差分

829 バイト除去 、 2013年7月15日 (月) 22:23
編集の要約なし
19行目: 19行目:     
;能力
 
;能力
:能力・強みを一言で言うならば「金に飽かした最強装備」。世界の全てを手中に収めた彼はあらゆる[[宝具]]の「原典」の所有者であり、それらを「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」から自由に呼び出し扱う。<br />その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされる。<br />第四次聖杯戦争では真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち、敵無しの存在とされているが、「慢心王」とも評されるその性格ゆえに、全力を出すのは極めて稀。<br />そうした性格ゆえに、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。だが相手の実力を見る眼力・洞察力は非常に優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。<br />あらゆる宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。ただしメロダックからカリバーンと同じ威力のビームを放つ等真名開放と同じようなものはできる模様<br />また、「王の財宝」から宝具を出す際、引き抜く動作が入るため、攻撃まで若干のタイムラグと隙が生じる。そのため、「無限の剣製」で刀剣宝具を相殺できる上に取り出す工程を必要としない衛宮士郎&[[アーチャー]]、手にした武器全てを自分の宝具にするために撃ち出した宝具を奪われてしまう[[バーサーカー (第四次)]]は「王の財宝」の天敵と言える。<br />128騎という多数のサーヴァントが参戦している[[Fate/EXTRA CCC|月の聖杯戦争]]においても「参戦すれば優勝が確定してしまう」という理由でムーンセルによって「宙の外」に封印されていた程の規格外の実力を持ち、彼自身もそれを自負している。しかし彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や英霊の序列に特別固執はしていない。
+
:能力・強みを一言で言うならば「金に飽かした最強装備」。世界の全てを手中に収めた彼はあらゆる[[宝具]]の「原典」の所有者であり、それらを「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」から自由に呼び出し扱う。<br />その火力は平均的なサーヴァントの五倍以上とされる。<br />第四次聖杯戦争では真面目に戦えば聖杯戦争を一夜で終わらせられる力を持ち、敵無しの存在とされているが、「慢心王」とも評されるその性格ゆえに、全力を出すのは極めて稀。<br />そうした性格ゆえに、格下と見下す相手から思わぬ反撃を受けて敗北することが多い。だが相手の実力を見る眼力・洞察力は非常に優れており、力を認めた相手にはそれ相応の慎重さで対応する。<br />あらゆる宝具の原典を所持し扱うが、本人自身の宝具は「王の財宝」と「天地乖離す開闢の星」のみである。他の宝具に関しては所持者であるが、伝説の担い手ではないがゆえに、担い手のように極限まで極め使いこなせるわけではない。<br />また、「王の財宝」から宝具を出す際、引き抜く動作が入るため、攻撃まで若干のタイムラグと隙が生じる。そのため、「無限の剣製」で刀剣宝具を相殺できる上に取り出す工程を必要としない衛宮士郎&[[アーチャー]]、手にした武器全てを自分の宝具にするために撃ち出した宝具を奪われてしまう[[バーサーカー (第四次)]]は「王の財宝」の天敵と言える。<br />128騎という多数のサーヴァントが参戦している[[Fate/EXTRA CCC|月の聖杯戦争]]においても「参戦すれば優勝が確定してしまう」という理由でムーンセルによって「宙の外」に封印されていた程の規格外の実力を持ち、彼自身もそれを自負している。しかし彼にとっては「強さを競うなど凡夫の愚行。元より強さなど計るものではなく、王か、それ以外かの話であろう」と最強の座などよりも「王」としての在り方の方が遥かに重要らしく、自身の力や英霊の序列に特別固執はしていない。
   −
=== [[宝具]] ===
+
== [[宝具]] ==
 
