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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
− | | 読み = まがつしょうさ | + | | 読み = まがつ れいじ |
| | 外国語表記 = | | | 外国語表記 = |
| | 別名 = | | | 別名 = |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
− | :帝都での聖杯戦争にあたって、大日本帝国陸軍から特別に招聘された魔術師。このため、身分としては厳密には少佐ではなく「少佐相当」である。 | + | :帝都での聖杯戦争にあたって、大日本帝国陸軍から特別に招聘された魔術師。このため「少佐相当」としての身分を持っている。 |
| :[[織田信長|アーチャー]]陣営のトップとして、気難しいアーチャーの機嫌を取りながら帝国陸軍陣営を指揮しており、陸軍の兵士を使って対立陣営のマスターの暗殺を画策したり、日本の降伏を引き延ばすために陸軍幹部を暗殺したりと暗躍している。 | | :[[織田信長|アーチャー]]陣営のトップとして、気難しいアーチャーの機嫌を取りながら帝国陸軍陣営を指揮しており、陸軍の兵士を使って対立陣営のマスターの暗殺を画策したり、日本の降伏を引き延ばすために陸軍幹部を暗殺したりと暗躍している。 |
| ;人物 | | ;人物 |
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| :ただし魔術師としての大成よりは一般社会での成功を望むなど、古いタイプの魔術師ではない。とはいえ、太平洋戦争に勝つ方法について「最初から魔術師に頼っていれば良かった」と言うあたり特権意識はあり、挙句「魔術師が支配する国を作る」という願いを聖杯に託そうとしているほど。その一方で、国の状況を考えれば仕方がないが魔術師なら当然気を払うべき神秘の秘匿にも無頓着であり、それらを総合して「純粋に傲慢なだけ」と見なされている。 | | :ただし魔術師としての大成よりは一般社会での成功を望むなど、古いタイプの魔術師ではない。とはいえ、太平洋戦争に勝つ方法について「最初から魔術師に頼っていれば良かった」と言うあたり特権意識はあり、挙句「魔術師が支配する国を作る」という願いを聖杯に託そうとしているほど。その一方で、国の状況を考えれば仕方がないが魔術師なら当然気を払うべき神秘の秘匿にも無頓着であり、それらを総合して「純粋に傲慢なだけ」と見なされている。 |
| :価値観は魔術師とは少し異なっているが負けず劣らず冷酷であり、「国のために働く自分たちの邪魔をする奴は非国民同然」と嘯き、立場を利用して白昼堂々一般人を巻き込んで陸軍兵士を動員してマスターに銃撃を仕掛けたり、本土決戦を誘発する為に陸軍の穏健派幹部を暗殺してクーデターを誘発しようとしたりと相当な危険人物。 | | :価値観は魔術師とは少し異なっているが負けず劣らず冷酷であり、「国のために働く自分たちの邪魔をする奴は非国民同然」と嘯き、立場を利用して白昼堂々一般人を巻き込んで陸軍兵士を動員してマスターに銃撃を仕掛けたり、本土決戦を誘発する為に陸軍の穏健派幹部を暗殺してクーデターを誘発しようとしたりと相当な危険人物。 |
| + | :ただし陸軍内でカリスマとなって彼らをコントロールしつつも彼らの狂気を読み切れずに振り回され、挙句一方的な狂信から犠牲となった者に今更ながら罪悪感を抱くなど「軍人」としても中途半端であると「大佐」からは酷評されている。 |
| :そういう価値観ゆえか降霊魔術の使い手ゆえか、英霊に対しても「所詮は過去の人物であり今の世界に口出しされたくない」と見下しており、アーチャーに対しても慇懃無礼に振舞っている。 | | :そういう価値観ゆえか降霊魔術の使い手ゆえか、英霊に対しても「所詮は過去の人物であり今の世界に口出しされたくない」と見下しており、アーチャーに対しても慇懃無礼に振舞っている。 |
| ;能力 | | ;能力 |
| :直接戦闘する描写はまだないが、それなりの魔術師ではあると思われる。 | | :直接戦闘する描写はまだないが、それなりの魔術師ではあると思われる。 |
| :劇中では何らかの暗示魔術を仕込んでいると思われる葉巻を介して陸軍大臣の本音を聞き出していた。 | | :劇中では何らかの暗示魔術を仕込んでいると思われる葉巻を介して陸軍大臣の本音を聞き出していた。 |
