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| 外国語表記 = Scandinavia Peperoncino <ref group = "出">『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』</ref>
 
| 外国語表記 = Scandinavia Peperoncino <ref group = "出">『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』</ref>
 
| 本名 = <RUBY><RB>妙漣寺鴉郎</RB><RT>みょうれんじ あろう</RT></RUBY>
 
| 本名 = <RUBY><RB>妙漣寺鴉郎</RB><RT>みょうれんじ あろう</RT></RUBY>
| 別名 =  
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| 別名 = ペペロン伯爵
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 河西健吾
 
| 声優 = 河西健吾
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:いわゆるオネェ系の女性口調で喋る。Aチームでは最年長であるが、気さくでひょうきんな性格でいつもジョークを口にしては場の雰囲気を温かくしていた。聞き上手でもあった。
 
:いわゆるオネェ系の女性口調で喋る。Aチームでは最年長であるが、気さくでひょうきんな性格でいつもジョークを口にしては場の雰囲気を温かくしていた。聞き上手でもあった。
 
:「スカンジナビア・ペペロンチーノ」は偽名で、本名は妙漣寺鴉郎(みょうれんじ あろう)。国籍不明とされていたが、修験道に通じる日本人である。
 
:「スカンジナビア・ペペロンチーノ」は偽名で、本名は妙漣寺鴉郎(みょうれんじ あろう)。国籍不明とされていたが、修験道に通じる日本人である。
:彼の実家は修験道の外道とも言うべき「天狗道」(仏教の六道から外れた魔界)を目指す法術師の一派。天狗道に堕ちた際に魔王尊とのパスを繋いだ初代に倣おうと修行による超人化を目指すものの、一族に相伝される才能や素質は無いため市井から子供を攫っては修行を強いるという所業を繰り返していた。鴉郎自身は才能はあったが何らかの理由で破門され、故郷を去る前にけじめとして一族郎党を皆殺しにしている。
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:彼の実家は修験道の外道とも言うべき「天狗道」(仏教の六道から外れた魔界)を目指す法術師の一派。天狗道に堕ちた際に魔王尊とのパスを繋いだ初代に倣おうと修行による超人化を目指すものの、一族に相伝される才能や素質は無いため市井から子供を攫っては修行を強いるという所業を繰り返していた。鴉郎自身は「始祖以来の天才」と評されるほどの才能はあったが、20歳の頃に山から学ぶものがなくなったとして下山を決め、故郷を去る前にけじめとして一族郎党の400人を皆殺しにしている。
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:妙漣寺の人々は苦楽を共にした同胞であり、外道としつつも家族同然としていたが「自分たちの時もそうだったから」と子供を苦痛に晒すよう相談していたのを聞いた際、この因果は断つべきと決めた様子。しかしながら下山後は自分の過去を罪と考える事を止め、御山の記憶を完全に忘却している。
 
:ダ・ヴィンチからは生まれる時代を間違えた男と評価された。
 
:ダ・ヴィンチからは生まれる時代を間違えた男と評価された。
 
:出自もあってか仏教、延いてはインド神話に詳しく、『何度も滅びては繰り返す神話観』を好んでいた。
 
:出自もあってか仏教、延いてはインド神話に詳しく、『何度も滅びては繰り返す神話観』を好んでいた。
 
:上記のようなムードメーカーではあるのだが、それは後述する能力に由来する面もあり、自分自身については表には出さないがとある理由で非常に大きな諦観を抱いている。
 
:上記のようなムードメーカーではあるのだが、それは後述する能力に由来する面もあり、自分自身については表には出さないがとある理由で非常に大きな諦観を抱いている。
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:回想では自分を「体と心が一致していない」としており、父親として子供をもうけるのも無理としていた事から、性同一性障害であったことが仄めかされている。
 
