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{{サーヴァント概要
 
{{サーヴァント概要
 
|タイトル = ランサー
 
|タイトル = ランサー
| 真名 = ガレス<br/>エインセル(ブリテン異聞帯における妖精名)
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| 真名 = ガレス<br/>エインセル<ref group = "注">ブリテン異聞帯における妖精としての真名</ref>
 
| 読み =  
 
| 読み =  
 
| 外国語表記 = Gareth
 
| 外国語表記 = Gareth
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| 地域 = イギリス
 
| 地域 = イギリス
 
| 属性 = 秩序・善
 
| 属性 = 秩序・善
| 隠し属性 = 地
+
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| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| スリーサイズ =  
 
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:『六章/Zero』では獅子王によってサーヴァントとして西暦1273年のエルサレムに召喚され、獅子王側につく。獅子王を止める同胞を手にかけたことで「不浄」のギフトを与えられた。
 
:『六章/Zero』では獅子王によってサーヴァントとして西暦1273年のエルサレムに召喚され、獅子王側につく。獅子王を止める同胞を手にかけたことで「不浄」のギフトを与えられた。
 
: しかし虐殺の日々を行ったことで心身ともに限界に達し、最終的には拘束した偽のリチャード一世諸共自分を討つことを懇願、ガウェインによって討たれた。
 
: しかし虐殺の日々を行ったことで心身ともに限界に達し、最終的には拘束した偽のリチャード一世諸共自分を討つことを懇願、ガウェインによって討たれた。
 +
:キャラクターとしての登場はブリテン異聞帯が初だが、その去就については後述。
 
;人物
 
;人物
:けなげな子犬気質ながらも悲運の少女騎士。
+
:長兄によく似た金髪碧眼で、けなげな子犬気質ながらも悲運の小柄な少女騎士。
 
:騎士道を重んじ、正義を信じ、これに従う。騎士王の配下である事に誇りを抱いており、やがて円卓の一員として選ばれた事は人生最大の光栄であると今も感じている。
 
:騎士道を重んじ、正義を信じ、これに従う。騎士王の配下である事に誇りを抱いており、やがて円卓の一員として選ばれた事は人生最大の光栄であると今も感じている。
 
:一度慕った相手の事は、何があろうとも裏切らない。たとえ死しても、かつての彼女の生きざまが示している通りに。ランスロット卿のことはいまでも尊敬している。すべてが終わりに向かったあの日。王妃ギネヴィアを助け出そうとする騎士の目に、自分の姿などこれっぽっちも入っていなかったとしても。あるいは、入っていたとしても、自分を迷わず殺した事実があったとしても。
 
:一度慕った相手の事は、何があろうとも裏切らない。たとえ死しても、かつての彼女の生きざまが示している通りに。ランスロット卿のことはいまでも尊敬している。すべてが終わりに向かったあの日。王妃ギネヴィアを助け出そうとする騎士の目に、自分の姿などこれっぽっちも入っていなかったとしても。あるいは、入っていたとしても、自分を迷わず殺した事実があったとしても。
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:新参ながらも騎士としての実力は高く、絆礼装によると日中のガウェイン相手に二時間ほど粘っていた程<ref group="注">加えて、この時にはスキルにもある変身の指輪を使っていたためガウェインはガレスだと気づいていなかった。</ref>。
 
:新参ながらも騎士としての実力は高く、絆礼装によると日中のガウェイン相手に二時間ほど粘っていた程<ref group="注">加えて、この時にはスキルにもある変身の指輪を使っていたためガウェインはガレスだと気づいていなかった。</ref>。
   −
== バリエーション ==
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== 別クラス / バリエーション ==
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=== セイバー ===
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水着霊基に変換し、セイバークラスになったガレス。
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詳細は『[[ガレス〔セイバー〕]]』を参照。
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=== ガレス〔ブリテン異聞帯〕 ===
 
