ビーストⅢ/L
ビーストⅢ | |
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真名 | カーマ/マーラ |
外国語表記 | BeastⅢ/L |
性別 | 女性 |
声優 | 下屋則子 |
デザイン | ReDrop |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
七つの人類悪の一つ、『快楽』の理を持つ第三の獣の内『愛欲』を担う片割れ「ビーストⅢ/L」。
- 略歴
- 人物
- 能力
別クラス / バリエーション
アサシン
詳細は「カーマ」を参照。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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ビーストⅢ | - | C | EX | A | EX | B | EX | 獣の権能:A 単独顕現:? ネガ・デザイア:A |
万浴応体:EX |
宝具
- 愛の世界、燃える宇宙(サンサーラ・カーマ/マーラ・アヴァローダ)
- ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:100~99999
最大捕捉:1 - ビーストⅢ/Lの専用宝具であり、特例として二つの真名を持つ。それぞれが『同じもの』を示しているが故である。
- サンサーラはサンスクリット語で『輪廻』の意味を持ち、カーマの別名である『サンサーラグル』に由来する。アヴァローダはサンスクリット語で『障害』であり、マーラが釈迦に対し繰り出した様々な妨害、即ち堕落への誘いを示す。
- 良否二つの意味での『愛』の強制耽溺……天変地異規模での魔性を、カーマとマーラ、二神の力で顕す極限堕落宝具。
- カーマの宇宙の中でこの宝具を受けた場合、それは『全方位に無差別にカーマが自分(分身)を送り込み、一方的な愛で宇宙を燃やし涸らす』という地獄────あるいは極楽のような光景を見ることになるだろう。
真名:ビーストⅢ/R
- ビーストⅢ/L。
- ビーストⅢ/Rは『自分ひとりの愛で宇宙を満たす』自己愛の化身だったが、こちらは『人類すべてに向ける愛で宇宙を涸らす』他者愛の化身。
- もともとは神霊カーマ/マーラのほんの一端である分霊が人間の形を借りて顕現した疑似サーヴァント。
- (意識的な行為ではないにせよ)パールヴァティーによって『依り代の少女』の体は善と悪に分かたれた。
- その『悪』の体に惹かれるように憑依・転生した『今生のカーマ』。男性神ではなく女性神となっているのはそのため。
- 高圧的、嗜虐的、人類を見下しまくった言動のカーマ/マーラだが、彼女はどのようなものであれ『愛する事』ができ、ゆえに『愛欲に堕とす事』ができる。
- とはいえ、その愛はやはり相手を思っての愛ではない。
- 愛に溺れて堕落する、のではなく、堕落させる為に愛を使う、のがカーマ/マーラの獣性とされる。
- カーマ/マーラは愛という感情との親和性、存在としての多様性、負の側面の裏側を持つ。
もとより存在が不安定なカーマ/マーラだが、その『愛と苦しみの混じった神核』が『依代の』の運命性と一致し、より強固な霊基を獲得することになった。
- 基本はカーマ:マーラ=6:4ぐらいの比率。
- イシュタルなどの神霊サーヴァントと同じく、依り代の少女としてのキャラクター(性格・性質)は持っているがパーソナリティ(経歴)はない。
- 通常のカーマはカーマ/マーラの割合が6:4だが、その比率がマーラに大きく寄った時、この霊基はビーストとして覚醒する。
- カーマは宇宙の肉体を得たが、それは同一存在の魔王であるマーラが無辺際の領域(宇宙)のちからを手に入れたことに等しい。
- 『宇宙と繋がった欲望の魔王』が『宇宙と繋がった愛の神』に等しいという最悪・災厄。
- カーマは『愛と欲望の宇宙的氾濫』という災害を内包する存在となった。
- さすれば人を滅ぼす獣の幼体となる資格は充分。
七つの人類悪のひとつ、『愛欲』の獣、ビーストⅢ/Rは既に顕現した。
- それに連鎖するように。
- 『自分に全ての愛を向けさせる』その獣とは方向性が真逆な、しかし同じ愛欲の、『自分が全てに愛を与える──即ち、全ての(本来、愛しい人に向けられる)愛を奪う』獣の幼体として、彼女はここに顕現する。
- 他者の愛と寄り添うことを定められ、他者の愛の巻き添えで消滅し、結果として無限を手に入れてしまった愛の神は、当然のように、愛を倦んだ。
- 故に彼女は自らの無限の愛で全てを満たそうとする。
- 宇宙(人類)が自らの愛で満たされれば、そこには不快で煩わしい他人の愛など存在しないのだから。
- ここに在るは、宇宙を燃やすほどの愛欲(の矢)を人類に振りまく獣。
- 何をしてもよい。どんなに駄目になってもよい。
- 家畜に墜ちてもとことんまで愛し、肯定する。そんな究極の甘やかしをカーマ/マーラは可能とする。
- 宇宙の全人類に、一人一人に、かつて釈迦に与えた以上の愛(誘惑)を。
- 「煩悩無量請願断────辛いのでしょう?
- 全ての悩みを燃やしてあげる」
- 菩薩の誓いを嘲り弄びながら微笑む姿は、まさに仏道の大敵、魔王と呼ばれるモノに相応しい。
- 以上の本性を持って彼女のクラスは決定された。愛の神なぞ偽りの名。
- 其は神魔が成り果てた、人類を最も広範に救う大災害。
- その名をビーストⅢ/L。七つの人類悪の一側面、『愛欲』の理を持つ獣である。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
人間関係
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- ビーストⅢ/Rの羽化を阻止した主人公に勝つことで、逆説的に自身がビーストⅢ/Rを越えたことを証明し、羽化するために堕落させようとした。
- ビーストⅢ/R
- 彼女の対となるもう一人のビーストⅢ。
- 他者愛の塊、「全てに愛を与える者」であるであるビーストⅢ/Lに対し、ビーストⅢ/Rは自己愛の塊、「全ての愛を受け入れる者」ため、RとLが並び立つ事は叶わないとのこと。
名台詞
Fate/Grand Order
戦闘
イベント
その他
メモ
話題まとめ
脚注
注釈
出典