キャスター (Grand Order)
- 真名:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
- 身長:133cm / 体重:29kg
- 出典:Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- 地域:日本・冬木市
- 属性:中立・善 / 隠し属性:人
- 声優:門脇舞以
「魔術師」のサーヴァント。イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (プリズマ☆イリヤ)が『Fate/Grand Order』の世界に召喚されたもの。
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』ではイベント「魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~」にて初登場。
- 鏡面界への離界(ジャンプ)の際、友人の美遊と共にこの魔法少女の集う固有結界へ来てしまい、美遊がさらわれてしまい彼女を探していたところ、同じく迷い込んだカルデアのマスターと遭遇する。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿にサーヴァントとして召喚。勝算が薄いことを承知の上で、クロエとともにⅩの座を統括する廃棄孔アンドロマリウスとの交戦に挑む。
- 人物
- 穂群原学園小等部に通う、ごく普通の女の子。銀髪赤目で名前が貴族っぽくて、留守がちな両親は謎の仕事をしていて、なぜか一般邸宅にメイドが二人も居て、ついでに血の繋がらない兄がいるけれど、ごくごく普通の小五女子である。別世界に迷い込むのは割と慣れっこ。
- ヘンテコステッキを手懐けたり、寡黙な少女の心を開かせたり、自分を殺しに来た少女を家族として迎え入れたりと、なにげに適応力とコミュ力が極めて高い。悪く言えば流され体質。
- 能力
- 魔力の斬撃を飛ばす、魔力弾を複数飛ばす、魔力の全力砲撃、カレイドステッキのマジカルルビーを投げつけてマジカルルビー自体が体当たりするなどの攻撃を行う。
- カルデアおよび魔法少女の固有結界が彼女の本来いた世界とは根本的に異なる為か、クラスカードの限定展開や夢幻召喚はできなくなってしまっている。
- 後にマジカルルビーが道具作成スキルを持つサーヴァント達と暗黒取引を交わした結果、カルデアの霊基を参考に封印されていたクラスカードの擬似的な使用を可能としたことが示唆されている。ゲーム的には絆礼装効果でカード性能が上がるということだけで、クラスまで変更になる訳ではないが。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャスター | 主人公 (Grand Order) | E | C | D | B | A | A+ | 対魔力:B 無限の魔力供給:C |
愉快型魔術礼装:A 自然の嬰児:B あやしい薬:A |
宝具
- 多元重奏飽和砲撃(クウィンテットフォイア)
- ランク:A+
種別:対人宝具 - 筋系、神経系、血管系、リンパ系を疑似的な魔術回路と誤認させることにより、瞬間的な出力を得る捨て身の技。
- 全身を巡る五つの回路が奏で上げた壮絶な魔力の奔流は、星の光にも匹敵する殲滅力を誇る。
- ツヴァイフォームでも説明したように、元々魔力を通すべきではない回路を無理やり酷使して瞬間火力を得る裏技であり、本来なら使用後は全身が引き裂かれるような激痛に苛まれる程の大きなダメージを負い、生命の危険すら伴うリスクがある。生身よりも頑丈な霊基の体であっても体の節々に痛みが生じてしまうが、ルビーに言わせれば「田植え後のおばあちゃんみたいな感想」で済んでいるとのこと。
- 『Grand Order』ゲーム内での性能はキャスターで2人目となる「単体への超強力な攻撃」だが、使用後は攻撃力と防御力が若干低下する。なお、スキル「あやしい薬」使用時に確率で発動する弱体無効付与により、自力でこの欠点を防止可能。
真名:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- 〔キャスター〕キャラクターデザイン:ひろやまひろし / 設定作成:??? / レア度:☆5
人間関係
Fate/Grand Order
- 主人公
- 平行世界で出会った「かっこいい」人。男女どちらであっても、かっこいいと称する。
- マシュ・キリエライト
- 同行する「魔法少女」。事態解決の為に共闘する。
- 家族に雰囲気が似ていて、一緒に居ると落ち着くらしい。
- フォウ
- モフモフな毛並みに、変なスイッチが入りかけて撫で回したい衝動に駆られていた。
- ファースト・レディ
- 自分と美遊、クロエを固有結界内部に閉じ込めた張本人。
- その世界を救いたいという意志を、自分よりもずっと強固で大きいものと見なしつつも、美遊やクロエとの絆の為にも戦いを挑む。
- ナーサリー☆ライム
- お菓子の国の女王。遊んでくれたお礼として宝石を受け取る。
- メディカル☆メディア
- 大海原と竜の国の女王。絶望の淵に沈んでいたが、イリヤに希望を託す。
- イアソンくん
- メディアの使い魔。言動は辛辣だが、的確なアドバイスを送った。
- マハトマ♀エレナ
- 死せる書架の国の墓守。イリヤとの戦いの中で彼女に希望を見出す。
- コハナト☆メイヴ
- 雪華とハチミツの国の女王。イリヤ達を自分の軍団に加えようとする。
- アストルフォ
- そのボーイッシュさに変なスイッチが入っていた。
- 子ギル(Grand Order)
- 『プリズマ☆イリヤ』の子ギルとは別人。
- 『Grand Order』にて、一回魔法少女の格好をさせてみたい等と危険な考えを持っていた事が判明した。
- 自身の幕間の物語では、ツヴァイフォームの真価を引き出すべく強引なアプローチをする彼と戦う事になった。
生前?
