差分

4,520 バイト追加 、 2019年7月31日 (水) 00:41
38行目: 38行目:  
; 人物
 
; 人物
 
: 黒髪に露出度の高い鎧兜と白装束を纏った、凛とした美貌の女剣士。
 
: 黒髪に露出度の高い鎧兜と白装束を纏った、凛とした美貌の女剣士。
: 「天才」を自称しており、実際生前では余りに優れた才能とそれによって功績を築いていたが、その優れた武を誇ることはなく、戦いの場と結果のみで証明することを良しとする、不言実行で礼節を重んずる武士の鏡というべき人物。――のように見えるだけの戦闘マシーン。
+
: 「天才」を自称しており、実際生前では余りに優れた才能とそれによって功績を築いていたが、その優れた武を誇ることはなく、戦いの場と結果のみで証明することを良しとする、不言実行で礼節を重んずる武士の鑑というべき人物。――のように見えるだけの戦闘マシーン。
 
: まっすぐで嘘の付けない性格なため、やる事なす事すべて「一直線・最短最速」になってしまう。普通の人間がこれをやると大抵は失敗して反省し、次から失敗しないようにと色々と計画を練り、考察するのだが、前述のように彼女は「天才」であるため、失敗することなく困った性質のまま成長してしまった。
 
: まっすぐで嘘の付けない性格なため、やる事なす事すべて「一直線・最短最速」になってしまう。普通の人間がこれをやると大抵は失敗して反省し、次から失敗しないようにと色々と計画を練り、考察するのだが、前述のように彼女は「天才」であるため、失敗することなく困った性質のまま成長してしまった。
 
: 日常では兄を慕い、主を慕い、立派な人物の助けになりたいと一途に願う純真な少女だが、戦いにおいては非情・冷酷・最適手の権化で、部下たちへの扱いは鬼で嗜虐的な面を見せている。
 
: 日常では兄を慕い、主を慕い、立派な人物の助けになりたいと一途に願う純真な少女だが、戦いにおいては非情・冷酷・最適手の権化で、部下たちへの扱いは鬼で嗜虐的な面を見せている。
47行目: 47行目:  
: 天賦の才を持ち、優れた兵法を有している。万人に好かれる器ではないものの、兵を率いるカリスマにも恵まれている。
 
: 天賦の才を持ち、優れた兵法を有している。万人に好かれる器ではないものの、兵を率いるカリスマにも恵まれている。
 
: 騎乗物は愛馬の「太夫黒(たゆうぐろ)」だが、戦闘中は使用していない。
 
: 騎乗物は愛馬の「太夫黒(たゆうぐろ)」だが、戦闘中は使用していない。
 +
 
==別クラス /バリエーション ==
 
==別クラス /バリエーション ==
 
===牛若丸〔アサシン〕===
 
===牛若丸〔アサシン〕===
牛若丸がが水着になって、アサシンにクラスチェンジしたもの。
+
牛若丸が水着になって、アサシンにクラスチェンジしたもの。
    
詳細は[[牛若丸〔アサシン〕]]を参照。
 
詳細は[[牛若丸〔アサシン〕]]を参照。
121行目: 122行目:  
: 一の谷の合戦の際、義経が断崖絶壁とも言える背後の山から、馬に騎乗したまま駆け下りて平家に奇襲を仕掛けた逸話。
 
: 一の谷の合戦の際、義経が断崖絶壁とも言える背後の山から、馬に騎乗したまま駆け下りて平家に奇襲を仕掛けた逸話。
 
: この逸話が元になったと思われる「一ノ谷逆落とし」と言う馬での崖下りに関する秘技を牛若丸は持ち、それについて[[源頼光]]に語っていたらしい。
 
: この逸話が元になったと思われる「一ノ谷逆落とし」と言う馬での崖下りに関する秘技を牛若丸は持ち、それについて[[源頼光]]に語っていたらしい。
 +
:もっとも、天才を自任する彼女にとってもかなり過酷なものであったらしく、マイルーム会話では「二度とやりたくない」とこぼしている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
155行目: 157行目:  
:第七特異点で死亡した後、冥界に自身を匿ってくれた人物。
 
