ムーンキャンサー | |
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真名 | BB |
性別 | 女性 |
身長 | 156cm~?? |
体重 | 46kg~?? |
出典 | Fate/EXTRA CCC |
地域 | SE.RA.PH |
属性 | 混沌・悪 |
声優 | 下屋則子 |
デザイン | ワダアルコ |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』の期間限定イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」にて、年一度のイベント「サバフェス」の主催を引き受ける。
- イベント開始前、会場の下見にハワイに訪れた際に、何らかの要因で弱った女神ペレと遭遇し意気投合。その神核をコピー・インストールすると同時にハワイ諸島の管理権限を借り受ける。サバフェスの賞品に聖杯を提供する事で聖杯戦争を開催し、その熱気と欲望によってペレを活性化させるべく、ハワイの大地を自由にするペレの権能を利用して特異点ルルハワを形成した。
- しかしペレとの遭遇後にカルデアハワイ支部で天体望遠鏡を覗いた際に、己の機能と相乗して宇宙の先の先を垣間見たことで、結果としてこの宇宙ならざる領域外に座す『深淵の邪神』と目が合ってしまう。幸か不幸かその邪神と意気投合、同調により権能の一部を譲り受けたのち別れたが、霊基はムーンキャンサーとしての原型を保ちつつフォーリナーの反応を示すようになる。その後、異常を察知したカルデアハワイ支部を証拠隠滅のため虚数空間へと隔離し、ついでとばかりに他の天文台も影の世界に沈めてしまった。
- マスターであるカルデアのマスターがルルハワを訪れた後は、主人公らに聖杯と偽って「願った事が逆に叶う」という”黄金の豚の杯”を使わせ、「主人公が聖杯を世界のために使い、結果として世界を滅ぼす形で自滅する」という最悪の結果を引き起こすべく暗躍。サバフェスで優勝するまで時間を巻き戻し続けるという荒業で主人公たちを特異点に縛りつけた上、フォーリナー討伐のため地球に降り立った謎のヒロインXXにけしかけていた。
- しかし、「お前は日ごろの行いが悪すぎるので最初から全面的には信用してない(意訳)」という理由で最後の最後にして「完璧なシナリオ」が破綻。更にループの中で調査を続けた主人公たちに『深淵の邪神』と同調していたという事実を見抜かれ、真相を暴露すると「BBホテップ」としての正体を露わにし、圧倒的な力にモノを言わせて今度は記憶ごとタイムループに巻き込もうとするものの、主人公の味方になっていた謎のヒロインXXの宝具により邪神の権能を根こそぎ奪われ敗北。洗浄の為に逮捕・連行されていった(その際、夏の思い出として主人公たちがループの中で作成したすべての同人誌をプレゼントしている)。
- 後日、ルルハワから帰還しようとする主人公らをフライトの時間を止めることで呼び止め、「小麦色の肌から戻る(ペレの力を弱める)」ためと称してハワイ諸島各地に置いた己の分身の撃破を依頼。分身の実態は世界が終わった後を想定して用意された「御使いの魔柱」だったものの、これらが討伐されて正気に戻されたことで晴れてたまご肌に立ち戻り、その後主人公たちは無事にフライトで帰還し特異点ルルハワも消滅を迎えた。
- 人物
- 装いも新たに、パンク・コケティッシュ・ワイルドになったBB。
- なぜか属性が善から悪に変化している。悪になっても人類のパートナーであるコトは変わりはないので、そこは安心してくださいね☆とは本人の弁。
- 第一再臨はマスターを応援するチアガール風。白のビキニ、スカートタイプのアンダーに、イエローのパーカーを羽織る。五つ星のバッジを付けた白いキャップがアクセント。
- 第二再臨では女神ペレとしての性質が表出。パンキッシュなコーディネートの水着、そして清々しいほどにレアリティ主張するヘアバンドがイカす。髪色はやや薄くなり、肌は小麦色に変化し、性格はより快活で攻撃的になる。また、保険医だった頃よりも身体を動かすことにも積極的になっている。
- 第三再臨以降は冷酷な面が強調され、普段と比較しても他者を見下した台詞が多くなる。目も覚めるような真っ白なレオタードの上から翼を模した黒いコートを羽織り、深紅に染まった大鎌を振るう。戦闘時には名状し難き呪文を口ずさむことも。
- 本人曰く、邪神とは「意気投合して権能を譲ってもらっただけで、本質は元のBBちゃんのまま」とは言うものの、第三段階の状態では自ら「BBホテップ」と名乗る、「やっと自由になれた」と発言する、カルデアのマスターのことを「センパイ」と呼ばなくなる、最終再臨時には「マスター以外の人間は消してしまった」と発言するなど、かなり不穏な言動が見られるようになる。
