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:『[[Fate/Grand Order]]』では実装に先駆けてイベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」にて真名を明かされない状態で先行登場。名前を含めた記憶を失くしており、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|エドモン・ダンテス]]によって「メルセデス」と名付けられる。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』では実装に先駆けてイベント「監獄塔に復讐鬼は哭く」にて真名を明かされない状態で先行登場。名前を含めた記憶を失くしており、[[巌窟王 エドモン・ダンテス|エドモン・ダンテス]]によって「メルセデス」と名付けられる。
 
:だが彼女の正体はシャトー・ディフにおける本来の第七の「裁きの間」の支配者で、最終的に主人公の前に死霊と共に立ちはだかることとなる。
 
:だが彼女の正体はシャトー・ディフにおける本来の第七の「裁きの間」の支配者で、最終的に主人公の前に死霊と共に立ちはだかることとなる。
:第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年の北アメリカで砲弾を食らって負傷した主人公の手足を切断しようとするが、マシュに止められてしまう。
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:第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年の北アメリカにはぐれサーヴァントとして現界。
:負傷者を治療しつつケルト兵を相手に暴れており、患者を置き去りにする事を拒否していたが、時代の修正という根本治療を行う為、主人公達との協力を決める。
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:一応はアメリカ側に所属し、最前線に近いエリアで野戦病院を敷いて負傷兵を治療しつつケルト兵を相手に暴れていた。
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:レイシフト直後に戦いに巻き込まれて負傷し担ぎ込まれた主人公の手足を切断しようとするが、マシュに止められるという形でカルデアと接触。
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:当初は病院を離れるつもりはなかったが、提示された「時代の修正による"根本治療"」を承諾し共にアメリカ全土をめぐる戦いに赴く。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
 