=== ガレス〔ブリテン異聞帯〕 ===
 
:[[アルトリア・キャスター]]と[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が「巡礼の旅」の最中に出会った妖精國のガレス。外見は汎人類史の彼女そのままだがれっきとした妖精。『予言の子』の実在と彼女が見せた大立ち回りに感動したのと、名前以外の記憶がない自身の『存在理由』を探す為に従者を志願する。中盤からは休息中に遭遇したモース一掃で追い詰められていた所をパーシヴァルに助けてもらい、弟子となって騎士の戦い方と心構えを学んでいく。だが、その一方でウェールズの森で妖精騎士に邂逅してからは元々鋭かった『勘の強さ』が次第に強くなって行き、次第に『予知能力』の領域にまで及んだ事に戸惑いを見せる。
 
:[[アルトリア・キャスター]]と[[主人公 (Grand Order)|主人公]]が「巡礼の旅」の最中に出会った妖精國のガレス。外見は汎人類史の彼女そのままだがれっきとした妖精。『予言の子』の実在と彼女が見せた大立ち回りに感動したのと、名前以外の記憶がない自身の『存在理由』を探す為に従者を志願する。中盤からは休息中に遭遇したモース一掃で追い詰められていた所をパーシヴァルに助けてもらい、弟子となって騎士の戦い方と心構えを学んでいく。だが、その一方でウェールズの森で妖精騎士に邂逅してからは元々鋭かった『勘の強さ』が次第に強くなって行き、次第に『予知能力』の領域にまで及んだ事に戸惑いを見せる。
: そして終盤、主人公達がペペロン伯爵の元へ遠征に行っている最中、小部隊と現地で心を通わせた子供達と共にロンディニウムの留守を預かっていると、[[オーロラ]]が新たに加わった反乱軍志願兵の中にあらかじめ紛れ込ませていた親衛隊が反旗を翻し、侵攻したソールズベリーの兵と共にロンディニウム中の住民と兵士、果ては妖精と人間なりふり構わず虐殺。惨状に怒り狂ったガレスはただ一人、檄を飛ばして文字通り心身と魂を燃やし尽くすが如くに孤軍奮闘。今際に自分を慕ってくれた少年セムの姿と労いの言葉<ref group="注">この時既に住民達は皆殺しにされており、この姿は[[オベロン|彼]]が見せた精一杯の『優しい嘘』であった。</ref>に満足して果て、その鎧は子供達の墓に一緒に埋葬された。
+
: そして後編終盤。主人公達が巡礼の鐘を鳴らしにオックスフォードへ遠征に行っている最中、小部隊と現地で心を通わせた子供達と共にロンディニウムの留守を預かっていると、[[オーロラ]]が新たに加わった反乱軍志願兵の中にあらかじめ紛れ込ませていた親衛隊が反旗を翻し、侵攻したソールズベリーの兵と共にロンディニウム中の住民と兵士、果ては妖精と人間なりふり構わず虐殺。惨状に怒り狂ったガレスはただ一人、檄を飛ばして文字通り心身と魂を燃やし尽くすが如くに孤軍奮闘。今際に自分を慕ってくれた少年セムの姿と労いの言葉<ref group="注">この時既に残っていた子供達も応戦に来た[[妖精騎士ランスロット]]によって皆殺しにされており、この姿は[[オベロン|彼]]が見せた精一杯の『優しい嘘』であった。</ref>に満足して果て、身に付けていた鎧は子供達の墓に一緒に埋葬された。
: その正体は「鏡の氏族」の氏族長であり『予言の子』に関する予言を妖精國にもたらした'''<ruby><rb>エインセル</rb><rt>おひいさま</rt></ruby>その人'''。従者のミラーと入れ替わり[[妖精騎士ランスロット]]による虐殺を免れていたが、混乱とショックにより記憶を失ってしまっていた。かつては「鏡の氏族」達が『未来予知』という能力を持つ故に、どうやろうとも変えることの出来ない「滅びの<ruby><rb>未来</rb><rt>うんめい</rt></ruby>」という事実に悲観的な中、長として仲間の未来が少しでも良い方向になるように、何かを成し遂げる為に何かを犠牲にする必要がなくなるよう働きかけ続けていた。
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: 実はその正体は「鏡の氏族」の氏族長であり『予言の子』に関する予言を妖精國にもたらした'''<ruby><rb>エインセル</rb><rt>おひいさま</rt></ruby>その人'''。従者のミラーと入れ替わり、オーロラが送り込んだ[[妖精騎士ランスロット]]による虐殺を免れていたが、混乱とショックにより記憶を失ってしまっていた。かつては「鏡の氏族」達が『未来予知』という能力を持つ故に、どうやろうとも変えることの出来ない「滅びの<ruby><rb>未来</rb><rt>うんめい</rt></ruby>」という事実に悲観的な中、長として仲間の未来が少しでも良い方向になるように、何かを成し遂げる為に何かを犠牲にする必要がなくなるように働きかけ続けていたという。<br>その目的は終ぞ果たされなかったが、最期に自らが最後の鏡の氏族長として『巡礼の旅におけるロンディニウムの最後の鐘<ref group="注">巡礼の鐘は元々『命を終えた始祖の妖精の遺体』が変化したものであり、戦争や『厄災』で破壊された場合は現時点での氏族長、または最後の氏族の生き残りの遺体が変化する事で受け継がれる。</ref>』になることで、「未来の王の力になる」「誰かを守れる騎士になる」という願いは成就された。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
|-
|rowspan="2"|[[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || B || A || D || D || C || 対魔力:C<br />騎乗:B || 戦闘続行:C<br />美しい手のガレス:B<br />変身の指輪:B || style="text-align:left"|
+
|rowspan="2"|[[ランサー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || C || B || A || D || D || C || 対魔力:C<br />騎乗:B || 戦闘続行:C<br />美しい手のガレス:B<br />変身の指輪:B<br />狼は眠らず:B++ || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「戦闘続行」→「狼は眠らず」に変化。
 
