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;「はーい、ヤガのみなさんコンニチハー! 今日も今日とて自転車操業ライフご苦労さま♡<br> 生態的に、どんなに働いても貯蓄は不可能。どんなに努力しても出世は不可能。<br> そんなお先<RUBY><RB>真っ暗</RB><RT>ブリザード</RT></RUBY>な皆さんの生活を助けるキュートな天使がやって参りました~☆<br> さあさあ、どうぞ近くによって商品をご覧ください。<br> 食料、医療器具、ご禁制のお酒まで、NFFサービスにご用意できないものはございません♡」
 
;「はーい、ヤガのみなさんコンニチハー! 今日も今日とて自転車操業ライフご苦労さま♡<br> 生態的に、どんなに働いても貯蓄は不可能。どんなに努力しても出世は不可能。<br> そんなお先<RUBY><RB>真っ暗</RB><RT>ブリザード</RT></RUBY>な皆さんの生活を助けるキュートな天使がやって参りました~☆<br> さあさあ、どうぞ近くによって商品をご覧ください。<br> 食料、医療器具、ご禁制のお酒まで、NFFサービスにご用意できないものはございません♡」
:二部一章。ヤガ達の村で物資の有料配給を行うコヤンスカヤ。具体的にはクリチャーチの肩肉一塊で50万ルーブル程のぼったくり(ヤガ達にとって家財と引き換えにしても届かない)。
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:二部一章。ヤガ達の村で物資の有料配給を行うコヤンスカヤ。具体的にはクリチャーチの肩肉一塊で50万ルーブル程のぼったくり(ヤガ達にとって家財一式と引き換えにしても届かない)。
:この声を通信越しに聴いたゴルドルフ曰く「蜂蜜に蜂蜜をかけ、さらにアイスを乗せた後にやはり蜂蜜をかけた焼いたような甘い声」。
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:この声を通信越しに聴いたゴルドルフ曰く「蜂蜜に蜂蜜をかけ、さらにアイスを乗せた後にやはり蜂蜜をかけて焼いたような甘い声」。
 
:アコギな商売だと思われていたり憎たらしい視線を村のヤガ達に向けられている自覚はコヤンスカヤにもあり、その上でふてぶてしくボロい商売を笑顔で行う。
 
:アコギな商売だと思われていたり憎たらしい視線を村のヤガ達に向けられている自覚はコヤンスカヤにもあり、その上でふてぶてしくボロい商売を笑顔で行う。
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;「体も醜ければ心も貧しい。 機転もきかない、空気も読めない―――<br> ほんとう、つまらない歴史になったわね、アナタたち。<br> 動物と人間を掛け合わせるなんて愚策も愚策よ。動物の無垢さも、人間の豊かさも失われた。<br> 互いの良いところを打ち消しただけの、ただの環境適応で『新種』とか笑わせるわ。」
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;「体も醜ければ心も貧しい。 機転もきかない、空気も読めない―――<br> ほんとう、つまらない歴史になったわね、アナタたち。<br> 動物と人間を掛け合わせるなんて愚策も愚策よ。動物の無垢さも、人間の豊かさも失われた。♡互いの良いところを打ち消しただけの、ただの環境適応で『新種』とか笑わせるわ。」
 
:ヤガという存在を指しての彼女の評。辛辣極まりなく、その言葉を紡ぐ表情には関心が見られず冷ややか。
 
:ヤガという存在を指しての彼女の評。辛辣極まりなく、その言葉を紡ぐ表情には関心が見られず冷ややか。
 
:この後、ヤガ達を法外な配給の値段からそそのかしておぞましい仲間割れを誘発させてようやく彼女は少し楽しげになる。
 
:この後、ヤガ達を法外な配給の値段からそそのかしておぞましい仲間割れを誘発させてようやく彼女は少し楽しげになる。
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;「キャー☆ 必要ないとか、そんな、みっともなーい!<RUBY><RB>単体</RB><RT>ひとり</RT></RUBY>じゃ生きていけない<RUBY><RB>人間</RB><RT>イキモノ</RT></RUBY>のクセに、このこのー!<br> ああ……これではキリシュタリアさんも失望するというもの……<br> あの方の綺麗事も大概ですが、その根底にあるのは紛れもない人類愛。<br> 人間の基本原則……その<RUBY><RB>野生</RB><RT>ほんしつ</RT></RUBY>は、助け合い、認め合い、殺し合う事だと受け止めていますのに。」
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:二部二章。氷の城のオフェリアの私室にて。主人公一行を取り逃し女王からヨトゥンの団を取り上げられながらも悪びれもなくマシュと分かり合えないで悩むオフェリアの部屋に無断で入室。
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:当然彼女は勝手に入るなと言うが、そのように壁を作っているから友人がいないと煽る。それにオフェリアは魔術師に友人などいない、いらないと反論するが、キリシュタリアに縋る様を持ち出される。
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:その上でキリシュタリアという拠り所があっても心がざわつくのを、「他人に助けられた事がない人間だから」と核心を突く。
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;「よろしくて?人間は思慕や陶酔ばかりでは生きられない種。<br> <RUBY><RB>精神</RB><RT>こころ</RT></RUBY>があるのですから当然です。共感や親愛あたりもバランスよく得ませんと、ねえ?<br> 家族に期待ができなかったりすると、もう尚更。身近な結婚チャンスに飛びついても良いでしょうに。<br> それとも、<RUBY><RB>矜持</RB><RT>プライド</RT></RUBY>に蓋をする事もできないのですか?<br> それとも怖いのですか?今さら、親しい隣人がいない自分の惨めを直視する事が?」
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:上記より続けて。コヤンスカヤが語る人間という生き物についての持論に絡めてのオフェリアという人物の容赦のない分析。
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:オフェリアは最早聞いていられず、「[[シグルド|騎士]]を呼びます」と述べ、彼女の口を閉じさせる。
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;「風評被害、やめてくださいません!?<br> <RUBY><RB>私</RB><RT>ワタクシ</RT></RUBY>、お尻重くないんですけどぉ! 軽いんですけどぉ!」
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:カイニスに北欧異聞帯も終末が見えたがどうするか問われ、もはや商売も出来なさそうだがオフェリアの顛末を見届けてから撤退すると述べたコヤンスカヤ。
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:「気軽に転移できる分、<RUBY><RB>尻</RB><RT>けつ</RT></RUBY>が重いってワケか。」と言われての返答。食えない女を気取るが、慣用句とはいえ「尻が重い」と言われるのは心外らしい。
    
== メモ ==
 
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