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| | 連載期間 = 2019年12月20日~ | | | 連載期間 = 2019年12月20日~ |
| | 発行日 = | | | 発行日 = |
− | | 単行本 = 既刊2巻 | + | | 単行本 = 既刊5巻 |
| | 発売元 = | | | 発売元 = |
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| ''剣士と呼ぶにはあまりにも華奢なその身に浅葱の羽織を纏い刀を振るう姿は、白い肌と相まってさながら雪椿のようであった。'' | | ''剣士と呼ぶにはあまりにも華奢なその身に浅葱の羽織を纏い刀を振るう姿は、白い肌と相まってさながら雪椿のようであった。'' |
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− | [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚|「コハエースGO 帝都聖杯奇譚」]]で掲載されたストーリーを正式な単独作品として完全リメイクしたもの。<br>スターシステム<del>という手抜き配役</del>として登場していた秋葉や琥珀などのマスター勢は入れ替えとなっている。新しい主人公とヒロインは武内崇氏原案。 | + | [[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚|「コハエースGO 帝都聖杯奇譚」]]で掲載されたストーリーを正式な単独作品として完全リメイクしたもの。<br>スターシステムとして登場していた秋葉や琥珀などのマスター勢は入れ替えとなっている。新しい主人公とヒロインは武内崇氏原案。 |
| なお、原典のコハエースへのオマージュもある。 | | なお、原典のコハエースへのオマージュもある。 |
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| :無数の火縄銃を操る少女。物の怪のような恐ろしい形相でセイバーを蜂の巣のようにしようとしていた。 | | :無数の火縄銃を操る少女。物の怪のような恐ろしい形相でセイバーを蜂の巣のようにしようとしていた。 |
| | | |
− | ;[[真瓦津少佐]] | + | ;[[真瓦津玲二]] |
− | :帝国陸軍の顧問魔術師。陸軍での階級は少佐。一応アーチャーと同じ陣営の人物だが、あまり仲は良くない。 | + | :帝国陸軍の顧問魔術師であり、バーサーカーのマスター。陸軍での階級は少佐相当。 |
| + | :一応アーチャーと同じ陣営の人物だが、あまり仲は良くない。 |
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− | ;かなめ | + | ;[[淺間かなめ]] |
| :大日本帝国に所属する女軍人であり、アーチャーのマスター。 | | :大日本帝国に所属する女軍人であり、アーチャーのマスター。 |
| :軍内部での立場は悪く、上記の真瓦津少佐にも顎で使われている。 | | :軍内部での立場は悪く、上記の真瓦津少佐にも顎で使われている。 |
| + | |
| + | ;[[森長可|バーサーカー]] |
| + | :召喚後、英霊拘束具をつけられて封印されている存在。 |
| + | :マスターの真瓦津少佐曰く、[[宮本武蔵]]をバーサーカーにしたとのことだが……? |
| + | |
| + | ;世話係の女性 |
| + | :第三次聖杯戦争開始時点で淺間かなめの世話係をしていた女性。 |
| + | :陸軍に協力していた魔術師の一人で、上記の藤宮九十九の母親でもある。 |
| + | :第三次聖杯戦争終結後に真瓦津少佐の手によって口封じに殺されてしまった。 |
| | | |
| ==== ドイツ第三帝国 ==== | | ==== ドイツ第三帝国 ==== |
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| :剣術使いの青年。ドイツ第三帝国の指揮下で動いている。 | | :剣術使いの青年。ドイツ第三帝国の指揮下で動いている。 |
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− | ;女性中尉 | + | ;レイター少佐 |
| :アサシンのマスター。 | | :アサシンのマスター。 |
| | | |
| ;大佐 | | ;大佐 |
| :ドイツ第三帝国陣営のトップと思われる人物。 | | :ドイツ第三帝国陣営のトップと思われる人物。 |
| + | :マスターの一人であり、おそらくは下記のキャスターのマスター。 |
| + | |
| + | ;[[マックスウェル|キャスター]] |
| + | :ドイツ第三帝国陣営に所属するサーヴァント。 |
| | | |
| ==== その他 ==== | | ==== その他 ==== |
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| :聖杯戦争の監督役。 | | :聖杯戦争の監督役。 |
| :元々は[[第八秘蹟会]]の人間であったが、[[言峰璃正|前回の聖杯戦争の監督役]]が不手際から更迭されたため後任となった。 | | :元々は[[第八秘蹟会]]の人間であったが、[[言峰璃正|前回の聖杯戦争の監督役]]が不手際から更迭されたため後任となった。 |
| + | |
| + | ;[[蘭蘭芳]] |
| + | :日本に密入国したと思しき少女。ランサーのマスター。 |
| + | :日本には「宝探しに来た」とのこと。 |
| + | |
| + | ;[[李書文 (帝都聖杯奇譚)|ランサー]] |
| + | :中国服を着た老人。「神槍」と呼ばれた武術家。 |
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| === 一般人 === | | === 一般人 === |
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| :陸軍代表として建前上は徹底抗戦を主張しているが、本心では無条件降伏を飲むほかないと思っている。 | | :陸軍代表として建前上は徹底抗戦を主張しているが、本心では無条件降伏を飲むほかないと思っている。 |
