パリス

2019年10月24日 (木) 09:09時点における106.180.2.69 (トーク)による版 (→‎生前)
アーチャー
真名 パリス
性別 男性
身長 145cm
体重 38kg
出典 トロイア戦争
地域 ギリシャ
属性 中立・中庸
声優 寺崎裕香
デザイン 輪くすさが
レア度 ☆2
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

弓兵」のサーヴァント

略歴
『Fate/Grand Order』配信4周年記念キャンペーンの一環として2019年8月からフレンドポイント召喚で追加された新規サーヴァント7人のうち『アーチャー』枠を担当する。メインシナリオ「封鎖終局四海オケアノス」や、バレンタインイベントでのヘクトールのセリフから、存在自体はたびたび言及されていた。
人物
羊の巻き角のように編まれた淡い金髪に赤眼の美少年。服装も一括して魔法少女のような格好。
この姿は肉体面での全盛期ではないが、一緒についてきたアポロンが「この時期のパリスちゃんが一番輝いていた」と勝手に変更した。
年相応の子供らしく天真爛漫な性格だが生まれの為か礼儀正しく、自分が弱い事やあまり役に立てない事を若干気にしているが、それでも戦意はきちんと持ち合わせている。
能力
巨大なクロスボウと、羊のぬいぐるみと化したアポロンを武器として戦う。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) D C B B+ A A 対魔力:B
単独行動:EX
太陽神の眼(偽):B+
男神の寵愛:B
不和呼びし黄金の林檎:EX


宝具

輝かしき終天の一矢(トロイア・ヴェロス)
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:1人
太陽神アポロンの力を借りて放つ、渾身の一矢。如何なる障害をも乗り越え、敵の急所に必ずヒットする。
急所が有名な英雄キラー。アキレウスだけでなく、弱点さえ知れば竜の血で身を固めたジークフリートなども倒すことが可能かもしれない。
しかしその為には前提として敵の急所を知らなければならない上に、相手の敏捷、幸運、魔力のランクなどにも左右される。
『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与[注 1]&敵単体に超強力な[急所判明]状態特攻攻撃[Lv.1~]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のQuick宝具。
不和呼びし黄金の林檎(ディスティヒア・ミリャ)
ランク:EX
種別:対人宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:1人
不幸のリンゴ。神々の力が宿った不和をもたらすリンゴ。
最も美しい女神に対して贈られるはずだったこのリンゴは、トロイア戦争を引き起こした。
リンゴ自体に破壊力はないが、結果として敵味方関係なく莫大な破壊を引き起こす、という非常に厄介な代物。抵抗には幸運や精神耐性などが重要視される。
『Grand Order』では基本的に使用されない。ゲーム内では「自身のNPを増やす[Lv.1~]&自身のHPを回復[Lv.1~]」という効果の保有スキル。

真名:パリス

パリス。
九偉人にしてトロイアの英雄ヘクトールの弟。
彼がメネラオス王からヘレネを奪い去ったことにより(女神に約束されていたとはいえ)、トロイア戦争が始まった。
ヘクトールと共に奮戦し、ヘクトール亡き後もアキレウスを討つなどの活躍を見せた。
トロイア王プリアモスの息子として生まれたパリスは予言者の「近く生まれてくる子供はトロイアを破滅に導くだろう」という予言により、イーデー山の頂上に捨てられた。
ところが赤ん坊は雌熊の乳によって生き延びており、それを見たアゲラオス(王の命令によってパリスを捨てた男)は自分の子供と一緒に育てることにした。
なお、パリスはずだ袋の意味であり、山から連れ帰る際にずだ袋に入れられていた経緯からとされている。
非の打ち所のない美少年に育ったパリスは、ある日アテナ、アフロディーテ、ヘラという三人の女神で一番美しいものは誰か、という審判(ジャッジ)を任されることになる。
ヘラは王位と富貴を、アテナは勝利と美貌を与えると告げたが、アフロディーテはギリシャ最高の美女ヘレネを与えるとし、パリスはアフロディーテを選んだ。
だが、ヘレネは既にメネラオスの妻であり、必然的にパリスは彼からヘレネを奪う形となった。
そしてかつてヘレネの夫の座を巡って争った男たちは、ヘレネが奪われた際は協力して事に当たる、という誓約を立てていた。
最早争いは不可避であり、トロイアはギリシャ連合軍との戦争に陥った。
後に言うところのトロイア戦争の始まりである。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い実装。直後のイベントでは概念礼装に登場したが、シナリオでは未登場。

人間関係

Fate/Grand Order

生前

ヘクトール
兄。ヘレネの件で誰もが自分を白眼視する中、ただ一人かばってくれたため懐きまくっている。
だが、一方の彼からすれば『愚弟』と称するほど散々とばっちりやら尻拭いやらをさせられた相手でもある。
アキレウス
トロイア戦争で討ち取った相手。こちらが天真爛漫なので向こうからすると「毒気が失せた」という感じなのだが、それが不満の様子。
ペンテシレイア
兄の死後トロイアに来た援軍。生前は兜をかぶったままなので顔を見る事は無かったが、『Fate/Grand Order』で顔を見た時の反応は「かっこいい」なので、とりあえず地雷は踏まずに済んだ。
アポロン
自身に加護を与えてくれる神。『Fate/Grand Order』では召喚されたパリスに羊の格好で勝手についてきた挙げ句、自分の好みで彼を少年時代の肉体年齢に変えてしまった。
アルテミス
自身に寵愛を与えてくれた神であるアポロンの妹。面識があるのかパリスから見ると「ギャップが凄い」とのこと。
なお、オリオンとの悶着のせいかアポロンから見ると彼女は怯える対象らしい。
アスクレピオス
アポロンの息子。だが、嘘で騙されたとはいえ母親を殺した上に、自分を翻弄した『愚かな神々』の一人でもあるため露骨に嫌っている。マイルーム会話でも気配を感じとり、忌々しそうに舌打ちをしている。
イアソン
ヘクトールから窮地に立たされて初めて英雄としての真価を発揮する所がパリスとそっくりと称された英雄。同時期に追加された新規サーヴァント同士でもある。

名台詞

Fate/Grand Order

マイルーム 

本編

メモ

項目にもある通り本来の全盛期である大人の姿ではないため、彼を知る関係者達からは大いに困惑されている。特に兄のヘクトールとは赤ん坊の時に捨てられてしまって以来、ほぼ生き別れ状態だった。

脚注

注釈

  1. 1ターン

出典


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