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アーチャー
真名 織田信勝
読み おだ のぶかつ
性別 男性
身長 164cm
体重 50kg
好きな物 姉上
苦手な物 姉上を軽んじる奴等、姉上に馴れ馴れしい奴等
出典 史実
地域 日本
属性 混沌・善
隠し属性
一人称
二人称 あなた
声優 山下大輝
デザイン pako
レア度 ☆1
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要編集

弓兵のサーヴァント。織田信長の弟。

略歴
生前では織田家に生まれ、そもそも父親である織田信秀は信勝に家督を継がせるつもりだったが、戦国の時代である以上、信勝程度の器量ではこの先織田家を守っていくなど不可能と判断され、虚け者ながら妙に大物であった信長に当主の座を奪われてしまう。最終的に信長によって討たれた。
『ぐだぐだ明治維新』では金色魔太閣秀吉から召喚され、茶々を生贄にして魔神柱の亡骸から生まれた救いの神を顕現させ、ある人物の為だけに永遠の世界を作ろうとしていた。
しかし信長からその願いを否定されて戦闘になるも敗北、信長の手にかかる事を望むが、身内に甘い彼女によって討たれることはなかった。
残った魔神柱も消滅するが、英霊の器でない彼は魔神柱のおかげで何とか霊基を保っていた存在であり、生前における最期の言葉を信長に託して消滅した。
しかし、後の『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』では織田信長の霊基の一部に間借りするような形で現界。その後はカルデアでも同様に信長と一緒に行動している。
そして、『ぐだぐだ邪馬台国2020』にて、卑弥呼の弟である名無しの亀から霊基を譲り受けることによって英霊としての霊基をついに確立。人生で何も成せなかったが、「自分の命を捧げることで織田信長を第六天魔王への道へと進ませた」という事実を持ってサーヴァントとして完全に独立した。
人物
姉とよく似た中性的な顔立ちをしており、身長自体は姉より高いが線の細い体つきをしている。
普段は一見すると尊大な態度をとっているが、予想外の事態が起こるとすぐにうろたえるようなヘタレで気弱な性格。また、姉のような目上の人物や取引相手にはへりくだった態度をとるなど言動は小物くさいものが多い。
姉のことを恐れているように見えるが、実際はかなり姉想いの性格。ただ、それが行き過ぎていわゆるシスコンやヤンデレな気質を秘めている節がある。
争い事を嫌い、平穏な生活を送ることを望んでいる。それ故に隣国を滅ぼさなければ自国が滅ぼされ、土地の為にしたくもない戦いを強いられる戦国時代を「狂っている」と述べており、それが『ぐだぐだ明治維新』の事件を起こす原因となってしまった。
能力
本人は自身のことを「無能」と評しており、織田家の当主が務まるわけがないと自覚している。実際に稀代の才を持って生まれた姉の信長と比べるとその能力は大きく見劣りし、作中での暗躍は簡単に姉に見抜かれている上、ここ一番での詰めも甘い。
自身が直接戦うような場面はないので戦闘力があるのかどうかは不明だったが、サーヴァントとして実装された際にはちびノブや信長を召喚したり、銃や刀や爆弾などを駆使して戦うキャラになっていた。
また本人曰く「英霊の器ではない」らしく、『ぐだぐだ明治維新』で現界できていたのは魔神柱の力を使った強引なものであったらしい。後に信長の霊基を借りて現界した場合でも、その存在は不安定でいつ消えるともしれないといっている。後の『ぐだぐだ邪馬台国2020』では卑弥呼の弟である名無しの亀の霊基を受け継ぎ、一人のサーヴァントとしての存在を確立した。
彼の偉業とは、上記のように「信長を第六天魔王にした」ということであり、彼の本質的な能力も「自身がいることが第六天魔王・織田信長の存在証明となるため第六天魔王である織田信長を呼び出せる」というものである。

ステータス編集

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) D D C E E D 対魔力:D
単独行動:C
稚拙な謀略:D
我、魔天に殉ず:B
戦乱の徒花:C

