差分

7 バイト除去 、 2014年6月4日 (水) 13:28
編集の要約なし
9行目: 9行目:  
*CV:阿部敦(男)
 
*CV:阿部敦(男)
   −
[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]に参加する、プレイヤーの分身たる役目を担う主人公。名前は任意で入力。男性と女性が選択可能。<br>コミックス版・ドラマCD版での名前は「岸波 白野(きしなみ はくの)」で、性別は男。この名前はCCCではデフォルトネームとして選択可能。年齢はEXTRAのPVに記してある。
+
[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]に参加する、プレイヤーの分身たる役目を担う主人公。名前は任意で入力。男性と女性が選択可能。<br>コミックス版・ドラマCD版での名前は「岸波 白野(きしなみ はくの)」で、性別は男。この名前は『CCC』ではデフォルトネームとして選択可能。年齢はEXTRAのPVに記してある。
    
;略歴
 
;略歴
:原因不明の記憶喪失に陥っており、自らの素性も詳しい状況も分からぬまま、命をかけた聖杯戦争の舞台に投げ出される。聖杯戦争を通じ他者と関わり合うことで、迷い悩みながらも成長していく。<br>霊子虚構世界であるムーンセルでは夢を見ることはない(そもそも電脳にダイブすること自体が夢と同じカテゴリであり、夢の中でさらに夢を見ることはないため)とされているが、主人公はたびたび「火に包まれ焼け落ちていく、廃墟と化した都市の風景」を夢に見る。<br>正体は、NPCが何らかの故障(エラー)によって自我を獲得した存在。故に、記憶喪失ではなく、そもそも過去の記憶を持ち得ない。他のNPC同様、過去の人物の「再現」である。<br>主人公の基本となった人物は、既存の医療技術では治療不可能な難病(記憶障害を引き起こし、最後には死に至る脳症)に侵され、冷凍睡眠によって数十年にわたり保存されている。しかしながら、主人公自身はあくまで元NPC=データのみの存在であり、その眠っている人物とは別の存在である。その人物自身が冷凍睡眠中にムーンセルへ来ているわけではなく、主人公の「本体」として繋がっているわけでもない。<br>ムーンセルにとって主人公は故障によって生じた「不正なデータ」であり、見方によっては「網霊(サイバーゴースト)」でもある。
+
:原因不明の記憶喪失に陥っており、自らの素性も詳しい状況も分からぬまま、命をかけた聖杯戦争の舞台に投げ出される。聖杯戦争を通じ他者と関わり合うことで、迷い悩みながらも成長していく。
 +
:霊子虚構世界であるムーンセルでは夢を見ることはない(そもそも電脳にダイブすること自体が夢と同じカテゴリであり、夢の中でさらに夢を見ることはないため)とされているが、主人公はたびたび「火に包まれ焼け落ちていく、廃墟と化した都市の風景」を夢に見る。
 +
:正体は、NPCが何らかの故障(エラー)によって自我を獲得した存在。故に、記憶喪失ではなく、そもそも過去の記憶を持ち得ない。他のNPC同様、過去の人物の「再現」である。
 +
:主人公の基本となった人物は、既存の医療技術では治療不可能な難病(記憶障害を引き起こし、最後には死に至る脳症)に侵され、冷凍睡眠によって数十年にわたり保存されている。しかしながら、主人公自身はあくまで元NPC=データのみの存在であり、その眠っている人物とは別の存在である。その人物自身が冷凍睡眠中にムーンセルへ来ているわけではなく、主人公の「本体」として繋がっているわけでもない。
 +
:ムーンセルにとって主人公は故障によって生じた「不正なデータ」であり、見方によっては「網霊(サイバーゴースト)」でもある。
    