;能力
 
;能力
 
:高いマスター適性を持つ。極限状況下でのサバイバル適性に優れ、マリスビリーからもそれを見込んでAチームにスカウトされる程。
 
:高いマスター適性を持つ。極限状況下でのサバイバル適性に優れ、マリスビリーからもそれを見込んでAチームにスカウトされる程。
 
:修験道に由来する魔術を使いこなし、自身の身体強化による運動能力はサーヴァント相手にある程度防戦が成立するほどである。
 
:修験道に由来する魔術を使いこなし、自身の身体強化による運動能力はサーヴァント相手にある程度防戦が成立するほどである。
:また、「六神通」と呼称される修験道の法力のうち、身体能力を高める「神足通」、他人の心を読む「他心通」、自分の運命を悟る「漏尽通」の3つを習得している。これらのうちの特に最後が前述した諦観の原因になってしまっている。
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:また、「六神通」と呼称される修験道の法力のうち、身体能力を高める「神足通」、他人の心を読む「他心通」、自分の運命を悟る「漏尽通」の3つを習得している。
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:これらのうちの特に最後によって「今生が最後の生まれ変わりである」と10歳の時に悟ってしまい、最後が生まれつき世間一般のフォーマットに反する自分であったために俗世の不完全さに憐みを覚えた事が、前述した諦観の原因になってしまっている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:「謎の四角」についてアドバイスを求めるなど、信頼を寄せている。
 
:「謎の四角」についてアドバイスを求めるなど、信頼を寄せている。
 
:また、インド異聞帯へやってきた彼に驚きながらも「思わぬ幸運」と称するほど喜びを見せた。
 
:また、インド異聞帯へやってきた彼に驚きながらも「思わぬ幸運」と称するほど喜びを見せた。
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:ブリテン異聞帯で死亡する際には、その事を「自分が一番キレイな時に会いに来てくれた」と解釈している。
 
:何気にペペロンチーノの本名を知っている数少ない人物の一人。
 
:何気にペペロンチーノの本名を知っている数少ない人物の一人。
 
;[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]
 
;[[キリシュタリア・ヴォーダイム]]
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:彼をして「真剣にさせたらヤバイ」と言わしめ、「コイツの地が出るくらいのピンチなんざそれこそ世界が終わりそうな状況」と評された。
 
:彼をして「真剣にさせたらヤバイ」と言わしめ、「コイツの地が出るくらいのピンチなんざそれこそ世界が終わりそうな状況」と評された。
 
:大西洋異聞帯で彼がキリシュタリアを裏切ったため、打倒を誓うなど本気で怒りを募らせている。
 
:大西洋異聞帯で彼がキリシュタリアを裏切ったため、打倒を誓うなど本気で怒りを募らせている。
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:ブリテン異聞帯では彼を大幅に弱体化させるが、自身もモース毒を負いボロボロの状態となってしまった。
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
;[[マシュ・キリエライト]]
 
:オフェリア同様、「女子会」と称して頻繁にお茶に誘っていたらしい。
 
:オフェリア同様、「女子会」と称して頻繁にお茶に誘っていたらしい。
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**「インドと関わりがある」「オネエキャラ」という点から、『正体は[[カリー・ド・マルシェ]]なのでは?』という冗談めいた憶測も出ているが、「ペペロンチーノ」というネーミングの意図に『[[真月譚 月姫]]』において公式設定を飛び越えて[[シエル]]がパスタを食するシーンが登場、批判の的になった件のアイロニーが含まれているのでは、という見方もあり、あながち荒唐無稽とも言い切れない。
 
**「インドと関わりがある」「オネエキャラ」という点から、『正体は[[カリー・ド・マルシェ]]なのでは?』という冗談めいた憶測も出ているが、「ペペロンチーノ」というネーミングの意図に『[[真月譚 月姫]]』において公式設定を飛び越えて[[シエル]]がパスタを食するシーンが登場、批判の的になった件のアイロニーが含まれているのでは、という見方もあり、あながち荒唐無稽とも言い切れない。
 
**第二部第六章における独白や『フロムロストベルト』における描写から実際には'''トランスジェンダー'''であった可能性が示唆されている。精神的には女性であったとすると、マシュやオフェリアを誘った「女子会」はそのまんまの意味だったと思われる。
 
**第二部第六章における独白や『フロムロストベルト』における描写から実際には'''トランスジェンダー'''であった可能性が示唆されている。精神的には女性であったとすると、マシュやオフェリアを誘った「女子会」はそのまんまの意味だったと思われる。
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*ブリテン異聞帯にて死亡する際、主人公たちに忠告を残しているが、それが「本当の敵は“終わらせよう”としている誰か」という内容だった事から、実は[[オベロン|黒幕]]の正体を見破っていた可能性がある。
    
==脚注==
 
==脚注==
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