清少納言

2020年2月19日 (水) 02:10時点におけるZMT-S12G (トーク | 投稿記録)による版
キラキラのアーチャー
真名 清少納言
読み せいしょうなごん
性別 女性
身長 157cm
体重 46kg
出典 史実
地域 日本
属性 混沌・善
声優 ファイルーズあい
デザイン Mika Pikazo
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

弓兵」のサーヴァント

略歴
人物
何が楽しいのかいつも上機嫌かと思いきや、すぐにふて腐れたりする。
猫のように気まぐれで周囲を振り回すが、基本的には楽しい事を最優先する新感覚パリピ系サーヴァント。
「をかし(エモい)」をこよなく愛する、時代が早すぎたキラキラ女子。
歌人の風格をどこに置いてきたのかという変わり様ではあるが、彼女の場合「現代の若者文化との親和性が高すぎた結果」なのだろう。
定子サロンにおいて年齢を気にしていたという歴史的事実からも、女子高生の姿で召喚に応じたことには何ら不自然な点はないのである。
能力

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) E D B C A D++ 対魔力:C
単独行動(自己中):A
香炉峰の雪:A
一乗の法:B
歌仙の詩歌:B
逢坂の関:A
星はすばる:B

宝具

枕草子・春曙抄(エモーショナルエンジン・フルドライブ)
ランク:D++
種別:詩歌宝具
レンジ:1~20
最大捕捉:50人
武芸や陰陽の術ではなく、ただ書き綴ることで辿り着いた一つの境地。
感情の泉の湧き出すに任せ、自著『枕草子』の内に構築した心象風景を現実世界へと具現化させたもの。
すなわち──固有結界である。
清少納言によって塗り替えられた世界は「いつか、どこかで見た懐かしい風景」となって、結界内に取り込まれた相手の心に侵食する。
哀愁、ノスタルジィ、いとあはれ。湧き上がってくる強い感情に心をかき乱され、ほんの一瞬でも戦いを忘れてしまったのなら、この場を支配した彼女から放たれる、強烈(で理不尽)な攻撃を避けられはしないだろう。
なお『枕草子春曙抄』は北村季吟により江戸時代に制作された注釈書のタイトルではあるが、
自著にこめた想いが時を越え、後の世においても人々に愛されていた事は清少納言にとって僥倖であった。
彼女は『春曙抄』を過去と未来を繋ぐ象徴の言葉とし、「春はあけぼの(春曙)の段」を抜き出したかのような自身の宝具を見事表現した言葉として、自ら宝具名を『枕草子・春曙抄』へと昇華させている。

真名:清少納言

万葉集の訓読に携わった「梨壺の五人」の一人、清原元輔を父に持つ平安期の作家・歌人。
男性中心の社会において、型破りともいえる行動力で自身の存在を世に知らしめた才女。
一条天皇の皇后・中宮定子を生涯の主人とし、その最期の時まで寄り添い続けた。
定子に捧げられた散文の数々は、その死後に『枕草子』としてまとめられている。
男性が学ぶものとされていた漢文・漢詩に親しみ、その豊富な知識をもって男性達をやり込めるなど、当時の女性としては型破りであった逸話を数々残す。
かの『紫式部日記』においても、紫式部が相当に彼女を意識していたことが読み取れる。
中宮定子の女房として仕え始めたのは20代後半の頃。
若き定子はひと回りも歳の離れた少納言を寵愛し、清少納言もまた、美しく聡明な定子の期待に応え続けた。
彼女はそんな宮廷での暮らしを面白おかしく書き綴り、散文の数々は後に随筆集としてまとめられる事となる。
これが日本初のエッセイ『枕草子』である。
清少納言は本来、サーヴァントとして英霊の座に登録される存在ではなかった。
『枕草子』を綴り終えた彼女は、潔く宮廷を去った。
恩讐さえ捨て去り、華やかな人生を思い返しながら、ただ一つの星を胸に抱いて生きていく。
それは同時に「もう一つの星が消える事」でもあった。彼女は人理を守るべき守護者たりえなかったのである。
だが、ある事件において行われたイレギュラーな召喚が清少納言に一つの転機を与える事となる。
信頼できる人々と心を通わせ、様々な経験を経て、自ら封じていた歌人としての自分と新たな可能性を併せ持つ事となった彼女は、遂に英霊の座へと迎え入れられたのだ。
かくして、召喚は成された。
たとえ、マスターがまだ「なぎこ」と共に過ごしたあの騒がしい日々を体験していなくとも、清少納言は再びマスターに出会えるその時を心から待ち焦がれていたに違いない。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
『いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~』の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。

人間関係

Fate/Grand Order

名台詞

Fate/Grand Order

メモ

脚注

注釈


出典


リンク