ランサー | |
---|---|
真名 | 玉藻の前 |
性別 | 女性 |
身長 | 160cm |
体重 | 49kg |
出典 |
三大化生の一角 ホノルルビーチ希望 |
地域 | 日本 |
属性 | 中立・夏 |
声優 | 斎藤千和 |
デザイン | ワダアルコ |
設定作成 | 奈須きのこ |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
「槍兵」のサーヴァント。期間限定イベント『カルデアサマーメモリー』にて登場した水着姿の玉藻の前。
- 略歴
- レイシフトのトラブルで無人島に流れ着いた際、スカサハによって過ごしやすい姿に霊器を調整された姿。
- 人物
- 水着姿でも、やっぱりいつもの玉藻の前だが、ヴァカンス、という事で魔力を全部使い切って夏のケモノと化している。
- みなぎる余裕からか、いつものタマモより優雅、かつハイソ。本人はエレガントなマヌカンのつもりでいるらしい。だが真の淑女はウキウキと遊ぶ気満々で浮き輪とか持参しない。
- 夏・浜辺・ビーチパラソルとくれば、それは優雅さをアピールするチャンス。夏の浜辺で普段以上にチャームしておいて、日常に帰った時にはもうメロメロという作戦である。
- オリジナルでありながらタマモナインに片足を突っ込んだ海のハンター、人呼んでタマモシャーク。
- 能力
- 魔力を全部使い切って夏のケモノと化しているため、身体能力が異様に高い。そのかわり呪術に使用する魔力が低下している。
- ビーチパラソルを広げてブーメランのように投げたり、ビーチパラソルを突き刺す、水の呪術で攻撃する。
- 夏の太陽補正で天照としての側面が漏れているため、神性がさりげなくA++になっている。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ランサー | 主人公 (Grand Order) | B | C | A | E | A | C | 騎乗:A 陣地作成:A 神性:A++ |
ビーチフラワー:EX 真夏の呪術:A 女神変生:B |
宝具
真名:玉藻の前
- たまものまえ。日本の平安時代末期に、鳥羽上皇に仕えたと言われる絶世の美女であり、白面金毛九尾の狐が化けたものであるとも言われた。日本三大化生の一角……が水着姿になったもの。
関連
- 殺生石
- 玉藻の前が、退治された後に石へと変じたもの。邪気毒気を帯び、近づく人や獣を中毒死させたという。ゲーム中ではこれを用いた技「常世咲き裂く大殺界(ヒガンバナセッショウセキ)」を使う。
- 那須高原にあった殺生石は、後に玄翁和尚という高僧が法事を行い成仏させた。しかし石は砕け、日本各地に飛散した。大きなものは3つ、各地の高田と呼ばれる地に散ったが、その他の細かい残りはオサキ狐や犬神となって、術者に使役される使い魔となったとされる。彼女が「和風の使い魔は、のきなみ私の分身」と言っているのはこの伝承が由来と思われる。
- アマテラスから稲荷明神へ
- Matrixの記述をそのまま引用すると、「アマテラス(垂迹)=(本地)大日如来(法身)=(報身)ダキニ天」。
- 大日如来は全ての物事・一切万物と同一である仏だが、「大日」の名の通り太陽神の性格も持ち合わせている。よって本地垂迹(ほんぢすいじゃく)という思想により、如来が本来の姿「本地」であり天照大神(別名:大日霊女)はその仮の姿「垂迹」である、と同一視された。さらに、大日如来の徳の現れ「報身」とされたダキニ天は、天皇の即位法(東寺方)により天照大神(大日如来)と同一視される。
- さらにダキニ天は、白狐や野干(オオカミのようなもの)に乗る姿で描かれることから、稲荷信仰と融合(習合)して、稲荷明神「ウカノミタマノカミ(宇迦之御魂神)」と同一視される。
