燕青

2017年3月25日 (土) 02:48時点における (トーク | 投稿記録)による版 (→‎メモ)

新宿のアサシン

  • 真名:燕青
  • 身長:171cm / 体重:63kg
  • 出典:水滸伝
  • 地域:中国
  • 属性:混沌・悪
  • 性別:男性
  • CV:岡本信彦

暗殺者」のサーヴァント

略歴
Fate/Grand Order』EOR一章では西暦1999年の新宿において召喚され、幻影魔人同盟の一人として行動する。
討ち果たした呪腕のハサンに化け、エミヤ・オルタの襲撃を受けた主人公達を援護し、共に行動するが、実は主人公を捕縛することが狙いであった。
直前にマシュに見破られて正体を明かすも、既にアルトリア・オルタとジャンヌ・オルタをリア王に迎撃させて主人公を連れ去ることに成功。
しかし、巌窟王(に変装したホームズ)によって逃がされた挙句、自身のアジトへの潜入を許してしまい、サーヴァント達に追い込まれる。
最後の手段としてアジトの地下に仕掛けられた爆弾を起動して主人公たちを葬り、瀕死になった市民に化けるも、これらは失敗し、モリアーティに止めを刺されて消滅する。
人物
本能で生きているような侠却の心意気を有しており、自分ほど分かりやすい奴はいないと認めている。
EOR一章では幻霊の性質も色濃く刻まれており、本人すら理解できぬ思考を要している。
会話を交わしながら、本人以外には全く読めないタイミングで不意に殺害にかかる殺人鬼と化し[1]
英雄を身近で観察したがるのは自分が化けるに足る存在かどうかを判断するため。
能力
高速で動き回りながら、拳法を使った戦い方を得意としている。
また、EOR一章ではある幻霊を取り込んだことで、他者の外見を投影することができる。
しかし内面の方までは投影できず、自身の知識でなんとかしなければならず、会話や行動に違和感が生じる[2]
また、投影した人物の記憶は残るというデメリットがあり、チンピラや成金、呪腕のハサンの人生の記憶によって自己が曖昧になって苦しんでいた。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) B D A+ D B D 気配遮断:C
無頼漢:A
中国拳法:EX
諜報:A
天巧星:A+

宝具

十面埋伏・無影の如く(じゅうめんまいふく・むえいのごとく)
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1~3
最大捕捉:1人
燕青拳独特の歩法による分身打撃。
魔法の域にこそ達していないものの、第三者の視覚ではまず捉えられぬ高速歩法による連撃。
その様はまさに影すら地面に映らぬ有様だったとか。

真名:燕青

えんせい。中国四大奇書「水滸伝」、梁山泊の義賊たちを描いた物語後半に登場する無頼漢の一人。
小柄ながら端正な顔つき、そして優れた武術の腕や楽器の演奏などに長けており、主である盧俊義と共に梁山泊入りした。
当然ながら、彼は架空の存在であったが、中国拳法の流派の一つ、燕青拳の開祖として水滸伝から外れた場所においても、その名が知れ渡ることになる。
無論、開祖というのは虚偽であるのだが、拳法の開祖として名高き無頼漢を押し上げるのは箔付けとしての意味合いもあった。
天巧星
災いを為すという百八の星が転生した者たちの一人。
魔星の生まれ変わり、生まれついて災厄と業を背負う。
燕青は巧緻に極めて優れた天巧星である。
ドッペルゲンガー
燕青が取り込んだ幻霊。
他者の姿と記憶を投影する、という性質故にドッペルゲンガーは英霊に昇華されることがない。

登場作品と役柄

Fate/Grand Order
〔アサシン〕キャラクターデザイン: 縞うどん / 設定作成:??? / レア度:☆4
亜種特異点Ⅰの解禁に際して真名を伏せる形で実装。

人間関係

生前

盧俊義
主。止めはしたものの「栄華が約束されている」と忠告に耳を傾けず、結果として裏切られる形で死んでしまった。
彼を莫迦な主と切って捨てるも、同時に主を死なせた自責の念から、主など持つまいと決めていた。
高俅
水滸伝における最大の悪役であり、主を暗殺した人物でもある。
「蹴鞠野郎」と呼んで忌み嫌っており、「聖杯を手に入れたら死ぬより酷い目に遭わせたい」と微妙に冗談と断言できないようなことを宣っていた。

Fate/Grand Order

荊軻
彼の時代でも有名な暗殺者が女性と知って非常に驚いている。
ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕
亜種特異点Ⅰで敵対した相手。
召喚されたものの孤独に戦っていた彼を殺してその姿を奪った。

名台詞

「かつて酷い裏切りにあってねぇ。以来主など持つまいと決めていたが。
 いや、我が主、我がマスターよ。天巧星燕青、命のすべてを捧げてお仕えしよう」
マイルーム会話「絆Lv5」真名開放時。生前で主を死なせたことが心に影を落とし、マスターに対しても距離を置いた。
しかし、真っ向から向き合う姿勢に彼は、一サーヴァントとして命の全てを捧げて仕える事を決めた。

メモ

リンク

  1. その在り方はエミヤ・オルタに「いつ爆発するかもわからない、悪意を持った爆弾」と例えられている。
  2. EOR一章で呪腕のハサンになった際に酒の席に付き合うシーンがあるが、呪腕のハサンはシャイタンの腕によって酒も食べ物も受け付けない体質となっている。