カルナ〔サンタ〕

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セイバー
真名 カルナ〔サンタ〕
性別 男性
身長 178cm
体重 65kg
好きな物 『蝶のように舞い、蜂のように刺す』
苦手な物 タオルを投げられること
出典 『栄光のサンタクロース・ロード』
地域 インド
属性 秩序・善
副属性
一人称 オレ
二人称 お前
三人称 ○○(名称および名前呼び)/彼/彼女
声優 遊佐浩二
デザイン pako
設定作成 水瀬葉月
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要編集

剣士」のサーヴァント。サンタクロースになったカルナ

略歴
期間限定イベント『栄光のサンタクロース・ロード』にて、新しいサンタサーヴァントとしてプレゼントの宅配を始めるものの、「開けられない黒いプレゼント」が発生してしまい、サンタの仕事に支障が出てしまう。
主人公らと共に特異点に事態の解決に向かい、遭遇した黒幕のヴリトラを倒すべく封鎖特異点を解放してゆくが、聖杯に馴染みすぎたヴリトラに敗北を喫してしまう。
アルジュナの取り成しで改めてタイトルマッチをセットしてもらい、彼からの「施しの英雄であればサンタが務まると思っていたのか」という指摘を受けてこれまでの考えを改め、ヴリトラを倒すプランを検討。
十分に準備を整えた上でヴリトラに挑み、見事に打ち倒し、特異点を解決して封印されたプレゼントを解放した。
人物
サンタサーヴァントだが格好はサンタのそれではなく、黒フードにサンドバッグを背負っている。
基本的にはランサーの方と同じであるが、修業時代の側面が強く出ているため、より成長や修行に対して貪欲。
その一方で一言足りないところは相変わらずなため、テンションが高いことも相まって誤解されるような言動も多い。
サンタとしての役割に関してもストイックにこなそうとするが、態度はクールで無愛想なため優しさは伝わりにくい。
ロードワーク大好き。
能力
セイバーのはずだが剣は一切用いず、卓絶したフットワークとパンチングのボクシングスタイルで戦う。
ファイティングスタイルはインファイトもアウトボクシングもでき、相手(もしくは気分)によって使い分けている。「楽だから」ではなく「そちらの方が楽しめそう、成長できそう」といった理由で使い分けを行う事が多いらしく、時にはあえて苦労するような殴り合いをする事もある様子。
下記のように敏捷値はアキレウス柳生但馬守宗矩でも至っていないEXであるが、ハンドスピードやフットワークに特化させているとのこと。なお、彼曰く速度は光速らしい。

ステータス編集

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) B A EX D C A 対魔力:A
神性:A
ハードパンチャー:EX
フットサンタ:A
閃光の拳:A
施しの英雄(聖夜):EX

宝具編集

聖人連続拳(ウィニング・アルカプトラ)
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1~2
最大捕捉:1人
サンタカルナが繰り出す、勝利のためのフィニッシュコンビネーション。下記の第二宝具とは対照的に、自ら動いて決める際に使う必殺パンチの組み立て。
素早いウィービングで的を絞らせないようにした後、一気にステップインし左右のフックを連打、さらに左ジャブの二連撃から右ストレート、最後にアッパーで敵を吹き飛ばす。
これらの拳には無論のことサンタパワーとスーリヤの息子としての力が手加減なく込められており、特に最後の打ち上げアッパーの際にはその余剰エネルギーが光翼、ハイロゥとなって神々しく表出する。
このコンビネーションの威力は超銀河的であり、喰らった者は隕石に撃ち抜かれたような衝撃と共にマットに倒れ伏すという。
「アルカプトラ」とはカルナの別名で、「太陽の子」を意味する。
『Grand Order』では「自身のQuickカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵単体のガッツ状態を解除&超強力な攻撃[Lv]」という効果のQuick宝具。
聖人交叉拳(グラハラージャ・サンタクロス)
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1~2
最大捕捉:1人
サンタカルナがフィニッシュブローとして編み出した、一撃必殺のクロスカウンターパンチ。
サンタになった途端にボクシングスタイルに開眼したことに加え、ボクシングにはクロスカウンターという必殺パンチがあることを知ったカルナが、なぜか「サンタの必殺ブローはクロスカウンターであり、だからこそサンタクロースという名であるに違いない」という結論に至ったために生み出された。
この技を目で捉えるのは不可能。敵の攻撃に完璧に合わせて放たれる拳は、太陽の煌めきじみた一条の軌跡を描いてビームのように敵のアゴを撃ち抜く。
その様は星の聖剣の斬撃にも似て、すなわちこれは必殺拳であり必殺剣なのである。
「グラハラージャ」とは「星宿の王」の意味で、太陽神スーリヤの別名である。