;天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
 
;天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)
: ランク:EX<br /> 種別:対界宝具<br /> レンジ:1〜99<br /> 最大捕捉:1000人<br /> 由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ<br />かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。彼が「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。風の断層は擬似的な時空断層までも生み出す。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。彼曰く、「生命の記憶の原初であり、この星の最古の姿、地獄の再現」。<br />その威力は最強の聖剣であるランクA++(概算で瞬間的にAの三倍)の「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。空間切断の特性故に対界宝具のカテゴリーに分類される世界を切り裂いた剣。<br />更に「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力を更に上昇させられるという。<br />『stay night』では主に「約束された勝利の剣」との撃ち合いに使用されているため十全な威力を発揮しそびれてしまっているが、『hollow ataraxia』では一生に一度の本気を出し、街の一区画を覆い尽した。また、『Zero』ではライダーとの決戦で、対界宝具の名に恥じず「王の軍勢」の固有結界を時空切断し、軍勢をなすすべもなく一撃で粉砕している。<br />『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって空間そのものを変動させる。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。<br />紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事。<br />ゲームでの性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。だが使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」の2つあり、速攻を心掛けているプレイヤーからすると少し使いにくい。
+
: ランク:EX<br /> 種別:対界宝具<br /> レンジ:1〜99<br /> 最大捕捉:1000人<br /> 由来:メソポタミア神話の創世叙事詩エヌマ・エリシュ<br />かつて混沌とした世界から天地を分けた究極の一撃。彼が「エア」「乖離剣」と呼ぶ、無銘にして究極の剣から放たれる空間切断。風の断層は擬似的な時空断層までも生み出す。宝具のカテゴリーにおける頂点の一つとされる。彼曰く、「生命の記憶の原初であり、この星の最古の姿、地獄の再現」。<br />その威力は最強の聖剣であるランクA++(概算で瞬間的にAの三倍)の「約束された勝利の剣」と同等かソレ以上。互いに相殺されながらもなお上回り、セイバーを瀕死の状態にした。空間切断の特性故に対界宝具のカテゴリーに分類される世界を切り裂いた剣。<br />更に「王の財宝」内の宝具によるバックアップを受ければ、破壊力を更に上昇させられるという。<br />『stay night』では主に「約束された勝利の剣」との撃ち合いに使用されているため十全な威力を発揮しそびれてしまっているが、『hollow ataraxia』では一生に一度の本気を出し、街の一区画を覆い尽した。また、『Zero』ではライダーとの決戦で、対界宝具の名に恥じず「王の軍勢」の固有結界を切断し、軍勢をなすすべもなく一撃で粉砕している。<br />『CCC』においては地面に突き刺す事で三層の巨大な力場によって空間そのものを変動させる。その威力は、最早一個の生命程度に用いるようなものではなく、世界を相手に使用される領域にあるとされている。<br />紅い風の断層の「天地乖離す開闢の星」とはまた異なった描写になっており、本人曰く「地の理ではなく天の理」との事。<br />ゲームでの性能も、「規格外の宝具」の名にふさわしく99999ダメージ(固定)+即死効果というとんでもない威力を誇り、たとえ相手が無敵状態であっても問答無用で即死させる。だが使用条件が「戦闘開始から5ターン以上経過」と「相手のHPが30%以下」の2つあり、速攻を心掛けているプレイヤーからすると少し使いにくい。
    
;王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
 
;王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
: ランク:E〜A++<br /> 種別:対人宝具<br /> レンジ:−<br />バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。<br />持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。蔵も中身も所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。<br />彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、王の財宝でそれらを空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。<br />展開範囲は広く対象を囲むように出来る他、地面から敵を串刺しにするように出現させられる。どのようなサーヴァントであれ、一つか二つは弱点・不得手とするものが存在するとされる。財宝内にはその英霊の苦手とする武具・道具も当然のように収められているとされ、英霊の時点で不利は免れないとされる。その為、「英霊殺し」「対英霊戦絶対強者」とも称される。Fate/hollow ataraxiaでは、生前に所持していなかった品を蔵に追加しようとする場面が描かれた。<br />『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。<br />それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には全く別の「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身も良く分からないものとなっている。<br />だがそのコレクションにもやはり限界はあり、セイバーの持つ『約束された勝利の剣』『全て遠き理想郷(アヴァロン)』、カルナの持つ『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』など最高クラスの英霊が持つ宝具に関しては例外があり、収蔵されていない。「人類の知恵の原典」であることを考慮すれば、彼が手に入れた神造兵器以外は含まれないと考えることも可能ではあるが詳細は不明。<br />またカルナの槍のような、使用された事がないために何の宝具が原典に当たるかわからないという物は収蔵されておらず、例え持っていたとしても取り出すことは出来ない。<br />『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ2手分のスタン効果を付加する。が、成功率は中の下と言ったところで信頼性に欠ける。
+
: ランク:E〜A++<br /> 種別:対人宝具<br /> レンジ:−<br />バビロニアの宝物庫と、それに繋がる鍵剣(王律鍵バヴ=イル)。<br />持ち主の蔵と空間を繋げる能力を持つ。蔵も中身も所有者の財の量に準ずるため、何もない人が使っても何の意味もない。<br />彼は生前自分の蔵に「宝具の原典」を含めた大量の財宝を収めており、王の財宝でそれらを空間を繋げて自在に取り出したり、射出することが出来る。<br />展開範囲は広く対象を囲むように出来る他、地面から敵を串刺しにするように出現させられる。<br />『CCC』にて、この蔵の正体が人類の知恵の原典にしてあらゆる技術の雛形であることが判明。ゆえにこの宝物庫には、人類が生み出すものであれば全て、遥か遠い超未来に人類が生み出すものまでも全て保有している、という過去未来の時間軸すら超越した途方もない代物であることが明かされる。<br />それは比喩でなく文字通り人類が生み出すものであれば「何でも」であり、この宝物庫に存在しないものは基本的には全く別の「新人類が生み出す全く別の概念」によるもの、または「別天体の知的生命体の文明技術」によってできたものだけであるとされている。そのため、財宝の総量は既に彼自身も良く分からないものとなっている。<br />だがそのコレクションにもやはり限界はあり、セイバーの持つ『約束された勝利の剣』『全て遠き理想郷(アヴァロン)』、カルナの持つ『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』など最高クラスの英霊が持つ宝具に関しては例外があり、収蔵されていない。「人類の知恵の原典」であることを考慮すれば、彼が手に入れた神造兵器以外は含まれないと考えることも可能ではあるが詳細は不明。<br />またカルナの槍のような、使用された事がないために何の宝具が原典に当たるかわからないという物は収蔵されておらず、例え持っていたとしても取り出すことは出来ない。<br />『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に魔力依存のダメージを与えつつ2手分のスタン効果を付加する。が、成功率は中の下と言ったところで信頼性に欠ける。
    
