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: 第一部終章では時間冠位神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する。
 
: 第一部終章では時間冠位神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する。
 
; 人物
 
; 人物
: ポークパイハットを被った色白の肌をした青年。一人称は「俺」「私」。
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: ポークパイハットを被った色白の肌をした青年。一人称は「俺」だが時折「私」も使用する。
 
:運命と現実への復讐者であり、常に世界に遍く理不尽と悪意を憎んでいる。
 
:運命と現実への復讐者であり、常に世界に遍く理不尽と悪意を憎んでいる。
 
: 一見すれば自己以外の世界すべてを憎悪しているようにも映るが、決して無辜なる人々を憎む悪鬼ではなく、不道徳と悪逆に満ちながら君臨する現実そのものをこそ、彼は憎み否定し続ける。
 
: 一見すれば自己以外の世界すべてを憎悪しているようにも映るが、決して無辜なる人々を憎む悪鬼ではなく、不道徳と悪逆に満ちながら君臨する現実そのものをこそ、彼は憎み否定し続ける。
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: 超高速思考を行い、それを無理矢理に「肉体」に反映することで、主観的には「時間停止」を行使しているにも等しい超高速行動を実現するのである。
 
: 超高速思考を行い、それを無理矢理に「肉体」に反映することで、主観的には「時間停止」を行使しているにも等しい超高速行動を実現するのである。
 
: 『Grand Order』に於いては、魔力によって形成された黒い怨念の炎が複数の分身から放たれて、対象にダメージを与える。
 
: 『Grand Order』に於いては、魔力によって形成された黒い怨念の炎が複数の分身から放たれて、対象にダメージを与える。
: 宝具名の綴りは恐らく「Enfer Château d'If」
      
; 待て、しかして希望せよ(アトンドリ・エスペリエ)
 
; 待て、しかして希望せよ(アトンドリ・エスペリエ)
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: 自陣のうち一名を、瀕死(戦闘不能状態)からでも完全回復させる上に、全パラメーターを一時的にランクアップさせる回復宝具。
 
: 自陣のうち一名を、瀕死(戦闘不能状態)からでも完全回復させる上に、全パラメーターを一時的にランクアップさせる回復宝具。
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== 真名:巌窟王 エドモン・ダンテス ==
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== 真名:巌窟王 / エドモン・ダンテス ==
 
:エドモン・ダンテス。「復讐者」として世界最高の知名度を有する人物。「巌窟王」として知られている。
 
:エドモン・ダンテス。「復讐者」として世界最高の知名度を有する人物。「巌窟王」として知られている。
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; [[主人公 (Grand Order)]]
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
 
: 自分が住まう監獄に落とされた主人公に対して人間の悪業を見せることで導き、最後にはその命を以て送り出す。
 
: 自分が住まう監獄に落とされた主人公に対して人間の悪業を見せることで導き、最後にはその命を以て送り出す。
: 人類史を焼却から救うマスターに、「悪辣な運命と現実に翻弄されるエドモン・ダンテス」と「憎悪の偶像として現界した巌窟王に寄り添う者」としての二つの象を見出す。
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: 人類史を焼却から救うマスターに、「悪辣な運命と現実に翻弄されるエドモン・ダンテス」の写し身としての姿と、ファリア神父やエデのような「憎悪の偶像として現界した巌窟王に寄り添う者」としての姿、二つの象を見出す。
: しかし戦い続けることで、ファリア神父やエデとも、ましてや自分自身の写し身とも異なる存在であることを認識し、自分と共に歩むマスターはただひとりであり、過去現在未来他にいない。
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: しかし、戦いの中で、ファリア神父やエデとも、ましてや自分自身の写し身とも異なる存在であることを認識する。自分と共に歩むマスターはただひとりであり、過去現在未来他にいない、と。
    
; [[ジャンヌ・ダルク]]
 
; [[ジャンヌ・ダルク]]
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:なお、現在彼の人生を著作にした本人はまだ実装されていない。可能性はあるため、実装された場合の反応が期待されるところである。
 
