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753 バイト追加 、 2013年7月27日 (土) 19:36
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:[[魔術|魔術師]]の家系・間桐に生まれるものの、一族は衰退の一途を辿っており、彼の代でとうとう魔術回路を失った。生まれながらに魔術回路を持たない慎二は、魔術師ではない一般人である。しかし、間桐の蔵書から[[魔術]]の知識を得ており、「特権階級」としての選民意識が強い。<br />士郎との馴れ初めは中学生時代。文化祭の看板を一人で作っていた士郎と共に一晩を語り明かしたことから。なお、慎二は士郎としゃべっていただけであり、看板作りを手伝ってはいない。<br />その後は士郎を「便利な友人」として扱いつつも、彼を利用しようとする人物に影で社会的制裁を加えたり、自分の家に招待したりと、ちゃんと(?)友人をやっていた。<br />彼にとって「使える奴」という評価は相手を認めているということ。士郎は彼にとって(自覚しているかどうかはともかく)ライバルであり、なくてはならない存在。ただしそれと好悪の感情は別であるため、容易に敵にも味方にもなってしまう。<br />第五次聖杯戦争において、戦いを嫌がった桜の代理マスターとして、ライダーを借り受け参戦。<br />この際、士郎が自分にはなることができない本当の魔術師であったことを知り、大きなショックを受ける。それでもライダーを得たことでかろうじて自尊心を保ち、本心から士郎に同盟を持ちかける。だが士郎に断られたことで逆上する。なお、この手の小悪党のお約束か、セイバールート・桜ルートでは死亡する。<br />最後まで生き残る凛ルートでのみ、憑き物が落ちたかのように穏やかになり、桜とも良い関係を築けるようになった。だが、hollowでは逆に桜より立場が弱くなっている。半年の間に何があったのか。
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:[[魔術|魔術師]]の家系・間桐に生まれるものの、一族は衰退の一途を辿っており、彼の代でとうとう魔術回路を失った。生まれながらに魔術回路を持たない慎二は、魔術師ではない一般人である。しかし、間桐の蔵書から[[魔術]]の知識を得ており、「特権階級」としての選民意識が強い。<br />士郎との馴れ初めは中学生時代。成り行きで文化祭の看板作りを周りから押し付けられて一人で作っていた士郎に対して、後ろで悪態を吐きながらも一晩付き添い(手伝いはしていない)、出来上がった看板を見て「お前馬鹿だけどいい仕事するじゃん」と素直に笑ったことがきっかけ。<br />以降は士郎を馬鹿にしながらも親しい友人として付き合うように成り、彼を利用しようとする人物に影で社会的制裁を加えたり、自分の家に招待したりと、ちゃんと(?)友人をやっていた。<br />彼にとって「使える奴」という評価は相手を認めているということ。士郎は彼にとって(自覚しているかどうかはともかく)ライバルであり、なくてはならない存在。ただしそれと好悪の感情は別であるため、容易に敵にも味方にもなってしまう。<br />第五次聖杯戦争において、戦いを嫌がった桜の代理マスターとして、ライダーを借り受け参戦。<br />この際、士郎が自分にはなることができない本当の魔術師であったことを知り、大きなショックを受ける。それでもライダーを得たことでかろうじて自尊心を保ち、本心から士郎に同盟を持ちかける。だが士郎に断られたことで逆上する。なお、この手の小悪党のお約束か、セイバールート・桜ルートでは死亡する。<br />最後まで生き残る凛ルートでのみ、憑き物が落ちたかのように穏やかになり、桜とも良い関係を築けるようになった。だが、hollowでは逆に桜より立場が弱くなっている。半年の間に何があったのか。
    