;人物
 
;人物
:記憶喪失(実際は先述の通り、過去の記憶はもとより無い)ではあるが、一個人としての名前や、社会生活を送る上で必要な一般常識等は持ち合わせている。<br>聖杯戦争を通して成長していくが、初期は確たる目的意識はなく、ただ「死にたくない」という生存本能に衝き動かされて行動している。<br>個性に乏しい上、確たる目的意識もないことから覇気にも欠けている。そのためか「存在感が薄い」とよく言われる。その存在感の薄さは[[遠坂凛]]との初対面時にNPCと間違えられるほど。それでいて、他マスターと損得勘定抜きで交流を持ったり、ただ他者を助けるためだけに令呪を行使したりと、お人好しな一面も見られる。<br>逆境においても決して諦めない往生際の悪さが特徴で、悪足掻きを得意とする。その必死の行動は下馬評を覆し、数々の格上のマスターたちにさえ抗しうるほど。忍耐力も高く、ボロボロに傷付こうが絶望の淵に立たされようが、激マズの料理を食わされようが決して前に進むことを止めない不屈の意志の持ち主。<br>所謂、一級フラグ建築士であり、程度の差こそあれど'''同性からもモテる'''。特に女主人公が顕著で、CCCまで入れると、確定的な場合のみ取り上げても8人の女性(パートナーのセイバーとキャスター・桜・BB・凛・ラニ・パッションリップ・ランサー(CCC・赤))とから好意を寄せられている(メルトリリスが確実なのは男主人公のみ)。<br>自覚症状があるかどうかは微妙なラインだが、CCCのルートでの桜への態度やセイバーと式を挙げたりするのに抵抗がないため、'''満更でもない'''らしく、やはり性別の問題より気持ちが通じ合っている事の方が遥かに重要なようである。<br>また女主人公自身セイバーを押し倒したりキャスターにドキドキしたり、桜とキアラの公には見せられないようなやり取りを覗きに行こうとしたり、リップの谷間に突っ込もうとするなど、怪しい反応を見せる。<br>また、性別がどちらでも大幅に性格が変わらないためか、作中の描写を見る限り女性主人公は「かっこいい女性」として見られているようで、外見は小動物系で内面は割と乙女なのに女性(特にパートナーサーヴァント)からはあまり同性として意識されていない様子。<br>奈須氏にも“おとなしい外見なのに内面は鉄の少女”とマテリアルにてコメントされる。ラニルートではラニを抱えあげる。<br>[[アーチャー (EXTRA・赤)]]によれば、立派に男役をこなし彼女たちをエスコートできるという。<br>男主人公も負けておらず、BBに激しい告白をしたり、彼に感化され自らの宿業を打ち破った'''漢'''達は、自らの命を引き換えにしてまで彼のために血路を切り開いた。また当初から厳しい態度で彼に接していたアーチャーや[[ギルガメッシュ]]ですら最終的に彼に背中を預け、「剣を預けるに相応しい主」や「我が雑種」と呼んで全幅の信頼を寄せるようになり、やはり彼の魅力も相当なものである。<br><br>また、基本鈍感で恋愛には疎い方とはいえ、たまには積極的になり、セイバーを思わず押し倒したり、女主人公の場合、「頼れる兄」と「ちょっと気になる異性」の中間にいるアーチャーの思わぬ言動に胸を高鳴らせたりしている。<br>ただしキャスターからの有り余る求愛は持て余しており、真剣な場合を除いてはR-18展開につながりかねない場合は全力で逃亡、スルー、却下が基本。
+
:記憶喪失(実際は先述の通り、過去の記憶はもとより無い)ではあるが、一個人としての名前や、社会生活を送る上で必要な一般常識等は持ち合わせている。
 +
:聖杯戦争を通して成長していくが、初期は確たる目的意識はなく、ただ「死にたくない」という生存本能に衝き動かされて行動している。
 +
:個性に乏しい上、確たる目的意識もないことから覇気にも欠けている。そのためか「存在感が薄い」とよく言われる。その存在感の薄さは[[遠坂凛]]との初対面時にNPCと間違えられるほど。それでいて、他マスターと損得勘定抜きで交流を持ったり、ただ他者を助けるためだけに令呪を行使したりと、お人好しな一面も見られる。
 +
:逆境においても決して諦めない往生際の悪さが特徴で、悪足掻きを得意とする。その必死の行動は下馬評を覆し、数々の格上のマスターたちにさえ抗しうるほど。忍耐力も高く、ボロボロに傷付こうが絶望の淵に立たされようが、激マズの料理を食わされようが決して前に進むことを止めない不屈の意志の持ち主。
 +
:所謂、一級フラグ建築士であり、程度の差こそあれど'''同性からもモテる'''。特に女主人公が顕著で、CCCまで入れると、確定的な場合のみ取り上げても8人の女性(パートナーのセイバーとキャスター・桜・BB・凛・ラニ・パッションリップ・ランサー(CCC・赤))とから好意を寄せられている(メルトリリスが確実なのは男主人公のみ)。
 +
:自覚症状があるかどうかは微妙なラインだが、CCCのルートでの桜への態度やセイバーと式を挙げたりするのに抵抗がないため、'''満更でもない'''らしく、やはり性別の問題より気持ちが通じ合っている事の方が遥かに重要なようである。
 +
:また女主人公自身セイバーを押し倒したりキャスターにドキドキしたり、桜とキアラの公には見せられないようなやり取りを覗きに行こうとしたり、リップの谷間に突っ込もうとするなど、怪しい反応を見せる。
 +
:また、性別がどちらでも大幅に性格が変わらないためか、作中の描写を見る限り女性主人公は「かっこいい女性」として見られているようで、外見は小動物系で内面は割と乙女なのに女性(特にパートナーサーヴァント)からはあまり同性として意識されていない様子。
 +
:奈須氏にも“おとなしい外見なのに内面は鉄の少女”とマテリアルにてコメントされる。ラニルートではラニを抱えあげる。
 +
:[[アーチャー (EXTRA・赤)]]によれば、立派に男役をこなし彼女たちをエスコートできるという。
 +
:男主人公も負けておらず、BBに激しい告白をしたり、彼に感化され自らの宿業を打ち破った'''漢'''達は、自らの命を引き換えにしてまで彼のために血路を切り開いた。また当初から厳しい態度で彼に接していたアーチャーや[[ギルガメッシュ]]ですら最終的に彼に背中を預け、「剣を預けるに相応しい主」や「我が雑種」と呼んで全幅の信頼を寄せるようになり、やはり彼の魅力も相当なものである。
 +
:また、基本鈍感で恋愛には疎い方とはいえ、たまには積極的になり、セイバーを思わず押し倒したり、女主人公の場合、「頼れる兄」と「ちょっと気になる異性」の中間にいるアーチャーの思わぬ言動に胸を高鳴らせたりしている。
 +
:ただしキャスターからの有り余る求愛は持て余しており、真剣な場合を除いてはR-18展開につながりかねない場合は全力で逃亡、スルー、却下が基本。
    