| + | :「大佐」からは日本の西洋魔術師を軍の下にまとめた手腕については高く評価されているものの、人間性については上記のように辛い評価になってしまっている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :帝国陸軍を代表して対応しているが、アーチャーからは日本の状況から怒りを向けられており、彼としても慇懃無礼に振舞いつつ現在の日本に口出しされたくない故見下している。彼女の生涯についても裏切りで死んだ結末に'''「初めから人の上に立つ器ではなかった」'''と完全に馬鹿にしている。 | | :帝国陸軍を代表して対応しているが、アーチャーからは日本の状況から怒りを向けられており、彼としても慇懃無礼に振舞いつつ現在の日本に口出しされたくない故見下している。彼女の生涯についても裏切りで死んだ結末に'''「初めから人の上に立つ器ではなかった」'''と完全に馬鹿にしている。 |
| :いざとなったら下記のかなめを介して排除する気満々であり、それが無理な場合でも「アメリカとの本土決戦に参戦してもらって華々しく英雄的に死んでもらおう」と相当にドス黒い陰謀を抱いている。 | | :いざとなったら下記のかなめを介して排除する気満々であり、それが無理な場合でも「アメリカとの本土決戦に参戦してもらって華々しく英雄的に死んでもらおう」と相当にドス黒い陰謀を抱いている。 |
| + | :彼女に対しては「自分をマスターに選ばなかった」事に対する歪んだ嫉妬心も内心に秘めている模様。 |
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− | ;[[赤城奏丈]]、[[藤宮九十九]] | + | ;[[赤城奏丈]] |
− | :敵対するセイバー陣営のマスターと魔術師。 | + | :敵対するセイバー陣営のマスター。 |
| :列車での接触後に潜伏場所と動向が掴めたため、陸軍兵士を動員して白昼堂々襲撃する暴挙に打って出た。 | | :列車での接触後に潜伏場所と動向が掴めたため、陸軍兵士を動員して白昼堂々襲撃する暴挙に打って出た。 |
| :それ以降も経験の浅さと地盤のなさを見抜き、陸軍兵士による断続的な攻撃で削り殺す算段でいる。 | | :それ以降も経験の浅さと地盤のなさを見抜き、陸軍兵士による断続的な攻撃で削り殺す算段でいる。 |
− | :藤宮九十九については、彼女の一家が全滅した原因にも一枚噛んでいる模様。 | + | |
| + | ;[[藤宮九十九]] |
| + | :上述するセイバーのマスターに協力している魔術師。 |
| + | :藤宮家はもともと陸軍に協力していた魔術師一族であり、彼女の母親も下記のかなめの世話係を任せていたのだが、いざこざによって一族を口封じで壊滅に追い込んでいた。 |
| + | :そのことについて若干の因縁を感じている。 |
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| ;[[淺間かなめ]] | | ;[[淺間かなめ]] |
| :隣に付き従う海軍服の金髪の少女。アーチャーのマスター。 | | :隣に付き従う海軍服の金髪の少女。アーチャーのマスター。 |
| :階級が下なのか顎で使っており、アーチャーの実質的な世話も彼女に任せている模様。 | | :階級が下なのか顎で使っており、アーチャーの実質的な世話も彼女に任せている模様。 |
| + | :微妙な立場だった彼女の保護者も務めていたのだが、アーチャーがマスターとして選んだのが自分ではなく彼女だった事から態度が硬化し始めた模様。 |
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| ;陸軍大臣 | | ;陸軍大臣 |
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| :同盟相手。アサシンの手を借りて、上記の陸軍大臣をはじめ穏健派の軍人を暗殺して回っている模様。 | | :同盟相手。アサシンの手を借りて、上記の陸軍大臣をはじめ穏健派の軍人を暗殺して回っている模様。 |
| :同盟相手ではあるもののアーチャー同様に慇懃無礼に振舞っている。 | | :同盟相手ではあるもののアーチャー同様に慇懃無礼に振舞っている。 |
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| + | ;バーサーカー |
| + | :召喚したサーヴァント。 |
| + | :あらかじめ古びた日本刀を触媒に召喚していたのを甲型英霊拘束具で保存状態にしていたが、アーチャーが想像以上に危険な陰謀を企んでいたことと、レイター少佐の暗躍でクーデター決起を早めなければならなくなったことから起動を決意した。 |
