バーサーカー
- 真名:茶々
- 身長:138cm / 体重:34kg
- 出典:史実
- 地域:日本
- 属性:混沌・中庸
- 性別:女性
- CV:阿澄佳奈
- 略歴
- 『ぐだぐだ明治維新』では金色魔太閤秀吉によって「同じ望みを持つ者」として召喚されるが、同化を拒んで逃走する。
- 同じく召喚された織田信勝から追っ手としてノブに狙われるも、カルデア一行に助け出された。
- その後は沖田と信長がある理由で決裂しながらもカルデア一行と共に行動するも、信勝に捕まって金色魔太閤秀吉と同化されてしまう。
- しかし、金色魔太閤秀吉が撃破されたことでカルデア一行に助け出され、空間の要石の一つである土方も一騎打ちで敗れたことで事件は解決した。
- 人物
- 日輪を思わせる兜とドレスを纏った童女。
- 天真爛漫にして傍若無人、絢爛豪華を好み、超浪費家という何かにつけて金と手のかかる人物。
- 天下人さえ頭を抱えたワガママぶりだが何故か憎めない愛されお茶目系姫君。
- 一方で病弱持ちの沖田に対しては気にかけており、(事情を知らないとは言え)沖田を戦場に行かせようとする土方に対して物凄い剣幕で怒り出している。
- また、絆を深めると、慈悲深く落ち着いたような一面を見せることも。
- 能力
- 炎を纏った刀を振るう他、張り手で攻撃をする。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バーサーカー | 主人公 (Grand Order) | D | D | D | C | B | C | 狂化:E | 黄金律(凶):B 無辜の怪物(焔):C 日輪の寵姫:EX |
宝具
- 絢爛魔界日輪城(けんらんまかいにちりんじょう)
- ランク:C
種別:城塞宝具 - 日輪の子、豊臣秀吉の象徴である『日輪城』のなれの果て。燃える大阪城が具現化し、地面からは豊臣にまつろう亡者が現れ敵に襲い掛かり、周囲は紅蓮の炎に焼き尽くされる。
- 最終的にはすべてが焼け落ち己すら焼き尽くす滅びの顕現、堕ちた日輪の残滓。
- 豊臣を滅ぼした女、呪われし傾国の美女、火焔地獄の姫である茶々の最後が具現化した宝具。
真名:茶々
- ちゃちゃ。戦国の覇王、織田信長の姪であり、日輪の子、豊臣秀吉の側室。
- 近江国の戦国大名・浅井長政の娘であり、織田信長の妹、お市の方を母に持つ。
- 生涯で三度の落城を経験し、そのたびに父を失い、母を失い、最後には全てを失った。
- 後世の民衆に豊臣を滅ぼした悪女との烙印を押された悲運の女性。
登場作品と役柄
- 〔バーサーカー〕キャラクターデザイン: / 設定作成:??? / レア度:☆4
- 『ぐだぐだ明治維新』イベント報酬。
人間関係
Fate/Grand Order
- 魔神柱アンドラス
- 冠位時間神殿から瀕死の状態で逃走してきた彼?と出会い、強制的に融合されかかってしまう。
- 共に死を忌避したものであったが、「家族とともに過ごす永遠」を望んでいた茶々と「自分さえあればいい永遠」を望んでいたアンドラスが相容れるはずもなかった。
- 沖田総司
- イベント「ぐだぐだ明治維新」で共演。病に倒れた彼女に献身的に看護するが、病を押して戦場に向かおうとする彼女に対して激怒した。
- 「名誉や誇りの為に」「病気を押して」「しなくてもいい戦いをする」という彼女の人生のトラウマを全部踏んでしまった以上、無理からぬことなのだが。
- 土方歳三
- イベント「ぐだぐだ明治維新」で共演。あまり会話はしていなかったが、床に伏せっている沖田を戦場に連れ出そうとした事から激怒して口論になる。
- 後にマイルームで再会した際には「怖いから話しかけないようにしよう」と及び腰で、「茶々に話しかけてもらえないなんてかわいそう」と負け惜しみを言っていた。
- エリザベート・バートリー
- 炎の中で果てた自分と、暗闇の中で生を終えた彼女とで、外来語に達者な事も含めてシンパシーを抱いている。
- ただし、彼女がバーサーカーであると勘違いしている模様。確かに『Fate/EXTRA CCC』ではバーサーカー化したこともあるが……
生前
- 豊臣秀吉
- 夫。ただし側室なので「殿下」と畏まって呼ぶ。一方で二人の父と母を死に追いやったのも秀吉である。
- 織田信長
- 伯母上。生前から懐いていたようで、気安い間柄。
- ただし敦盛の舞は「微妙な踊り」と面白がっている、というか…。
- 徳川家康
- 自分と息子を滅ぼした相手。
- 当然の事ながら嫌っており、「狸爺」と呼んでいる。
- 織田信勝
- 叔父だが、彼が死亡したあとに産まれているので、生前に面識は無い。
- 捨
- 一人目の息子。鶴松とも。
- 幼くして病死してしまい、そのことを現在でも悔やんでいる。
- 拾
- 二人目の息子。元服後の名前は「豊臣秀頼」。
- 大坂夏の陣で戦死させてしまったことが最大の後悔になっており、話題に出した瞬間豹変する程。
