ネモ/ノア

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グランドライダー
真名 ノア
出典 旧約聖書
地域 欧州
初登場作品 Fate/Grand Order Arcade
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概要

Fate/Grand Order Arcade』の登場人物。「冠位」の資格を持つ「騎乗兵」のサーヴァント

略歴
『Fate/Grand Order Arcade』の第七特異点 『臨界繁栄都市 バビロン』にて、特異点を統べるギルガメッシュⅡ世を打倒するためのメンバーの一人として登場。
当初は「誰でもない者」を名乗っており、他のメンバーからも「船長」と呼ばれていた。
戦う以外の役割があるとして戦闘にも積極的に参加していなかったが、ギルガメッシュⅡ世が倒されて背後にいた妖妃ドラコーがビーストとしての本性を現し、大津波でバビロンを沈めようとした際に真名を宣言し、「船」を利用して仲間たちを救い、ドラコー撃退の一手とした。ただしその代償は大きく、もともと召喚時にドラコーに引き裂かれていたところに大津波を止める真似をしたため、冠位としてドラコーを倒すだけの力は失ってしまっていた。
人物
穏やかだが不愛想にも見える物腰の青年。当初はターバンとウォーアックスライフルを装備しており、キャプテンが大人になったかのような姿をしていた。
グランドライダーとしての正体を明かした際にはターバンでまとめていた髪を下ろし、装飾をした白衣をまとった姿となっていた。
ギルガメッシュⅡ世のことを「ネブカドネザル2.5世」と呼んだり、「救世美少年」を自称したりと、穏やかな外見に見えて内面はかなりお茶目である。
能力
冠位の資格保有者であるが、実際の戦闘は行っていなかったため実力のほどは不明。
もともと妖妃ドラコーへの対抗策として召喚されていたため彼女の能力に対するメタになっており、ティアマトのそれを凌駕する大津波を散らして被害をなくしてしまう力を見せた。
また、収束特異点ではビーストⅥ/Sが作り出した超えられない境界を越え、追加戦力を連れて決戦の舞台に参上する力を見せた。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ライダー

宝具

真名:ノア

旧約聖書の登場人物の一人。

神が世界を一新するべく大雨で全てを洗い流そうとした際、彼に予言を授けて巨大な船を造らせ、すべての動物の番いを乗せるように命じた。
これに従った彼の家族と動物を乗せた船は四十日間続いた大雨を乗り切り、アララト山の頂上に降り立って以降のすべての生き物の祖先になったとされている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order Arcade
第七特異点『臨界繁栄都市 バビロン』でNPCとして登場。

人間関係

Fate/Grand Order

太公望
あちらからのコメントでは「グラ友」とのこと。
『ツングースカ・サンクチュアリ』では生体保存船の概念を教えていたことがビーストⅣ:L討伐の決定打になっていた模様。

Fate/Grand Order Arcade

ギルガメッシュⅡ世
第七特異点の王。彼を倒すべく、他のメンバーと共に行動していた。
なお、彼のことはわかりやすくするために「ネブカドネザル2.5世」というあんまりな呼び名を提案していた。
ラーヴァ/ティアマト
第七特異点で、共にギルガメッシュⅡ世を倒そうと協力関係にあったサーヴァント。
彼女の手料理を食べたことがあるようで、主人公一行にもお勧めしていた。
エルキドゥ
第七特異点で、共にギルガメッシュⅡ世を倒そうと協力関係にあったサーヴァント達。
とはいえカルデア合流までは情報交換に留まり、共同作戦をとる関係ではなかったようである。
妖妃ドラコー
第七特異点で、彼女に対するカウンターとして召喚されたが、引き裂かれて傷を負い、「誰でもない者」の殻をかぶって潜伏していた。
彼女が起こした大津波を止めるために力を振るったが、代償として彼女を打倒するだけの力を失ってしまった。
そして収束特異点では彼女が成体になったビーストⅥ/Sに対して盛大に意趣返しを成し遂げた。
アーサー・ペンドラゴン
収束特異点で、ビーストⅥ/Sに対抗するために別世界から連れてきたサーヴァント。
マーリン〔プロトタイプ〕
グランドサーヴァント仲間。
彼女の性格についてはよく知っているようで、彼女がアーサーに問い詰められて助けを求められた際も笑って見放していた。
ウトナピシュティム
ギルガメッシュ叙事詩において、神々の起こした大洪水から生き延びたとされる人物。旧約聖書におけるノアの原典になったという説もある。
自らの名乗りの際、「ウトナピシュティムを継ぐもの」と名乗っていたが、関係性は不明。

名台詞

Fate/Grand Order Arcade

「救世美少年、ノア!
 ゾハールの輝きと共に、血の海を越えてきた!」
収束特異点にて、勝ち誇るビーストⅥ/Sに対して追加戦力と共に超えられない境界を越えて参上しながら。
上記の「ネブカドネザル2.5世」といい、素の性格はかなりアレなようである。

メモ

  • 神が大洪水を起こすが、お告げを受けた人間が巨大な船を作って生き残るという神話は、旧約聖書の他にも世界各地の神話に見られる。中でも古代シュメール神話ではジウスドゥラという男がノアの立ち位置にいるのだが、この名は“山の翁”が1部7章で登場した際、偽名として使っていた。
  • 方舟が流れ着いたとされるアララト山はトルコ東部に実在する成層火山だが、12世紀以降にヨーロッパ人によって名付けられたモノで伝承通りの山かは定かではない。

話題まとめ

脚注

注釈


出典


リンク