190行目:
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;「―――だから、これは祈りではなく もっと独善的で矮小で どうしようもなく無価値な自分に向けた<br> ―――「誓い」だ」
;「―――だから、これは祈りではなく もっと独善的で矮小で どうしようもなく無価値な自分に向けた<br> ―――「誓い」だ」
:士郎は全てを失ったワケではない。独善的で矮小で無価値な――自分への「誓い」。例えそれが悪だとしても、例えその先が地獄だとしても、大切な<ruby><rb>美遊</rb><rt>いもうと</RT></RUBY>を取り戻す。そして、士郎の戦いはここから始まった。
:士郎は全てを失ったワケではない。独善的で矮小で無価値な――自分への「誓い」。例えそれが悪だとしても、例えその先が地獄だとしても、大切な<ruby><rb>美遊</rb><rt>いもうと</RT></RUBY>を取り戻す。そして、士郎の戦いはここから始まった。
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;「大切だった人はもういない。
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引き継いだ誇りは、自分で捨てた。
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…そうして、剥き出しになった自分はどうしようもなく…空っぽだった」
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;「そして全てを失って…ようやく成すべきことが定められた」
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:劇場版でのセリフ。全てを失い、剥き出しになった自分はどうしようもなく空っぽだからこそ、ようやく成すべきことが定められた、悲壮なる決意。
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残ってしまった命が尽きるまで、彼は最愛の妹を守り続ける。
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;「あらゆる願いを叶えてしまう神稚児…その力を独占してきた朔月家が何を願ってきたのか お前に分かるか?」
;「あらゆる願いを叶えてしまう神稚児…その力を独占してきた朔月家が何を願ってきたのか お前に分かるか?」