差分

271 バイト除去 、 2015年11月19日 (木) 19:30
153行目: 153行目:  
*[[ギルガメッシュ]]は文字通りの天敵。「十二の試練」による防御も最上ランク宝具の雨あられであっさり突破する上、高い神性が「天の鎖」で大きな枷に変わってしまう。また、アーチャーも強みの一つである「十二の試練」による復活からのダメージ耐性への対応可能な多彩な攻撃手段(無限の剣製)を持つためあまり相性は良くないと言える。
 
*[[ギルガメッシュ]]は文字通りの天敵。「十二の試練」による防御も最上ランク宝具の雨あられであっさり突破する上、高い神性が「天の鎖」で大きな枷に変わってしまう。また、アーチャーも強みの一つである「十二の試練」による復活からのダメージ耐性への対応可能な多彩な攻撃手段(無限の剣製)を持つためあまり相性は良くないと言える。
 
**制作側の故意ではないだろうが、この最悪の相性は『unlimited codes』においても再現されてしまっている。<br />王の財宝から宝具を射出する飛び道具「冥府の門(エイルラガル)」に加え、中距離までを薙ぎ払う鎖による斬撃などを有する英雄王は、機動力が低く高性能の飛び道具を持たないバーサーカーにとっては最悪の相手以外の何者でもない。
 
**制作側の故意ではないだろうが、この最悪の相性は『unlimited codes』においても再現されてしまっている。<br />王の財宝から宝具を射出する飛び道具「冥府の門(エイルラガル)」に加え、中距離までを薙ぎ払う鎖による斬撃などを有する英雄王は、機動力が低く高性能の飛び道具を持たないバーサーカーにとっては最悪の相手以外の何者でもない。
**アーチャーは天敵に入っていないこと、Fateルートで命を大幅に削られたものの結局は勝利したことから考えると、ギルガメッシュほど最悪の相手ではなく、接近した状態での戦いなら苦戦する程度。「天の鎖」の有無の差は実に大きい。
+
**アーチャーは天敵に入っていないこと、Fateルートで命を大幅に削られたものの結局は勝利したことから考えると、ギルガメッシュほど最悪の相手ではなく、接近した状態での戦いなら苦戦する程度だと思われる。「天の鎖」の有無の差は実に大きい。
**なお、「十二の試練」について、『stay night』作中といくつかの資料では「1度殺された攻撃は2度と通じなくなる」と語られているが、『hollow』ではバゼットの「斬り抉る戦神の剣」で1度殺された直後、2度目の攻撃で顔に穴を空けられている。
   
*ギルガメッシュが「武装の質と量」で最強を博すならば、彼は「圧倒的な身体能力と武技」で最強。彼と純粋なパワー比べで勝てる英霊は存在しないらしい。
 
*ギルガメッシュが「武装の質と量」で最強を博すならば、彼は「圧倒的な身体能力と武技」で最強。彼と純粋なパワー比べで勝てる英霊は存在しないらしい。
 
*彼が理性を取っ払われた理由は第四次で切嗣&セイバーが離反したことがアインツベルンに「完全な従僕」を望ませたからだが、彼らが裏切った原因はそもそもアインツベルン家が第三次で行なった[[アンリマユ|反則]]のせい。<br>要するに、'''自業自得のとばっちり'''を受けて狂化させられたわけである。
 
*彼が理性を取っ払われた理由は第四次で切嗣&セイバーが離反したことがアインツベルンに「完全な従僕」を望ませたからだが、彼らが裏切った原因はそもそもアインツベルン家が第三次で行なった[[アンリマユ|反則]]のせい。<br>要するに、'''自業自得のとばっちり'''を受けて狂化させられたわけである。
165行目: 164行目:  
*本来強化に使われる狂化が足を引っ張るものでしかない辺り、彼本人のレベルの高さがよくわかるというもの。<br>また本来の力を発揮した場合、戦士としての力量は[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を遙かに凌ぐとコメントされており、正気ならば豪快にして精密な剣技を誇ったという。
 
*本来強化に使われる狂化が足を引っ張るものでしかない辺り、彼本人のレベルの高さがよくわかるというもの。<br>また本来の力を発揮した場合、戦士としての力量は[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を遙かに凌ぐとコメントされており、正気ならば豪快にして精密な剣技を誇ったという。
 
