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: そして、右腕が魔神の腕でないなら呪腕のハサンのはずがない、と言う建て前で任務を果たした彼を『生きながらも役目を果たした山の翁』として山の翁から解任。そして彼に生者として崩壊した時代を復興させる使命を与えた事を仄めかしつつ姿を消した。
 
: そして、右腕が魔神の腕でないなら呪腕のハサンのはずがない、と言う建て前で任務を果たした彼を『生きながらも役目を果たした山の翁』として山の翁から解任。そして彼に生者として崩壊した時代を復興させる使命を与えた事を仄めかしつつ姿を消した。
 
: 第一部の七章では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]に対する礼として自力で特異点に冠位を捨てて現れ、ジウスドゥラという老人の名と姿で紀元前2655年のウルクの街に紛れ込み、主人公を導く。
 
: 第一部の七章では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]に対する礼として自力で特異点に冠位を捨てて現れ、ジウスドゥラという老人の名と姿で紀元前2655年のウルクの街に紛れ込み、主人公を導く。
: そして最終盤にてついに正体を現す。冥界から飛び立たんとするティアマトの翼を一撃で断ち、ティアマト自身に死の概念を植付けることで主人公達の活路を開いた。
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: そして最終盤にてついに正体を現す。墜落した冥界から脱出するために飛び立とうとするティアマトの翼を一撃で斬り落として時間を稼ぎ、同時にティアマト自身の不死性を無効化して進退窮まった主人公達の最後の勝ち筋を拓いて見せた。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 大きな角の付いた髑髏の仮面と胸部に髑髏をあしらった装飾のある甲冑を身に纏った大男。
 
: 大きな角の付いた髑髏の仮面と胸部に髑髏をあしらった装飾のある甲冑を身に纏った大男。
: 人を殺すことについては非常に強い理念を持ち、自分の意思では殺す相手を選ばない。相手が「死ぬべき時を見失った」亡者と化した時にのみ、天主になりかわり救済を与える。一方的にオジマンディアスの首を落とし、ギフトで強化された円卓の騎士を軽くあしらい、更には神霊と化した獅子王すら倒せてもおかしくないとされる程の途轍もない力を持ちながら人理が崩壊するのを黙って見ていたのは「まだ天命によって討たれる時ではない、または天命を下すのは自分ではない」からである。また、一度自身が手を掛けようとした相手が目の前にいても、その相手が身の潔白を示す等してその天命が過ぎ去ったと判断した場合、手を下す事無く立ち去ることも。
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: 人を殺すことについては非常に強い理念を持ち、自分の意思では殺す相手を選ばない。相手が「死ぬべき時を見失った」亡者と化した時にのみ、天主になりかわり救済を与える。一方的にオジマンディアスの首を落とし、ギフトで強化されたガウェインを軽くあしらい、更には神霊と化した獅子王すら倒せてもおかしくないとされる程の途轍もない力を持ちながら人理が崩壊するのを黙って見ていたのは「まだ天命によって討たれる時ではない、または天命を下すのは自分ではない」からである。また、一度自身が手を掛けようとした相手が目の前にいても、その相手が身の潔白を示す等してその天命が過ぎ去ったと判断した場合、手を下す事無く立ち去ることもある。
: ハサン達に対しても同じような考え方であり、基本的に資格が無いと判断した者に対してはいかなる事情があろうとも容赦なく首を落としにかかる。その一方で、事前に資格無しと処断していた呪腕のハサンにも世界のその後を鑑みて殺さずに立ち去る等、周りを全く顧みない人物でもない。
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: ハサン達に対しても同じような考え方であり、基本的に技量・精神のいずれかが衰えて山の翁の資格を失ったと判断した者に対してはいかなる事情があろうとも容赦なく首を落としにかかる。その一方で、事前に資格無しと処断していた呪腕のハサンにも世界のその後を鑑みて殺さずに立ち去る等、周りを全く顧みない人物でもない。
: また殺す気のない相手に対しては基本的には寛大であり、多少失敬な事を言ったりしても怒らずに聞き流したりと器も大きい。
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: また殺す気のない相手に対しては厳格ながらも基本的には寛大であり、多少失敬な事を言ったりしても怒らずに聞き流したりと器も大きい。
: 持ってる情報量も非常に豊富で、獅子王の正体や目的を始め、第六特異点の砂漠地帯にアトラス院がある事や、そこで主人公らが協力者を得てやっと手に入れた情報も始めから知っていた。果てはホームズでさえまだ分かっていないロマンの謎や正体すらも分かっているようである。ただし、それらを安易に直接教えるような事はせず、あくまでも主人公達が直接出向いて自分達の目で確かめる事を重視して次にすべき事と場所だけを教えた。
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: 持ってる情報量も非常に豊富で、獅子王の正体や目的を始め、第六特異点の砂漠地帯にアトラス院がある事や、そこで主人公らが協力者を得てやっと手に入れた情報も始めから知っていた。果てはホームズでさえまだ分かっていないロマンの謎や正体すらも分かっていたようである。ただし、それらを安易に直接教えるような事はせず、あくまでも主人公達が直接出向いて自分達の目で確かめる事を重視して次にすべき事と場所だけを教えた。
 