;能力
 
;能力
:当初は最弱のマスターと言われる。<br>魔術師([[ウィザード]])ではないが、サーヴァントを問題なく使役できる程度の資質はある。但し、当初は主人公がマスターとして不完全であるため、その力量に合わせて、サーヴァントの霊格が著しく低下している(最初期のステータスは全てEランク、スキルもほとんど失っている)。<br>本来は魔術師どころかハッカーですらない、ただの一般人。しかしながら全くの無能というわけではなく、例えば6回戦で敵マスターがアリーナに障壁を出現させた際、(地上のバックアップを得るキーを持っていたというのもあるが)魔術回路を通じての障壁破壊を無難に実行している。魔術師としては魔術回路の質はともかく量が少なく技量も平凡(ただし、下記のようにサイバーゴーストに近い現状故か、鍛えれば鍛える程主人公のサーヴァントはパラメータを上昇させる)<br>だが戦況を見る観察眼は達人クラスであり、凛やレオなど最高クラスのマスターから自分と同等もしくはそれ以上と、高く評価されている。<br>主人公はデータのみの存在であり、「本体」がないため、生身の人間ならば最悪の場合脳が焼き切られての電脳死に至るような高レベルの障壁(ファイアウォール)などに介入しても、瞬間的に頭痛や眩暈を催す程度で済んでしまう。しかし、自我やアバターといった、霊子もしくはデータに働きかける類の障壁などは、当然ながら無効化できない(無効化するには通常の魔術師と同様の手順が必要)。<br>主人公は、役割を逸脱したNPCという「不正なデータ」であり、生身の人間でもないので、本来であれば聖杯に接続した瞬間に不正なデータとして分解・削除される。しかし、僅かな時間ではあるが、主人公は生身の人間以外は接続できないはずの聖杯に接続することができる。これは、主人公の基本となった人物が「冷凍睡眠によって保存されている=地上で未だ生きている」ため、聖杯が確接続している不正なデータと、地上に存在する類似の人間のデータが、同一か否かの判別を必要とするからである。<br>ただし、最終的に不正なデータとして分解・削除される運命にあるのは変わらない。
+
:当初は最弱のマスターと言われる。
 +
:魔術師([[ウィザード]])ではないが、サーヴァントを問題なく使役できる程度の資質はある。但し、当初は主人公がマスターとして不完全であるため、その力量に合わせて、サーヴァントの霊格が著しく低下している(最初期のステータスは全てEランク、スキルもほとんど失っている)。
 +
:本来は魔術師どころかハッカーですらない、ただの一般人。しかしながら全くの無能というわけではなく、例えば6回戦で敵マスターがアリーナに障壁を出現させた際、(地上のバックアップを得るキーを持っていたというのもあるが)魔術回路を通じての障壁破壊を無難に実行している。魔術師としては魔術回路の質はともかく量が少なく技量も平凡(ただし、下記のようにサイバーゴーストに近い現状故か、鍛えれば鍛える程主人公のサーヴァントはパラメータを上昇させる)
 +
:だが戦況を見る観察眼は達人クラスであり、凛やレオなど最高クラスのマスターから自分と同等もしくはそれ以上と、高く評価されている。
 +
:主人公はデータのみの存在であり、「本体」がないため、生身の人間ならば最悪の場合脳が焼き切られての電脳死に至るような高レベルの障壁(ファイアウォール)などに介入しても、瞬間的に頭痛や眩暈を催す程度で済んでしまう。しかし、自我やアバターといった、霊子もしくはデータに働きかける類の障壁などは、当然ながら無効化できない(無効化するには通常の魔術師と同様の手順が必要)。
 +
:主人公は、役割を逸脱したNPCという「不正なデータ」であり、生身の人間でもないので、本来であれば聖杯に接続した瞬間に不正なデータとして分解・削除される。しかし、僅かな時間ではあるが、主人公は生身の人間以外は接続できないはずの聖杯に接続することができる。これは、主人公の基本となった人物が「冷凍睡眠によって保存されている=地上で未だ生きている」ため、聖杯が確接続している不正なデータと、地上に存在する類似の人間のデータが、同一か否かの判別を必要とするからである。
 +
:ただし、最終的に不正なデータとして分解・削除される運命にあるのは変わらない。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
35行目: 57行目:  
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[セイバー (EXTRA・赤)]]
 