- お市の方
- 信長の妹で母親。三姉妹の中で容姿が一番似ていたのが茶々だと言われている。
- 浅井長政
- 実父。信長との同盟の一環でお市と婚姻を結ぶが対立。姉川の戦いで敗北した後に小谷城で自害する。余談だが、信長の再臨アイテムである黄金ドクロは彼の頭蓋骨に金箔を張ったとされる逸話が元ネタである。
- 柴田勝家
- 義父。織田家の家老で長政の死後にお市と婚姻。しかし、信長の死後の主導権を羽柴秀吉と争って敗北し、お市と共に北の庄城で自害する。
- 初姫、江姫。
- 妹達。彼女達と合わせて浅井三姉妹と評される。なお、江は徳川秀忠の正室であるため、立場上は義理の弟に自らと豊臣家を滅ぼされたことになる(実権は家康にあったとはいえ、将軍は秀忠に譲られていたため)。
名台詞
- 「言うておくが、拾の事だけは言うでないぞ。妾はそれだけは我慢が出来ぬ。……たとえ相手が、マスターである其方であってもな」
- マイルーム会話「絆Lv2」。天真爛漫な子供のような声と言動から想像もつかぬ一面を見せる。というか、実質的な殺す宣言である。
- 「やれやれ……そなたも物好きよな。わらわにまつろうものは滅びの定めからは逃れられぬとゆうに。
……よい、わらわを焼き続ける焔を恐れぬというなら、そなたが滅ぶその時まで、寄り添うてやろう。可愛いそなたをいつまでも抱き続けよう」 - マイルーム会話「絆Lv5」。この破滅的な諦観が、彼女の心の一番奥の部分なのであろうか。
- 「たまたま童状態でバーサーカー召喚されてるからだし。」
「え? 茶々バーサーカーなの!? な、なにゆえ!?」 - ぐだぐだ明治維新にて。最初からわかっているのに、言葉にして初めて衝撃を受けるという……。なにゆえ?
- 「茶々も頑張ったし! こう腕から炎出したりして!」
「え? なんで茶々、腕から炎とか出るの!?」 - 同上。炎を出した時には驚かなかったのに、言葉にして以下略。
メモ
- なぜか全盛期ではない子供のような外見となっているが、当人によると「たまたま童状態でバーサーカー召喚されてる」からであり、往年の頃は「バインバインのボインボイン」とのことである。
- 淀殿の史実での身長は170㎝前後と当時としてはかなり体格がよかったと伝えられている。ちなみに息子の秀頼も190㎝代とかなりの巨漢。
- 淀殿に対しては、悪女として扱う説と悲劇の女性として扱う説の真っ二つに分かれている。封建社会の時代では女性が政治に首を突っ込み、あまつさえ戦の指揮を取って完敗した事で蔑視され、敗者側の豊臣方という部分も手伝い評価は低かった。
近年では、名誉回復が進んでおり険悪とされた高台院との関係性も悪いものではないと発覚し、彼女の非は徳川との関係悪化や交渉の不手際など政治的な面であり、個人としての悪女としての面は鳴りを潜める形となった。
なおどちらの説であっても彼女の人生の浅井家から側室に収まるまでの前半部分は彼女自身の非はないと扱われる事が多い。- どちらにせよ政治と時流に振り回された女性であり、悪女としての面もTYPE-MOON作品で時折登場する加害者になり果てた元被害者として見ることができるかもしれない。
- 小豆の汁粉が好物であり、マイルームで好きなものとして挙げられている他、『ぐだぐだ明治維新』では茶屋で食しているシーンがある。
- しかし汁粉は江戸時代からあったものであり、沖田から指摘されている。これに関しては生前に信長が「変な格好の料理人」を拾い、戦国時代では珍しい料理をよく作っており、とりわけ小豆を甘く煮た汁粉が信長やお市、茶々に大好評だった。その事もあってか気に入られたのであったが、いつの間にか消えてたとのこと。おそらく元ネタは料理漫画およびそれをもとにした実写ドラマ『信長のシェフ』であり、その料理人は主人公ケンと推測される。
- もっとも生前には存在しなかったものを好む英霊はそれこそいくらでもいるのでネタ抜きでも矛盾はない。
- 秀頼の正室、千姫とは複雑な血縁関係にある。千姫の母は茶々の妹の江姫、すなわち秀頼とは実の従妹同士になる。父親は徳川秀忠で祖父は徳川家康と、極めて複雑怪奇な縁戚関係である。
- 三度も落城の憂き目にあっている茶々だが、実は初姫の方が落城にあった回数が多い。[1]
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤの作者であるひろやまひろしは彼女を解禁から半日でレベル80まで育て上げ、奈須きのこは竹箒日記内でそのロ○コンぶりを「勇者」と称えていた。ひろやまひろし本人はそれについてツイッター上で言い訳をしたかったらしいが、直前のツイートが「茶々ちゃんの足の裏を顔で踏みたい」だったため以下略。
脚注
- ↑ 小谷城、北の庄城の他に、夫の京極高次が関ヶ原の戦いの時に立て籠った大津城の落城に立ち会っている。また、大阪城が落城した時は大阪城に入っていた。