|-
 
|-
| || ? || ?|| ? || ? || ? || ? || ? ||予言の従者:C<br />勘のいいガレス:B<br />騎士の構え:B|| style="text-align:left"|
+
| || ? || ?|| ? || ? || ? || ? || ? ||予言の従者:C<br />勘のいいガレス:B<br />騎士の構え:B|| style="text-align:left"|ガレス〔ブリテン異聞帯〕
 
|}
 
|}
   72行目: 78行目:  
:過去、親友レディ・ライオネスを守るために戦った際には、ブラモー・ド・ゲイネス卿、ガリホディン卿、ガリハッド卿(ギャラハッドではない)、ディナダン卿、ラ・コート・マル・タイユ卿、サグラモアー・ル・デジラス卿、ドディナス・ル・ソヴァージュ卿、アイルランドのアグウィッサンス王、スコットランドのキャラドス王、ゴール国のユーリエンス王、バグデマグス王といった名だたる騎士をなんと槍一本で倒してみせた。
 
:過去、親友レディ・ライオネスを守るために戦った際には、ブラモー・ド・ゲイネス卿、ガリホディン卿、ガリハッド卿(ギャラハッドではない)、ディナダン卿、ラ・コート・マル・タイユ卿、サグラモアー・ル・デジラス卿、ドディナス・ル・ソヴァージュ卿、アイルランドのアグウィッサンス王、スコットランドのキャラドス王、ゴール国のユーリエンス王、バグデマグス王といった名だたる騎士をなんと槍一本で倒してみせた。
 
:またある時、アーサー王に対して馬上槍試合に挑んだ際には、その戦いぶりを王から『猛り狂う狼』として讃えられたという。
 
:またある時、アーサー王に対して馬上槍試合に挑んだ際には、その戦いぶりを王から『猛り狂う狼』として讃えられたという。
 +
:『Grand Order』では「自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な攻撃[Lv]&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
    
;変身の指輪
 
;変身の指輪
 
:貴婦人ライオネスから賜った、様々な色に変化する神秘の指輪。
 
:貴婦人ライオネスから賜った、様々な色に変化する神秘の指輪。
:変身の魔術が込められており、姿を変えることができる。
+
:変身の魔術が込められており、姿を変えることができる。型月世界においては、この指輪によって性別を変えていた事が示唆されている。
    