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:気難しく、鼻持ちならない人物。成績は常に学年トップクラスにあり、弓道部の副主将を務めるだけの弓の実力を持つ。基本的には、努力が嫌いでありながら、なお高い能力を発揮する天才肌の人物。一般人としてであれば、十分な実力を持ち合わせている。<br />だが屈折した過去と、劣等感を刺激される人間が身近にいたことから歪んでしまった。<br />生まれつき魔術回路を持たない彼は、間桐の家にとっては「いらない子供」であった。何の才能も持たなければよかったかもしれないが、なまじ他の面で優秀であり、「自分は他人より優れている」と自覚していた彼は、最も望む魔術の才能を持ち合わせなかったことから、鬱屈した感情を募らせていく。<br />当初、遠坂家から養子に来た桜に対しては哀れみを感じ、多少のいじめをしつつも可愛がっていた。<br />しかし、桜(あるいは桜の子)こそが間桐の正式後継者であると知るや否や態度を豹変。「哀れんでいたのは自分ではなく、桜の方が自分を哀れんでいたのか」と思い込み、一転して嫉み蔑み、暴力を奮うまでになる。これは、暴力で抑圧しなければ自分の居場所がなくなってしまうという強迫観念によるもの。<br />良家の子ということで金回りが良いため、学園でも普通の女子には良くもてる。当然同性や一部女子には受けが悪く、桜に対し日常的に暴力を振るっているため、感覚が麻痺し、女子に対して暴力を振るうことに抵抗が無い。<br />衛宮士郎、[[柳洞一成]]、間桐慎二の三人が揃うととてもバランスのいい友人グループになるのでは、と言われている(実際、球技大会や修学旅行では三人で行動している)。<br />様々な問題を抱えているものの、[[言峰綺礼]]のような真性の悪人ではいない。あくまで一般人の感覚で聖杯戦争を戦っている。ただし、一般人であるがゆえに、サーヴァントの強大な力を自身の欲望のために悪用するような小人物でもある。
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:気難しく、鼻持ちならない人物。成績は常に学年トップクラスにあり、弓道部の副主将を務めるだけの弓の実力を持つ。基本的には、努力が嫌いでありながら、なお高い能力を発揮する天才肌の人物。一般人としてであれば、十分な実力を持ち合わせている。<br />だが屈折した過去と、劣等感を刺激される人間が身近にいたことから歪んでしまった。<br />生まれつき魔術回路を持たない彼は、間桐の家にとっては「いらない子供」であったがそのことを中学時代まで知らず、加えてなまじ他の面で優秀であり、「自分は他人より優れている」と自覚していた彼は、最も望む魔術の才能を持ち合わせなかったことから、鬱屈した感情を募らせていくこととなる。<br />当初、遠坂家から養子に来た桜に対しては哀れみを感じ、多少のいじめをしつつも可愛がっていた。しかし、中学時の時代のある時に、桜が魔術教育を施されている場面に出くわしたことで、桜こそが間桐の正式後継者であり、自分がいらない子であったことを自分だけが何も知らずにいたこと、今まで哀れんできた桜に「……ごめんなさい、兄さん」と言われたことで実は自分こそが桜に哀れまれていたことを知ってしまう。<br />以降は家では父や祖父から空気のようにどうでも良い存在として扱われるだけでなく、自分が欲しかった物を全て持ってる桜からも哀れまれ続ける、慎二にとって「いっそ無視してくれれば良かった」とまでの苦痛の三年間をじわうこととなる。この自分の理想とする世界と自分のいる世界のギャップは慎二の性格を大きく歪めることとなり、自分に謝り続ける桜に対して侮辱の代償に何をしてもいいと思い込んでいった。、<br />良家の子ということで金回りが良いため、学園でも普通の女子には良くもてる。当然同性や一部女子には受けが悪く、桜に対し日常的に暴力を振るっているため、感覚が麻痺し、女子に対して暴力を振るうことに抵抗が無い。<br />衛宮士郎、[[柳洞一成]]、間桐慎二の三人が揃うととてもバランスのいい友人グループになるのでは、と言われている(実際、球技大会や修学旅行では三人で行動している)。<br />様々な問題を抱えているものの、[[言峰綺礼]]のような真性の悪人ではいない。あくまで一般人の感覚で聖杯戦争を戦っている。ただし、一般人であるがゆえに、サーヴァントの強大な力を自身の欲望のために悪用するような小人物でもある。
    
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