- 能力
- 女神ペレをインストールしたことで、普段よりも身体能力が上がっている。ペレの権能なのか、戦闘では炎をまとった格闘術を駆使して戦う。
- ルルハワビームでロビンフッドを水着姿へと変えた上、主人公の新刊が落ちると豚やルルハワの王の像になる魔術の術式を仕込んだ。ただしサークルの新刊が完成さえすれば術式は発動しない。
- 『深淵の邪神』から「時間を操る権能」を授かっており、時間の凍結や巻き戻しを引き起こすことが可能。タイムループは指定した時点まで何度でも強制的に時間を巻き戻すという破格のもので、対象に時間を巻き戻す前の記憶を引き継がせるかは自らの一存で決定できる。
- マシュ・キリエライトが掲げる盾の加護すら
意味が通じない 、この宇宙のそれとは異なる法則を操る。曰く、この法則に抗うためには最低でも次元の段階を3つ上げる必要があるという。 - ただし、記憶の保持については、アヴェンジャークラスのスキル「忘却補正」によって抵抗が可能で、記憶を保持したまま巻き戻る人物に指定されていなくても、ある程度の記憶を保持できる。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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ムーンキャンサー | 主人公 (Grand Order) | C | C | C | A++ | EX | EX | 陣地作成:A 大地を飲むもの:EX 領域外の生命:B 女神の神核:A |
自己改造:EX 黄金の豚の杯:A 無貌の月:EX |
宝具
- C.C.C.(カースド・カッティング・クレーター)
- ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:9~999 - 『Fate/EXTRA CCC』においてムーンセル同期BBが用いた、世界を抉る呪いの孔。
- 自らの影を拡大させる事で周囲を虚数空間に変換し、世界とそこに存在する生命体を低次元の存在にランクダウンさせ、支配者として弄ぶ狂気空間。
- 通常のBBの宝具は「ナース服で可愛く、楽しく、残酷に敵を貶める
手術 」だったが、こちらはBBの能力を全開にした本気のオペレーションとなっている。 - 元祖ホラー系ヒロインとして「スケールがでかい、怖い、マジでやばい」をモットーにしたラスボスの一撃。
- 巨大な高次元の存在になったBBはさながら「スプーンでプリンを掬うかのように」たやすく大地を抉り取り、世界を侵す。
- 霊基第三状態でのみ、インストールされた二つ目の神性がその正体を見せる。
- 『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&敵全体のチャージを減らす&極低確率で敵全体のチャージを減らす[注 1]」という効果のBuster宝具。
真名:BB
- 月の裏側に颯爽と現れた後輩系デビルヒロイン「BB」。 明るくおしゃまな後輩として
センパイ を振り回す。 - 自らを小悪魔ならぬグレートデビルと称しながら元々はよい子だったので、悪魔に徹しきれない甘さがあったが、今回のBBはひと味違う。
- 未再臨時のBBはマスターを応援するチアガール風だが、霊基再臨が進むごとに隠された本性が露わになっていくからだ。
- かつて自分の分身として製作したアルターエゴ達(サクラファイブ)は女神のエッセンスを合成されたハイ・サーヴァントだったが、今回のBBも彼女らと同様に幾つかの“神性”と融合し、普段より攻撃的な霊基に生まれ変わっている。
- BBがインストールした神性は二つ。一つ目はハワイの女神「ペレ」。
- ハワイ島の火山の化身にして不死身の女神ペレと同化したBBはその肌を南国に似合う小麦色に変化させ、性格もより攻撃的になった。
- 「暴力的で、自分勝手で、関わるものはたいてい殺してしまう」女神ペレの神性をインストールしたBBは「愛するものを死ぬまで追い込むドS女神」と化してしまったが、「でも、普段とあまり変わらないよ?」とは散々BBに振り回されたマスターの弁。
- 二つ目は「降臨者」にまつわる深宇宙の存在。地球には存在しない、本来この宇宙のものではない、あらゆる知性体を誘惑し、弄び、自滅させるトリックスターとも言える「深淵の邪神」。
- BBはハワイ諸島を邪神の力で「時間の檻」に閉じ込め、永遠に終わらないリゾートを実現する事で「未来に待っている絶望」からマスターを救おうとフェスティバルを企画するが――その真相と結末がどういうものだったかは語るまでもない。
- 結論として、BBちゃんはどこまでいってもBBちゃんなのだった。
- しかし、BBは本当に邪神と同調したのだろうか?