宝具編集

魔王回天・曼殊沙華(まおうかいてん・ひがんばな)
ランク:D
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
己の消滅と引き換えに対象を強化する自害宝具。
己の死をもって、姉を人ならぬ魔王の道へと歩ませた信勝が唯一持ちえた宝具。
本来であれば霊基ごと消滅してしまう宝具であるが、ある名も無き霊基と同化したことによりその身を繋ぎとめることを可能としている。
『Grand Order』では「自身を除く味方全体のNPを増やす&Busterカード性能をアップ&味方全体の〔信長〕のBusterカード性能をアップ + 自身に即死効果」という効果。

真名:織田信勝編集

登場作品と役柄編集

Fateシリーズ編集

Fate/Grand Order
期間限定イベント『ぐだぐだ明治維新』『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』『ぐだぐだファイナル本能寺』『ぐだぐだ邪馬台国2020』に登場。
長らく織田信長とセット扱いだったが、『ぐだぐだ邪馬台国2020』でようやくサーヴァントとして実装された。
なお実装の形式はぐだぐだイベント恒例の配布ではなく、期間限定でフレンドポイント召喚で排出されるというものだった。

その他編集

コハエース
相変わらずの姉上ラブ。
『ぐだぐだエース』2巻のおまけでは姉との生前の様子が描かれていた。
ちびちゅき!
やはり姉上ラブ。「さるかに合戦」の劇では秀吉に(尻に敷いていた)姉の草履をエサにおにぎりを奪われた。

人間関係編集

生前編集

織田信長
姉上。生前では彼女に粛清された。
彼女の事は苦手ではあるものの嫌っておらずむしろ「姉上の味方」たらんとしており、戦国時代においては優秀な姉上が織田を継ぐのは当然のことと考えていた。
やがてその想いは『ぐだぐだ明治維新』において暴走してしまうことになる。
織田信秀
父。織田の次期当主に自分ではなく姉を据えたことに憎しみを向けているが、その理由は「面倒ごとを優秀とはいえ女性である姉に全部押し付けた」事にあった。
織田の家老
織田家に仕える配下。女だからという(信勝から見れば)くだらない理由で信長を認めない彼らを許せなかった。
信勝としてはどうして信長を認めず自分を持ち上げるのか理解できなかったが、最終的には「彼らは馬鹿なんだ」と結論付け、信長のためにならないと見なした。
そして彼らを焚きつけて、姉上の信長に粛清させてしまった。
柴田勝家
上記の家老の一人。
自分についてきたということで若干悪感情はあるが、真面目で悪い奴ではなかったとやや同情的。
そのためか二回目の反乱の際にはあえて彼に辛く当たることで自身からの離反を促し、信長のために働かせようとした。
森可成
織田家家臣団の一人。「自分の甘言に乗ってこなかった」点で道理がわかる相手だと好意的。
土田御前
母。信長を遠ざけて自分を溺愛する有様については、「母には姉上のすごさがわからないみたいだけどいつかわかってくれるだろう」と見ていた。