真名:カルナ〔サンタ〕編集

カルナが様々な事情によってサンタ化した存在。
誰もが「プレゼントが欲しい」と願う、一年に一度のクリスマス。
その願いを一身に引き受ける存在こそがサンタクロースであり、それに応えられる力を自分が持っていることに気付いてしまったのならば、もちろん彼はその役割を担うことを躊躇いはしない。
「サンタさん、プレゼントをください」という子供たちの願いに対し、ごくごく自然に「そうか。ならば与えよう」と返し、過不足なくその願いを叶えてくれるタイプのサンタクロース。
クールで愛想はないが、けっして冷たいわけではない。優しさが伝わりにくいだけである。

登場作品と役柄編集

Fateシリーズ編集

Fate/Grand Order
『栄光のサンタクロース・ロード』開催に伴い、イベント報酬サーヴァントとして実装。

人間関係編集

Fate/Grand Order編集

主人公 (Grand Order)
マスター。
数々のサンタサーヴァントのパートナーとなってきた彼/彼女のことは優秀なトレーナーと見ており、何かとロードワークにつき合わせている。
ディオスクロイ
妹のポルクスがボクシングの達人であるため、一度手合わせをしたいと思っているが、実行に移そうとすると兄のカストロが割って入るせいで1ラウンドもしないうちにノーゲームになるとか。
ロムルス=クィリヌス
同じ拳を武器とするサーヴァント同士、いつか手合わせをしたいと願っている。
流派ヘラクレス・ローマ分派は密かにライバル視しているらしい。
アルジュナ
いろいろと確執がある相手だが、修業時代のノリのため若干距離が近くなり、何かとフレンドリーに接している。
ライバル同士ではあるが、同時に「同じ師の元で学んだ同士」としての空気感を普段から出しているとか。
『栄光のサンタクロース・ロード』ではサンタについて彼から指摘を受けて考えを改め、事件の解決後にはとある「贈り物」をした。
アシュヴァッターマン
修業時代の精神のためにノリが近く、悪友感が増している。積極的に彼とトレーニングを行っている模様。
ヴリトラ
『栄光のサンタクロース・ロード』で敵対した相手。
彼女の出した試練を乗り越えるべく、封鎖特異点を巡っていくことになった。
シェヘラザードハンス・クリスチャン・アンデルセン
上記のヴリトラと戦うために、他のドラゴンスレイヤー達の代わりに依頼した助っ人。
一見すると戦闘には向かないメンバーだが、その目的はヴリトラの弱点を突くためであった。
ガネーシャ
彼女の幕間の物語で、BBから依頼を受けてデータを取っていた相手。
「トレーニング」という体だったため、普段の姿ではなくこちらの姿で対応したとのこと。
BBが絡んでいたため、普段では認識できなかった「依り代」についても感じ取ることができていた。

名台詞編集

Fate/Grand Order編集

イベント編集

「『動くな! 俺はこの通り笑顔だ! 大人しくしていれば用事はすぐに済む!』」
『栄光のサンタクロース・ロード』にて、刑部姫の部屋にプレゼントを渡すために押し入った際の言葉。
直前のアドバイス通り「笑顔で説明する」を心がけているのだが……「サンタクロースである事」が抜けている上に何かキマったような笑みと合わさって強盗にしか見えない。
「ヘイボーイ。スパーリングならいつでも相手をするぞ」
同上、同行しているアルジュナに対して。
サンタさんになってテンションガン上げになっているのか、いつもと全然ノリが違う有様にアルジュナは頭を抱えるのであった。

メモ編集

  • サンタサーヴァントでは初めてとなる、男性のサンタクロース。クラスとしても初のセイバーとなる。
  • これまでもクラスと使用武器が乖離したサーヴァントは散見されていたが、剣どころか道具をまったく使わないセイバーというのは前代未聞。「剣士」ならぬ「拳士」ということか。
  • 好きな物の『蝶のように舞い、蜂のように刺す』とは、ボクシングの伝説的なヘビー級チャンピオン、モハメド・アリの座右の銘としてあまりにも有名。☆4かつ格闘家、という意味ではルーラーとしての可能性もあったのかも知れない。

脚注編集

注釈編集


出典編集


リンク編集