;[[セイバー (EXTRA・赤)]]
:契約するサーヴァント候補の一人にして、ヒロインの一人。<br>多くの決断にさらされる主人公の意を最も汲んでおり、共に笑い、共に泣く、「導く者」。<br>ワンコ。
+
:契約するサーヴァント候補の一人にして、ヒロインの一人。
 +
:多くの決断にさらされる主人公の意を最も汲んでおり、共に笑い、共に泣く、「導く者」。
 +
:ワンコ。
 
;[[アーチャー (EXTRA・赤)]]
 
;[[アーチャー (EXTRA・赤)]]
:契約するサーヴァント候補の一人。<br>CCCでは女主人公でしか見ることができない展開がある。主人公の余りの未熟っぷりに皮肉を言いつつも、常に温かく見守ってくれる、「守りし者」。<br>どちらの性別でも「頼れる兄」という見方は共通。
+
:契約するサーヴァント候補の一人。
 +
:『CCC』では女主人公でしか見ることができない展開がある。
 +
:主人公の余りの未熟っぷりに皮肉を言いつつも、常に温かく見守ってくれる、「守りし者」。
 +
:どちらの性別でも「頼れる兄」という見方は共通。
 
;[[キャスター (EXTRA・青)]]
 
;[[キャスター (EXTRA・青)]]
:契約するサーヴァント候補の一人にして、ヒロインの一人。<br>主人公がどのような選択をしても、どんな事があっても、最後まで付き従う「寄り添う者」。<br>良妻。
+
:契約するサーヴァント候補の一人にして、ヒロインの一人。
 +
:主人公がどのような選択をしても、どんな事があっても、最後まで付き従う「寄り添う者」。
 +
:良妻。
 
;[[ギルガメッシュ]]
 
;[[ギルガメッシュ]]
:月の裏側に落ちた主人公に、気まぐれで語りかけ、契約したサーヴァント。主人公の行く末を「愉しむ者」。
+
:月の裏側に落ちた主人公に、気まぐれで語りかけ、契約したサーヴァント。
 +
:主人公の行く末を「愉しむ者」。
 
;[[ランサー (CCC・赤)]]
 
;[[ランサー (CCC・赤)]]
 
:月の裏側で第一・第二・第五階層で戦ったサーヴァント。幾たびの戦いと交流を重ね、一時的に契約を結ぶ。
 
:月の裏側で第一・第二・第五階層で戦ったサーヴァント。幾たびの戦いと交流を重ね、一時的に契約を結ぶ。
48行目: 78行目:     
;[[間桐桜]]
 
;[[間桐桜]]
:後輩にして、CCCにおけるヒロインの一人。<br>EXTRAでは気が付かなかったが彼あるいは彼女に好意を抱いており、その想いを事件の黒幕に利用されてしまうが、「CCC」の真のルートでは地上で一緒に生きていくことを決意する。CCCにおける真ヒロイン。
+
:後輩にして、『CCC』における真のヒロイン。
 +
:『EXTRA』では気が付かなかったが彼あるいは彼女に好意を抱いており、その想いを事件の黒幕に利用されてしまうが、『CCC』の真のルートでは地上で一緒に生きていくことを決意する。
 
;[[BB]]
 
;[[BB]]
 
:もう一人のサクラであり、もう一人の後輩。当初は彼女を敵と認識していたが、彼女と桜の関係、そして事件の真実に近づいて行くうち、その認識は大きく変わっていくこととなる。
 
:もう一人のサクラであり、もう一人の後輩。当初は彼女を敵と認識していたが、彼女と桜の関係、そして事件の真実に近づいて行くうち、その認識は大きく変わっていくこととなる。
   −
;[[間桐慎二]]
+
;[[間桐慎二#間桐シンジ|間桐シンジ]]
:一回戦の対戦相手。一年生の頃からの友人という関係性を予選時に与えられていた。CCCでは滅多に態度に表わさないものの、友人と認めており、その勇気と機転によって窮地を救った。
+
:一回戦の対戦相手。一年生の頃からの友人という関係性を予選時に与えられていた。
 +
:『CCC』では滅多に態度に表わさないものの、友人と認めており、その勇気と機転によって窮地を救った。
 
;[[ダン・ブラックモア]]
 
;[[ダン・ブラックモア]]
 
:二回戦の対戦相手。その高潔な精神と最後の言葉から、「師」にあたる人物だと思っている。
 
:二回戦の対戦相手。その高潔な精神と最後の言葉から、「師」にあたる人物だと思っている。
 
;[[ありす]]
 
;[[ありす]]
:三回戦の対戦相手。遊んでいるだけの彼女を倒すことに苦悩しながらも、戦うことを選択する。CCCでは「貴方に看取られてよかった」とキャスターに笑顔を向けられた。
+
:三回戦の対戦相手。遊んでいるだけの彼女を倒すことに苦悩しながらも、戦うことを選択する。
;[[遠坂凛]]
+
:『CCC』では「貴方に看取られてよかった」とキャスターに笑顔を向けられた。
:聖杯を巡って争うライバルであり、ヒロインの一人。ルートによって、協力者になるか、六回戦の対戦相手になるか分かれる。CCCでは一時敵に回るものの、正気に戻ってからは最後まで心強い味方。彼女の階層では、闇金融に手を出しかねないほどに追い込まれてしまう。
+
;[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]
 +
:聖杯を巡って争うライバルであり、ヒロインの一人。ルートによって、協力者になるか、六回戦の対戦相手になるか分かれる。
 +
:『CCC』では一時敵に回るものの、正気に戻ってからは最後まで心強い味方。彼女の階層では、闇金融に手を出しかねないほどに追い込まれてしまう。
 