| + | :目論見では[[宮本武蔵]]の召喚に成功したようである、だが……[[森長可|?]]<ref group="注">なお、[[宮本武蔵〔バーサーカー〕|バーサーカーの宮本武蔵]]は『[[Fate/Grand Order]]』で登場しているが、'''「星条旗柄のビキニを着て胡乱な英語を喋る若い女性」'''という太平洋戦争末期の日本で登場するとややこしい事になるのが確実視されている存在である。</ref> |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ===帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline=== | | ===帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline=== |
| + | ;「な……なんなんだ貴様は……」<br>「お前は大剣豪[[宮本武蔵]]じゃないのか!?」 |
| + | :第一五話より。片腕を切り飛ばしておきながら平然と話しかけてきた[[森長可|バーサーカー]]の異常性に戦慄して。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
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| **上記作品では[[森長可|召喚したバーサーカー]]のせいで生き延びたものの多大な被害を受けており、動向が心配されている。 | | **上記作品では[[森長可|召喚したバーサーカー]]のせいで生き延びたものの多大な被害を受けており、動向が心配されている。 |
| ***また、経験値の当初のプロットではバーサーカーにあっさり殺された挙句マスターも別の人になるので、そちらのルートに行った場合には死んでしまうため、そちらの意味でも心配されている。 | | ***また、経験値の当初のプロットではバーサーカーにあっさり殺された挙句マスターも別の人になるので、そちらのルートに行った場合には死んでしまうため、そちらの意味でも心配されている。 |
| + | ***そして拘束具を装備させて起動させるが、案の定、[[森長可|バーサーカー]]は暴走。帝国陸軍が阻止しようとするのだが、真瓦津が人質になっている状況でありながら機関銃は撃ちまくるわ、戦車砲はぶっ放すわで、助ける気があるのか!?と言いたくなるような無茶苦茶ぶりである。 |
| + | ***あまりの惨状に流石にかなめが止めに入るが「'''救世主である少佐が、この程度の攻撃で死ぬ訳がない'''」というバーサーカーがまともに見える狂気に支配された軍人達には彼女の訴えは通じなかった。 |
| + | ****なお、真瓦津少佐は自分の意志を浸透させやすくするために多少の干渉はしているがここまで狂信的になるとは想定していなかった模様。作中でも言及されているが当時の太平洋戦争の戦況は絶望的で無条件降伏も選択肢に入るほどに追い詰められており、そんな状況下で「もしかしたら日本を救ってくれるかもしれない」という陸軍兵士からの希望が狂信へと変わっていったようである。 |
| + | **「[[淺間かなめ|庇護しつつも見下していた相手]]の方が、優秀なはずの自分を差し置いて選ばれた」という点でも[[間桐桜]]と[[間桐慎二]]の関係を髣髴とさせている。 |
| *1945年の日本という状況と、帝国陸軍の幹部という立場から、「真昼間から市街地で兵士を動員して拳銃や手榴弾で一般人ごとマスターを殺そうとする」という過去に類を見ないレベルで直接的に敵陣営を攻撃した魔術師である。 | | *1945年の日本という状況と、帝国陸軍の幹部という立場から、「真昼間から市街地で兵士を動員して拳銃や手榴弾で一般人ごとマスターを殺そうとする」という過去に類を見ないレベルで直接的に敵陣営を攻撃した魔術師である。 |
| **聖杯戦争は暗闘がメインであり、一般人の目撃者を口封じで殺したり魔力源とするために大規模に殺傷することはあっても、ここまで直接的な干渉はそうそうない。 | | **聖杯戦争は暗闘がメインであり、一般人の目撃者を口封じで殺したり魔力源とするために大規模に殺傷することはあっても、ここまで直接的な干渉はそうそうない。 |
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| * [[魔術師]] | | * [[魔術師]] |
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− | {{DEFAULTSORT:まかつしようさ}} | + | {{DEFAULTSORT:まかつれいし}} |
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| [[Category:登場人物ま行]] | | [[Category:登場人物ま行]] |
| [[Category:帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline]] | | [[Category:帝都聖杯奇譚 Fate/type Redline]] |
| + | [[Category:マスター]] |