Fate/Grand Order編集

茶々
姪。死後に誕生しているため、生前の面識は無い。
『ぐだぐだ明治維新』では金色魔太閤を活性化させる為に魔神柱の亡骸の中に放り込んだ。
カルデアでは彼女のアイスにうっかり手を出してしまい、彼女も信長の眷属であると身をもって理解することになってしまった。
金色魔太閤秀吉
『ぐだぐだ明治維新』において彼を召喚した存在。
豊臣秀吉を名乗っているが、その正体は魔神柱アンドラスの亡骸とそれに残った残留思念が形をとったもの。
明智光秀
『ぐだぐだ帝都聖杯奇譚』にて共演。
彼のあまりの言動に腹を立てて「姉上を一番理解してるのは自分だ」と張り合うことに。……どっちもどっちな気もするが。
本物信長
『ぐだぐだファイナル本能寺』で仕えた相手。
「姉上が男のわけないじゃないですか」「そもそも姉上が男だったら叛逆してない」ということからまったく認めておらず、躊躇無く毒殺した。
沖田総司
ほぼいつも姉上と一緒にいる相手。
そのことで「顔色の悪い田舎侍」と因縁をつけるが逆に睨まれて委縮してしまった。
森長可
上記の森可成の息子。
姉上に仕えている事から好意的だが、気安く頭を叩いてくることには閉口気味。
織田信長〔バーサーカー〕
姉上のライブということで興味を持ったが、席がダダ余りと聞いて逆上。自分がチケットを捌こうとし始めた。
織田吉法師
恰好こそ一緒に遊んでいた頃を思わせるが、食堂で急に肩を叩いてきたりとどうにも慣れない相手。なお、性別がよくわからないため剥こうとしている模様。
魔王信長
「自分の知らない、大きな姉上」。
あまりの威容に「自分は間違っていなかった」と目を輝かせている。……なお、性別を確かめようとはしているようである。
名無しの亀
『ぐだぐだ邪馬台国2020』で共演した相手。
偉大な姉を持つ者同士で意見を交わすことが多く、最後には彼から霊基を託され、英霊としての自己を確立した。
主人公 (Grand Order)
マスター。ただ、基本的には「姉上のマスター」扱いで、直接従うつもりはない模様。
基本的には姉上第一でろくな対応をしてくれないが、絆を深めていくと「彼自身を見てくれている」ことに気がつき、感謝してくれるようになる。
卑弥呼
『ぐだぐだ邪馬台国2020』で共演した相手。
カルデアでも、自身の霊基に彼女の弟が入っているため気にかけている模様。

コハエース編集

モードレッド
父上ラブと姉上ラブで仲違いし、殴り合いの喧嘩に。

名台詞編集

「なんだよお前! なんで邪魔をする! この第六天魔王『織田信長』に対して無礼だぞ!?」
「死ぬか皆殺しだと……、え? それってどっちも同じじゃないの? なんだよこいつ!?」
新撰組とのぶつかり合いの最中「織田信長」を名乗り堂々とふるまおうとする……が、土方の狂気を孕んだ発言に露骨に戸惑ってしまい、早くもメッキが剥がれかけている。
「げえっ!? 姉上!?」
「あわわ…、姉上がなぜここに!?」
そして予想外のタイミングで現れた姉上を前にして、涙目になって狼狽える信勝。
……この瞬間、プレイヤー間での彼の扱いが決定した(後述)。
「ふー……、危ない危ない、危うくばれるところでしたよ。まったく姉上に見つかったらどうなったことか。是非もないから切腹とか平気で言いますしね、姉上」
「ですが薩長の連中がうまいこと姉上とつぶし合ってくれればいよいよこの僕が織田家正統当主として返り咲くときが!」
「これは是非もないかも!」
裏で薩長に資金を流し、目的の障害となる姉上とのつぶし合いを目論む……が、当の姉上には「そうだね、是非もないよネ」と完全にお見通しだった。
「誰がお笑い芸人だ! ま、下賤な農民上がりにはこの僕の高貴なふんいきが通じないのは仕方ないとしてもだ!」
「ひ、ひぃっ!?」
土方に「織田んとこのお笑い芸人」と呼ばれて、反論しつつ挑発を返す……が、これに怒った土方に少し凄まれただけで情けなく悲鳴を上げてしまうのであった。
……ところで彼、現在の自分の主人の生い立ちを忘れてはいないだろうか?
「――見ましたか、姉上! これが魔神柱の亡骸から生れた新たな救いの神!」
「そしてこの空間では金色魔太閤様が全ての滅びしモノに永遠を与え、お救いくださるんですよ!」
「これで姉上は織田のしがらみから解き放たれてまた昔のように気楽に楽しく暮らせるんですよ!」
暗躍を続けた信勝の真の目的。それは織田家当主の座を得ることでも、自身が天下を支配することでもなく、姉のための穏やかな世界を創造することであった。
「ええ、もちろんです! 信勝はいつだって姉上の味方!」
「あの頭の悪い織田の家老どもは何もわかってなかった!」
「女だからとかいうくだらない理由で姉上を認めないなんて許せない。だから僕が焚き付けてやったんですよ!」
「結果はまんまと姉上に粛清されてあの様!」
「優秀な姉上が織田を継ぐのは当然のこと! 僕なんかに織田家の当主が務まるわけがない!」
「――だって、僕は、無能・・だったから!」
生前、彼が起こした謀反の真意。姉への愛と劣等感が生んだ狂気が彼を突き動かした。
隣国を滅ぼさなければ滅ぼされる・・・・・・・・・・・・・・・土地の為にしたくもない戦いを強制させられる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
「あんな、あんな狂った時代に戻る必要は、もうないんです!」
「姉上! この閉じた空間で永遠に、子供のころのように面白おかしく生き続けましょう!」
戦国の時代そのものを嫌悪し、他の時代の流れから隔絶された穏やかな世界の中で生きることを選択した信勝。
だがそれは、戦国の世を誰よりも強く駆け抜けた織田信長にとって、到底受け入れられるものではなかった。
「やだなぁ、姉上。信勝はそんな死を惜しまれるような弟じゃありませんよ」
「出来すぎた姉上に嫉妬して謀反を起こした馬鹿な弟ですって」
最後の最後で「身内には甘い」信長に情けをかけられるも、英霊の器ではない信勝は魔神柱の亡骸が消滅すれば霊基を保つことができない。自身の小物ぶりを自嘲しつつも姉に受け入れられた彼の表情は穏やかなものであった。
「――あと・・はお任せします、姉上」
最後の言葉。生前、姉に向けた最後の言葉を再び送って静かに消えていった。