- 全てはBBの思い込み、プラシーボ効果かもしれない。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』開催後、期間限定でガチャに追加。
- イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
人間関係
Fate/Grand Order
- ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)
- 『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて、サバフェスのループに巻き込む為に彼女が未来に描く同人誌の別バージョンを読ませ、同人誌を描くように仕向ける。
- すべてが終わり、特異点が消えても、彼女たちの成し遂げたものはしっかり保管するBBちゃんであった。
- ロビンフッド
- もはや腐れ縁。屈折した親愛と信頼表現……という名の嫌がらせを行う。
- 最初は同人誌製作に乗り気でなかったカルデア一行を焚きつけるための一環として、彼に「同人誌を完成させないと豚になる呪い」をかけた。
- 最終戦でもやっぱり彼に「豚になる呪い」を直接かけて攻撃したが、こちらはキルケー謹製の対策が施された『顔のない王』によって弾かれてしまった。
- ギルガメッシュ〔キャスター〕
- お互いに嫌い合う間柄ではあるが、「人類史の裁定者」、「人類圏の守護者」として己に科す役割が似通うためか、何かと縁がある。
- 自身の邪魔をされる事を危惧したのか、ルルハワに訪れたところを後頭部をどついて記憶を飛ばすという『Heaven's Feel』を思わせる展開で排除。
- 証言によるとどう見てもピコピコハンマーの効果音なのだが、どうやってそんなもので記憶を飛ばすほどどついたのか……。
- 茨木童子〔ランサー〕
- 邪魔者になりうる巌窟王への対抗策として利用するため、水着の霊基を与えた。
- その関係で茨木童子は黒幕がBBである事に勘付いたが、変に気を使う性格であったために最後まで漏れなかった。
- 巌窟王 エドモン・ダンテス
- 忘却補正によってループへの耐性があるアヴェンジャー、そのカルデア勢筆頭ということで警戒しており、茨木童子をけしかけて排除しようとした。
- 謎のヒロインXX
- 目的の要であるサバフェスの即売会自体を潰そうとしていたこともあって最大限に警戒している。
- ただし自身が権能を全開にした状態では所詮敵ではないものと高を括っており、土壇場でXXが対邪神兵装を持ち出した際は驚愕していた(そして対処が間に合わずそのまま討伐された)。
- キルケー
- 「相手を豚にする」事に一家言持つもの同士。と言ってもイベント中では本人同士の絡みはなかったが、BBがロビンフッドに仕掛けた「豚になる呪い」はキルケーに施してもらった対策で見事弾く事ができた。豚を知る者同士でお互いの魔術に干渉できるという事なのだろうか。
神格
- カマプアア
- 女神ペレが出会った半神半人。半人半豚でもあり、結婚絡みで戦いになる。
- 彼女曰く、元のBBと「ブタさん」に対する態度が変わっているのは彼の影響が多いとのこと。
- ポリアフ
- ハワイ島のマウナケア山を象徴とする雪の女神。女神ペレにとってはライバルであり、一度も勝利できなかった天敵。
- 『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』では、ペレの象徴であるキラウェア火山には一切寄り付かず、彼女の象徴であるマウナケア山を本拠地にしていた事から疑念を抱かれた。また、事後には「御遣いの魔柱」として配置されたとあるサーヴァントを象ったポリアフが登場している。
名台詞
Fate/Grand Order
イベント
- 「あの番組、わりと前準備がいるんですよね……。
いえ、スタジオ自体は指パッチンで作れるんですけど……。」
「モチベーションを上げるのに……
とてもとても時間がかかるというか……」 - バレンタインイベントにて、
強制召喚 を主人公に回避されて。 - 根が暗いヒロインなので気に病むと重い手段を選ぶと本人も語っており、それを知っている主人公も『根底は一途な少女の気ままなイタズラ。何度でも付き合ってあげるべき。』と罪悪感を感じてしまっている。
- また、『CCC』のBBも似たようなことを語っており、邪神と融合状態であっても同じ様子。
- 「はたして邪神を従えているのか、それとも邪神に従っているのか。」