==真名:ガレス==
 
==真名:ガレス==
:ガレス。アーサー王の円卓の騎士。円卓第七席。
+
:ガレス。[[円卓の騎士]]第七席に連なる騎士。
:別名ガエリエ。もしくはボーメイン(美しい手)。
+
:妖妃モルガンがオークニー王ロットとの間に儲けた[[ガウェイン]]、[[アグラヴェイン]]、ガヘリス達四人兄妹の末子で、後に叛逆の騎士と呼ばれる[[モードレッド]]は異父弟(妹)に当たる。
 
+
:当初は自身の出自を隠して騎士入りを志願したため、何も知らなかった[[ケイ]]によって厨房の下働きに回されてしまった経歴を持ち、同時にその手の白さからボーメイン(美しい手)と呼ばれる様になる。その後、とある騎士との決闘を経て才能を見出されると同時に出自が明らかになると、若いながらも長兄ガウェインに似て勇猛果敢な見習い騎士として、聖杯の騎士[[ギャラハッド]]と共に将来を期待され、特に自身が従者として仕えていた円卓最強の騎士[[ランスロット〔セイバー〕|ランスロット]]からは事のほか目をかけられていた。
:ガウェイン、ガヘリス、アグラヴェインを兄弟とする若き騎士。
+
: しかし、華々しく開かれるはずだった彼女の騎士としての道は、次兄アグラヴェインからギネヴィア妃とランスロットの不義を告発する場を作り、その証人として協力するよう迫られ断った事をきっかけに終わりを迎えてしまう。<br>二人の不義の場を押さえたアグラヴェインが殺害され、ギネヴィア妃も処刑される事が決まり、その場に立ち会うよう命じられたガレスは、すぐ上の兄ガヘリスと共に武具を一切持たず喪服姿で参列。そこへ王妃を救出に現れたランスロットから従者と間違われ、兄共々無防備のまま頭蓋骨を叩き割られてしまったのである。
:ロット王と妖妃モルガンの間に生まれた子の一人。
+
:弟妹を失ったガウェインは、激しい悲痛から親友ランスロットへの憎悪をつのらせ二人は決裂、これを発端に円卓は崩壊し、果てはアーサー王と円卓の騎士の栄光までも終焉に向かわせてしまうのである。
:叛逆の騎士モードレッドは異父弟にあたる。
  −
 
  −
:ガレスは最も新しく円卓に加わった者であり、経験浅き騎士である。
  −
:先輩である円卓の騎士たち全員を尊敬していた。
  −
:特にランスロット卿によく懐き、よく彼に従った。
  −
:見習い騎士として数々の修行を経て正式に円卓の騎士の一員となった後も、ガヘリスのように長兄ガウェインとは行動せず、ランスロットの従者のような立ち位置を選んだ。
  −
 
  −
:可能性に満ちた存在としてガレスは多くの者に愛され、兄弟のみならず他の円卓の騎士たちからも「いつの日かもっとも優れた騎士となる」「いずれ、兄弟全員に匹敵する真の騎士となる」と評価されていた。
  −
 
  −
:アグラヴェインはギネヴィア王妃とランスロット卿の不義を告発する場を作り上げようとし、その証人としてガレスに協力するように迫った。
  −
:ガレスは「自分を騎士に叙してくれたランスロット卿について、妙な事は申しません」と言い残し、悲しみに暮れてその場を去る。
  −
 
  −
:その後、ランスロット卿の不義の現場が押さえられるも、返り討ちに遭ったアグラヴェインが命を落としてしまう。
  −
:捕らえられたギネヴィア王妃の処刑の刑執行に立ち会うよう命令されたガレスは「自分の意思で行くのではない事を承知してください」と述べた上で、武具をもたずに立ち会う事にした。これが、不幸に繋がった。
  −
 
  −
:ガレスは王妃を救出しにやってきたランスロット卿により、無防備なまま頭蓋骨を叩き割られたのである。
  −
 
  −
:多くの者が一連の事件で命を落とした。
  −
:アグラヴェイン、ガヘリス、そしてガレス───弟妹を失ったガウェイン卿の悲痛、いかばかりか。
  −
:かくして円卓はひび割れ、アーサー王と円卓の騎士の栄光は終わりを迎えるのである。
      