;[[ラニ=VIII]]
 
;[[ラニ=VIII]]
:聖杯を巡って争うライバルであり、ヒロインの一人。ルートによって、協力者になるか、六回戦の対戦相手になるか分かれる。CCCでは一時敵に回るものの、正気に戻ってからは最後まで心強い味方。彼女の階層では、かなり恥ずかしい究極の選択を強いられてしまう。
+
:聖杯を巡って争うライバルであり、ヒロインの一人。ルートによって、協力者になるか、六回戦の対戦相手になるか分かれる。
 +
:『CCC』では一時敵に回るものの、正気に戻ってからは最後まで心強い味方。彼女の階層では、かなり恥ずかしい究極の選択を強いられてしまう。
 
;[[ランルーくん]]
 
;[[ランルーくん]]
 
:凛ルートにおける四回戦の対戦相手。
 
:凛ルートにおける四回戦の対戦相手。
 
;[[臥藤門司]]
 
;[[臥藤門司]]
:ラニルートにおける四回戦の対戦相手。CCCでは主人公を先に進ませるために死地に赴き、命を賭して道を切り開いた。
+
:ラニルートにおける四回戦の対戦相手。
 +
:『CCC』では主人公を先に進ませるために死地に赴き、命を賭して道を切り開いた。
 
;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]
 
;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]
:五回戦の対戦相手であり、因縁のある人物。幾度と無く衝突を繰り返してきた仲だが、最後の瞬間に心を通わせる。<br>CCCでは最後まで主人公の身を案じ、「友人」として暗闇から主人公を救った。
+
:五回戦の対戦相手であり、因縁のある人物。幾度と無く衝突を繰り返してきた仲だが、最後の瞬間に心を通わせる。
 +
:『CCC』では最後まで主人公の身を案じ、「友人」として暗闇から主人公を救った。
 
;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]
 
;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]
:決勝戦の対戦相手である最強のマスター。彼の語る理想郷を否定し、パートナーと共に主張をぶつけ合う。CCCではよき友人。<br>最後の時、後任を託されるほどに信頼しあっていた。
+
:決勝戦の対戦相手である最強のマスター。彼の語る理想郷を否定し、パートナーと共に主張をぶつけ合う。
 +
:『CCC』ではよき友人。最後の時、後任を託されるほどに信頼しあっていた。
 
;[[トワイス・H・ピースマン]]
 
;[[トワイス・H・ピースマン]]
:聖杯の元にいた最後の敵。彼の理想を受け継ぎ、聖杯を使って実行するよう求められるが、拒絶。過去の人間である自分達が世界に手を出すべきではない、と彼の妄念を終わらせる。<br>トワイスは彼あるいは彼女を高く買っており、時に的確なアドバイスや、心からの賛辞を送っている。
+
:聖杯の元にいた最後の敵。彼の理想を受け継ぎ、聖杯を使って実行するよう求められるが、拒絶。
 +
:過去の人間である自分達が世界に手を出すべきではない、と彼の妄念を終わらせる。
 +
:トワイスは彼あるいは彼女を高く買っており、時に的確なアドバイスや、心からの賛辞を送っている。
    
;[[パッションリップ]]
 
;[[パッションリップ]]
 
:「王子様」と呼ばれ慕われている。彼女の好意と悲しい宿命に苦悩することになる。
 
:「王子様」と呼ばれ慕われている。彼女の好意と悲しい宿命に苦悩することになる。
 
;[[メルトリリス]]
 
;[[メルトリリス]]
:自分の全てを捧げたいほどに想われている。ただし、特定の組み合わせでのみ想いはサーヴァントに向けられ、邪魔者扱いされる。
+
:自分の全てを捧げたいほどに想われている。
 +
:ただし、特定の組み合わせでのみ想いはサーヴァントに向けられ、邪魔者扱いされる。
 
;[[殺生院キアラ]]
 
;[[殺生院キアラ]]
:冒頭で衝撃的な出会いをした女性。彼女の協力によって、SGを突破することが可能となった。だが交流する内に、「最後の聖人」と呼ばれる彼女の在り方に違和感を感じ始める。
+
:冒頭で衝撃的な出会いをした女性。彼女の協力によって、SGを突破することが可能となった。
 +
:だが交流する内に、「最後の聖人」と呼ばれる彼女の在り方に違和感を感じ始める。
    
;[[坂神一人]]
 
;[[坂神一人]]
:『[[Fate/EXTRA CCC Fox Tail]]』で出会った[[セイバー (Fox Tail)|セイバー]]のマスター。<br>彼らに命を狙われるが、短いやり取りでもお互いにパートナーに苦労させられている事が察せられたため、共感し合う事も。
+
:『[[Fate/EXTRA CCC Fox Tail]]』で出会った[[セイバー (Fox Tail)|セイバー]]のマスター。
 +
:彼らに命を狙われるが、短いやり取りでもお互いにパートナーに苦労させられている事が察せられたため、共感し合う事も。
    
;[[蒼崎青子]]・[[蒼崎橙子]]
 
;[[蒼崎青子]]・[[蒼崎橙子]]
:サーヴァントの「魂の改竄」を担当する。もっとも実際に作業をするのは青子だけで、橙子は手伝いもしない。ただ橙子も時折アドバイスをしてくれることもあり、決勝戦間近になると二人と割と気心の知れた関係になる。
+
:サーヴァントの「魂の改竄」を担当する。もっとも実際に作業をするのは青子だけで、橙子は手伝いもしない。
 +
:ただ橙子も時折アドバイスをしてくれることもあり、決勝戦間近になると二人と割と気心の知れた関係になる。
 
;[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
 
;[[アルクェイド・ブリュンスタッド]]
:ガトーのサーヴァントとして出会う。激闘の末に打ち破った際、「殺されかかる」という懐かしい体験させてくれたお礼をいつかすると約束して別れる。
+
:ガトーのサーヴァントとして出会う。
 +
:激闘の末に打ち破った際、「殺されかかる」という懐かしい体験させてくれたお礼をいつかすると約束して別れる。
 
;[[両儀式]]
 
;[[両儀式]]
:決勝戦後、タイガーによって召喚され、元の世界に帰還するために襲い掛かってくる。撃退後、「自分を殺してくれる存在」と認め、主人公達を賞賛する。
+
:決勝戦後、タイガーによって召喚され、元の世界に帰還するために襲い掛かってくる。
 +
:撃退後、「自分を殺してくれる存在」と認め、主人公達を賞賛する。
    
;[[柳洞一成]]
 
;[[柳洞一成]]
213行目: 259行目:  
;主人公の基本となった人物について
 
;主人公の基本となった人物について
 
:
 
:
   
*主人公は、基本となった人物がEXTRAの世界(西暦2032年)から見た場合「数十年前の過去の人物」であるため、他の参加者達とは価値観などに若干のズレが生じている。「お人好し」であるのは、そのことも原因の一つである。
 
*主人公は、基本となった人物がEXTRAの世界(西暦2032年)から見た場合「数十年前の過去の人物」であるため、他の参加者達とは価値観などに若干のズレが生じている。「お人好し」であるのは、そのことも原因の一つである。
 
*主人公は、本能ないし無意識的な部分で基本となった人物の影響を受けているが、[[トワイス・H・ピースマン]]の様に意識的に基本となった人物として振舞うことはしていない。ただし、基本となった人物が同じ状況下に置かれた際にとるであろう言動を、主人公が無意識の内にとっている可能性はある。
 
*主人公は、本能ないし無意識的な部分で基本となった人物の影響を受けているが、[[トワイス・H・ピースマン]]の様に意識的に基本となった人物として振舞うことはしていない。ただし、基本となった人物が同じ状況下に置かれた際にとるであろう言動を、主人公が無意識の内にとっている可能性はある。
222行目: 267行目:  
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;残された謎
 