- 美遊・エーデルフェルト
- 親友。同様にカレイドステッキを持つ魔法少女だが、彼女のもつ友情の価値観は「正直重い」と思っている。
- クロエ・フォン・アインツベルン
- イリヤから分裂して誕生した、もう一人のイリヤ。当初は命を狙われたり日常生活を浸食されかけたことなどから険悪だったが、イリヤがクロの気持ちを理解したことや母・アイリスフィールの仲裁もあって和解し正式に家族になる。
- マジカルルビー
- 魔法少女になった最大の原因で、うさんくさくてはた迷惑な魔法のステッキ。しかし、共に過ごすうちにお互いにとって大切なパートナーへと変わっていく……はず。
- マジカルサファイア
- 自分のパートナーの姉妹機にして、親友のパートナー。『ドライ』では一時的にパートナーとなる。
- ルビーよりはまともだと見なしているが、性格に問題があるのは姉妹共通だと諦めている模様。
- 子ギル (プリズマ☆イリヤ)
- 『プリズマ☆イリヤ』で聖杯を奪い合ったこと時のことが幕間の物語で語られた。
名台詞
Fate/Grand Order
- 「これがわたしの全て……! 『
多元重奏飽和砲撃 』!」 - 宝具発動。全身を巡る五つの回路が奏で上げた壮絶な魔力の奔流は、星の光にも匹敵する殲滅力を誇る。
- 「おっきくなったかな……? はっ、身長がだよ!?」
- レベルアップ時。自分でも気にしてるのか突っ込まれる前に反応した。
- 「お疲れ様でーす!でも、まだまだお仕事あるんだよね。頑張ってー!私も応援するからー!」
- マイルーム会話。魔法少女特有の明るさが溢れ出る。
- 「最近、ときどき視線を感じるの。振り返るとサッといなくなるんだけど、その時に赤い外套がチラッと見えちゃった。
何か用があるのかなぁ……ハッキリ言ってくれればいいのに」 - マイルーム会話。カルデアのおかんも彼女に対してはより心配性なお兄ちゃん。しかし行為自体はストーカーと化してしまっている。
- 「ん……えへへー。マスターさんに頭なでられるの、好き……。
あ、今度お風呂上りに髪乾かしてほしいなー、なんて……ほぇっ!? お、お風呂いっしょには、ダメーっ!……まだ……」 - マイルーム会話絆Lv5。優しいお兄さん(お姉さん)に完全に心を許しているようだがお風呂はダメ。しかしボソっと付け足した言葉に、お兄さん(お姉さん)の期待は膨らむ。
- ただし、(並行世界であり直接の繋がりがないとはいえ)カルデアには彼女の家族が召喚されている可能性もあるため、周りが許してくれるかどうかは別問題。
- 「穏やかじゃない! それってもう、隕石ってレベルじゃないし!」
- 『魔法少女紀行~プリズマ・コーズ』にてミッション確認画面で聞けるセリフ。マジカルルビーが「直径3500キロぐらいの隕石でも降ってきませんかねぇ?」と言った時の台詞。
- まさか製作者が魔法で打ち返した衛星のことだろうか。
- 「それとあの、こちらの (ごにょ) かっこいい (ごにょ)
お兄さん/お姉さんは……?」 - 『魔法少女紀行~プリズマ・コーズ』にて初めて会ったカルデアのマスターに対して。
- 小学五年生の少女らしく、顔を赤くしてかっこいい年上の男(女)を意識している。
- マシュやロマンには普通に接しているため、好みのタイプだったのかもしれない。主人公の容姿を作中で具体的に評した珍しいケース。
- なお、サービス開始前から明言されている通り、主人公の容姿は士郎と凛をそれぞれ性転換したようなモデルとなっている。
- 「ちょっとそのイアソンくんにチョップしていいですか!」
- 同上イベントにてイアソンから「嘘をつくだけの知性がない。その胸のようにまっすぐな、公正な性格だ」と言われて。
- 平和主義なイリヤが珍しく攻撃の意思を露わにしたシーン。胸のことはやっぱり禁句。しかしその報復がチョップというツッコミであるあたりがやはり優しい子供である。
- 「自分が一番苦しいのに、他の人に手を差し伸べられる。それって、どんな魔法でも起こせない奇跡だと思います。」
「そんな人にしかたぶん世界は救えないんです」 - お別れのとき。子供ながらに主人公が背負っている大きな使命を察していたらしく、そんな状態で無関係な自分やミユやクロを助けてくれたことに感銘を受けている。
- しかしながらスケールの違いはあれど、誰かのために戦うという奇特な精神はイリヤ自身にも当てはまるものが有り、そんな二人だからこそ縁が結ばれ、共に戦い、そして魔法少女達を救うことができたのだろう。
- なお、主人公の行いに対するこの見解は、本編6章におけるレオナルド・ダ・ヴィンチの評価とほぼ同じ。すなわち、小学生にして本質を見抜く洞察力――要は人を見る目を十分に持ち合わせていたということになる。
メモ
- ドイツ系のハーフと言えど、アインツベルンに居た頃の記憶を封印された上で冬木で育ってきた為、主言語と価値観は完全に日本人/衛宮家のものになっている。このためか、『Fate/Grand Order』では2016年ハロウィンイベントや鬼ヶ島イベント復刻版などにおいてクロ共々「日本人」の区分に入っている。
話題まとめ
脚注