| :それを見抜かれたため、真瓦津少佐と彼に依頼されたと思われるアサシンに暗殺されてしまった<ref group="注">おそらく、モデルは終戦当時の陸軍大臣であった阿南惟幾(あなん これちか)。終戦当日に割腹自殺したとされているが、後の辻褄合わせであろうか。</ref>。 | | :それを見抜かれたため、真瓦津少佐と彼に依頼されたと思われるアサシンに暗殺されてしまった<ref group="注">おそらく、モデルは終戦当時の陸軍大臣であった阿南惟幾(あなん これちか)。終戦当日に割腹自殺したとされているが、後の辻褄合わせであろうか。</ref>。 |
| + | |
| + | ;[[楊|「独剣」の楊]] |
| + | :上海マフィアに雇われていた武術家の用心棒。 |
| | | |
| ==用語== | | ==用語== |
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| :赤城奏丈がうっかり魔力を通してしまったために起動し、75年前と思しき世界にタイムスリップしてしまった。 | | :赤城奏丈がうっかり魔力を通してしまったために起動し、75年前と思しき世界にタイムスリップしてしまった。 |
| :当然ながら時間遡行は[[魔法]]の領域にあり、なぜそのような現象が発生したのかは不明である。 | | :当然ながら時間遡行は[[魔法]]の領域にあり、なぜそのような現象が発生したのかは不明である。 |
− | :タイムスリップ後はずっと所在が不明であったが、アーチャーが最初の交戦時に列車で拾って持ち帰っていたようである。 | + | :タイムスリップ後はずっと所在が不明であったが、アーチャーが最初の交戦時に列車で拾って持ち帰り、陸軍の魔導研究所で保管されていた。 |
| + | :分析していたかなめ曰く、偏執的なまでの執念を感じるとのこと。 |
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| ;帝都戦記 | | ;帝都戦記 |
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| :さらに、1945年の世界では状況の変化によって文章がリアルタイムで変動していくため、一種の未来予測として機能している。もともと上記の「主人公」も藤宮九十九を思わせる少女だったのが、セイバーの召喚あたりから赤城奏丈を思わせる少年に変化している。 | | :さらに、1945年の世界では状況の変化によって文章がリアルタイムで変動していくため、一種の未来予測として機能している。もともと上記の「主人公」も藤宮九十九を思わせる少女だったのが、セイバーの召喚あたりから赤城奏丈を思わせる少年に変化している。 |
| :その影響もあるのか、状況によって文面が変化する以外のページについては文字がにじんで全く読めなくなっている。 | | :その影響もあるのか、状況によって文面が変化する以外のページについては文字がにじんで全く読めなくなっている。 |
| + | |
| + | ;爆発事故 |
| + | :赤城奏丈が住んでいる2020年の世界で、過去の帝都で起きたとされている事件。 |
| + | :太平洋戦争中だった1945年5月8日<ref group="注">史実では第二次世界大戦でドイツが降伏した日である。</ref>に帝都の中心で突如として大爆発が起き、死者20万人を数える大惨事となった。 |
| + | :跡地のクレーターには海水が流れ込んで巨大な入り江となり、何かの呪いなのか魚も住めないほどに汚染されていて2020年現在でも埋め立てられず、沿岸に風力発電用の風車が建てられるのみの土地となっている。 |
| + | :なお、物語中でタイムスリップした先の世界は1945年8月であり、爆発事故は起きなかったことになっているようである。 |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
− | *時代背景やサーヴァントの性質もあってか、とにかく描写が凄惨。主人公以外の登場人物の大半が殺人に忌避感を持たないため、血なまぐさい描写が目立つ。 | + | *時代背景やサーヴァントの性質もあってか、とにかく描写が凄惨(漫画版『Zero』にも劣らないほど)。主人公以外の登場人物の大半が殺人に忌避感を持たないため、血なまぐさい描写が目立つ。 |
| **なお、作画担当の平野氏はグロ描写はあまり好きではないらしく、必要があって資料として見るのもあまり気が進まないとのこと。 | | **なお、作画担当の平野氏はグロ描写はあまり好きではないらしく、必要があって資料として見るのもあまり気が進まないとのこと。 |
| *時代背景が明確になっているため歴史作品としての側面もあり、「連合軍からの最終通告<ref group="注">明言されていないが、おそらく1945年7月26日に出されたポツダム宣言。</ref>を巡っての閣僚が集まっての閣議」という非常にデリケートな題材と、会議参加者たちの当時の状況に対する絶望的な本音が克明に描かれている。 | | *時代背景が明確になっているため歴史作品としての側面もあり、「連合軍からの最終通告<ref group="注">明言されていないが、おそらく1945年7月26日に出されたポツダム宣言。</ref>を巡っての閣僚が集まっての閣議」という非常にデリケートな題材と、会議参加者たちの当時の状況に対する絶望的な本音が克明に描かれている。 |
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| ==関連書籍== | | ==関連書籍== |
− | <amazon>4041094585</amazon><amazon>4041094593</amazon> | + | <amazon>4041094585</amazon><amazon>4041094593</amazon><amazon>4041113679</amazon><amazon>4041127149</amazon><amazon>4041143462</amazon> |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |