シトナイ

2018年11月2日 (金) 21:21時点における (トーク | 投稿記録)による版 (→‎Fate/Grand Order)
アルターエゴ
真名 シトナイ
性別 女性
身長 133cm
体重 34kg
依代 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
出典 アイヌ神話、北欧神話、フィンランド神話など
地域 -
属性 混沌・善
声優 門脇舞以
デザイン BLACK
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

アルターエゴ」の疑似サーヴァント
神霊が複合されたハイ・サーヴァントにして疑似サーヴァント。

略歴
『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではナポレオンと同時期に汎人類史側の存在として召喚されたが、すぐにスカサハ=スカディに見付かってしまい、主人公達が捕まった地下牢よりも、もっと深いところにある地下牢に捕まってしまう。
地下牢でナポレオン主人公 (Grand Order)の仮契約の隙に強制的に縁を結んだせいで主人公は夢まで辿り着けずに変な所へ落ちてしまったが、何者かの助けを借りて奥に進んできた主人公と会話した。その後、主人公達とのいる地下牢に現れ、ブリュンヒルデが捕らえられた場所の位置データを端末に転送して、地下牢で再び眠りに就いた[注 1]
人物
純真な笑顔を浮かべるが、底知れない残酷さをも秘めた少女。
人格としては、ベースとなったホムンクルスのものに近い。記憶はあまり残っていないが、猫が苦手な模様。
年齢不相応の戦いぶりを見せる勇気にはアイヌの少女英雄シトナイが、親愛を憶えてしまった相手への共感や哀切な想いには女神フレイヤが、酷薄に敵対者を殺戮せしめる精神性には魔女ロウヒと、アルターエゴとして融合した存在を人格的側面として解釈も可能だが、今のところは総合して「依り代となった少女」の人格。
北方の雪原を原風景とする小聖杯として生まれたイリヤを核として、北方の三柱の女神が小競り合いをしながら同居しているらしく、イリヤ曰く「うるさく、年季の入った女神の小競り合いをされる舞台である自分は大変」とのこと。それぞれの女神が意見を述べることもある。
本来ならば人理に刻まれる英霊ではないが、聖杯とは切っても切り離せない関係だった為に、汎人類史側のサーヴァントになった。
真名を「シトナイ」としているのは、3つの霊の中でそれが最も前面に現れているため。親しい人物、そして敵の敵に対しての特別のみ、イリヤと呼ばせることがある。
能力
絶大な魔力を持ち、神霊級の魔術を行使可能。芽吹きの魔術を使うことで霊体化とは異なる雰囲気で突然姿を現す、小規模とはいえ詠唱無しで暖気の魔術を掛ける、ロウヒの魔術を使う、夢を歩く、アトラス院風の魔術で位置情報をデータ形式で端末に送る、神鉄の鍵が如何こうという地下牢の扉を詠唱無しで開ける、姿隠しに消音に魔力消沈の効果で透明にするなど。
筋力や耐久力こそ低いが、直接戦闘も不得手では無く、腰に佩いたマキリ(山刀)や氷の矢を放つ弓を使ってアグレッシブに戦う。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アルターエゴ 主人公 (Grand Order) E D A EX A A 対魔力:C
陣地作成:A
道具作成:B
女神の神核:B
スノーフェアリー:EX
感情凍結:B
カムイユカラ:A
赤き黄金:B++

宝具

吼えよ我が友、我が力(オプタテシケ・オキムンペ)
ランク:EX
種別:精霊宝具
レンジ:1~20
最大捕捉:1人
アイヌの少女英雄シトナイの戦友である猟犬が、一種の使い魔と化したもの。常時発動型の宝具。
フレイヤとロウヒによる神代の魔術で多重に強化され、もはやその姿は猟犬ではなく熊に似て、在り方は精霊に近しくなった。
「女神の使い魔ならば猛々しき巨躯が相応しく、属性も魔獣や幻獣では不似合いであろう」というロウヒの主張をフレイヤが受け入れた結果、三分の二の賛成をもって熊化が実行された模様。
通常時は巨体を活かしたパワーファイトや冷気のブレスによってシトナイとの連携戦闘を行う。
真名解放時にはシトナイが騎乗し、「猟犬(熊)による突進」「氷の魔力を伴う弓の一撃」「シトナイによる斬撃」といった雪崩が如き連続攻撃を行う。
シトナイの性質により、竜に対して特別な効果を発揮する。

