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:二刀流ならぬ二槍流の槍兵。それぞれが[[宝具]]で、右手の長槍「破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)」と、左手の短槍「必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)」の二つ。他の宝具のような圧倒的破壊力こそ持たないものの、同じ相手と長期に渡って戦うことに長ける、非常に実用的な宝具。<br>絶世の美男子としても知られる。頬にあるホクロには女性を魅了(チャーム)してしまう呪いがかけられており、これはランサー自身にもコントロールできる力ではない。<br>ゆえに彼の貌は「魔貌」と呼ばれている。「[[魔眼]]」が「相手を見る」ことで効果を発揮する能動的な能力であるのに対し、ランサーの「魔貌」は「相手に見られる」ことで効果を発揮する受動的な能力である。
 
:二刀流ならぬ二槍流の槍兵。それぞれが[[宝具]]で、右手の長槍「破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)」と、左手の短槍「必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)」の二つ。他の宝具のような圧倒的破壊力こそ持たないものの、同じ相手と長期に渡って戦うことに長ける、非常に実用的な宝具。<br>絶世の美男子としても知られる。頬にあるホクロには女性を魅了(チャーム)してしまう呪いがかけられており、これはランサー自身にもコントロールできる力ではない。<br>ゆえに彼の貌は「魔貌」と呼ばれている。「[[魔眼]]」が「相手を見る」ことで効果を発揮する能動的な能力であるのに対し、ランサーの「魔貌」は「相手に見られる」ことで効果を発揮する受動的な能力である。
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=== [[宝具]] ===
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== [[宝具]] ==
 
;破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)
 
;破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)
: ランク:B<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:2〜4<br> 最大捕捉:1人<br> 由来:ディルムッドが養父であるドルイドのアンガスより贈られた紅槍ゲイ・ジャルグ。<br>彼が持つ紅の長槍。刃が触れた対象の魔力的効果を打ち消す。基本的には、魔術的防御を無効化させるための能力を持った宝具。<br>セイバーの鎧のように魔力で編まれた防具や、魔術やあるいは宝具「騎士は徒手にて死せず」によって魔術的な強化・能力付加を受けた武具からその魔力的効果を奪い、物理的な防御力のみの状態にする。<br>打ち消される魔力の対象は防具に限った話ではないが、「刃の触れた部分だけ」「刃の触れている間だけ」効果を発揮するため、防御的な使い方には向かない。また、過去に交わされた契約や呪い、既に完了した魔術の効果を覆すことはできない。<br>「宝具殺しの宝具」と呼ばれる槍だが、この破魔の効果単独で宝具の破壊はできない。あくまで「刃の触れている間だけ」効果を打ち消す。<br>魔術を使わないものにはただの槍だが、サーヴァント同士の戦いに魔術的なものを使わないことはまずなく、派手さはないが実に有用な宝具。
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:ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:2〜4<br>最大捕捉:1人<br>由来:ディルムッドが養父であるドルイドのアンガスより贈られた紅槍ゲイ・ジャルグ。
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:彼が持つ紅の長槍。刃が触れた対象の魔力的効果を打ち消す。基本的には、魔術的防御を無効化させるための能力を持った宝具。<br>セイバーの鎧のように魔力で編まれた防具や、魔術やあるいは宝具「騎士は徒手にて死せず」によって魔術的な強化・能力付加を受けた武具からその魔力的効果を奪い、物理的な防御力のみの状態にする。<br>打ち消される魔力の対象は防具に限った話ではないが、「刃の触れた部分だけ」「刃の触れている間だけ」効果を発揮するため、防御的な使い方には向かない。また、過去に交わされた契約や呪い、既に完了した魔術の効果を覆すことはできない。<br>「宝具殺しの宝具」と呼ばれる槍だが、この破魔の効果単独で宝具の破壊はできない。あくまで「刃の触れている間だけ」効果を打ち消す。<br>魔術を使わないものにはただの槍だが、サーヴァント同士の戦いに魔術的なものを使わないことはまずなく、派手さはないが実に有用な宝具。
    
;必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)
 
;必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)
: ランク:B<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:2〜3<br> 最大捕捉:1人<br> 由来:ディルムッドが妖精王マナマーン・マック・リールより贈られた黄槍ゲイ・ボウ。<br>彼が持つ黄の短槍。通常のディスペルは不可能で、この槍で付けられた傷は槍を破壊するか、ディルムッドが死なない限り癒えることがない。<br>いかなる治癒や再生でも回復できない仕組みはこの槍が与えるダメージは最大HP上限そのものを削減するため。それ故に回復や再生をしても「傷を負った状態」が全快状態であるためそれ以上治らない。<br>短期決戦であるとただの槍だが、同一の相手と長期に渡って複数回戦うことを前提に考えると、じわじわと、しかし確実に効いてくるボディブローのようなもの。<br>対象がサーヴァントでなければ、時間経過による出血死などのより致命的な効果が期待できる。<br>「破魔の紅薔薇」同様、派手さには欠けるが、非常に使い勝手のいい宝具。なお、使い手である彼はこの槍で傷つくことはない。
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:ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:2〜3<br>最大捕捉:1人<br>由来:ディルムッドが妖精王マナマーン・マック・リールより贈られた黄槍ゲイ・ボウ。
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:彼が持つ黄の短槍。治癒不能の傷を負わせる。通常のディスペルは不可能で、この槍で付けられた傷は槍を破壊するか、ディルムッドが死なない限り癒えることがない。<br>いかなる治癒や再生でも回復できない仕組みはこの槍が与えるダメージは最大HP上限そのものを削減するため。それ故に回復や再生をしても「傷を負った状態」が全快状態であるためそれ以上治らない。<br>短期決戦であるとただの槍だが、同一の相手と長期に渡って複数回戦うことを前提に考えると、じわじわと、しかし確実に効いてくるボディブローのようなもの。<br>対象がサーヴァントでなければ、時間経過による出血死などのより致命的な効果が期待できる。<br>「破魔の紅薔薇」同様、派手さには欠けるが、非常に使い勝手のいい宝具。なお、使い手である彼はこの槍で傷つくことはない。
    
==真名:ディルムッド・オディナ==
 
==真名:ディルムッド・オディナ==
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