ジーク (Grand Order)
キャスター | |
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真名 | ジーク |
性別 | 男性 |
身長 | 165cm |
体重 | 53kg |
出典 | Fate/Apocrypha |
地域 | ルーマニア |
属性 | 中立・善 |
声優 | 花江夏樹 |
デザイン | 近衛乙嗣 |
レア度 | ☆4 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- かつて第三魔法を実現させようとしていた大聖杯を世界の裏側へと持ち去った元ホムンクルスの邪竜。
- しかし大聖杯の内部に潜んでいた何者かの残留思念に支配権を奪われていることを察知した彼は、その侵食および聖杯内部で行われる大戦を食い止めるべく、意思を持つサーヴァントの再現と、外界のもうひとりのマスターの召喚によって対抗を試みる。
- 人物
- サーヴァントでありマスターでもある「ただのホムンクルスにして、ただの人間」。過去らしきものは殆ど存在しない。
- 見た目と知識、精神的いずれも青年期の男性に近いものだが、今の人間の姿は大聖杯に入った後に作り出した端末である。
- サーヴァントとして召喚されたジークは「模造品」というよりは「端末に近い存在」であるため、人理修復後はその役目を終え消滅することが作中記述の時点で確実視されている。
- 能力
- 『竜告令呪』による影響によって、邪竜ファヴニールとしての力と英霊ジークフリートとしての力双方を保有する。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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キャスター | 主人公 (Grand Order) | E | E | E | D | B | EX | 単独行動:EX ホムンクルス:C+ |
人工英雄(偽):B+ 魔術:C 竜告令呪:EX |
宝具
真名:ジーク
- ルーマニアで執り行われた聖杯大戦において、魔力供給の為に鋳造されたホムンクルスの一人。
- 本来なら魔力を絞り出されて死ぬ運命であったが、生き延びようと足掻いた結果ジークフリートの力を授かり、聖杯大戦の台風の目となる。
- 無垢と言えば聞こえはいいが、そこには目的のために生まれ、そして死ぬことが定められた諦観があった。
- 人間とは掛け離れたある意味で『完璧』な存在だった彼だったが、生き延びていく内に少しずつその完璧さは失われていった。
- 天草四郎時貞はそれを憎んだが、ジーク本人はそれを望んだ。最終的にその対立が、聖杯大戦の幕を閉じることとなる。
- 邪竜ファヴニールに変化したジークは、第三魔法を成就させんとする大聖杯を世界の裏側へと運んだ。
- 「いつか彼女が会いに来る」という希望を持ったまま、彼は世界の裏側で待ち続ける。
- 届かぬ星に向かって歯を食い縛りながら手を伸ばした者がいたとしたら、彼はその星を撃ち落とした側である。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 期間限定イベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』開催に伴い実装。イベント報酬。
人間関係
Fate/Grand Order
- アキレウス、ケイローン
- 期間限定イベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』にて、苦渋の決断で意思を持たない影であった彼らをサーヴァントとして再現した。
- アキレウスとは聖杯大戦にて絡む機会が無かったため、改めて交流する機会ができたことを喜び、互いに気心が知れるほどの関係になる。アキレウスからは「悲観的」と指摘されることも。
- ケイローンとはアストルフォと共に命を救ってもらい、その後も同じ黒の陣営として共に戦ったことから信頼をしている。カルデアでは彼に教えを乞うも、直後に現れた課題の山に戸惑っていた。
- ジャック・ザ・リッパー
- 聖杯大戦では不倶戴天の仇敵となった黒のアサシンであり、彼女たちの記憶とその最期を目にし人間の悪性と向き合うきっかけとなった存在。
- コラボイベントでも無意識に彼女たちを避けていたが、ジャックの方は聖杯大戦での記憶がない事もあって「殺し合いをしてたんだからそういう事もある」と特に気にしていなかった。そのため彼女たちとも話す機会があり、最後には穏やかに別れるなど、一転して良好な関係を結んでいた。
- ジークフリート
- 自身に命と力を与えてくれた英雄。コラボイベントでは邪竜ファヴニールの力を用いながら彼と共闘し、別れ際にジークフリートから「君があの時の邪竜であったなら話し合いができたのではないか」と評されている。その際「そうなったら不死身にならず、名もなき戦士として野垂れ死んでいた」と自嘲する彼に、不死身の力やバルムンクがなくとも英雄になっていたと賛辞を贈る。
名台詞
Fate/Grand Order
マイルーム
- 「サーヴァント……ジーク。申し訳ない、ただのホムンクルスだ。
戦力としては期待できないと思うが、登録された宝具ならどうにか戦えそうだ。
存分に使ってくれ。」 - 召喚時の台詞。生来の控え目な性格らしい自己紹介。
- 「『
理導/開通 』」 - スキル使用1。ホムンクルスとして与えられた魔術を行使する。