;残された謎
:
+
;「もう一人の主人公」
*「もう一人の主人公」<br>ゲームでは予選において、主人公ではなく「新聞部に所属する男子生徒」がまず4日間の学園生活を過ごし、予選を突破できずに敗退する。しかる後に主人公が登場し、プレイヤーの視点では4日目のみを過ごして予選を突破する。<br>主人公は4日目に「新聞部に所属する男子生徒」の後姿を追うなど、両者は別人として描かれている。<br>にもかかわらず本戦において、主人公が別に過ごしたはずの学園生活は、「新聞部に所属する男子生徒」が経験したはずのものと全く同じであるかのように描写される様が散見される。<br>しかもこれは、主人公一人ではなく、本戦に出場した他のマスター(間桐慎二、[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]、[[ありす]])やNPC([[柳洞一成]])も同様に認識し、主人公と接している。特に一回戦における慎二との関係に顕著で、慎二と主人公は互いを友人として扱う。<br>これは単に、『省略された予選の最初の3日間に、描写されていないところで主人公も似て非なる経験をしていた。例えば慎二にとって「新聞部に所属する男子生徒」も主人公も、複数いた友人の中の一人だった』という解釈もできるのだが……。<br>一回戦時はこのことに疑問を覚えなかった主人公だが、四回戦において慎二のことを思い出すきっかけがあった際に、「……本当に? 慎二の友人だったのは本当に自分か……? 駄目だ――上手く思い出せない。記憶がもやに覆われている。それ以上進もうとすると、柔らかいが、確固たる力で押し返されてしまう」と、自身の記憶に疑問を覚えるシーンが存在する。<br>結局、この伏線には『EXTRA』で明確な解答は示されていない。
+
:ゲームでは予選において、主人公ではなく「新聞部に所属する男子生徒」がまず4日間の学園生活を過ごし、予選を突破できずに敗退する。しかる後に主人公が登場し、プレイヤーの視点では4日目のみを過ごして予選を突破する。
 +
:主人公は4日目に「新聞部に所属する男子生徒」の後姿を追うなど、両者は別人として描かれている。
 +
:にもかかわらず本戦において、主人公が別に過ごしたはずの学園生活は、「新聞部に所属する男子生徒」が経験したはずのものと全く同じであるかのように描写される様が散見される。
 +
:しかもこれは、主人公一人ではなく、本戦に出場した他のマスター(間桐慎二、[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]、[[ありす]])やNPC([[柳洞一成]])も同様に認識し、主人公と接している。特に一回戦における慎二との関係に顕著で、慎二と主人公は互いを友人として扱う。
 +
:これは単に、『省略された予選の最初の3日間に、描写されていないところで主人公も似て非なる経験をしていた。例えば慎二にとって「新聞部に所属する男子生徒」も主人公も、複数いた友人の中の一人だった』という解釈もできるのだが……。
 +
:一回戦時はこのことに疑問を覚えなかった主人公だが、四回戦において慎二のことを思い出すきっかけがあった際に、「……本当に? 慎二の友人だったのは本当に自分か……? 駄目だ――上手く思い出せない。記憶がもやに覆われている。それ以上進もうとすると、柔らかいが、確固たる力で押し返されてしまう」と、自身の記憶に疑問を覚えるシーンが存在する。
 +
:結局、この伏線には『EXTRA』で明確な解答は示されていない。
   −
*「欠けた夢」<br>ゲーム中で主人公が時折見る「欠けた夢」。やがて主人公はこれを「これは確かに、自分の夢のような気がする。あの光景を、自分はたしかに経験している」と認識するようになる。また同時に、「ネット上に無数に散らばった、どうでもいい動画の一つを見ている気分」といった、実感を伴わない遠い風景であるようにも感じる。<br>この夢のことを凛やラニに告げた際、二人からは「魂に焼き付いた記憶」「原風景」「トラウマ」といった解釈も示されているが、予想の範疇を超えるものではなく、確定的な情報ではない。<br>「欠けた夢」は映像のみではなく、そこへ、この風景を見ているものの思想らしきものが含まれている。「地獄から『私』は生まれた」「何故。何故。何故。何故、憎しみながら、こんなにも焦がれるのか。何故、悼みながら、こんなにも愛しいのか」「――是非を問え。その繁栄に、果たして、千年の価値はありや」など、その内容は、トワイス・H・ピースマンが語る過去の経験や、戦争への価値観、現在の世界への疑問、といったものを彷彿とさせる部分があり、この夢がトワイスの記憶である可能性も読み取れる。<br>主人公は「あの光景を、自分はたしかに経験している」と言うが、「1999年に極東で起きたバイオテロ」に主人公の基本となった人物とトワイスは共に遭遇していることから、二人は同じ風景を見ているはずである。<br>トワイスが送りつけてきたメッセージを自分の記憶であると誤解した、または主人公とトワイスの記憶が何らかの故障等によって混ざってしまっている、などの可能性が考えられる。<br>あるいは、主人公は「欠けた夢」について言及することはあっても、そのバイオテロ自体について言及していないことから、ゲーム中の「欠けた夢」はプレイヤーへのミスリード(ゲーム中に出てくる「欠けた夢」と、主人公が見ている「欠けた夢」が同一の物ではない)である可能性も考えられる。勿論、こちらもまた推測の範疇を超えるものではなく、確定的な情報ではない。<br>「欠けた夢」で見る「火に包まれ焼け落ちていく、廃墟と化した都市の風景」自体は、確かに主人公の基本となった人物は経験している。しかし、件の回想シーンで語られているモノローグまでもが主人公の基本となった人物のものかどうかは、明確な判断はできない。
+
;「欠けた夢」
 +
ゲーム中で主人公が時折見る「欠けた夢」。やがて主人公はこれを「これは確かに、自分の夢のような気がする。あの光景を、自分はたしかに経験している」と認識するようになる。また同時に、「ネット上に無数に散らばった、どうでもいい動画の一つを見ている気分」といった、実感を伴わない遠い風景であるようにも感じる。
 +
:この夢のことを凛やラニに告げた際、二人からは「魂に焼き付いた記憶」「原風景」「トラウマ」といった解釈も示されているが、予想の範疇を超えるものではなく、確定的な情報ではない。
 +
:「欠けた夢」は映像のみではなく、そこへ、この風景を見ているものの思想らしきものが含まれている。「地獄から『私』は生まれた」「何故。何故。何故。何故、憎しみながら、こんなにも焦がれるのか。何故、悼みながら、こんなにも愛しいのか」「――是非を問え。その繁栄に、果たして、千年の価値はありや」など、その内容は、トワイス・H・ピースマンが語る過去の経験や、戦争への価値観、現在の世界への疑問、といったものを彷彿とさせる部分があり、この夢がトワイスの記憶である可能性も読み取れる。
 +
:主人公は「あの光景を、自分はたしかに経験している」と言うが、「1999年に極東で起きたバイオテロ」に主人公の基本となった人物とトワイスは共に遭遇していることから、二人は同じ風景を見ているはずである。
 +
:トワイスが送りつけてきたメッセージを自分の記憶であると誤解した、または主人公とトワイスの記憶が何らかの故障等によって混ざってしまっている、などの可能性が考えられる。
 +
:あるいは、主人公は「欠けた夢」について言及することはあっても、そのバイオテロ自体について言及していないことから、ゲーム中の「欠けた夢」はプレイヤーへのミスリード(ゲーム中に出てくる「欠けた夢」と、主人公が見ている「欠けた夢」が同一の物ではない)である可能性も考えられる。勿論、こちらもまた推測の範疇を超えるものではなく、確定的な情報ではない。
 +
:「欠けた夢」で見る「火に包まれ焼け落ちていく、廃墟と化した都市の風景」自体は、確かに主人公の基本となった人物は経験している。しかし、件の回想シーンで語られているモノローグまでもが主人公の基本となった人物のものかどうかは、明確な判断はできない。
   −
*「バーサーカー」<br>「CCC」にてギルガメッシュをサーヴァントに選んだ場合、表側での主人公のサーヴァントはバーサーカーだったという事になる。<br>ギルガメッシュ曰く、「貴様が消えた後に何処かへ去っていった薄情者」との事。<br>しかし、主人公は直前のシーンで「選択肢はセイバーかアーチャーかキャスターしかなかった」と発言しており、非常に謎の多い存在である。<br>作中、主人公は[[エルキドゥ]]の視点の夢を見るため、何らかの関係がある可能性もあるのだが、詳細は不明である。<br>上記の事情故に一説ではギルガメッシュに会う前、「人として知識を得る前のエルキドゥ」ではないか、と一部のファンの間では言われている。<br>また、この件は劇中に登場する人物であり、主人公に手を差し伸べる可能性のあるバーサーカーとしてエリザベート説もある。<br>この場合はエルキドゥ説とは逆に、遥か未来に幽閉期間の終わった後の彼女なのかもしれない。
+
;「バーサーカー」
 +
「CCC」にてギルガメッシュをサーヴァントに選んだ場合、表側での主人公のサーヴァントはバーサーカーだったという事になる。<br>ギルガメッシュ曰く、「貴様が消えた後に何処かへ去っていった薄情者」との事。
 +
:しかし、主人公は直前のシーンで「選択肢はセイバーかアーチャーかキャスターしかなかった」と発言しており、非常に謎の多い存在である。
 +
:作中、主人公は[[エルキドゥ]]の視点の夢を見るため、何らかの関係がある可能性もあるのだが、詳細は不明である。
 +
:上記の事情故に一説ではギルガメッシュに会う前、「人として知識を得る前のエルキドゥ」ではないか、と一部のファンの間では言われている。
 +
:また、この件は劇中に登場する人物であり、主人公に手を差し伸べる可能性のあるバーサーカーとしてエリザベート説もある。
 +
:この場合はエルキドゥ説とは逆に、遥か未来に幽閉期間の終わった後の彼女なのかもしれない。
    