**2014年版アニメ第4話では、豪快にして精密な剣技を本能のみで振るっている他、「射殺す百頭」を手放してからの回避に加えて更に高度な蹴り技、高さ10数メートルもの大ジャンプを披露するなど従来のバーサーカー像を覆す描写となっている。
 
**2014年版アニメ第4話では、豪快にして精密な剣技を本能のみで振るっている他、「射殺す百頭」を手放してからの回避に加えて更に高度な蹴り技、高さ10数メートルもの大ジャンプを披露するなど従来のバーサーカー像を覆す描写となっている。
**unlimited codesで、[[メドゥーサ|ライダー]]のvsバーサーカー勝利台詞は彼の狂化を惜しむもの。<br>曰く、「彼が万全ならば自分など敵ではなかった」。
+
**『unlimited codes』で、[[メドゥーサ|ライダー]]のvsバーサーカー勝利台詞は彼の狂化を惜しむもの。<br>曰く、「彼が万全ならば自分など敵ではなかった」。
 
**とはいえ、「狂戦士」のクラスと相性が悪いわけではない。伝承においてヘラクレスは何度も発狂・錯乱する逸話があるため、「狂化」は馴染みやすくBランクと高め。
 
**とはいえ、「狂戦士」のクラスと相性が悪いわけではない。伝承においてヘラクレスは何度も発狂・錯乱する逸話があるため、「狂化」は馴染みやすくBランクと高め。
 
*その性質上、「狂戦士」クラスは魔力消費が激しく制御が難しい。<br>先代[[ランスロット|狂戦士]]も魔力切れで敗退したが、彼の場合はイリヤ以外が動かすだけでマスターの魔力が一気に枯渇する。<br>かくいうイリヤも、制御のために特別製の令呪を施しており、魔力供給の聖杯が出現する二カ月前は召喚に成功するも命を削るほどの苦痛と自身の崩壊という危険を伴った。
 
*その性質上、「狂戦士」クラスは魔力消費が激しく制御が難しい。<br>先代[[ランスロット|狂戦士]]も魔力切れで敗退したが、彼の場合はイリヤ以外が動かすだけでマスターの魔力が一気に枯渇する。<br>かくいうイリヤも、制御のために特別製の令呪を施しており、魔力供給の聖杯が出現する二カ月前は召喚に成功するも命を削るほどの苦痛と自身の崩壊という危険を伴った。
171行目: 170行目:  
***後に登場した、同じく神性:Aのカルナを判断材料とすると、後者の可能性が高いが、狂化:EXのスパルタクスが令呪を二つ重ねなければ命令を受け付けないことから狂化も影響していると考えられる。
 
***後に登場した、同じく神性:Aのカルナを判断材料とすると、後者の可能性が高いが、狂化:EXのスパルタクスが令呪を二つ重ねなければ命令を受け付けないことから狂化も影響していると考えられる。
 
*作中、「勝利すべき黄金の剣」に敗れた彼だが、それ以上の破壊力を持つ「約束された勝利の剣」を見た際に「万全ならば聖剣如きに屈しない」と内面描写で語られている。<br>事実、HFルートで[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]に「約束された勝利の剣」を貰ったが存命していた。これらの点から、「約束された勝利の剣」でも殺しきるのは難しいと推測されている。
 
*作中、「勝利すべき黄金の剣」に敗れた彼だが、それ以上の破壊力を持つ「約束された勝利の剣」を見た際に「万全ならば聖剣如きに屈しない」と内面描写で語られている。<br>事実、HFルートで[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]に「約束された勝利の剣」を貰ったが存命していた。これらの点から、「約束された勝利の剣」でも殺しきるのは難しいと推測されている。
**「Fate/complete material III」において、セイバーオルタは「約束された勝利の剣」を連発する事で「バーサーカーとなったヘラクレスと正面から斬り合っても圧倒できるのだ」と記載されている。しかしこの記述では「十二の試練」によって耐性が出来る事には触れられていないのでファンの間では物議を醸している。
  −
**十二の試練の耐性は「Fate/complete material」等の設定集では「無効化」と記載されているが、奈須きのこ氏本人の解説によると「防御力上昇効果」。<br>「効かないとは言ったが無効化とは言ってない」とは本人の弁。
  −
***耐性を得るのに死ぬ必要はなく「火炎攻撃を貰えば、治癒した際に耐性を獲得し火炎攻撃に対して防御力が100上昇する」と解説している。<br>BB「私が攻撃キャンセルに対して、筋肉さんは防御力が三倍化。何か違いでも?」<br>バーサーカー「お前のようなチートとは違うのだ」との事。
   
