デミ・サーヴァント

2018年5月4日 (金) 17:59時点におけるカリス (トーク | 投稿記録)による版

概要

半英霊。

人間がサーヴァントと憑依融合した存在。融合した者は身体能力、魔術回路、全てが向上するが、基本的には召喚し、契約したサーヴァントでしか成立しない。憑依した英霊が持つスキルを一つだけ継承し、自己流に昇華する特殊スキル「憑依継承(サクスィード・ファンタズム)」を持つ。また、純正のサーヴァントと比べ、人間の肉体を依り代にしているため、ダメージによる消滅が死に直結する。

疑似サーヴァントとは原理が全く異なり、吸血鬼たちに混血(ダンピール)が生まれないように本来なら不可能な技術だとされている[出 1]。英霊はたとえ反英雄であれど人間との融合を拒否するが[出 2]、どのようなマスターであれ英霊の霊基に耐えきれず、途中で崩壊するのがその一つとされる[出 3]。生まれながらにそう調整された個体であれば耐えられる可能性はある。

Fate/Grand Order

現在のところ極めて特殊な成功例であるマシュ・キリエライトしか存在しない[出 1]

デミ・サーヴァントは英霊を召喚させるための触媒として「英霊を呼ぶのに相応しい魔術回路と無垢な魂を持った子供」を用い、呼び出した英霊と子供を一つの存在にし、「人間に」なってもらおうというコンセプトのもと考案されている。2000年にカルデアで人工授精、遺伝子操作による子供たちデザインベビーを作り出し[注 1]、2010年にその内の一人であるマシュ・キリエライトの中にカルデアの「召喚英霊第二号」ギャラハッドを召喚する融合実験を行った。だがギャラハッドはマリスビリーの行いを認めず、「自分が退去しては触媒となった少女が死ぬ」として退去も目覚めもしなかった。皮肉にも、彼女の存在が英霊融合の術式の正しさと、英霊融合を行うこと自体の過ちを証明し、こうしてデミ・サーヴァント実験は頓挫した[出 2]

また、デミ・サーヴァントに関する初期の計画としてオルテナウス計画がある。デミ・サーヴァントは英霊に拒絶されること、健康なサーヴァントとして活動として困難だという予想もあってか、それを補うものが必要だと考えた[出 4]。後に第2部でギャラハッドが抜けたことで霊基の出力が大幅に低下し、ギャラハッド由来のスキルが使用不能となったマシュを補助するために霊基外骨格を造り上げた[出 5]

デミ・サーヴァント自体が非人道的な試みであり、それを聞いたエルメロイⅡ世からは「カルデアがそんなにふざけた組織だったら即座に解体を提案した」と嫌悪感を見せた[出 1]。また、ダ・ヴィンチもロマニから[注 2]聞いたときは「カルデアになんか召喚されなきゃよかった」と呆れと怒りを顕にし[出 6]、オルテナウス計画の際もそこまで(人間との融合を拒否してしまうであろう)考えが及んでいながら実験をやめなかったマリスビリーに対して糾弾している[出 4]

Fate/EXTRA Last Encore

第六階層において、リンとラニがどちらが勝者か決定されないままフロアと同一化してしまったため、事態の解決をするべくそれぞれの分身(アバター)を無数に生み出した。
それらアバターは電脳体に対して改造が施してあり、自身が連れていたサーヴァントの情報が加えられたデミ・サーヴァントと化している。

関連人物

これまで登場したのは以下3人。

名前 クラス 憑依融合した英霊 登場作品
マシュ・キリエライト シールダー ギャラハッド Fate/Grand Order
遠坂リン ランサー クー・フーリン Fate/EXTRA Last Encore‎‎
ラニ=Ⅷ バーサーカー 呂布奉先 Fate/EXTRA Last Encore‎‎

メモ

話題まとめ

脚注

注釈

  1. 作られたという意味ではホムンクルスと同義であるが、あくまでも基本的には質の良い魔術回路を持って生まれただけの普通の人間である。
  2. ロマニは2010年に英霊をその身に融合する形で召喚したマシュの容態が悪化した際にマリスビリーから助けを求められた際にこの計画を知り、「何年もカルデアに務めたのにそんなセクションがあるなんて知らなかった」と己の愚かさを嘆いていた。

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 『Fate/Grand Order』幕間の物語「英霊憑依」より。
  2. 2.0 2.1 『神聖円卓領域 キャメロット』プロローグより。
  3. 『Fate/EXTRA Last Encore』公式サイトSTORYより。
  4. 4.0 4.1 『永久凍土帝国 アナスタシア』第7節「夜に嘆き、暁に涙する」より。
  5. 『永久凍土帝国 アナスタシア』第21節「君臨する雷帝」より。
  6. 『神聖円卓領域 キャメロット』第15節「神王オジマンディアス」より。

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