==== 「王の財宝」内にある宝具 ====
 
==== 「王の財宝」内にある宝具 ====
32行目: 32行目:     
;乖離剣エア
 
;乖離剣エア
: 由来:バビロニア神話(アッカド神話)に登場する知恵の神・エア<br /> (或いはこれを由来とする、後世ヒッタイト文明に伝わる開闢の剣「エアの剣」)<br />「乖離剣」とも。無銘にして最強の剣。エアという名前はギルガメッシュがつけた渾名で、彼の持つ究極の切り札。剣というより円柱状の刀身を持つ突撃槍のような形状。<br />彼はこの剣を「真実を識るもの」と表現する。天地開闢以前、星があらゆる生命の存在を許さなかった原初の姿、地獄そのもの。それは語り継がれる記憶には無いが、遺伝子に刻まれているという。<br />この剣もまた神造兵器である上に武器として生み出された存在ですらないため、剣における究極の一「無限の剣製」をもってしても通常の宝具のように複製することは出来ない。<br />真名は『無銘』なので本当の意味で真名開放出来ているかは不明だが、いずれにせよギルガメッシュのみが持つ宝具なので、彼が扱う際の最大出力「天地乖離す開闢の星」が事実上の真名開放である。<br />エア神とは星の力が擬神化された存在であり、この星を生み出した力の再現が乖離剣エアであり、他の宝具とはその出自からして一線を画している。開闢、つまり全ての始まりを示す彼の最終宝具とされ、メソポタミア神話における神の名を冠した剣。エア神は地球がまだ原始の時代だった頃に星造りを行った一神であり、エアの名を冠したこの剣は三層の巨大な力場を回転させる事で起こし、空間そのものを変動させる。その威力は世界に対し使用するもので数ある宝具の中でも頂点の一つとして君臨するという。<br />『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に筋力依存のダメージを与える。消費MP150と高燃費な上に「自身のHPが30%未満の状態時」にしか使用できず、威力もリスクと比べると釣り合いが取れておらず、いまいちパッとしない。ちなみにGUARD貫通効果があると記載されているが、設定ミスなのか貫通効果が機能していない。慢心ここに極まれり。
+
: 由来:バビロニア神話(アッカド神話)に登場する知恵の神・エア<br /> (或いはこれを由来とする、後世ヒッタイト文明に伝わる開闢の剣「エアの剣」)<br />「乖離剣」とも。無銘にして最強の剣。エアという名前は彼がつけた渾名であり、彼の切り札。剣というより円柱状の刀身を持つ突撃槍のような形状。<br />彼はこの剣を「真実を識るもの」と表現する。天地開闢以前、星があらゆる生命の存在を許さなかった原初の姿、地獄そのもの。それは語り継がれる記憶には無いが、遺伝子に刻まれているという。<br />この剣もまた神造兵器である上に武器として生み出された存在ですらないため、剣における究極の一「無限の剣製」をもってしても通常の宝具のように複製することは出来ない。<br />真名は『無銘』なので本当の意味で真名開放出来ているかは不明だが、いずれにせよ彼のみが持つ宝具なので、最大出力「天地乖離す開闢の星」が事実上の真名開放である。<br />エア神とは星の力が擬神化された存在であり、この星を生み出した力の再現が乖離剣エアであり、他の宝具とはその出自からして一線を画している。開闢、つまり全ての始まりを示す彼の最終宝具とされ、メソポタミア神話における神の名を冠した剣。エア神は地球がまだ原始の時代だった頃に星造りを行った一神であり、エアの名を冠したこの剣は三層の巨大な力場を回転させる事で起こし、空間そのものを変動させる。その威力は世界に対し使用するもので数ある宝具の中でも頂点の一つとして君臨するという。<br />『CCC』では攻撃スキルの一つとして登場。相手に筋力依存のダメージを与える。消費MP150と高燃費な上に「自身のHPが30%未満の状態時」にしか使用できず、威力もリスクと比べると釣り合いが取れておらず、いまいちパッとしない。ちなみにGUARD貫通効果があると記載されているが、設定ミスなのか貫通効果が機能していない。慢心ここに極まれり。
    
