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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : 歴史上においても高名な劇作家。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」の四大悲劇をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」、「お気に召すまま」など数多くの傑作を執筆し、英文学史上において名声と知名度を欲しいままにした。 | | : 歴史上においても高名な劇作家。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」の四大悲劇をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」、「お気に召すまま」など数多くの傑作を執筆し、英文学史上において名声と知名度を欲しいままにした。 |
− | : 聖杯大戦において赤のサーヴァントとして召喚される。本来の召喚者であるマスターではなく[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達に与し、彼らの野望を知りながら協力しているが、自らの「物語」への欲から[[バーサーカー (Apocrypha・赤)|バーサーカー]]にミレニア城塞の在り処を教え、暴走させるトラブルメーカーでもある。 | + | : 聖杯大戦において赤のサーヴァントとして召喚される。本来の召喚者であるマスターではなく[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達に与し、彼らの野望を知りながら協力しているが、自らの「物語」への欲から[[スパルタクス|バーサーカー]]にミレニア城塞の在り処を教え、暴走させるトラブルメーカーでもある。 |
− | : ユグドミレニア攻撃の際はシロウの援護に努め、[[バーサーカー (Apocrypha・黒)|黒のバーサーカー]]の足止めを行う。大聖杯奪取後は、空中庭園内部に「工房」という名の個人的な書斎を作り、ひたすら執筆活動に明け暮れる。 | + | : ユグドミレニア攻撃の際はシロウの援護に努め、[[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]]の足止めを行う。大聖杯奪取後は、空中庭園内部に「工房」という名の個人的な書斎を作り、ひたすら執筆活動に明け暮れる。 |
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| ; 人物 | | ; 人物 |
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| : 本来なら相手の真名を把握していない限り、有効活用することのできない宝具だが、ルーラーとして「真名看破」のスキルを保持しているシロウとの連携によって、相手の親しい人や因縁のある人物、トラウマの元となった者を呼び出し、ピンポイントで心の隙を突く悪辣な精神攻撃宝具と化している。 | | : 本来なら相手の真名を把握していない限り、有効活用することのできない宝具だが、ルーラーとして「真名看破」のスキルを保持しているシロウとの連携によって、相手の親しい人や因縁のある人物、トラウマの元となった者を呼び出し、ピンポイントで心の隙を突く悪辣な精神攻撃宝具と化している。 |
| : ルーラー曰く三流宝具。ただしその三流宝具によってルーラーに完勝している。…もっとも、これはシロウと組んでこその芸当なので、彼単体であることを前提に評価するのならば三流の評価もあながち間違いではないだろう。 | | : ルーラー曰く三流宝具。ただしその三流宝具によってルーラーに完勝している。…もっとも、これはシロウと組んでこその芸当なので、彼単体であることを前提に評価するのならば三流の評価もあながち間違いではないだろう。 |
− | : [[バーサーカー (Apocrypha・黒)|黒のバーサーカー]]に対しては、彼女の創造者であった[[ヴィクター・フランケンシュタイン]]を召喚し、時間稼ぎに用いた。召喚された人物は対象者と全く見分けがつかないが、キャスターの意向で、その人物が本来行う筈のない言動をさせることが出来る。また召喚された者は誰かに殺されない限り、多少の事では消滅せず、断末魔の悲鳴すら上げる。幻影の正体は木の人形のような物が対象者に化けたものらしく、消滅時には木屑が残る。 | + | : [[フランケンシュタイン|黒のバーサーカー]]に対しては、彼女の創造者であった[[ヴィクター・フランケンシュタイン]]を召喚し、時間稼ぎに用いた。召喚された人物は対象者と全く見分けがつかないが、キャスターの意向で、その人物が本来行う筈のない言動をさせることが出来る。また召喚された者は誰かに殺されない限り、多少の事では消滅せず、断末魔の悲鳴すら上げる。幻影の正体は木の人形のような物が対象者に化けたものらしく、消滅時には木屑が残る。 |
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| : 企画段階では効果が全く違い、『結果』を改竄する本の宝具だった。時間を巻き戻すことで目の前で起きた事象を一定回数までやり直しが可能で、何度戦っても敵わない相手には無力だが倒せる可能性がある相手には有効。使用には「NON SANZ DROICT(無権に非ず)」の詠唱が必要。 | | : 企画段階では効果が全く違い、『結果』を改竄する本の宝具だった。時間を巻き戻すことで目の前で起きた事象を一定回数までやり直しが可能で、何度戦っても敵わない相手には無力だが倒せる可能性がある相手には有効。使用には「NON SANZ DROICT(無権に非ず)」の詠唱が必要。 |
