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====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
 
;<font size=5>「余はなぜ象なのだ。」</font>
 
;<font size=5>「余はなぜ象なのだ。」</font>
:序盤で[[主人公 (Grand Order)|主人公]]とマシュの元を訪れた際に発した最初の質問。主人公も突っ込んでいるが'''本当に今更である。'''
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:序盤で[[主人公 (Grand Order)|主人公]]とマシュの元を訪れた際に発した最初の質問。
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:最初に流れるシリアスな問答のモノローグが、何故英霊の自分が人外じみた象の格好をしているのかという素朴な疑問。気持ちは分かるのだが主人公も突っ込んでいる通り'''本当に今更である。'''
 
;「いや、よく理解できた。<ruby><rb>汝</rb><rt>なれ</rt></ruby>らには少々、酷な話であったろうが……。」<br>「忘れよ、とは言わぬ。だが、立ち上がるのだ。<ruby><rb>汝</rb><rt>なれ</rt></ruby>らの戦いは、まだ続くのだからな。」
 
;「いや、よく理解できた。<ruby><rb>汝</rb><rt>なれ</rt></ruby>らには少々、酷な話であったろうが……。」<br>「忘れよ、とは言わぬ。だが、立ち上がるのだ。<ruby><rb>汝</rb><rt>なれ</rt></ruby>らの戦いは、まだ続くのだからな。」
:主人公達から(自身が象になった経緯含め)クリプターや異聞帯の事を聞かされた後の返答。過酷な戦いに立たされてしまった二人へ、皇帝からの精一杯の労いと叱咤激励なのだろう。
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:主人公達から(自身が象になった経緯含め)クリプターや異聞帯の事を聞かされた後の返答。
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:過酷な戦いに立たされてしまった二人へ、皇帝からの精一杯の労いと叱咤激励なのだろう。
 
;<font size=5>「余だよ。」</font><br>「……余であるぞ。」
 
;<font size=5>「余だよ。」</font><br>「……余であるぞ。」
:主人公とマシュに地下図書館へ案内され、読書中の紫式部への第一声。この皇帝、ノリノリである。
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:主人公とマシュに地下図書館へ案内され、読書中だった司書の紫式部への第一声。
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:場でも和ませたかったのか突然お茶目な返答をしたと思えば気を取り直して真面目に答え直した。
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:それにしてもこの皇帝、ノリノリである。
 
;<font size=5>「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館。」</font><br>「これにて決定!!」
 
;<font size=5>「偉大なるアレクサンドリア恐るべきイヴァン可憐なる紫式部図書館。」</font><br>「これにて決定!!」
:「地下図書館の蔵書拡大に伴い新たに名も与えた方がいいだろう」という意見の末[[イスカンダル]]と共に考え出した名称。あまりの酷さに紫式部も卒倒してしまった。<ref group = "注">その後[[スパルタクス]]の指摘により両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更にひどい名称になってしまった。</ref>
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:「地下図書館の蔵書拡大に伴い新たに名も与えた方がいいだろう」という意見の末[[イスカンダル]]と共に考え出した名称。あまりの酷さに紫式部も卒倒してしまった。
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:ちなみにその後[[スパルタクス]]の指摘によって両者の名前だけは取り消してもらったが、結果として'''「偉大なる恐るべき可憐なる紫式部図書館」'''という更にひどい名称になってしまった。
 
;<font size=5>「略奪である。」</font>
 
;<font size=5>「略奪である。」</font>
:稀覯本を探すためのレイシフトで主人公が「本を買うお金がない」と言った時の台詞。少し前にはイスカンダルが同じ台詞を言っている。<del>これだから皇帝と征服王は…。</del>
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:稀覯本を探すためのレイシフトで主人公が「本を買うお金がない」と言った時の台詞。
;「この思想書を読めば汝も理解できるであろうが、人の思想は様々である。そして、汝が挑戦する異聞帯も様々な形を持つのであろう。」<br>「恐らく、余は敗北したからこそ此処にいる。凡人類史、異聞帯双方の意識を持ちつつ、こちらの体を選んだのは――単に戦闘力のためだけではなかろう。」<br>「余は勝利の象徴であり、敗北の象徴。そして、次へと汝を繋ぐための英霊。」<br>「忘れるな、我がマスター。余は敗北者であると同時、汝を見届けるものだということに。」<br>「汝の在り方、汝の信条、汝の決断、汝の人としての生を、余は全て信頼するのだ。」<br>「裏切ってはならぬ。人理への裏切りではない。余と、余と共にそれを見届ける者たちへの裏切りを……余は決して、許さぬであろう。」
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:おなじみイスカンダルの代名詞たる宣告を、この方も堂々と言っている。<del>これだから皇帝と征服王は…。</del>
:主人公と共に復元した思想書を手にしながらの台詞。自分が異聞帯の姿で召喚された理由について彼なりの解釈と、その時の自分を重ね合わせてのマスターに対する忠告。
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;「この思想書を読めば汝も理解できるであろうが、人の思想は様々である。そして、汝が挑戦する異聞帯も様々な形を持つのであろう。」<br>「恐らく、余は敗北したからこそ此処にいる。汎人類史、異聞帯双方の意識を持ちつつ、こちらの体を選んだのは――単に戦闘力のためだけではなかろう。」<br>「余は勝利の象徴であり、敗北の象徴。そして、次へと汝を繋ぐための英霊。」<br>「忘れるな、我がマスター。余は敗北者であると同時、汝を見届けるものだということに。」<br>「汝の在り方、汝の信条、汝の決断、汝の人としての生を、余は全て信頼するのだ。」<br>「裏切ってはならぬ。人理への裏切りではない。余と、余と共にそれを見届ける者たちへの裏切りを……余は決して、許さぬであろう。」
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:主人公と共に復元した思想書を手にしながらの台詞。
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:自分が異聞帯の姿で召喚された理由について考えてみた末に導き出した皇帝なりの解釈──それはきっとマスターが自分の二の舞とならない為の戒めと象徴、そして何よりマスターが歩んだ道こそ本当に正しいものであり、同時に自分も本来ならそうするべき在り方だったのだと見届けるためだと。
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:もしそうであるならば同じ轍を踏ませる事は絶対に自分が許さないという、異聞帯での自分を重ね合わせての主人公に対する忠告。
 
;「汝は、汝の思うがままに生きよ。そしてそれを余は信頼する。」<br>「王が人を支配するには恐怖と報酬、そして崇拝。だが、人が王とともに戦うには唯一のものがあればいい。それが信だ。」<br>「そして、余は汝と共に戦うことに信以外を抱いてはいないのだからな。」
 
;「汝は、汝の思うがままに生きよ。そしてそれを余は信頼する。」<br>「王が人を支配するには恐怖と報酬、そして崇拝。だが、人が王とともに戦うには唯一のものがあればいい。それが信だ。」<br>「そして、余は汝と共に戦うことに信以外を抱いてはいないのだからな。」
:だが、異聞帯の自分を倒した主人公だからこそ彼は信じている。ここにいるマスターは絶対に人理を、世界を救う事が出来ると……自分が、そうさせるに値する者だと。
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:だが、異聞帯の自分を倒した主人公だからこそ皇帝は信じている。ここにいるマスターは絶対に自分がこうと決めた道を間違えず、人理を、世界を救う事が出来ると……自分がその為に力を貸し与えるに値するに相応しい者だと。
    
====イベント====
 
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