バーサーカー | |
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真名 | ダレイオス三世 |
外国語表記 | Darius III |
性別 | 男性 |
身長 | 345cm |
体重 | 280kg |
出典 | 史実 |
地域 | 西アジア |
属性 | 秩序・中庸 |
一人称 | (特になし) |
二人称 | (特になし) |
三人称 | (特になし) |
声優 | 安井邦彦 |
デザイン | PFALZ |
設定作成 | 桜井光 |
レア度 | ☆3 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』ではレフ・ライノールの召喚したアレキサンダーに引きずられる形ではぐれサーヴァントとして西暦60年のローマに現界する。
- アレキサンダーの策で連合ローマ帝国首都へ進軍する主人公らの行く手を阻むように出現したため、その場で主人公らと戦闘になり、敗れて消滅した。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する情報室フラウロスと交戦する。
- 人物
- 三白眼に全身を禍々しい刺青と黄金で彩った、漆黒の巨人。
- 平時の表情は物静かだが、揺るぎない闘志を全身に漲らせる歴戦の戦士。未だに隠し切れない程の王者の威風を纏っている。「狂化」スキルの影響によって、その人間性の殆どが消失している。
- 戦闘の苛烈さとバーサーカーのクラスでありながら、意外にもマスターには大人しい反応を返すことが多く、比較的ちゃんと言うことを聞いてくれるのだが、願いが絡むと暴走するリスクを抱えている。
- 生前にアケメネス朝に攻め入った征服王イスカンダルとは深い因縁があるらしく、狂気に侵されながらも彼に執着し、その願いも「イスカンダルとの再戦」。一対一ではなく、それぞれの軍勢を以て戦うことである。
- 能力
- 両手にある二本の戦斧を武器としており、戦いが始まると暴風そのものとなって対象の破壊を開始する。
- また、宝具でもある無数の骸骨兵(スケルトン)を兵士として従える。
- 彼自身の戦闘能力も高く、並み居る敵兵をものともせずに圧倒している。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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バーサーカー | 主人公 (Grand Order) | A | A+ | B | E | D | A | 狂化:B | 黄金律:B 仕切り直し:A 戦闘続行:A アケメネスの誇り:A+ |
強化クエストクリアで「戦闘続行」→「アケメネスの誇り」に変化。 |
主人公 (EXTRA) | A | A+ | B | E | D | A | 狂化:B | 戦闘続行:A 黄金律:B |
宝具
- 不死の一万騎兵(アタナトイ・テン・サウザンド)
- ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:500人 - 由来:アケメネス朝の精鋭部隊「不死隊(アタナトイ)」
- 王の号令に応じて一万もの不死者の部隊が出現・集結して巨大な牙を持つ「死の戦象」と化し、恐るべき突撃によって王の敵対者を跡形もなく殲滅する。
- ダレイオスが搭乗している巨大な戦象は、巨大な怪物である「死の戦象」を召喚したかのようだが、総数一万の動く死体や歩く骸骨と化した兵が一つに組み合わさったある種の群体であり、ダレイオスの命令によってのみ行動し、恐るべき魔力の一撃によって王の敵対者を破壊し尽くす。
- 史実としてアケメネス朝に存在した一万の精鋭が宝具へと昇華されたものであり、後年成立した「不死」の伝説に伴い不滅性や不死性が備わっている。
- この特性により、彼がいるだけで不死者の類を呼び寄せてしまうことがある。
使用技
Fate/EXTELLA LINK
- 破壊の暴風
- 両手の戦斧を使った暴風のごとき3連撃。
- 砂塵乱舞
- 荒々しく左右の戦斧を振り回しながら突進する。移動方向をある程度制御可能。
- アタトナイ・展開
- 自身の前後左右に死霊兵を召喚し、四方へ突撃させる。ある程度進んだ死霊兵は自爆し、この爆発にも攻撃力がある。
- アタトナイ・突撃
- 死霊兵を召喚し、前方に突撃させる。
- 破壊の炎波
- 戦斧に炎を宿し地面に叩き付け、前方に衝撃波を放つ。
- 破壊の炎斧
- 飛び上がり、豪快に切り下ろす、強烈な一撃。
真名:ダレイオス三世
- ダレイオス三世。勇猛たる古代ペルシア王で、アケメネス朝最後の王。紀元前四世紀の人物。征服王イスカンダルと戦った不撓不屈の男。
- 見識に優れ、内政の手腕に長けた王として知られる祖先、ダレイオス一世の後を継ぐ王家の傍流に生まれる。
成長した彼はサトラップと呼ばれる総督の地位を得て属州統治の任に就き、そして、突然、新たな王となった。