== 登場作品と役柄 ==  
 
== 登場作品と役柄 ==  
 
=== Fateシリーズ ===
 
=== Fateシリーズ ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
:竹箒日記で公開された『神聖円卓領域 キャメロット』の前日譚である『六章/Zero』で登場。後に2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い実装。
+
:竹箒日記で公開された第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』の前日譚である『六章/Zero』で登場。後に2019年の4周年記念キャンペーン開催に伴い実装。
:Lostbelt No.6「妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ」では、現地の妖精として登場。ウェールズで主人公達の前に現れ、その後巡礼の旅に「アルトリア・キャスター最初の臣下」として同行する。また、プレイアブルと異なりスキル名やボイスが一部専用のものとなっている。
+
:Lostbelt No.6「[[妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ]]」では、現地の妖精として登場。ウェールズで主人公達の前に現れ、その後巡礼の旅に「アルトリア・キャスター最初の臣下」として同行する。また、プレイアブルと異なりスキル名やボイスが一部専用のものとなっている。
    
===その他===
 
===その他===
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;[[ブラダマンテ]]
 
;[[ブラダマンテ]]
 
:同上。こちらも槍試合をやりたがっている他、大方のプレイヤーが感じたのと同様に似た者同士の気配を感じ取っている。
 
:同上。こちらも槍試合をやりたがっている他、大方のプレイヤーが感じたのと同様に似た者同士の気配を感じ取っている。
:自身の幕間では彼女のような『女性らしい可憐な騎士』を目指すのも悪くないと思っている。
+
:自身の幕間では、彼女のような『強くて女性らしい騎士』を目指すのも悪くないと思っている。
 +
;[[酒呑童子]]
 +
:自身の幕間にて戦闘訓練の相手として共演。
 +
:機会があれば『女性らしい艶っぽさ』の指導をしてもらいたいとお願いしている。
 +
:<del>でもそれ実質的に[[モルガン|母上]]みたいな人になってしまう奴…</del>
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン〔ルーラー〕]]
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン〔ルーラー〕]]
 
:期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』にて共演。仕えたアーサー王の別の姿。
 
:期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』にて共演。仕えたアーサー王の別の姿。
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===生前===
 
===生前===
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
:円卓の騎士王。最後まで一緒についていけなかった事について深く後悔している。
+
:生前に仕えた王であり、続柄上は母方の叔父(叔母)にあたる人。最後まで一緒についていけなかった事について深く後悔している。
 
;[[ガウェイン]]
 
;[[ガウェイン]]
:同じ円卓の騎士の一員であり、長兄。
+
:同じ円卓の騎士の一員であり長兄。
:『六章/Zero』では円卓の仲間たちとの殺し合いに端を発する連日の戦いで身心共に疲弊しきり介錯を望んだ彼女を、彼女が拘束していた偽のリチャード一世もろとも葬った。
+
:『六章/Zero』では円卓の仲間たちとの殺し合いに端を発する連日の戦いで、身心共に疲弊しきり介錯を望んだ彼女を、彼女が拘束していた偽のリチャード一世もろとも葬った。
 
:なお、バレンタインイベントでのお返しでは彼女のために化粧品セットを取り寄せたとのこと。
 
:なお、バレンタインイベントでのお返しでは彼女のために化粧品セットを取り寄せたとのこと。
;[[ランスロット|ランス]][[ランスロット〔セイバー〕|ロット]]
+
;ランスロット
:同じ円卓の騎士の一員であり、敬愛する人物。
+
:同じ円卓の騎士の一員であり敬愛する人物。
 
:生前では彼に頭蓋を割られ殺害されてしまうが、[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]に英霊として召喚されても彼に対しては蟠りを持っておらず、むしろ彼なら必ずアーサー王の力になる道を選ぶと信じて疑わなかった。
 
:生前では彼に頭蓋を割られ殺害されてしまうが、[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]に英霊として召喚されても彼に対しては蟠りを持っておらず、むしろ彼なら必ずアーサー王の力になる道を選ぶと信じて疑わなかった。
:しかし、セイバーのランスロットの方はその彼女を誤って手にかけたことを後悔しており、『六章/Zero』では心身共に疲弊しきったガレスの懇願を汲み取ろうとする一方で、二度も手にかける事を躊躇ってしまった。
+
:しかし、[[ランスロット〔セイバー〕|セイバーのランスロット]]の方はその彼女を誤って手にかけたことを後悔しており、『六章/Zero』では心身共に疲弊しきったガレスの懇願を汲み取ろうとする一方で、二度も手にかける事を躊躇ってしまった。
 