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| ; [[セミラミス|アサシン]] | | ; [[セミラミス|アサシン]] |
| : 一応、同志。彼女には宮廷道化師のような態度で接しているが、敬う気持ちはあまり見受けられず、一方のアサシンからもあまり信用はされていない。だが、シロウと最も近いサーヴァント二騎と言う事で、彼らが会話するシーンは多い。 | | : 一応、同志。彼女には宮廷道化師のような態度で接しているが、敬う気持ちはあまり見受けられず、一方のアサシンからもあまり信用はされていない。だが、シロウと最も近いサーヴァント二騎と言う事で、彼らが会話するシーンは多い。 |
− | ; [[アーチャー (Apocrypha・赤)|アーチャー]] | + | ; [[アタランテ|アーチャー]] |
| : 彼が戦闘代行者であるサーヴァントとして、余りに無能である上に性格的にもかなり相性が悪いため、「汝の頭がおかしいのは知っている」と冷たい事を言われている。また戦力としてもカウントされていない。 | | : 彼が戦闘代行者であるサーヴァントとして、余りに無能である上に性格的にもかなり相性が悪いため、「汝の頭がおかしいのは知っている」と冷たい事を言われている。また戦力としてもカウントされていない。 |
| ; [[カルナ|ランサー]] | | ; [[カルナ|ランサー]] |
| : ランサーは彼が非常に特殊な性癖のある人物であるためか、何度か彼の心を分析し、容赦のないコメントを送っている。<br>だが何度コメントされても動じず、いつもの仰々しい態度を変えない。 | | : ランサーは彼が非常に特殊な性癖のある人物であるためか、何度か彼の心を分析し、容赦のないコメントを送っている。<br>だが何度コメントされても動じず、いつもの仰々しい態度を変えない。 |
− | ; [[バーサーカー (Apocrypha・赤)|バーサーカー]] | + | ; [[スパルタクス|バーサーカー]] |
| : より面白い物語を求め、彼にミレニア城塞が何処にあるのかを教え、その暴走を加速させる。 | | : より面白い物語を求め、彼にミレニア城塞が何処にあるのかを教え、その暴走を加速させる。 |
− | ; [[ルーラー]] | + | ; [[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]] |
| : 「'''哀れで狂った田舎娘'''」。 | | : 「'''哀れで狂った田舎娘'''」。 |
| : 英国だの仏国だの歴史的なことは彼にとってはどうでも良く、最早含むところもないが、『最高の物語』の邪魔をする彼女は容赦せず潰そうと考えている。生前に著作で彼女を散々悪し様に描いたことに関しては、多少悪いことをしたと思ってはいる。 | | : 英国だの仏国だの歴史的なことは彼にとってはどうでも良く、最早含むところもないが、『最高の物語』の邪魔をする彼女は容赦せず潰そうと考えている。生前に著作で彼女を散々悪し様に描いたことに関しては、多少悪いことをしたと思ってはいる。 |
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| ; 彼の描いた「魔女ジャンヌ・ダルク」 | | ; 彼の描いた「魔女ジャンヌ・ダルク」 |
− | : 彼は初期に作った史劇『ヘンリー六世 第1部』で、[[ルーラー|ジャンヌ・ダルク]]を魔女・売女として描いている。 | + | : 彼は初期に作った史劇『ヘンリー六世 第1部』で、[[ジャンヌ・ダルク]]を魔女・売女として描いている。 |
| : この作品の彼女は自分が神に選ばれた神聖な存在であると喚き、高貴な生まれであり羊飼いの娘ではないと主張し、処刑される寸前までイングランドへの呪詛を叫び続け、妊娠していながら聖処女を自称するなど徹底的に異端者の淫婦として描かれている。 | | : この作品の彼女は自分が神に選ばれた神聖な存在であると喚き、高貴な生まれであり羊飼いの娘ではないと主張し、処刑される寸前までイングランドへの呪詛を叫び続け、妊娠していながら聖処女を自称するなど徹底的に異端者の淫婦として描かれている。 |
| : シェイクスピアに限らず、15世紀以降の入手可能な英語の文献ではジャンヌ・ダルクは同様に描写されている。このような扱いをされたのはジャンヌがイングランドの敵だったからである。当時アルマダの海戦で[[フランシス・ドレイク]]がスペイン無敵艦隊を破り、イングランドの愛国心は頂点に達していた。この愛国心が観客の史劇への関心を高めることになり、史劇の内容もその時勢に合うものが選ばれていた。 | | : シェイクスピアに限らず、15世紀以降の入手可能な英語の文献ではジャンヌ・ダルクは同様に描写されている。このような扱いをされたのはジャンヌがイングランドの敵だったからである。当時アルマダの海戦で[[フランシス・ドレイク]]がスペイン無敵艦隊を破り、イングランドの愛国心は頂点に達していた。この愛国心が観客の史劇への関心を高めることになり、史劇の内容もその時勢に合うものが選ばれていた。 |