六氏族の一員でありながら女王の座を虎視眈々と狙っている。
だが、実際のところは彼女と密約を交わしており、モルガン亡き後は妖精國を継ぐ「真の王」として君臨するはずであった。
アルトリア・キャスター
五年前のプリンセス・コンテストで出会って意気投合した友人にして宿敵。
巡礼の旅の途中ではマヴマッチとしてチョコレート作りで対決した。
毒殺された最期の時には彼女に願いを託した。
オーロラ
風の氏族長。
「真の王」として即位する際、それによって妖精國の注目を集めるのをよしとしなかった彼女に毒殺された。
女王マヴ
自分の「前世」でもある王の氏族の前氏族長。

名台詞

Fate/Grand Order

メモ

  • 名前の由来は姿の元ネタである女王メイヴの墓があると伝えられているアイルランドの地名と思われる。
    • また、メイヴの別名として夢魔の女王「マヴ・ザ・クイーン」というものがあり、女王マヴの由来もそちらと思われる。

脚注

注釈

  1. 最もプレイヤーからすれば主人公の立ち振る舞いとノリは汎人類史の「メイヴちゃん」に対するそれとほぼ同じである。

出典


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