:カルデアでも生前と変わらず尊敬の情を抱かれているが、意図してないとはいえ会話の節々は彼に突き刺さるものばかりである。
 
:カルデアでも生前と変わらず尊敬の情を抱かれているが、意図してないとはいえ会話の節々は彼に突き刺さるものばかりである。
:一方でバーサーカーのランスロットについてはその有り様に悲哀と憐れみを向ける傍ら、今際になんの感情も言葉もなかったショックがトラウマとして蘇ってしまう為苦手としている。
+
:一方で[[ランスロット|バーサーカーのランスロット]]についてはその有り様に悲哀と憐れみを向ける傍ら、今際になんの感情も言葉もなかったショックがトラウマとして蘇ってしまう為苦手としている。
 +
:ブリテン異聞帯では炎上するロンディニウムで生き残っていた子供たちを助けて逃走中の所を、[[妖精騎士ランスロット|彼の名を着名した妖精騎士]]に頭部を迎撃されてしまうという、奇しくも汎人類史のガレスと同じ末路を辿ってしまう事になった。
 
;[[アグラヴェイン]]
 
;[[アグラヴェイン]]
:同じ円卓の騎士の一員であり、次兄。嫌われ役を引き受けた彼の内面を正しく理解出来ていないため、殆どの騎士達と同じく快く思っていない。
+
:同じ円卓の騎士の一員であり次兄。ガレスの両側にあるひと房だけ黒い髪の部分は彼に似ている。
:その一方、バレンタイン礼装のマテリアルから兄妹としての愛情は持ち合わせている模様。
+
:嫌われ役を引き受けた彼の内面を正しく理解出来ていないため、殆どの騎士達と同じく快く思っていない。
 +
:だか、英霊となった事で普段気づかなかった彼の真意と内情を知る由となり、今度は改めて兄妹としてきちんと向き合いたいと考えている事がバレンタイン礼装のマテリアルから推測出来る。
 
;[[モードレッド]]
 
;[[モードレッド]]
 
:同じ円卓の騎士の一員であり異父妹。他の騎士と異なり好意的であり、仲が悪いガウェインに喧嘩を売らなかったのも彼女の存在がある。
 
:同じ円卓の騎士の一員であり異父妹。他の騎士と異なり好意的であり、仲が悪いガウェインに喧嘩を売らなかったのも彼女の存在がある。
150行目: 143行目:  
:好意的ではあるのだがやたらとお姉さん風を吹かせており、「円卓ウケが良くない状況を改善するチャンス」「言葉が汚い」と口うるさく干渉している。
 
:好意的ではあるのだがやたらとお姉さん風を吹かせており、「円卓ウケが良くない状況を改善するチャンス」「言葉が汚い」と口うるさく干渉している。
 
;ガヘリス
 
;ガヘリス
:同じ円卓の騎士の一員であり、三番目の兄。
+
:同じ円卓の騎士の一員であり三番目の兄。
 
:『六章/Zero』では獅子王を止める選択をした彼と殺し合いを演じる事となった。
 
:『六章/Zero』では獅子王を止める選択をした彼と殺し合いを演じる事となった。
 
;[[ケイ]]
 
;[[ケイ]]
158行目: 151行目:  
;[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]
 
;[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]
 
:同じ円卓の騎士の一員ではあるが、このベディヴィエールは厳密に言えば「湖に聖剣を返還できなかったif」。なので本来の彼は持っていないはずの「銀の腕」を不思議がっている。
 
:同じ円卓の騎士の一員ではあるが、このベディヴィエールは厳密に言えば「湖に聖剣を返還できなかったif」。なので本来の彼は持っていないはずの「銀の腕」を不思議がっている。
:彼からは「ガレスちゃん」と呼ばれている他、「彼女には二度と痛ましい想いをしてほしくない」とその想いを述べており、カルデアで円卓の仲間や他のサーヴァント達と楽しく過ごす姿を見て涙ぐんでいた。
+
:彼からは「ガレスちゃん」と呼ばれている他、「彼女には二度と痛ましい想いをしてほしくない」とその想いを述べており、カルデアで円卓の仲間や他のサーヴァント達と楽しく過ごす姿を見て嬉しそうにしていた。
 