メモ編集

  • 本人は自分のことを「無能」と評しているが、これは本人が温厚的で戦国乱世に向いていない性格であった事、そして比較対象がよりにもよってあの「織田信長」であった事が大きく、一般人目線で言えば彼自身はどちらかで言えば間違いなく有能の部類に入る。作中でも織田幕府を指揮した手腕や、生前にあえて謀反を起こし姉への不穏分子を始末するといった計画性など見るべき部分は十分ある。
  • 姉とよく似た中性的な顔立ちと、姉とは真逆なヘタレな性格、弟キャラという立ち位置などから、NPCキャラクターでありながら高い人気を得ており、登場当初にはTwitterのトレンドに挙げられるほどであった。加えて、イベントストーリーの進行にしたがって明らかになった姉思いな一面から更なるユーザー人気を得るに至っている。
    • これに関しては『Fate/ぐだぐだオーダー ぐだぐだおーだー維新その3』にも触れられている他、マシュ役の高橋氏もショタ信勝目当てで織田幕府を即時に選んだ事をFate/Grand Order カルデア・ラジオ局で明かしている。
    • 一方で、その中性的な容姿や頼りない言動などが見るものの嗜虐心を煽るのか、ファンの間での扱いは「女装男子」や「衆道」的な要素を多分に含んでおり、少なからず歪んだ感情を向けられている感がある。
  • ユーザーの間でつけられたあだ名は織田信長の「ノッブ」に合わせた「カッツ」。或いは前述のファンの間での扱いから「回される方のノッブ」など。前者はともかく後者は酷い。
    • 元ネタの元ネタは、中日ドラゴンズで二軍の監督を務める小笠原道大氏の公式ニックネーム「ガッツ」に由来。何周も回って先祖返りを果たしてしまった。
  • キャラクターデザインは元々別の目的で作成された「男性版の織田信長」だったのだが、没になった後に埋もれさせるのももったいないということで信勝のデザインに使いまわされたとのこと。[出 1]
    • 期間限定イベント『ぐだぐだファイナル本能寺』にて男性の織田信長が登場するも、彼は史実上有名な信長の肖像画を素とした立ち絵であった。なお彼は信勝が祝い酒の盃に仕込んだ毒によって脱落することとなる。
  • サーヴァントとして実装された際の立ち絵は再臨するごとに変化し、軍服姿、水着姿、鎧姿と統一感がないが、これは織田信長織田信長〔バーサーカー〕魔王信長に合わせたため。
    • また、それぞれの背景も該当する信長のそれに近くなっているが、実はそれぞれの信長の背景と繋がっており、合わせると「ちょうど信長の隣辺りに信勝が立っている絵」になる。

脚注編集

注釈編集


出典編集

  1. 『コハエースDX』 p138

リンク編集