- 国内を我が物顔で蹂躙し、アルタクセルクセス三世とその子息アルセス王を立て続けに手にかけた逆臣バガアスの手によって王にされたが、王となったダレイオス三世は即座にこれを粛清した。
- 国家体制を整えようとした矢先、征服王イスカンダルとマケドニア軍が襲来してきたのだ。
- 国を荒らし民を虐げて粛清されたバガアスなどなんの脅威でもなかった。
- 人を縛らず、文化と交流を愛し、国を豊かにした善王ダレイオス一世を思わせるイスカンダルに戦いを挑んだのだ。
- ダレイオス三世は征服王に対して決して頭を垂れることなく、肩を並べることはしなかった。
善王ではなく、戦いの王として、壁として、イスカンダルの好敵手として在る己自身を、彼は選んだのだ。
たとえそれが、滅びの道に向かおうとも。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Zero
- ウェイバー・ベルベットとイスカンダルの会話中に名前が登場。
- 身長212cmのイスカンダルですら見上げるほどの壮大な体躯だったことが明かされる。
- Fate/Grand Order
- ゲーム開始前のTVCMにて初公開され、ゲーム開始時から実装されている。
- メインシナリオでは第二特異点に敵として登場。
- Fate/EXTRA Last Encore
- 第二話にて、元のマスターから間桐シンジに売り渡されたサーヴァントとして、狂化させられて登場。
- Fate/EXTELLA LINK
- 参戦サーヴァントの一騎として登場。
その他
- ちびちゅき!
- 言葉を喋れないバーサーカーの宿業か初等部所属。乗っている象もだいぶファンシーになってしまった。
人間関係
Fate/Grand Order
- イスカンダル
- 深い因縁のある相手。
- 幕間の物語にて対決する他、OPムービーでは拳を交えている。
- 大王を名乗るに相応しい人物であると見なしてはいるが、頭を下げる事も肩を並べる事も拒絶し、死ぬまで彼の好敵手たらんとし続けた。
- アレキサンダー
- 第二特異点では彼の影響でローマに召喚されたものの、彼には「一度戦ったダレイオスとの再戦より、ネロと話す方が優先」としてそのための時間稼ぎに利用されてしまい、何の接点も持つ間もなく終わってしまった。
- 幕間の物語では逆にダレイオスの影響で彼が召喚され、対決する。
- ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
- 期間限定イベント『ナイチンゲールのクリスマス・キャロル』にて共演。
- ナイチンゲール一行を追跡しようとする彼女に対し、象に相乗りして一緒に行く事を勧めていた。
生前
- バガアス
- 国と民を蹂躙した逆臣。ダレイオスを王として擁立したが、当人は彼を粛清した。
- ダレイオス一世
- 祖先。国を豊かにした善なる王として最大限にリスペクトしており、自身も彼のようにありたいと「当初は」思っていた。
名台詞
- 「
Iskandar ッッ……!!」 - 咆哮。ソレに込められているのは、宿敵との再戦への渇望。
メモ
- 『Fate/Zero』コラボイベント「Fate/Accel Zero Order」のテレビCMにて、イスカンダルのゴルディアスホイールを真正面から受け止め不敵に笑って見せる姿を見せたものの、イベントシナリオ中には登場しない。ただし全ミッションクリア後の隠しクエストのボスとしては登場し、その際イスカンダルをサポートとして選択することができる。
- 「財政難となったらこの墓を開け」と書かれているものの歴代バビロン王が誰一人開かなかったアッシリアの女王ニトクリスの墓をダレイオス一世が暴いたが中からは何も出てこなかった……というエピソードがヘロドトスの『歴史』にあるが、実際にはその墓碑にはバビロンの宝物庫へと繋がる「扉」が隠されていたらしい。そこで得た莫大な富によってアケメネス朝は豊かになったのではないかとされており、末裔であるダレイオス三世が幾度もの戦いを成し遂げることができたのもその財によるものらしい。
- ちなみにこのアッシリアの女王ニトクリスはエジプトのファラオニトクリスとは無関係な同名の別人である。
- ダレイオス三世もファラオの称号を持つ一人なのだが、オジマンディアス、ニトクリス、クレオパトラといったファラオ勢から一切そのことについて言及されていない。
- しかし「節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔」にて初めて、イスカンダルからついにファラオと呼ばれた。
- 『First Order』において、メドゥーサがライダーからランサーに変更され、代わりにダレイオス三世がライダーとして冬木に召喚されていた模様。既に敗退していたため直接の登場はなかったがクー・フーリンの回想としてその存在が示唆されている。
- 『EXTELLA LINK』では技名が全て「アタトナイ」となっているが正しくは「アタナトイ」。宝具はちゃんと「アタナトイ」であるため誤字だと思われる。
脚注
注釈
出典