:第七特異点で死亡した後、冥界に自身を匿ってくれた人物。
 
:その後は冥界で労働してたが、主人公達の力になりたくて「解放してくれなかったら腹を切る」と駄々をこねて彼女に率いられる形で終章の戦いに参戦した。
 
:その後は冥界で労働してたが、主人公達の力になりたくて「解放してくれなかったら腹を切る」と駄々をこねて彼女に率いられる形で終章の戦いに参戦した。
 +
;[[女王メイヴ]]
 +
:[[牛若丸〔アサシン〕|水着姿]]時に言及。牛若丸が最も嫌うタイプの人間である。
 +
:最初から完成された美しさを持つ彼女に対して、どこか僻んでいるような発言も見られる。努力すら必要とせず授かったそれを、自身が誇る「才能」とは別次元のものと見なしているあたりに、牛若丸の才能・天才とはいかなるものかという認識が表れているのかもしれない。
    
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
197行目: 202行目:     
==== 本編 ====
 
==== 本編 ====
 +
; 「私は兄上の刀にすぎないというか、他に興味がなかったというか……」<br />「さしたる大願も理想もないまま戦場を駆け、敵将の<ruby>御首級<rb></rb><rt>みしるし</RT></RUBY>をあげていただけです。」<br />「源氏姓……いえ、立場を持った私が呼ばれるとしたら、それは違う<ruby>霊基<rb></rb><rt>カタチ</RT></RUBY>なのかもしれません。」<br />「多くの同胞を死に至らしめながら、最期まで己の愚かさを改められなかった冷血な武士として。」
 +
: 第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』にて、主人公に自身の人となりを聞かれた際の台詞。
 +
: 未だ戦場を知らなかった頃の、若い姿と心境で召喚された牛若丸の義経評。後述する幕間の物語における牛若丸よりも、ウルクに召喚された牛若丸は、自身の在り方について正確に把握しているような節が見られる。
 +
 
; 「やってくるのは全てウガルだ、貴様らの手には負えん! だが撤退は許さん!」<br />「わずかでも生き延びて私の盾となれ!」<br />「であれば、貴様らの命と引き換えにきゃつらの首、一つ残らず切り落としてくれる!」
 
; 「やってくるのは全てウガルだ、貴様らの手には負えん! だが撤退は許さん!」<br />「わずかでも生き延びて私の盾となれ!」<br />「であれば、貴様らの命と引き換えにきゃつらの首、一つ残らず切り落としてくれる!」
 
: 第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』、魔獣の群れの中での武将としての命令。
 
: 第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』、魔獣の群れの中での武将としての命令。
205行目: 214行目:  
: 第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』にて目覚めたゴルゴーン戦で主人公を逃がした際の台詞。
 
: 第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』にて目覚めたゴルゴーン戦で主人公を逃がした際の台詞。
 
: 過去を思い返しながら、牛若丸の死を乗り越えていく主人公を笑顔で見送った。
 
: 過去を思い返しながら、牛若丸の死を乗り越えていく主人公を笑顔で見送った。
 +
 +
; 「人類の敵が呆れたものだ。外道を気取っておきながら非道になりきれない。」<br />「そのような者をなんと言うか知っているか? 愚かな道化と、戦場で笑われるのだ」
 +
: 第七特異点『絶対魔獣戦線バビロニア』にて、囚われの身となった牛若丸がキングゥを嘲笑った際の台詞。
 +
: 捕らえた子供に同情し、逃してしまったキングゥの甘さを抉る一言。生前に数々の掟破りを行った、冷酷な将の一面を持つ牛若丸ならではの挑発である。
 +
: 窮地にありながらも不敵に笑い、神の息子すらもたじろがせた人間・牛若丸だったが、その結果、[[牛若丸 (ケイオスタイド)|より一層屈辱的な姿]]を晒すことになってしまった。
    
==== 幕間の物語 ====
 
==== 幕間の物語 ====
247行目: 261行目:  
: 大人時代の記憶が他人事になっているとはいえ、「ジャンヌ・ダルク」に対して笑えないブラックジョークである。
 