;天の鎖(エルキドゥ)
 
;天の鎖(エルキドゥ)
227行目: 227行目:  
:CCCの宝具使用時のセリフの一つ。英雄王が楽しそうで何よりです。
 
:CCCの宝具使用時のセリフの一つ。英雄王が楽しそうで何よりです。
   −
;「では行くぞ——{{rb(英雄王,A・U・O)}}・キャストオフ!」
+
;「では行くぞ——A・U・O・キャストオフ!」
 
:[[ランサー (CCC・赤)|バーサーカー]]のSGを明かしにいったと思ったら、いきなりAUOが全裸になった。<br />何を言っているかわからないと思うが、オレもわけがわからなかった。露出強とかクール&ワイルドみたいなチャチなものじゃ断じてない、もっと恐ろしいものの片鱗を…
 
:[[ランサー (CCC・赤)|バーサーカー]]のSGを明かしにいったと思ったら、いきなりAUOが全裸になった。<br />何を言っているかわからないと思うが、オレもわけがわからなかった。露出強とかクール&ワイルドみたいなチャチなものじゃ断じてない、もっと恐ろしいものの片鱗を…
    
;「やはり最後に物を言うのは貨幣か。」<br />「英雄王マネーイズパワーシステム……フッ、悪くない響きではないか」
 
;「やはり最後に物を言うのは貨幣か。」<br />「英雄王マネーイズパワーシステム……フッ、悪くない響きではないか」
:マシンの出力を上げるために投資してください、とラニに言われてしたり顔で呟いた。直後に凛に「マネーイズパワーシステムは遠坂の商法」と怒られるが、英雄王はどこ吹く風。<br />さらっとパクって悪びれもしないあたり、流石のギルガニズムである。
+
:マシンの出力を上げるために投資してください、とラニに言われてしたり顔で呟いた。直後に凛に「マネーイズパワーシステムは遠坂の商法」と怒られるが、英雄王はどこ吹く風。
    
;「すまぬ。我は貧乏という概念がよく分からぬのだ。<br />なにせ、使い切れぬほどの財がある故。よって貴様の哀しみを癒す術を知らぬ。<br />………許せ、ハサンよ。あと近寄るな。貧しさが移りそうだ」<br />「知らぬか?サーヴァント界で最も不遇な者。その名をハサンと言うのだ。まぁ、貴様の財政事情とかけているのだが。<br />———ハサンなだけに、破産。<br />よし笑え。笑う門には福来たる、とは貴様の国の格言であろう!」
 
;「すまぬ。我は貧乏という概念がよく分からぬのだ。<br />なにせ、使い切れぬほどの財がある故。よって貴様の哀しみを癒す術を知らぬ。<br />………許せ、ハサンよ。あと近寄るな。貧しさが移りそうだ」<br />「知らぬか?サーヴァント界で最も不遇な者。その名をハサンと言うのだ。まぁ、貴様の財政事情とかけているのだが。<br />———ハサンなだけに、破産。<br />よし笑え。笑う門には福来たる、とは貴様の国の格言であろう!」