差分

1,548 バイト追加 、 2022年3月4日 (金) 07:27
69行目: 69行目:  
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 +
;「それが唯一、冷え切った手足を温める火だと信じて…」
 +
:オベロンの絆礼装「亡き王女の為のパヴァーヌ」のマテリアル情報の最後の一文。
 +
:妖精國ブリテンの片隅、<ruby><rb>秋の森</rb><rt>ウェールズ</rt></ruby>に住む王女が見つけたのは、まるで死体のように眠っている美しい王子さま。
 +
:周りの仲間たちが彼の出現を喜ぶ中、彼女はただ一人、遠くからじっと彼を見つめていた———
 +
:やがて王子さまが起き上がり、口を開いた瞬間彼女は悟った。彼は『王子さま』じゃない。<ruby><rb>ブリテン</rb><rt>罪状の国</rt></ruby>を終わらせるため、あらゆるものを忌み嫌い、<ruby><rb>自分自身</rb><rt>奈落の蟲</rt></ruby>さえも「気持ち悪い」と吐き捨てる大嘘つきだと。
 +
:それでも王子さまは森を、みんなを見捨てなかった。その為にたくさん良い事も悪い事もした。王女はそんな彼に恋をし、最後まで彼のために<ruby><rb>寄り添う</rb><rt>羽ばたく</rt></ruby>事を心に決めた。
 +
:彼が探している<ruby><rb>輝く星</rb><rt>ティターニア</rt></ruby>にはきっとなれない。その代わり、彼の隣でその冷たい手を握ってあげる、優しい温もりになりたい……
 +
:嘘つきの王子さまにただ一人寄り添った、愚かで無垢で、優しくて、誇り高い王女の誰も知らない、知ることのない断章。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
3,453

回編集