デルミオ・セルバンテス
スノーフィールドの聖杯戦争で、ラスベガスの一画、カジノの上に建てられているという奇妙な立地の、非常に慎ましやかな教会に所属する老齢の神父。
ハンザ・セルバンテスの武術の師で養父。
- 略歴
- ディーロの紹介で孤児だったハンザ・セルバンテスを引き取り、自身の武術をハンザ・セルバンテスに伝えた。
- 『Fate/strange Fake』では、第八秘蹟会の指令を受け、弟子であるハンザ・セルバンテスを聖杯戦争の監督役としてスノーフィールド中央教会に派遣した。
- 人物
- 気苦労の多そうな見た目やぼそぼそと気弱な印象を与える喋り方だが、それとは裏腹に聖堂教会の監督官の資格を持ち、素手のみでコインを弾丸並みの速度で射出したり、また同じ速度で投げ返されてきたコインを苦も無く掴み取るなど、相当の荒事をこなすこともいまだ可能。
- 頼りなさげな風貌で、人と会話する時に目を合わせようとしない癖がある。
- 能力
- ハンザの武術の師であり、老齢でありながら、素手のみでコインを弾丸並みの速度で射出したり、また同じ速度で投げ返されてきたコインを苦も無く掴み取ることなども可能。
登場作品と役柄
- Fate/strange Fake
- ハンザ・セルバンテスを監督役として派遣する。
人間関係
- ディーロ
- 少年時代のハンザ・セルバンテスを紹介して、引き取るきっかけを与えた。
- ハンザ・セルバンテス
- 武術の弟子で養子。
- 言峰璃正
- 同じ聖堂教会の武闘派な側面に属し、共に武術家でもあることから多少の面識があった模様。
名台詞
- 「ああ、ごめんね。携帯電話にハマって腕が落ちたかと思ってたよ、うん」
- 要件が済んで出て行こうとするハンザの後頭部を狙って弾丸並みの速度で投げつけたコインが、そのままのスピードで弾き返されてきたのを苦もなく掴み取って。
そこまでの会話の、ぼそぼそと気弱そうな調子を一切崩さぬままに聖堂教会の裏の顔を覗かせる。
- 「ええと、ねえ、司教殿? 子供を武術で鍛えるって話なら、言峰殿でもいいのでは? 彼の八極拳はマスター級ですし。あなたとも懇意だ」
- 過去、山育ちの孤児だったハンザをディーロ神父から託された当初、あまり乗り気ではなかった時の台詞。
当時、既に言峰璃正は監督役として冬木に赴任しており、一人息子も生まれている。ここでうっかり丸投げに成功していたら、綺礼にまたしても義理の兄弟が出来てしまうところだった。