- こうして、アマテラスの性格の一つとされる玉藻の前は、晴れて狐耳の良妻の姿をとるわけである。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『カルデアサマーメモリー 2016』の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
登場人物
Fate/Grand Order
- 主人公
- この時空にて契約することになったマスター。
- マルタ〔ルーラー〕
- 「素手で戦う黒髪の聖職者」ということで、あまり思い出したくない人物を連想させてしまうため苦手。
- 清姫
- 安珍・清姫伝説に登場する蛇の化生。
名台詞
Fate/Grand Order
- 「青い空、白い雲! そして、魅力抜群のワ・タ・ク・シ? どうです、この浮き輪とパラソル! この日の為に用意しておいたのです! ……はっ、別に、はしゃいでません、はしゃいでませんとも。今回の私は、余裕ある大人の女として過ごすのですから」
「日除け傘の下、物憂げに水平線を眺める美女。……ああ、なんてアンニュイ。これが夢にまで見た、サンシャイン・サマー・ビーチ……もう、思い残すことはない……いえ、いっぱいあるな。私」 - マイルーム会話「絆Lv1」及び「Lv2」。夏の海辺に映える余裕ある大人の女として振る舞おうとする…が。
- 「よっし、マヌカンっぽくするのも飽きました! この辺りでビーストモード解禁! 玉藻ちゃん、フルスロットル! 欲望に任せて突っ走るぜ! マスター遊びに行きましょう! ヒートでアイランドな思い出が欲しいのですぅ~!」
「たーのしーい! 夏の浜辺はキラキラしていて最っ高に楽しいですねマスター! スキューバダイビングの後はぁ~、バンジーしてぇ、バーベキューしてぇ、最後に、パラグラっときます?」 - マイルーム会話「絆Lv3」及び「Lv4」。大人の女モードは長くは保たなかった模様。
- 「素手で戦う、長い黒髪の聖職者……うぅ、頭が……まぁでも、実にマルタさんらしいかと。タラスクさんは頑張って生きてくださいね」
- マイルーム会話「水着マルタ所有時」。間違いなく連想しているのはどこかの月で戦った魔人のことである。
- 「おーし勝った! 1.5部完! 愛とは力、即ち戦いなのです! さらば清姫さん!」
- 『チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』にて、強烈な手作りカクテルで強引に主人公を酔い潰させての決め台詞。
- この時点ではまだ始まってもいない1.5部を終わらせてしまった。
これがエレガントな淑女のするコトかよ――! - 清姫が激怒しそうな暴挙であるが、同じ水着verの清姫も、怪しげなモノを混ぜたチョコレートを食べさせようとするので同レベルである。
- なお、元ネタはジョジョの奇妙な冒険である。
メモ
- 年齢関係は禁句。伝承では白面金毛九尾の狐は少なくとも二千年は生きていた。彼女は白面金毛ではないはずだが、相当の年月を生きていたと思われる。
- 『Grand Order』においては、キャスター版の彼女は元々メタ的な事を言う彼女の感覚なのか、それとも根源の彼女自身の力によるものか英霊の座の記憶リセットが行われず『EXTRA』『CCC』での彼女のエンディングまでの記憶を完璧に有しており、「いつどこで出会う誰かはわからないが運命の相手が別にいる」と認識している状態。その為老若男女あらゆるサーヴァントを最終的にはデレさせるGO主人公を以てしても完全にはデレない数少ないサーヴァントである。とはいえ、その度量の広さに感銘を受け、高く評価しているという点では他多数のサーヴァントと変わりない。基本仕える相手はただ一人であるが、バレンタインイベントではGO主人公のことも「ご主人様(マスターのルビ付き)」と呼んでもいる。
- 一方水着版のほうの彼女は、おぼろげに月の記憶がある様子が水着マルタへのマイルーム特殊ボイスで分かるが、バレンタインイベント等でも積極的にGO主人公へアタックをしようとしている。ここらへんは花嫁ネロ同様に、「こちらはお前(FGOプレイヤー)が本命だ(きのこ風)」ということか。