:なお、現在彼の人生を著作にした本人はまだ実装されていない。可能性はあるため、実装された場合の反応が期待されるところである。
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;[[ソロモン]]<!--[[ゲーティア]]-->
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;[[ゲーティア]]
:「空の境界」イベントではオガワハイムを新たな特異点にさせようと巌窟王を召喚するも、ソロモン<!--ゲーティア-->が恩讐を持たないことを理由に断られた上、オガワハイムを特異点ではなくサーヴァントを変質させる空間として勝手に利用されてしまう。
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:「空の境界」イベントではオガワハイムを新たな特異点にさせようと巌窟王を召喚するも、ゲーティアが恩讐を持たないことを理由に断られた上、オガワハイムを特異点ではなくサーヴァントを変質させる空間として勝手に利用されてしまう。
 
:続く「復讐鬼は監獄塔に哭く」でも最終的に主人公を殺させるためのサーヴァントとして巌窟王を再召喚し、こちらはある程度は思惑通りに進んでいたと思われるが、最終的には巌窟王が望んだ通りの形で失敗に終わる。
 
:続く「復讐鬼は監獄塔に哭く」でも最終的に主人公を殺させるためのサーヴァントとして巌窟王を再召喚し、こちらはある程度は思惑通りに進んでいたと思われるが、最終的には巌窟王が望んだ通りの形で失敗に終わる。
:一度断られたにも関わらず再召喚していることから、ソロモン<!--ゲーティア-->からは一定以上の評価を受けていると思われるが、巌窟王の方は全く好ましくは思っておらず、噛み合わない関係である。
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:一度断られたにも関わらず再召喚していることから、ゲーティアからは一定以上の評価を受けていたと思われるが、巌窟王の方は全く好ましくは思っておらず、噛み合わない関係である。
    
;[[ナイチンゲール]]
 
;[[ナイチンゲール]]
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:元はさる王族の姫だったが、巌窟王の復讐対象の1人の裏切りにより家族も地位も全て奪われ、奴隷になっていたところを巌窟王に救われた。
 
:元はさる王族の姫だったが、巌窟王の復讐対象の1人の裏切りにより家族も地位も全て奪われ、奴隷になっていたところを巌窟王に救われた。
 
:巌窟王を深く愛しており、最後は彼女を置いて去ろうとする彼に愛を打ち明けて彼の心に救いをもたらし、共に新しい人生へと旅立っていった。
 
:巌窟王を深く愛しており、最後は彼女を置いて去ろうとする彼に愛を打ち明けて彼の心に救いをもたらし、共に新しい人生へと旅立っていった。
:巌窟王と出会った当時のエデが10代前半の少女で二人の年齢差が20年近く開いていることから、奴隷の少女を引き取って生活するTeachingでFeelingな某ゲームと掛けて、ファンからは無辜のロリコン扱いされることも……
      
;フェルナン・モンテゴ、ダングラール、ジェラール・ド・ヴィルフォール
 
;フェルナン・モンテゴ、ダングラール、ジェラール・ド・ヴィルフォール
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;「調停は俺から最も遠い言葉だ。その推測、挑戦と解釈した。」
 
;「調停は俺から最も遠い言葉だ。その推測、挑戦と解釈した。」
:「空の境界/the Garden of Order」にて。7つのクラスどれにも該当しない黒い影のサーヴァントに「じゃあルーラーか!?」と言う主人公に対しての返答。
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:「空の境界/the Garden of Order」にて。7つのクラスどれにも該当しない黒い影のサーヴァントに「じゃあルーラーか!?」と言う主人公に対しての返答。
 
:後に監獄塔のイベントにて正体が判明するのだが、彼の言う通り、その在り方もクラスの特性もルーラーとは完全に真逆と言っていい物だった。
 
:後に監獄塔のイベントにて正体が判明するのだが、彼の言う通り、その在り方もクラスの特性もルーラーとは完全に真逆と言っていい物だった。
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
* [[アンリマユ]]から12年を経て登場した二人目の「[[アヴェンジャー|復讐者]]」のサーヴァント。アンリマユの特殊性を鑑みれば、真っ当な英霊としては初となる。
 