;[[パーシヴァル]]
 
;[[パーシヴァル]]
 
:同じ円卓の騎士の一員。未来ある若い騎士としてギャラハッドやボールスと共に目をかけられており、兄弟たちよりも兄のように接していた。また料理について「何でも作るなら山盛りに」と教えを受けた。
 
:同じ円卓の騎士の一員。未来ある若い騎士としてギャラハッドやボールスと共に目をかけられており、兄弟たちよりも兄のように接していた。また料理について「何でも作るなら山盛りに」と教えを受けた。
167行目: 160行目:  
=== 異聞帯 ===
 
=== 異聞帯 ===
 
;[[アルトリア・キャスター]]
 
;[[アルトリア・キャスター]]
:ブリテン異聞帯での旅の仲間。自分と同程度の大した魔力量も無い当時のアルトリアが、妖精騎士トリスタンとの魔術対決に勝利したのを見て、押し掛け同然に従者となった。
+
:ブリテン異聞帯での旅の仲間で『予言の子』。自分と同程度の大した魔力量も無い当時のアルトリアが、妖精騎士トリスタンとの魔術対決に勝利したのを見て、押し掛け同然に従者となった。
:アルトリアもカルデアに召喚された際は汎人類史のガレスが円卓の騎士だった事をとても喜んでいた。
+
:アルトリアもカルデアに召喚された際は、汎人類史のガレスが円卓の騎士だった事をとても喜んでいた。
 +
;[[レッドラ・ビット]]
 +
:ブリテン異聞帯での旅の仲間。ロンディニウム防衛戦ではウッドワスにパーシヴァルの槍が効かず、迎撃により一行が全滅する<ruby><rb>未来</rb><rt>ビジョン</rt></ruby>を見たため、'''自分がレッドラの背中に乗って突進する事で不意打ちの一撃を仕掛けて'''隙を作り、結末回避と共に逆転勝利に貢献した。
 
;セム、サマリア、ユーリ、オッド、カムリ
 
;セム、サマリア、ユーリ、オッド、カムリ
:ロンディニウムで出会った鍛冶場の孤児たち。ガレスに第二再臨の鎧を贈った。
+
:ロンディニウムで出会った鍛冶場の子供たち。ガレスに第二再臨の鎧を贈った。
 
:主人公やパーシヴァル達が留守の間に仲間のはずの反乱軍の迎撃にあいロンディニウムが炎上する中、自分を慕ってくれた子供たちのため単身勇気を奮い立たせ立ち向かった。
 
:主人公やパーシヴァル達が留守の間に仲間のはずの反乱軍の迎撃にあいロンディニウムが炎上する中、自分を慕ってくれた子供たちのため単身勇気を奮い立たせ立ち向かった。
 
;ミラー
 
;ミラー
 
:「鏡の氏族」時代の従者。自身の身代わりとなって妖精騎士ランスロットに討たれた。
 
:「鏡の氏族」時代の従者。自身の身代わりとなって妖精騎士ランスロットに討たれた。
 +
 +
=== その他 ===
 +
;[[妖精騎士トリスタン]]
 +
:『[[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]』にて、モードレッドと公園でサッカーで遊んでいるところを「イギリスのサッカーごと」馬鹿にされたためにモードレッド共々かつてないレベルでガチギレした。
    
==名台詞==
 
==名台詞==
253行目: 252行目:  
;「ふむふむ、フランク王国の騎士! では、私と槍試合をしましょう! 是非!」
 
;「ふむふむ、フランク王国の騎士! では、私と槍試合をしましょう! 是非!」
 
:マイルーム会話「[[アストルフォ]]」「[[ブラダマンテ]]」。両者とも円卓に並ぶ実力を持つ騎士達なので手合わせを所望している模様。
 
:マイルーム会話「[[アストルフォ]]」「[[ブラダマンテ]]」。両者とも円卓に並ぶ実力を持つ騎士達なので手合わせを所望している模様。
 +
 +
====本編====
 +
:;異聞帯
 +
====幕間の物語====
    