「ノリノリで邪神の演技をしているのか。ニヤニヤと邪神が演技をしているのか。」
「それは見る人の判断に委ねます。マスターさんがそう思いたい方をお好きにどうぞ♡」 - 同上、何でも秘密に答えるというプレゼントで、主人公から邪神について質問されて。
- 「ワルイ事はじゃんじゃん言いますけど、本当にヤバイ事は言わない、が
通常 のわたしですので―――」
「ここでSKIPを押しておいた方が、万事きれいに収まりますよ?」
「…………。
…………。」
「…………。
…………。」
「…………。
…………。」
「…………。
…………。」
「……押しませんでしたね? 押しませんでしたねぇ?」
「それじゃあ今夜はこのへんで。理性 の前の皆さん、また明日、お会いしましょう!」 - 同上、聞いてはいけなかった質問、啼いてしまった雉への警告。
- メタ発言でプレイヤーがSKIPボタンを押すのを、ちゃんと無言で微笑みながら待ってくれている。
- この後、本当にテレビが消える演出と共に『11:59』という表示がTV画面の砂嵐の中に吸い込まれるように消えていく。
- 「『いつまでも有り続けるコト』。それがこのわたしが定義した、アナタたちの健康です。」
- 2人だけの世界の中、「おまえの考える人類の健康とは?」という質問に対して。
- 「さあ―――元の場所に戻りましょう? この先の未来には辛いコトばかりですもの。」
「過酷な現実から目を背けて、残酷な未来には別れを告げて。」
「ここでずっと、宇宙が飽和してドロドロになるまで、楽しいバカンスを続けましょう?」 人類 の健康を管理すると片時も離れず見守っている様子。- なおこの現象は絆礼装で読むことができる内容とほぼ同様である。
- 「ふふふ。ところで、さっきから『わたし』『わたし』と言っていますが。」
「あなた は 一体 どなた ですか?」 - 自己が崩壊しかけている者への問いかけ。
- どれほどループしているのか。時間軸は。他の人類と世界は…。
- 謎のままなんとも意味深なイベントとして終了するが、ただわかることは「これが彼女なりの救い方」ということである。
メモ
- このサーヴァントにおける宝具『C.C.C.』の演出は、『Fate/Extra material』で掲載された(水着コスチューム採用にあたって没となった)原案を再現している。
- ストーリーに従ってインストールしている神性が明らかにされていくBBだが、再臨の姿および習得していくスキルもその段階に倣ったものになっている。
- 初期状態は素のBBちゃんが着替えた程度の姿。この状態で持つスキル「自己改造」は、元の状態でも持っていたBB自身のスキル。
- 第一再臨を済ませると小麦色の肌になり、パンクな姿になる。小麦色の肌は女神ペレをインストールした事によるものであり、ここで習得するスキル「黄金の豚の杯」は女神ペレの影響を受けて「黄金の杯」スキルが変化した物。効果も、敵に対する干渉から自身への山盛りバフ効果と大幅に変わっている。
- 第三再臨を経ると白水着に黒マントの姿になる。これは深淵の邪神の影響が表出した状態であり、ここで習得する「無貌の月」は時間を操作する深淵の邪神の権能を表す。効果も「コマンドカードの配布を固定する」という、システム的に破格のものとなっている。
- なお、イベントのボス戦・ストーリークエストを完遂することで簡易霊衣の解放権が与えられ、「小悪魔たまご肌」(元の白い肌)の状態で再臨後の衣装が使用できるようになるできる。逆に、「初期状態のパーカー水着」については小麦色肌にする簡易霊衣が存在しない。
- 虚空に座す『深淵の邪神』、すなわち「クトゥルフ神話」の邪神と関わりを持ってしまったと思われる3人目のサーヴァント。
「BBホテップ」という呼称、「あらゆる知性体を誘惑し、弄び、自滅させるトリックスター」というマテリアルの記載から、この深淵の邪神は「無貌の神」こと『ナイアルラトホテップ』であることは確定的に明らかである。- ナイアルラトホテップとは、クトゥルフ神話において特異な地位を占める邪神の一柱。外なる神に使役されるメッセンジャーにして、狂気と混乱をもたらすために行動するトリックスターとされる。
時空を超越した宇宙規模の存在でありながら数多の惑星の知的生命体と関わりを持つ特殊な神格であり、関わった相手に様々な魔術や秘法、智慧を与え、好き放題させた挙句に自滅させるという悪辣極まりない性質を持つ。