: 基本的には他人に考えさせ、行動させ、体験させることで相手を導く様な形で他人を接している。それは情報や計画が不足なまま助力を乞いに来た主人公のみならず、決死の覚悟で頭を下げ、最後にはボロボロになりながらも使命を全うして首を差し出してきた呪腕のハサン、自分の罪や使命を周囲に隠していたベティヴィエール、果てはそれまで敵対して剣を交えていたガウェインに対してすら同じであった。
 
: 基本的には他人に考えさせ、行動させ、体験させることで相手を導く様な形で他人を接している。それは情報や計画が不足なまま助力を乞いに来た主人公のみならず、決死の覚悟で頭を下げ、最後にはボロボロになりながらも使命を全うして首を差し出してきた呪腕のハサン、自分の罪や使命を周囲に隠していたベティヴィエール、果てはそれまで敵対して剣を交えていたガウェインに対してすら同じであった。
 
; 能力
 
; 能力
: 「暗殺者を暗殺する」という破綻した役割に大義を与えるため、隠し武器・暗器ではなく、正面から戦う大剣を武器に選んでいる。かつて習得した残滓として大剣を選択した現在でも「気配遮断」のスキルをAランクで所持しているが、たとえ隠密行動判定を完全に成功させたとしても彼は“これから殺す相手”に自分の存在を感知されてしまう。おそらくグランドアサシンであった状態の第六特異点ではグランドクラスとしての霊基によって探知されなかったのか、それとも警告や牽制の意図として完全に殺す気は無かったのかは不明だが、「光輝の大複合神殿」の中での事象を全て探知できるはずの[[オジマンディアス]]ですら気づくこともできないままに存在を感知した時には既に首を切断していたという隠密性を有していた。
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: 「暗殺者を暗殺する」という破綻した役割に大義を与えるため、隠し武器・暗器ではなく、正面から戦う大剣を武器に選んでいる。かつて習得した残滓として大剣を選択した現在でも「気配遮断」のスキルをAランクで所持しているが、隠密行動判定を完全に成功させたとしても“これから殺す相手”には自分の存在を感知されてしまう。おそらくグランドアサシンであった状態の第六特異点ではグランドクラスとしての霊基によって探知されなかったのか、それとも警告や牽制の意図として完全に殺す気は無かったのかは不明だが、「光輝の大複合神殿」の中での事象を全て探知できるはずの[[オジマンディアス]]ですら気づくこともできないままに存在を感知した時には既に首を切断していたという隠密性を有していた。
: 戦闘の際にはセイバーのように剣を用いて戦いつつ、外套を使って攻撃を受け流す。その実力は、[[俵藤太]]から「自身が更に30~40年ほど歳を取ってようやく手が届くかという武の極み」と表現され、(おそらくグランドアサシンであった状態の)第六特異点においては、円卓の騎士の中でも屈指の実力を持つ[[ガウェイン]]が「聖者の数字」を無効化された状態ではもちろん、「聖者の数字」発動時ですら圧倒されるほど。
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: 戦闘の際にはセイバーのように剣を用いて戦いつつ、外套を使って攻撃を受け流す。その実力は[[俵藤太]]をして「自身が更に30~40年ほど歳を取ってようやく手が届くかという武の極み」と言わしめる高さを誇り、円卓の騎士の中でも屈指の技量と戦闘能力を誇る[[ガウェイン]]すらも太刀筋を見切るのが精一杯で隙を突く事が出来ず、「聖者の数字」によって超強化された状態で猛攻撃を仕掛けても全くダメージを与えられない程であった。
: また、地球上の全生命が死に絶えない限りは不死身であるティアマトにその一刀で角翼を切断したばかりか死の概念を付加させることで、霊基パターンを通常のサーヴァントのソレに変化させて消滅させることも可能にした。
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: また、地球上の全生命が死に絶えない限り不死身であるティアマトの角翼を一撃で切断した時にはティアマト自身の霊基パターンを変化させて死の概念を付与させ、その不死性を打ち消すという離れ業すらもやってのけた。
: 第六特異点においては他にも、カルデアのモニターにその姿や存在を捉えられない、主人公の反応を一瞬消失させカルデアの観測上死亡した状態にさせる、聖都の城壁の弓兵を尽く無力化しつつガウェインの「辺りを強制的に快晴にする」ギフトを無効化するような大規模な砂嵐を魔力を使わずに発生させる、静謐のハサンに取り憑いて試練として強制的に戦わせると、様々な異能を使用していた。
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: 第六特異点においては他にも、カルデアのモニターにその姿や存在を捉えられない、主人公の反応を一瞬消失させカルデアの観測上死亡した状態にさせる、聖都の城壁の弓兵を尽く無力化しつつガウェインの「辺りを強制的に快晴にする」ギフトを無効化する程の大規模な砂嵐を魔力を使わずに発生させる、静謐のハサンに取り憑いて試練として強制的に戦わせるなど、様々な異能を使用していた。
: 第七特異点ではティアマトとの戦いに赴くために「冠位」クラスを放棄したものの、その強さは健在である。
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: 第七特異点ではティアマトとの戦いに赴くために「冠位」クラスを放棄したものの、その強さや技量は健在である。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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:幽谷にあるものは死に慣れ、同化しているため、即死耐性と魅了耐性を獲得する。
 
