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| | サーヴァント階位 = | | | サーヴァント階位 = |
| | 一人称 = オレ | | | 一人称 = オレ |
− | | 二人称 = | + | | 二人称 = オマエ/アンタ |
− | | 三人称 = | + | | 三人称 = 奴ら |
| | 声優 = 三上哲 | | | 声優 = 三上哲 |
| | 演者 = | | | 演者 = |
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| :終盤ではミクトランパにてデイビットと共に主人公を待ち構え、デイビットがマスター同士の戦闘を提案し、「マスター権」と「やり直し」を賭けて戦闘するも敗北。主人公にマスター権を返上し、ミクトランパから追放する。 | | :終盤ではミクトランパにてデイビットと共に主人公を待ち構え、デイビットがマスター同士の戦闘を提案し、「マスター権」と「やり直し」を賭けて戦闘するも敗北。主人公にマスター権を返上し、ミクトランパから追放する。 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :現代物の衣服にサングラスをかけた、金髪の青年。この姿は現界するにあたり自身で用意した「器」。 | + | :現代物の衣服にサングラスをかけた、金髪の青年。この姿は現界するにあたり自身で用意した「器(依り代の人体)」。 |
| :外交的・行動的。完璧主義で、やや皮肉屋。戦の神のためか交戦的。他人に厳しく、自分に寛容<ref group="注"> 性質がその場で変わるため。</ref>。冷淡・冷酷な性格で根が悲観主義のため周囲の空気を重くし、より厳しい状況を呼び込むため死神扱いされる。その一方で、語り癖と相手にとって必要なことや欠けていることを雑談として忠告する癖がある面から人を好きやすく、好かれやすい。 | | :外交的・行動的。完璧主義で、やや皮肉屋。戦の神のためか交戦的。他人に厳しく、自分に寛容<ref group="注"> 性質がその場で変わるため。</ref>。冷淡・冷酷な性格で根が悲観主義のため周囲の空気を重くし、より厳しい状況を呼び込むため死神扱いされる。その一方で、語り癖と相手にとって必要なことや欠けていることを雑談として忠告する癖がある面から人を好きやすく、好かれやすい。 |
| :「戦いの種」を探しては、それが育ち、芽吹くことを楽しみにしている。その在り方は、二つの都市国家に武器を与え、いずれ起きる戦争を待ち望む武器商人にも見えるが、そこに悪心はない。テスカトリポカにとっては生存競争こそ秩序であり世界を安定させて回す善と捉えている。 | | :「戦いの種」を探しては、それが育ち、芽吹くことを楽しみにしている。その在り方は、二つの都市国家に武器を与え、いずれ起きる戦争を待ち望む武器商人にも見えるが、そこに悪心はない。テスカトリポカにとっては生存競争こそ秩序であり世界を安定させて回す善と捉えている。 |
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| ;能力 | | ;能力 |
| :現代の近代兵器や個人兵装を気に入っており、特に第一再臨では改造銃を好んで使用しているが、その腕前は自他共に認めるほどド下手。最終的には野蛮な手斧、ジャガー化した爪、超自然現象を武器にしている。 | | :現代の近代兵器や個人兵装を気に入っており、特に第一再臨では改造銃を好んで使用しているが、その腕前は自他共に認めるほどド下手。最終的には野蛮な手斧、ジャガー化した爪、超自然現象を武器にしている。 |
− | :「決められたルールの中でならばあらゆる事象を入れ替える事が可能」という権能を持ち、因果律や時間さえも操る事ができるが、疑似サーヴァントとして現界している状態では、マスターの令呪によるブーストが無ければあまり大規模な権能行使はできない。作中ではデイビットの令呪のブーストを得て「起こり得る未来と今を入れ替える」という権能を見せた他、南米異聞帯での戦闘では「事象交差」のスキルにより、バトル開始時にこちらのサーヴァントの前衛と控えが全て入れ替わってしまう。 | + | :人体を依代とした[[疑似サーヴァント]]に近い存在であるため、肉体の強度は高くなく戦闘能力もそこまで強くはない。本人もサーヴァント相手では分が悪いとしている。 |