====イベント====
 
====イベント====
261行目: 264行目:  
:ちなみに小柄で童顔な姿を見咎められ、年齢確認を求められてもいた。
 
:ちなみに小柄で童顔な姿を見咎められ、年齢確認を求められてもいた。
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====その他====
 
;甘くてしっとり、チョコカップケーキが沢山。
 
;甘くてしっとり、チョコカップケーキが沢山。
 
;ガウェイン兄様や憧れのランスロット様、モードレッドやジキル殿、そして何よりマスターに。皆に食べて欲しい、美味しいと言ってもらえたら嬉しいな、と心を込めて焼き上げたもの。
 
;ガウェイン兄様や憧れのランスロット様、モードレッドやジキル殿、そして何よりマスターに。皆に食べて欲しい、美味しいと言ってもらえたら嬉しいな、と心を込めて焼き上げたもの。
 
;いつの日か、アグラヴェイン兄様にも食べて欲しいな……と密かに願うガレスであった。
 
;いつの日か、アグラヴェイン兄様にも食べて欲しいな……と密かに願うガレスであった。
 
:バレンタイン礼装『チョコカップケーキ』に書かれた詳細マテリアル。
 
:バレンタイン礼装『チョコカップケーキ』に書かれた詳細マテリアル。
:円卓お墨付きの料理上手<ref group="注">あまりの美味しさにガウェインは'''104個'''、モードレッドはそれに対抗して'''225個'''平らげており、ランスロットに至っては涼しい顔で'''300個'''以上食べてしまった。</ref>なガレスから、兄妹と敬愛する師、カルデアで仲良くなった仲間と主人公、そしていつか会えるかもしれないちょっと不器用だけど優しいあの人への思いが込められている。
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:円卓お墨付きの料理上手<ref group="注">あまりの美味しさにガウェインは'''104個'''、モードレッドはそれに対抗して'''225個'''平らげており、ランスロットに至っては涼しい顔で'''300個'''以上食べてしまった。</ref>なガレスから、大好きな兄とちょっと生意気な妹、敬愛する師、カルデアで知り合い仲良くなった仲間、マスターたる主人公、そしていつかは会えるかもしれない、少し不器用だけど本当はとても優しいあの人への思いが込められている。
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====竹箒日記====
   
;「ごめんなさい。ごめんなさい。わたしは、こちらを選んだのに」<br>「もう耐えられません。もう戦えません。どうか、どうか」<br>「愚かなわたしに、罰を与えてくださいませ」
 
;「ごめんなさい。ごめんなさい。わたしは、こちらを選んだのに」<br>「もう耐えられません。もう戦えません。どうか、どうか」<br>「愚かなわたしに、罰を与えてくださいませ」
:本編の前日譚である『六章/Zero』にて。『不浄』のギフトを受け、獅子王の為にと戦い続けた彼女が望んだ<ruby><rb>天罰</rb><rt>介錯</rt></ruby>。
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:竹箒日記より本編の前日譚である『六章/Zero』にて。『不浄』のギフトを受け、獅子王の為にと戦い続けた彼女が望んだ<ruby><rb>天罰</rb><rt>介錯</rt></ruby>。
 
:朱色の頬はこけ、快活な笑みを浮かべていた顔から表情は消え、何よりも彼女の罪と『不浄』を表すかのように、『白い手』と持て囃されたそれは黒く朽ち落ちた。
 
:朱色の頬はこけ、快活な笑みを浮かべていた顔から表情は消え、何よりも彼女の罪と『不浄』を表すかのように、『白い手』と持て囃されたそれは黒く朽ち落ちた。
 
:偽りの救世主との戦いの際に、ほぼ心中同然の形で敵を縫い止めた彼女は懇願する。
 
:偽りの救世主との戦いの際に、ほぼ心中同然の形で敵を縫い止めた彼女は懇願する。
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[[Category:ランサー]]
 
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[[Category:Fate/Grand Order]]
 
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[[Category:ちびちゅき!]]
 
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