そして、無数の化身を持つ存在としても知られており、その中には「三つの真っ赤に燃える瞳と黒い翼を持った怪物」「深紅に染まった大鎌を振るう女王」「黒いローブを纏った暗黒の男」などが含まれるという。第3再臨時の宝具演出では三つの赤い目をした影がBBに変化する演出が加わっているが、これはナイアルラトホテップの化身の一つである「燃え上がる三つ目の影」をモチーフにしたものであろう。 - また、ナイアルラトホテップには高度な機械装置やコンピュータ、人工知能を触媒として顕現する機械の魔人「チクタクマン」という化身も存在する。超文明の遺産である霊子コンピュータから生まれ、高次生命体と言える領域まで進化したAIのBBと噛み合うのもそれ故か。
- 深淵の邪神と関わりを持ちながらクラスがムーンキャンサーのままだが、本人の言によれば邪神と意気投合した後に「じゃ、そっちは任せるね」とそのまま別れたためとのこと。ただしカルデアにおいてはこの際の反応がフォーリナーとして観測されているほか、謎のヒロインXXにも「フォーリナー」と呼称されており、霊基について正確なところは不明。
- この結果として、登録上において水着化しても正式なクラス変更が無い唯一のサーヴァントとなった。これは「ムーンキャンサーの該当者が完全にBB以外ありえず、そしてBBのクラス適性はムーンキャンサーのみである」という形にもなっている。
- ナイアルラトホテップとは、クトゥルフ神話において特異な地位を占める邪神の一柱。外なる神に使役されるメッセンジャーにして、狂気と混乱をもたらすために行動するトリックスターとされる。
- 内部仕様での特異点がいくつか存在する上、第三再臨以降は至るところに邪神の影響と見られる言動が現れるが、最終マテリアルにおいては単なる思い込みによってそうなっている可能性が示唆されている。
- アライメントが「善」から「悪」へと変質している。アライメントにおける「悪」とはおおよそ、「すべてを己の好き・嫌いで裁断する」ということである。
- 元のBBとは異なり、何故か身長・体重が可変である。このためかは定かではないが、全サーヴァント中で唯一超巨大特攻が入るとされている。
そして全サーヴァント中で唯一人型特攻が適用されない。ラミアやケンタウロス、ヘシアン・ロボにメカエリチャンやスルトまで対象、異聞帯の巨象王すら「人型特攻」のみで超巨大特攻が入らないといえば、パッと見は明らかにただの女の子の彼女がこうなっている異例性は瞭然である。 - シナリオ終盤で主人公たちに邪神との接触を見抜かれた際に周囲の空間を変容させる一幕があるが、その空間において積み重なったBBスロットの手前に破壊されたBBスロットの残骸が散乱しているという意味深な描写がある。
- 所持している場合、既存のフォーリナーがいなかったとしても謎のヒロインXXから「邪神反応アリ」と告げられる。
- 上述の通り「深淵の邪神」の影響を受けていることはほぼ確実視されるところであるが、作中テキストから、少なくともルルハワのBBが「深淵の邪神」に完全に乗っ取られた、ないし「深淵の邪神」そのものと化したという訳ではないことも恐らくは確かである(BBとナイアルラトホテップの性癖、もとい性質は同じだったという言もあるので、どこまでが彼女の意思でどこまでが邪神の影響なのかは測り兼ねるが)。
ともかく最終的にはXXとカルデア一行の助力で邪神成分はほぼ浄化されたようなので、シナリオ上では元のまっさらなBBに戻ったと思しい。
- 彼女がフェスティバルを企画したのは、『時間の檻』によって永遠に終わらないリゾートを実現する事で「未来に待っている絶望」からマスターを救うためでもあったという。これに関しては主人公から直々に「ズレた善意」と評されており、相変わらずのBBちゃんっぷりを見せつけることとなった。
- 彼女がやろうとしていたこと、「後に待つ悲劇を回避させるため、停滞した状況に追い込む」というのは『Fate/EXTRA CCC』で大元のBBがやっていたことそのものである。
- スキルやステータスにEXランクが5つも有る規格外のサーヴァント。EXランク複数持ちは珍しくなくなっているが、さすがに4つ以上有するのはビーストクラスぐらいである。
話題まとめ
- 深淵のラストリゾート
- 絆礼装「深淵のラストリゾート」ではフレーバーテキストに「何者か」による謎の独白が記載されている。
- 全絆礼装の中でもとりわけ不可解な内容だが、そのテキストには「深宇宙」「常駐する時間」「巨大な深淵」「三つの赤い星」「発狂する冬の星座」など、とある神格にまつわるワードが頻出する。
脚注
注釈
- ↑ オーバーチャージで確率アップ
出典