;人物
 
;人物
:奉仕と献身を信条とし、たったひとりの軍隊ともいうべき不屈性を持った信念の女。『Grand Order』での現界に際しては、その精神性とクラススキルの狂化:EXが相まって、(恐らく)生前と異なり「人の話を全然聞かない」状態になっている。落ち着いた表情と丁寧な口調で話すものの、それらの言葉はすべて「自分に向けて」の言葉であるため意思疎通は困難。要は普通に会話しているように見えて実は独り言と言ってもいいケースが非常に多い<ref group = "出">『Fate/Grand Order』幕間の物語「クロエのおやつ」。</ref>。一応、最終的に患者の治療に繋がるのであれば話を聞いてくれたり、協力してくれはする。
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:奉仕と献身を信条とし、たったひとりの軍隊ともいうべき不屈性を持った信念の女。
:患者の「治療」を優先して行動するため何があっても怪我人の治療をする<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』112頁">『Fate/EXTELLA matelial』112頁。</ref>が、戦場でも単身突撃するほか、患者を背負ったまま戦闘を行う、切断による治療法を迫る、言う事を聞かなければ拳銃による威嚇射撃も辞さない、邪魔するものは大統領ですらブッ飛ばす<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』112頁">『Fate/EXTELLA matelial』112頁。</ref>等、「ブレーキの壊れたダンプカー」<ref group = "出">『Fate/EXTELLA matelial』112頁、『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』第3巻「火雲洞 聖嬰大王紅孩児」。</ref>と形容されるほどに過激な行動が目立つ。
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:『Grand Order』での現界に際しては(おそらくは)生前と異なり「人の話を全然聞かない」状態になっているが、これはバーサーカークラスに当てはめられた結果としてその精神性と生前の逸話から拡大解釈して付与された「狂化:EX」が原因。狂化のかかっていない彼女本来の人格は淑やかで心優しい女性であり、特殊な状況下であれば時折そうした面を垣間見せる……こともある。
:加えて、どのサーヴァントであろうとも絶対に挫けることなく、告げるべき言葉を告げる鉄の意志と不屈の理性を有しており、口にする言葉に一切の嘘偽りはなく、他の人物が抱えた「病んでいる」部分を治療するために容赦なく暴く。しかし、妄想や美的感覚に関しては治療の専門外とのこと。彼女が嫌いなのものは「治せない病気」と「治ろうとしない患者」。これは、患者が治ろうとする気力がなければ治療を始めることが出来ない為。
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:落ち着いた表情と丁寧な口調で話すものの、それらの言葉はすべて「自分に向けて」の言葉であるため意思疎通は困難。要は普通に会話してくれているようにように見えて実は独り言と言ってもいいケースが非常に多い<ref group = "出">『Fate/Grand Order』幕間の物語「クロエのおやつ」。</ref>。一応、こちらの言葉が耳に入っていない訳ではないし理解してくれない訳でもないので、最終的に患者の治療に繋がるのであれば話を聞いてくれたり、協力してくれはする。
:自分が傷つきながらも、患者がいる限り、傷を癒す暇はなく、そして癒されることはない。命を救うためならば、たとえ命を失うことになってもかなわない、あまりに純粋な信念と凄まじいまでの姿勢は「狂気と恐怖」とさえ評されており、世界から患者がいなくなるまではいかなる傷も受け止めていく在り方は、「破綻しながらも美しい」と評されている。
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:患者の「治療」を優先して行動するため何があっても負傷者の治療を優先する<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』112頁">『Fate/EXTELLA matelial』112頁。</ref>が、そのためにとる行動は「殺してでも治療する」という言葉に代表されるように「邪魔するものは大統領ですらブッ飛ばす」<ref group = "出" name = "『Fate/EXTELLA matelial』112頁">『Fate/EXTELLA matelial』112頁。</ref>、「ブレーキの壊れたダンプカー」<ref group = "出">『Fate/EXTELLA matelial』112頁、『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』第3巻「火雲洞 聖嬰大王紅孩児」。</ref>等と形容されるほどに過激な行動ばかりである。
:記憶を失った「メルセデス」としての登場時は、バーサーカーとしての姿とは似ても似つかない淑やかで心優しい女性だった。
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:この「治療」は外傷のみならず精神面のものも含んでおり、たとえ相手が何であろうと一片の恐れも無く「病んでいる」部分を言葉によって容赦なく暴き立てる。しかし、妄想や美的感覚に関しては治療の専門外とのこと。
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:「治せない病気」と「治ろうとしない患者」を非常に嫌っているが、これは「患者側に治ろうとする気力がなければ"治療"を始めることが出来ない」為。
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:鉄の意志と不屈の理性でもって<ruby><rb>人々を治療し</rb><rt>戦い</rt></ruby>続け、いつの日か傷病が世界から根絶される日を目指す。そのために自分が傷つき続けることを厭わず、命を落とす覚悟すら決めている。
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:そのあまりに純粋な信念と凄まじいまでの姿勢は「狂気と恐怖」、「破綻しながらも美しい」とも評される。
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:実は「英霊」としてはふさわしい人物であるものの「サーヴァント」としては召喚に最適なクラスが存在せず、生前の逸話や精神性を拡大解釈することで辛うじてバーサーカークラスでのみ召喚が可能な人物。
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:このため、サーヴァントとして長期間活動を続ければ続ける程に内に秘めている正常な人格との齟齬が激しくなり活動に支障を来すという爆弾を抱えている。
 
;能力
 
;能力
 
:素手とペッパーボックスピストルという拳銃を使用した白兵戦によって戦闘を行う。モーション変更後は'''安全ピンを抜いた結束手榴弾で殴りつけて爆発させたり'''ベッドを投げつけたりと狂戦士っぷりに磨きがかかっている。
 
:素手とペッパーボックスピストルという拳銃を使用した白兵戦によって戦闘を行う。モーション変更後は'''安全ピンを抜いた結束手榴弾で殴りつけて爆発させたり'''ベッドを投げつけたりと狂戦士っぷりに磨きがかかっている。
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