:幽谷にあるものは死に慣れ、同化しているため、即死耐性と魅了耐性を獲得する。
 
: 相手に歩み寄り斬りつけ、その剣を地面に突き立てると同時に鐘の音が響き、天使の羽が舞い散る。
 
: 相手に歩み寄り斬りつけ、その剣を地面に突き立てると同時に鐘の音が響き、天使の羽が舞い散る。
: ゲーム的には敵単体に超強力な攻撃と同時に、高確率で即死させる。
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: ゲーム内では敵単体に超強力な攻撃と同時に、高確率で即死させる。
    
==真名:“山の翁”==
 
==真名:“山の翁”==
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*〔アサシン〕キャラクターデザイン:Ryota-H / 設定作成:??? / レア度:☆5
 
*〔アサシン〕キャラクターデザイン:Ryota-H / 設定作成:??? / レア度:☆5
 
:「“山の翁”ピックアップ召喚」の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
 
:「“山の翁”ピックアップ召喚」の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
: メインシナリオでは第六特異点で初登場。すさまじい力と存在感を示しで登場した。第七特異点にて一度限りではあるが、NPCとして使用可能。
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: メインシナリオでは第六特異点で初登場し、その凄まじい力と圧倒的な存在感を以って主人公達を支援した。第七特異点にて一度限りではあるが、NPCとして使用可能。
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]
 
;[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]
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; 「呪腕よ。<br> 一時の同胞とはいえ、己が運命を明かさなかったのか。<br> やはり貴様は何も変わってはおらぬ。諦観も早すぎる。<br> ……面を挙げよ、呪腕。既に恥を晒した貴様に、上積みは赦されぬ。<br> この者たちと共に責務を果たせ。<br> それが成った時、貴様の首を断ち切ってやろう。」
 
; 「呪腕よ。<br> 一時の同胞とはいえ、己が運命を明かさなかったのか。<br> やはり貴様は何も変わってはおらぬ。諦観も早すぎる。<br> ……面を挙げよ、呪腕。既に恥を晒した貴様に、上積みは赦されぬ。<br> この者たちと共に責務を果たせ。<br> それが成った時、貴様の首を断ち切ってやろう。」
: 呪腕のハサンが主人公達に己が死ぬという事を告げずに来たことを知って放たれた台詞。仲間である主人公達が自分の命を惜しんで援助を頼みに行くのを躊躇うことを恐れる余り、わざと自分が殺される事を隠してやってきた呪腕のハサンの行いを咎めている。
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: 呪腕のハサンが主人公達に己が死ぬという事を告げずに来たことを知って放たれた台詞。仲間である主人公達が自分の命を惜しんで援助を頼みに行くのを躊躇うことを恐れる余り、わざと自分が殺される事を黙っていた呪腕のハサンの行いを咎めている。
 
: 本来呪腕のハサンは当代のハサンとして“山の翁”に首を刎ねられる筈であったが、結果的に主人公達と共にこの時代の修復を成し遂げるまで延期されることとなった。
 
: 本来呪腕のハサンは当代のハサンとして“山の翁”に首を刎ねられる筈であったが、結果的に主人公達と共にこの時代の修復を成し遂げるまで延期されることとなった。
  
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