;フランシスコ・ザビエル ~東洋に教えを広めたキリスト宣教師~
 
;フランシスコ・ザビエル ~東洋に教えを広めたキリスト宣教師~
*作中でたびたび取り上げられ、今では主人公の代名詞ともいえる「フランシスコ・ザビエル」。<br>その正体は広く知られているとおり実在の人物、日本に初めてキリスト教を広めたイエズス会宣教師である。<br>日本人からするとどうしても歴史の授業で習ったあの独特な絵を思い浮かんでしまうが、その実、東洋におけるキリスト教宣教に大きな功績を挙げた偉人として名高い。<br>当時のポルトガル王の命で派遣されたインドに始まり、日本、中国と東洋を渡り歩き、主の教えを伝えていった。キリスト教に導いた人々の数は聖パウロを超えると言われるほど。日本においても精力的に布教活動を続け、大名などを含む多くの信者を得ていった。<br>彼の死後約七十年で聖人認定され、現在でも守護聖人として広く敬われている。
+
:作中でたびたび取り上げられ、今では主人公の代名詞ともいえる「フランシスコ・ザビエル」。
 +
:その正体は広く知られているとおり実在の人物、日本に初めてキリスト教を広めたイエズス会宣教師である。
 +
:日本人からするとどうしても歴史の授業で習ったあの独特な絵を思い浮かんでしまうが、その実、東洋におけるキリスト教宣教に大きな功績を挙げた偉人として名高い。
 +
:当時のポルトガル王の命で派遣されたインドに始まり、日本、中国と東洋を渡り歩き、主の教えを伝えていった。キリスト教に導いた人々の数は聖パウロを超えると言われるほど。日本においても精力的に布教活動を続け、大名などを含む多くの信者を得ていった。
 +
:彼の死後約七十年で聖人認定され、現在でも守護聖人として広く敬われている。
    
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]