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; 略歴
:「[[Fate/Grand Order]]」Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で[[モルガン_(Grand Order)|女王モルガン]]から「[[ランスロット〔セイバー〕|湖の騎士]]」の名前を着名された騎士。
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:「[[Fate/Grand Order]]」Lostbelt No.6『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で[[モルガン_(Grand Order)|女王モルガン]]から「[[ランスロット〔セイバー〕|湖の騎士]]」の名前を着名された騎士。妖精國ブリテンの住民は本名を認識することが出来なくなっている。
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:イベント前編ではモルガンを討ち取るために単身攻め込んだ[[千子村正]]をただ一人で圧倒してみせたことと、主人公達と妖精騎士ガウェインがキャメロットへ向かう途中モースの群れに出くわし、加勢に来る以外特に目立った活躍はなく、本格的な活動は後編以降になる。
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:その正体は境界の竜アルビオンが、世界の裏側へ辿り着こうと足掻いた末に毒の沼で力尽きた際、自ら切り離した左腕の細胞。最初は意識もないただの<ruby><rb>無機物</rb><rt>アメーバ</rt></ruby>でしか無かったが、オーロラに掬い上げられた事で彼女の心と在り方を『美しい』と感じ、同時に彼女の様になりたいと願ったことで今の姿と会得し「メリュジーヌ」の名を与えられた。また、その時からオーロラを深愛し自身の全てを捧げており、妖精騎士に着名したのも彼女を護りやすくするためモルガンと契約を結んだに過ぎない。しかし、常に近くにいることでオーロラの『妖精としての本質』を知るうちに自分の愛が彼女にとって『自身を輝かせるための<ruby><rb>宝飾品</rb><rt>アクセサリー</rt></ruby>』でしかないことを痛感していくも、愛するオーロラのためにひたすら心を押し殺し、彼女の出任せで敵にされた無辜の者達を次々と手にかけてきた。とはいえど、自分の本体の骸を護っていた鏡の氏族達を皆殺しにした時のオーロラの振る舞い<ref group = "注">『予言の子』に関する予言を妖精國に吹聴した鏡の氏族と氏族長エインセルを、「自分が目立ちたいがためブリテン中に混乱をもたらした悪者だから始末するべき」だと説いたにも関わらず、いざメリュジーヌが実行し終えると「エインセルは女王モルガンを敬愛する立派な妖精で、そんな氏族達を皆殺しにしたモノこそ妖精國で一番醜い存在」だと同胞に話している。当然だが全て「自分が愛されるため咄嗟に出た口先だけの虚言」である。</ref>には流石のメリュジーヌも絶望し、心が崩壊する寸前まで陥った。<ref group = "注">一方で鏡の氏族側も、予知能力によって自分達の死を含めた『負の未来』を見続けることに半分憔悴しきっており、メリュジーヌに殺される形で一種の集団自決を測ったとも取れる。実際入れ替わりで脱出したエインセル以外は全員一切の抵抗なく自ら命を差し出したという。</ref>
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:戴冠式の最中[[ノクナレア]]が毒で斃れるや否や、主人公と[[アルトリア・キャスター|予言の子]]を混乱に乗じて押さえ込もうとするも[[パーシヴァル]]に言いくるめられて撤退。その途中で北と南の妖精との争いに加え各地でモース化の増加による暴動が発生しついに『大厄災』が起きたと看破、運命を共にすべくオーロラがいるソールズベリーへ駆けつけるも、ただ一人鐘つき堂で何もせず悠然とする様と、彼女を見るや否や國と民を捨てて「弱い人間ばかりいる<ruby><rb>外の世界</rb><rt>汎人類史</rt></ruby>なら此処より楽しくてもっと上手くやれるはずだから一緒にへ逃げよう」と持ちかけた根拠も何もない提案、さらには長年仕えていた[[コーラル|側近]]を口煩ささ理由にあっさり潰してしまった事に諦念と嘆息。それでもなおオーロラの願いを叶えようと一瞬考えるも、複雑かつ権謀術数を必要とする汎人類史で彼女が到底生きられないと分かっていたため、メリュジーヌなりの感謝と思いやり、そして一縷の決別を含めた致命傷を与える。
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:そしてくずおれたオーロラを前に嘆きと絶望の雄叫びを上げ「炎の厄災」となり、同じく「獣の厄災」化した[[妖精騎士ガウェイン]]と共にブリテン島を炎と焦土の海に変え、時同じくして『聖剣』を手に入れていたアルトリア・キャスターとカルデア一行を本能のままに狙い攻撃するも、主人公と彼女を止めるために満身創痍で立ち上がったパーシヴァルの捨て身の迎撃に倒れ、墜落際に消失する彼とブリテン諸共カルデア一行を呑み込む[[オベロン|奈落の蟲]]の姿に正気を取り戻し、皆を逃がすため最期の咆哮を放つと、空を駆ける流れ星の如くに残骸を燃やしながら消失した。
    
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