- 「我が英雄よ、力をお借りする!」
- エクストラアタック1。ジークフリートの力を憑依させた一撃を放つ。
- 「転身開始、彼方への巡礼を。我が身は天の杯を抱えて飛ぶ、邪竜なり。万物融解『
灼熱竜息・万物融解 』!」 - 宝具解放。生前に変貌した邪竜・ファヴニールに一時的に変化し、強力な
竜の息 にて敵を焼き払う。
- 「気にするな……所詮は、ただのホムンクルスだ……」
「生まれた時と同じだな……怖くは……ない」 - 戦闘不能時。かつて造られた存在としての諦観からか、自分自身の不幸に対しては冷淡で自嘲的である。
- 「彼の力を借りているおかげだ。卑怯な気がするが、マスターのためだからな」
「マスターは無事か? うん、それならいい」 - 勝利時。勝っても頑ななまでに自分の力を誇示しようとせず、マスターを気遣うところが彼らしい。
- 「そろそろクエストに向かった方がいい。血気盛んなサーヴァントが、ストを起こすと聞いた」
- マイルーム会話1。どこの誰から得た情報なのか、かなり尖ったことを聞かされている。
- 「ん……あぁ、オルレアンの聖女もいるのか。当然か。人理の危機に、彼女が動かないはずがない。
ただ、彼女は俺のことを知らないだろうから、そっとしておいてほしい。
今の俺も彼女に関してはおぼろげにしか記憶にない。いつか違う形で再会しない限りは、きっとそうなのだろう」 - マイルーム会話「ジャンヌ・ダルク」。
- 本体から送られた端末のような存在である彼には、彼女との記憶がはっきりとしているわけではないようで、いずれ来るべき形で再会しない限りは互いに思い出すことはないだろうと語っている。
- ただジャンヌの方はジークフリートがカルデアにいる際、ジークについても言及しているわけで…。
- 「やっぱりいたのか、ライダー。よく分からないが、俺の霊基は『相変わらずだな』と苦笑している。よし、お互いに頑張ろう」
- マイルーム会話「アストルフォ」。
- かつての己のサーヴァントである黒のライダーと再会を果たす。ジャンヌのときと同様はっきりと記憶していないようだが、霊基には彼と過ごしたときの思い出がしっかりと残っている。
- 「アヴィケブロン、か。貴方がかつて選択したことは、きっと許されるべきではないのだろう。
でも、貴方の平和に対する叫びだけは本物だったと思う。だから、一緒に戦えるなら嬉しい」 - マイルーム会話「アヴィケブロン」。
- かつて自分を宝具の部品にしようとした人物であり、その後の戦いで彼が自分のマスターを裏切り宝具の炉心としたことに言及している。その選択を認めはしないものの、彼の平和への願いは本物だったと感じている。
- アヴィケブロンからは、記録として彼が聖杯大戦を終わらせたことを知り、結果的に彼を生贄にしなかったことに良かったと述べている。
- 「かつては倒さなければいけない存在だった。しかし、味方陣営になったのならば、遺恨を抱くことはない。
……とはいえ、複雑な心境だ。天草四郎もそう思っているだろうな」 - マイルーム会話「天草四郎時貞」。
- 聖杯大戦にて大聖杯を巡り最後に激突した大敵。彼の平和への願いを正しいと認識しながらも、彼の行おうとしていることを認めることができず争うことになり、ジャンヌ消滅後は怒りと殺意を以て相対した。
- 味方となることに異論は無いものの、互いの願いを賭けて殺し合いを演じたときの感情は未だに燻っている模様。
- 「貴方とは会話を交わす余裕すらなかった。しかし、今こうして己の意思があるのは、間違いなく貴方のおかげだ。
ありがとう、ジークフリート。それ以外に言葉はない」 - マイルーム会話「ジークフリート」。
- かつて自分に命を与え、戦うための力をくれた存在。彼にとっては紛れもなく英雄であり、己の名に刻み込むほどの感謝を抱く人物と改めて言葉を交わす機会に喜びを抱いている。
- 「ケイローンか。今回は少しだけ、時間の流れも緩やかだ。可能であれば、俺もあなたに色々なことを教えてもらいたい。
……待ってほしい。課題の山が突然現れたのだが」 - マイルーム会話「ケイローン」。
- 聖杯大戦にて黒の陣営として共に戦い、ライダーと共に彼を救ってくれた存在。コラボイベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』においても、アキレウスと共に彼をサーヴァントとして再現し、協力を仰いだ。カルデアにて改めて彼に教えを乞うも突然魔法のように課題の山が現れたことに戸惑いを隠せない。
- 「モードレッド、元気そうで何よりだ。答えは見つかったのだろうか。……そうか。では、君の父上に挨拶を……何故怒る?」
- マイルーム会話「モードレッド」。
- 聖杯大戦にて初めて刃を交えた相手であり、その後共に戦った人物。かつて人間について、王について話し合いを行ったことがあり、彼女がその先の答えを見つけたことを喜ぶ。そのまま彼女の父上に挨拶に行こうとするも、モードレッドの前でアーサー王の話は取り扱い注意だということは知らなかった模様。
- 実際に挨拶に行くとしたら一体どのアルトリアに声をかけるのだろうか……
- 「聖杯……か。悪いが、どんな小さなな聖杯でも、俺は向こう側へと持って行きたがる。なのでなるべくなら、よそに持って行ってほしい。
それから、天草四郎には渡さない方がいいと思う。多分だが……」 - マイルーム会話「聖杯について」。
- 聖杯を見ると世界の裏側に持っていきたがる習性がついたらしい。また、経験則から天草四郎には渡さぬよう注意を呼びかけている。