: 大人時代の記憶が他人事になっているとはいえ、「ジャンヌ・ダルク」に対して笑えないブラックジョークである。
 
: ……普段の言動を考えると、酒が回っている訳でもジョークでもなく素で言っている可能性が非常に高いが。
 
: ……普段の言動を考えると、酒が回っている訳でもジョークでもなく素で言っている可能性が非常に高いが。
 +
 +
; 「……〇〇(主人公)……さん……。これは少し、恥ずかしくないでしょうか?」
 +
: 期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』冒頭、民間機の中でのやり取り。
 +
: レイシフトではなく現代の交通手段を用いた移動のため、いつもの「主殿」も「様」もダメと言われてしまい、この呼び方に。
 +
: 相当恥ずかしかったのかこれ以降「さん」では呼んでくれず、いつも通りに戻ってしまう。
 +
 +
; 「私は周りの心が判らぬ阿呆だったが、<br/> 貴様は周りの心ばかりを汲む、愚かな男であった。」<br />「世を儚んでの仁王立ち。<br /> 貴様の根底には常に、弱者へのいたわりがあった。」<br />「たとえ泥に飲み込まれようとも、 <br />私はそんな貴様であれば情けをかけてやったろうに。」<br />
 +
: 期間限定イベント『レディ・ライネスの事件簿』において、ケイオスタイドに飲まれた弁慶へと言い放った言葉。
 +
: 弁慶を名乗った男への、牛若丸なりの常陸坊海尊評。
 +
 +
;「貴様は愚かで臆病だから生き残った。<br /> どうして、今更愚かさを捨てようとした。」<br />「ああしか生きられず、ああしか死ねない我らにとって、<br /> 御坊こそは希望だったものを。」
 +
: 上記の評価に続く言葉。
 +
: これらはあくまでもムネモーシュネーによる、シミュレーションの中で語られた推論に過ぎない。それでも、あるいは牛若丸にとっての弁慶とは、義経一派から削ぎ落とされてしまった、最後の人間性の象徴だったのかもしれない。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
258行目: 285行目:  
**『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』によると、彼女の外見年齢は、鞍馬山を降りた頃のものであるとのこと。もっともこの場合、正確な真名は「遮那王」となるはずなのだが、この辺りは知名度の違いが反映されたのだろうか。
 
**『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』によると、彼女の外見年齢は、鞍馬山を降りた頃のものであるとのこと。もっともこの場合、正確な真名は「遮那王」となるはずなのだが、この辺りは知名度の違いが反映されたのだろうか。
 
**彼女が実際に「牛若丸」を名乗っていたのは'''11歳の頃まで'''。<del>お前のような小学生がいるか。</del>
 
**彼女が実際に「牛若丸」を名乗っていたのは'''11歳の頃まで'''。<del>お前のような小学生がいるか。</del>
**当人によると、「源義経」として召喚されれば、「多くの同胞を死に至らしめながら己の愚かさを改めなかった冷血な武士」として召喚されるようだ。
   
**なお、この姿は「オトナの姿」ではなく、成長しても胸は頼光程大きくはない模様。ちなみに'''それをネタにしている弁慶に対して殺しにかかろうとした'''あたり、どうやら気にしている模様。<del>単に頼光のサイズが規格外であるだけだが。</del>
 
**なお、この姿は「オトナの姿」ではなく、成長しても胸は頼光程大きくはない模様。ちなみに'''それをネタにしている弁慶に対して殺しにかかろうとした'''あたり、どうやら気にしている模様。<del>単に頼光のサイズが規格外であるだけだが。</del>
 +
**『[[Fate/Requiem]]』では「源九郎義経」名義での彼女が登場している。上記と異なり、言動の描写は牛若丸時代と全く同じで、観客からも「牛若丸」コールを受けているという、不思議な形での登場となった。
 
*酒はあまり強くなく、酔っ払ってしまうと地蔵を兄である頼朝か、主人公と勘違いして話しかけたりする。
 
*酒はあまり強くなく、酔っ払ってしまうと地蔵を兄である頼朝か、主人公と勘違いして話しかけたりする。
 
**『絶対魔獣戦線 バビロニア』では八艘足らずの六艘か五艘飛びででんぐり返って大跳躍、勢い余ってウルクの橋を真っ二つにした。
 
**『絶対魔獣戦線 バビロニア』では八艘足らずの六艘か五艘飛びででんぐり返って大跳躍、勢い余ってウルクの橋を真っ二つにした。
298行目: 325行目:  
[[category:ライダー]]
 
[[category:ライダー]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 +
[[Category:Fate/Grand Order Duel -collection figure-]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 
[[Category:教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 +
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
匿名利用者