真名:シトナイ

聖杯に触れた誰かからこぼれたほんの一滴の雫。霊基を与えられた自我と魂の欠片。
聖杯に縁ある人物を核として複数の英霊(神霊)が融合した存在。
成立の経緯は諸葛孔明のような疑似サーヴァントと同様と目されるが、現界にあたっての性質は英雄の複合体であるハイ・サーヴァント、そして強烈な自我の抽出としてのアルターエゴのそれと同質に当たる。
依り代となった人物は人間の魔術師ではなく、アインツベルンが作り上げた最新にして最後のホムンクルス。
名前は「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」。
全身を覆うほどの大規模な令呪を持ち、魔術の精度は一流、マスターとしての性能は超一流のものだったという。
また、小聖杯としての機能をその身に秘めていたとも。
霊基を構成する北方の英霊(神霊)はアイヌのシトナイ、フィンランドのロウヒ、北欧のフレイヤの三柱だが、霊基として登録される真名はシトナイ。
これは依り代に集った三種の英霊(神霊)の中でシトナイが最も強く表に顕れているためであるらしい。

関連

シトナイ
フレイヤ
北欧神話の神性。豊穣と愛を司り、神々と巨人さえも惹き付けた存在。その涙は赤き黄金となって流れたと言われている。
サガやエッダで話によってまちまちだが、女神フレイヤはニョルズ神の子とされ、その後妻になったスカディは義理の母親とされる。
ロウヒ
フィンランドの神話「カレワラ」の神性。フィンランドの北にある「ポホヨラ」を支配する魔女。「ポホヨラ」とは、北極圏全体を指すとされている。
娘との婚姻を望んだ鍛冶士イルマリネンに豊穣をもたらす神具「サンポ」を要求し、「サンポ」の恩恵で「ポホヨラ」は繁栄したと言われている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で登場。
後に期間限定イベント『神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~』開催に伴い実装され、Lostbelt No.2クリア後のストーリーガチャに追加される。

人間関係

Fate/Grand Order

スカサハ=スカディ
『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で現界してすぐに捕まえた人物。
汎人類史ではスカディはニョルズと結ばれたため、義理の母親になる可能性があった神。
ニョルズ神
自身を構成する女神の一柱、フレイヤの親。
シロウ
共に戦うシロクマ。常時発動型の宝具。
本来は伝承においてシトナイと共に大蛇と戦った名前が知られていない狼であったはずなのだが、ハイ・サーヴァントになった際にクマと関わりが深いロウヒが姿をクマにする事を提案し、フレイヤがそれに賛成した事で多数決で勝手に姿が変えられた。
おまけに体の持ち主であったイリヤがやはり勝手に名前をつけ、今に至る。
ヘラクレス
依代のホムンクルスが生前従えていたサーヴァント。今でも「バーサーカー」と呼ぶ。
ギルガメッシュ
イリヤと生前に因縁のあるサーヴァント。そのためか「心臓抉りたい」と危険な発言をしている。
ギルガメッシュ〔キャスター〕
上記のサーヴァントの別の姿。そのあまりの真面目な変貌ぶりに目を見張っている。
エミヤ〔オルタ〕
イリヤと生前に因縁のあった人物の可能性の一つ。その変わり果てた姿に「シロウがグレちゃった」と嘆いている。
ジャガーマン
イリヤと生前に因縁のあった人物の疑似サーヴァント。そのぶっ飛びっぷりに不穏な気配を感じ取っている。

名台詞

Fate/Grand Order

メモ

  • 疑似サーヴァントにしてハイ・サーヴァントという、属性てんこ盛りのサーヴァント。聖杯の器なのは伊達ではないという事だろうか。
    • なお既出のハイ・サーヴァントは、いずれもムーンセルの力が介在したことで顕現したが、彼女は異聞帯という切欠こそあったものの、ムーンセル無しで顕現した初めてのハイ・サーヴァントにあたる。
    • ただし厳密に言うとシトナイは人間の英霊、ロウヒは女神と言う説もあるものの基本的には魔女なので、純粋に神族と言えるのはフレイヤだけである。

話題まとめ

脚注

注釈

  1. 一緒に出てしまうとスカサハ=スカディの警戒度が上がるため

出典


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