* [[アンリマユ]]から12年を経て登場した二人目の「[[アヴェンジャー|復讐者]]」のサーヴァント。アンリマユの特殊性を鑑みれば、真っ当な英霊としては初となる。
*『Grand Order』ゲーム中のセイントグラフ等に表記されている名前は「巌窟王 エドモン・ダンテス」だが、正式な真名は「巌窟王/エドモン・ダンテス」。[[ヘンリー・ジキル&ハイド]]の「ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド」と同様の表記であり、真名を2つ持っていることの表現だと思われる。
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*『Grand Order』ゲーム中のセイントグラフ等に表記されている名前は「巌窟王 エドモン・ダンテス」だが、正式な真名は「巌窟王/エドモン・ダンテス」。これは[[ヘンリー・ジキル&ハイド]]の「ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド」等と同様の表記であり、真名を2つ持っていることの表現だと思われる。
 
**マイルーム会話では「俺の真名は“巌窟王”だ」(要約)と語る、ステータス画面右上や戦闘時に表示される名前が「巌窟王」となっている等ゲーム中では主に前者が使用されるが、「監獄塔に復讐鬼は哭く」でボスとして対峙した際の戦闘画面での表記は「エドモン・ダンテス」となっていた。
 
**マイルーム会話では「俺の真名は“巌窟王”だ」(要約)と語る、ステータス画面右上や戦闘時に表示される名前が「巌窟王」となっている等ゲーム中では主に前者が使用されるが、「監獄塔に復讐鬼は哭く」でボスとして対峙した際の戦闘画面での表記は「エドモン・ダンテス」となっていた。
 
*竹箒日記によれば、「青年としての巌窟王」を目指したということで('''「モンテ・クリスト伯」原作において、脱獄時には33歳、復讐を本格的に開始した頃には40代になっている''')一般的な巌窟王のイメージに比べて、外見が若々しい。
 
*竹箒日記によれば、「青年としての巌窟王」を目指したということで('''「モンテ・クリスト伯」原作において、脱獄時には33歳、復讐を本格的に開始した頃には40代になっている''')一般的な巌窟王のイメージに比べて、外見が若々しい。
*そのイラストレーターは『ダンガンロンパ』で有名な小松崎類氏であることから、一部ファンからは「超高校級の英霊」とも呼ばれる。「牢獄のような閉鎖空間からの脱出」という意味でも共通するものがあるか。
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*キャラクターデザインが『ダンガンロンパ』で有名な小松崎類氏であることから、奈須氏や一部ファンからは「超高校級の英霊」と呼ばれることも。
 
*『モンテ・クリスト伯』はデュマの創作ではあるが、元ネタとなった実話が存在する。ピエール・フランソワ・ピコーという靴屋がそれである。大金持ちの娘と婚約していた彼は、それを妬んだ四人の友人に陥れられ「王党派のスパイ」(当時、フランスはナポレオンの第一帝政であった)として投獄されてしまう。獄中生活の中、ピエールはイタリアの聖職者に献身的に尽くし、彼の莫大な遺産を手にした。そして、その遺産と変装術を駆使し、自分を陥れた四人に復讐し始めたのである。しかし、4人目の復讐に取り掛かったところ正体を見破られ、逆に殺されてしまったという。
 
*『モンテ・クリスト伯』はデュマの創作ではあるが、元ネタとなった実話が存在する。ピエール・フランソワ・ピコーという靴屋がそれである。大金持ちの娘と婚約していた彼は、それを妬んだ四人の友人に陥れられ「王党派のスパイ」(当時、フランスはナポレオンの第一帝政であった)として投獄されてしまう。獄中生活の中、ピエールはイタリアの聖職者に献身的に尽くし、彼の莫大な遺産を手にした。そして、その遺産と変装術を駆使し、自分を陥れた四人に復讐し始めたのである。しかし、4人目の復讐に取り掛かったところ正体を見破られ、逆に殺されてしまったという。
  
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