**イリヤは「魔力が不十分のエクスカリバーなんて2回も殺せてるか怪しい」と発言している。
 
**イリヤは「魔力が不十分のエクスカリバーなんて2回も殺せてるか怪しい」と発言している。
**奈須氏、武内氏の会談では「[[メドゥーサ|ライダー]]の「騎英の手綱」ならバーサーカーを確実に殺すことはできるが、殺している間に殺されてしまうので1回か2回しか殺せない」と言われている。
+
**奈須氏、武内氏の会談では「[[メドゥーサ|ライダー]]の「騎英の手綱」ならバーサーカーを確実に殺すことはできるが、殺している間に殺されてしまうので1回か2回しか殺せない」と言われている。同郷故かライダー本人は彼を見た際に一目で真名を看破、勝てる相手ではないと悟り、マスター狙いにシフトしたという。
**同郷故かライダー本人は彼を見た際に一目で真名を看破、勝てる相手ではないと悟り、マスター狙いにシフトしたと語られている。
+
*十二の試練の耐性は『stay night』作中といくつかの資料では「1度殺された攻撃は2度と通じなくなる」と語られているが、『hollow』での「斬り抉る戦神の剣」で1度殺された直後、2度目の攻撃で顔に穴を空けられている描写や、『Fate/complete material Ⅲ』でのセイバーオルタは「約束された勝利の剣」を連発する事で「バーサーカーとなったヘラクレスと正面から斬り合っても圧倒できるのだ」という記載があるなど混乱が見られた。現在ではあくまで「防御力上昇効果」ということになっており、奈須氏は「効かないとは言ったが無効化とは言ってない」と語っている。
 +
**耐性を得るのに死ぬ必要はなく「火炎攻撃を貰えば、治癒した際に耐性を獲得し火炎攻撃に対して防御力が100上昇する」と解説している。<br>BB「私が攻撃キャンセルに対して、筋肉さんは防御力が三倍化。何か違いでも?」<br>バーサーカー「お前のようなチートとは違うのだ」との事。
 
*イリヤでさえ狂化したまま制御するのは大変なので、普段は狂化のランクを大きくを下げている。戦闘時も基本的にはその状態のまま闘っているが、全力で闘う時のみイリヤが狂化のランクを上げてステータスを上昇させる描写がある。この為、作中で公開されているステータスは狂化前の可能性が高いと思われるが公式からの発言はない。
 
*イリヤでさえ狂化したまま制御するのは大変なので、普段は狂化のランクを大きくを下げている。戦闘時も基本的にはその状態のまま闘っているが、全力で闘う時のみイリヤが狂化のランクを上げてステータスを上昇させる描写がある。この為、作中で公開されているステータスは狂化前の可能性が高いと思われるが公式からの発言はない。
 
**冬木の聖杯戦争においてヘラクレスは「魔術師」以外のクラスの適性を満たしており、適正条件から大概のステータスがAランクかそれに次ぐレベルであるのは明白である。例えば、冬木で「槍兵」の適性があるということはすなわち「敏捷」に関してはAランク以上を意味し、単純な殴り合いなら英霊随一と言った情報から「筋力」もAランク以上、と言った次第。
 
**冬木の聖杯戦争においてヘラクレスは「魔術師」以外のクラスの適性を満たしており、適正条件から大概のステータスがAランクかそれに次ぐレベルであるのは明白である。例えば、冬木で「槍兵」の適性があるということはすなわち「敏捷」に関してはAランク以上を意味し、単純な殴り合いなら英霊随一と言った情報から「筋力」もAランク以上、と言った次第。
1,646

回編集