| + | :「決められたルールの中でならば、“この世にあるもの”を自在に組み替える事が可能」という権能を持ち、因果律や時間さえも操って、起きる出来事の順序やその結論でさえも変える事ができるが、疑似サーヴァントのようなものとして現界している状態では、マスターの令呪によるブーストが無ければあまり大規模な権能行使はできない。 |
| + | :その上あまりにも摂理に反する操作を行った場合、テスカトリポカ自身の神核が失われてただの人間になってしまうというリスクも孕んでいる。 |
| + | :作中ではデイビットの令呪のブーストを得て「起こり得る未来と今を入れ替える」という権能を見せた他、南米異聞帯での戦闘では「事象交差」のスキルにより、バトル開始時にこちらのサーヴァントの前衛と控えが全て入れ替わってしまう。 |
| :また、能力ではなく一種の本人の才能だが、商人としての才にも秀でる。オセロトル達に武器を広めた事はもちろんのこと、イベントでも「自分が保有するカカオを利用して大量にチョコを作る工場を建造する」「サバフェス会場に企業参加を行い、射幸心を煽る宣伝と豊富な限定品で瞬時に参加者のほとんどを自分のブースへ引き込む」と、「物を売る」という事に関しては他の商人サーヴァント達に負けない程の実力を誇る。 | | :また、能力ではなく一種の本人の才能だが、商人としての才にも秀でる。オセロトル達に武器を広めた事はもちろんのこと、イベントでも「自分が保有するカカオを利用して大量にチョコを作る工場を建造する」「サバフェス会場に企業参加を行い、射幸心を煽る宣伝と豊富な限定品で瞬時に参加者のほとんどを自分のブースへ引き込む」と、「物を売る」という事に関しては他の商人サーヴァント達に負けない程の実力を誇る。 |
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| :冠位仲間。 | | :冠位仲間。 |
| :山繋がりで冠位を襲名した件を貸しにしている模様。 | | :山繋がりで冠位を襲名した件を貸しにしている模様。 |
| + | :向こうからも自身が冠位となる事は承諾されているが、それはそれとして「銃はやめておけ」とストレートな言葉を投げかけられている。 |
| ;[[光のコヤンスカヤ]] | | ;[[光のコヤンスカヤ]] |
− | :異聞帯では武器を仕入れ、あっさりノウハウを奪い取った商売敵。カルデアではその代金をカカオで支払おうと提案したが拒否された。 | + | :南米異聞帯では武器を仕入れ、あっさりノウハウを奪い取った商売敵。[[多多益善号|戦車]]に関しては勝手に改造を施した上に大量生産している。 |
| + | :カルデアでは武器の代金をカカオで支払おうと提案したが拒否された。 |
| :一方で戦闘になると非常に相性が悪い相手らしく、南米異聞帯で光のコヤンスカヤが足止めのために立ちはだかってきた時は、「オレでは勝ち筋が見えん」と最初から戦いを拒否する程。 | | :一方で戦闘になると非常に相性が悪い相手らしく、南米異聞帯で光のコヤンスカヤが足止めのために立ちはだかってきた時は、「オレでは勝ち筋が見えん」と最初から戦いを拒否する程。 |
| ;[[闇のコヤンスカヤ]] | | ;[[闇のコヤンスカヤ]] |
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| ;[[ケツァル・コアトル]] | | ;[[ケツァル・コアトル]] |
| :兄弟かつ敵対した因縁の相手。白のテスカトリポカとも呼ばれている。 | | :兄弟かつ敵対した因縁の相手。白のテスカトリポカとも呼ばれている。 |
− | :テスカトリポカからは割と気さくに話しかけているようだが、あちらからは蛇蝎の如く嫌われている。 | + | :テスカトリポカからは割と気さくに話しかけているようだが、あちらからは蛇蝎の如く嫌われていて「クソ蜘蛛ヤロウ」や「性悪野郎」呼ばわりされている。 |
| ;[[ジャガーマン]] | | ;[[ジャガーマン]] |
| :自身の眷属のような存在。 | | :自身の眷属のような存在。 |
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| **当初は「急所に弾を当て、わざと狙いを外したように言う」という悪辣なジョークかと思われたが、後にカルデアに召喚された際に「銃の扱いがド下手」であることが判明したために、言葉通りの意味だった可能性が浮上した。 | | **当初は「急所に弾を当て、わざと狙いを外したように言う」という悪辣なジョークかと思われたが、後にカルデアに召喚された際に「銃の扱いがド下手」であることが判明したために、言葉通りの意味だった可能性が浮上した。 |
