ルキウス・ロンギヌス

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ランサー
真名 ルキウス・ロンギヌス
性別 男性
初登場作品 Fate/Requiem
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概要

槍兵サーヴァント

略歴
真鶴チトセの契約したサーヴァント。過去の聖杯戦争で勝利を掴み、彼女に《聖杯》をもたらした英雄。
戦後もチトセと共に有事の切り札として活動している。
人物
エルサレムの丘で自らの運命を悟った百人隊長(ケントゥリオ)。
左頬に十字傷のある落ち着いた雰囲気の男性。普段はベストにジャケットのスーツ姿だが、戦闘時にはローマ風の鎧姿を取る。
コード・クリムゾン―――マルス神の象徴であるローマの“赤”の名を冠する指令によりマスターのチトセと共に招集され、圧倒的な戦闘力で敵を殲滅する。
エリセにとっては戦う術と心構えを教えてくれた師匠。
能力
真紅の聖槍と大楯を武器としている。その聖槍はあらゆる護りを貫くという。
かつての聖杯戦争を勝ち抜いた実力は顕在で、ンザンビに暴走させられたサーヴァントの集団を一方的に掃討するほど。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー 真鶴チトセ  

宝具

不明

真名:ルキウス・ロンギヌス

聖ロンギヌス。ローマ帝国の百人隊長。ゴルゴダの丘で磔刑に処せられたイエスの生死を確かめるために槍で突いたとされる兵士。
盲目だった彼は、その時流れたイエスの血が目に入ったことで視力を取り戻したという。心打たれて改心したロンギヌスは洗礼を受けて後に聖人となり、その時使われた槍は最も有名な聖遺物の一つ、『聖槍』として伝説に刻まれた。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Requiem
真鶴チトセのサーヴァント。かつての聖杯戦争の勝者。

人間関係

真鶴チトセ
マスター。コンビとして長い付き合い。
息は合っているが、チトセの冷徹にも見える指示に複雑そうな顔を見せることもしばしば。
宇津見エリセ
赤ん坊の頃から知る相手。彼女からは尊敬する師として慕われている。

名台詞

メモ

  • 名前は「ルキウス」となっているが、聖ロンギヌスの名がルキウスであるという出典はよく分からない。ローマ帝国にはルキウス・カッシウス・ロンギヌスという名の人物はいるが全くの別人。『Requiem』の創作なのだろうか。
  • 数あるランサーの候補の中でも非常に多くのファンから名が挙げられた英雄の一人。近年ではグランドクラスのランサーに候補になり得る人物といえばといった話題にもほぼ名が挙げられるほど知名度を誇る。
    • その高い知名度の由来となるのはやはりその「聖槍」の伝説の名高さが影響してると言えるだろう。所有者の名をとって「ロンギヌスの槍」とも称されるその槍は「かの人」の最後に深く関わった聖遺物として、宗教のシンボルである「聖十字架」、そして最後の晩餐でかの人が使ったとされる方の「聖杯」に並ぶ信仰の対象として世界的な認知度を誇る。
      • 一方でオカルト伝説やゲーム等でも高い知名度を誇る、かのアルドルフ・ヒトラーが世界征服の為に欲したというまことしやかなな伝説や、那須きのこも影響を受けたと語った「新世紀エヴァンゲリオン」において重要な役割を果たした「ロンギヌスの槍」は宗教的な意味合いよりも知名度が高いだろう。「かの人」の最後に関わったためか「神殺しの槍」としての属性を持つことが多い。
      • ちなみに新世紀エヴァンゲリオンに「カシウスの槍」というものがあり、聖ロンギヌスの本名にカシウスが付いてるためロンギヌスの槍と表裏一体の扱いなのではないかと考察されている。ちなみに歴史上に名前が出る「カッシウス・ロンギヌス」は上記のルキウスかガイウス・ユリウス・カエサル暗殺の首謀者であるガイウスのみであり、聖ロンギヌスにカッシウスの名がついたかどうかは定かでない。本作とのルキウス・ロンギヌスを彷彿とさせる話でありどうやらロンギヌスの本当の名はかなりの間違いを引き起こすようだ。
  • 本作以前にも聖槍の名を冠する槍が登場しているが、ロンギヌスの所有する槍との関係性は不明。一説にはアーサー王伝説に登場するロンゴミ二アドの槍自体がこのロンギヌスの所有する聖槍なのではないかという説もあるが信憑性は薄いとされている。なぜかと言えば同じくアーサー王伝説の聖杯探索の『エピソードに既に登場し、ギャラハッドが昇天する際に聖杯と一緒に持って行ったとされる逸話があるため基本的にこちらのエピソードと矛盾するからであろう。
    • ちなみにルキウスの聖槍は全形は見られないが一般的な槍の形をしており、ロンゴミニアドは全体のビジュアルが存在しいわゆる突撃槍の形をしているため、今のところ両者を見比べて似ているところは見受けられない。
  • 上記の通りアーサー王伝説にも「血を流す聖槍」として登場しており、アーサー王伝説における円卓の騎士が結成される前の騎士である「ベイリン卿」が後の漁夫王を倒す際に使用したとされ、その槍から流れる血はあらゆる傷を癒し、同時にその流れる血でしか決して治癒できない永遠の傷を与えると言う能力を持っている。ベイリン卿はこの槍で漁夫王に永遠の傷をつけたが、ベイリン卿が私的に槍を使ったため「嘆きの一撃」と言う天罰を与え周囲の土地と城ごと荒れ果てた地に変えたと言うエピソードが残っている。
    • その後聖杯探索に向かったギャラハッド達の手に渡り漁夫王の傷を流れる血で癒したとされるが、ギャラハッド〔オルタ〕がとっさに「ダビデ王の剣」でロンギヌスの放つ槍を対処出来たのも実際にこの聖槍を所有していた経験から来ていると思われる。


脚注

注釈


出典


リンク