| *第三再臨時に「黒きテスカトリポカは終わりだ」と口にするが、[[ケツァル・コアトル]](白のテスカトリポカと呼ばれる事もある)や恐竜王(青のテスカトリポカ)の存在も考慮すれば、第三再臨以降の姿こそが「赤のテスカトリポカ」ではないかと思われる。 | | *第三再臨時に「黒きテスカトリポカは終わりだ」と口にするが、[[ケツァル・コアトル]](白のテスカトリポカと呼ばれる事もある)や恐竜王(青のテスカトリポカ)の存在も考慮すれば、第三再臨以降の姿こそが「赤のテスカトリポカ」ではないかと思われる。 |
| + | *ケツァル・コアトルからは「蜘蛛ヤロウ」と言われているが、これは『蜘蛛の災い』においてテスカトリポカが蜘蛛に変身し、ケツァル・コアトルに「プルケ」という酒を飲ませて堕落させ、やがて土地を離れさせたという伝説が元になっていると考えられる。 |
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| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |
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| ;テキヤトリポカとテスカトリポ金沢さん | | ;テキヤトリポカとテスカトリポ金沢さん |
| :『FGO Fes.2023』では、リヨ氏描き下ろしイラストのテスカトリポカがまるで的屋のおっちゃんのような服装をしていたことから、イラスト発表後すぐ「テキヤトリポカ」と呼ばれて話題にされていた。なお、フェス本番では実際に「テスカトリの射撃訓練場」という射的屋を経営していた。 | | :『FGO Fes.2023』では、リヨ氏描き下ろしイラストのテスカトリポカがまるで的屋のおっちゃんのような服装をしていたことから、イラスト発表後すぐ「テキヤトリポカ」と呼ばれて話題にされていた。なお、フェス本番では実際に「テスカトリの射撃訓練場」という射的屋を経営していた。 |
− | :さらにフェス本番で開催された「藤丸立香はわからない グランドフィナーレ」のステージでは『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない|藤丸立香はわからない]]』作者の槌田氏直々にシルエットクイズが出題されたのだが、二問目の答えはなんと'''テキヤトリポカに扮したアニプレックスの金沢利幸氏'''<ref group ="注">金沢利幸氏はこのステージの司会進行を務めたアニプレックスの宣伝担当スタッフであり、『Grand Order』の配信番組でもほぼ毎回のように登場している人物である。</ref>。 | + | :さらにフェス本番で開催された「藤丸立香はわからない グランドフィナーレ」のステージでは『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない|藤丸立香はわからない]]』作者の槌田氏が登壇し、直々にシルエットクイズが出題されたのだが、二問目の答えはなんと'''テキヤトリポカに扮したアニプレックスの金沢利幸氏'''<ref group ="注">金沢利幸氏はこのステージの司会進行を務めたアニプレックスの宣伝担当スタッフであり、『Grand Order』の配信番組でもほぼ毎回のように登場している人物である。</ref>。 |
| :答えの斜め上さと奇抜さからか、答えが出たすぐ後からネット上では「テスカトリポ金沢さん」と名付けられてこちらも話題になった。 | | :答えの斜め上さと奇抜さからか、答えが出たすぐ後からネット上では「テスカトリポ金沢さん」と名付けられてこちらも話題になった。 |
| + | :また、後に槌田氏がTwitter上にて投稿したFGO8周年記念イラストにも、件のテスカトリポ金沢さんが描かれている<ref group = "出">[https://twitter.com/zxvhjpcu/status/1685783736540135424 槌田氏 Twitter 2023年7月31日 7:45]</ref>。 |
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| ==注脚== | | ==注脚== |