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ゲーム上では、サーヴァントのレベル限界をレアリティ規定以上に引き上げる「聖杯転臨」の素材として消費する、完全有限のアイテムとして扱われている。期間限定イベントは復刻開催されることがあるが、前回の開催時に聖杯を獲得していた場合は別のアイテム(同じく完全有限素材である伝承結晶)に置き換わるようになっている。
 
ゲーム上では、サーヴァントのレベル限界をレアリティ規定以上に引き上げる「聖杯転臨」の素材として消費する、完全有限のアイテムとして扱われている。期間限定イベントは復刻開催されることがあるが、前回の開催時に聖杯を獲得していた場合は別のアイテム(同じく完全有限素材である伝承結晶)に置き換わるようになっている。
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『Grand Order』の世界にも「冬木の聖杯」は存在している。2004年の聖杯戦争がこの世界における最初の聖杯戦争であり、[[アンリマユ]]による汚染も発生していない。聖杯戦争に勝利した[[マリスビリー・アニムスフィア]]がアインツベルンの大聖杯による根源到達を目的としていなかったために、小聖杯の願望器としての機能のみが利用された。その後、「セイバーとそのマスターが勝利した」という情報操作が行われている。<br>
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2022年1月1日に新規実装されたシステム『聖杯鋳造』により、カルデア内で人為的に聖杯を生み出す事が可能になっている。
この際、マリスビリーはカルデアスを完成させるための資金を願い、当時マリスビリーが呼び出した[[ソロモン|キャスター]]は自分の時代になかった「ロマン」に関心を持ち「[[ロマニ・アーキマン|人間]]として受肉する」という願いを叶えた。なお、このくだりは『冠位時間神殿 ソロモン』におけるロマ二の回想のみで語られており、[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]や[[マシュ・キリエライト]]、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が両者の願いを知っているかどうかは不明。
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『非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ』のクリア<ref group="注">ツングースカ・サンクチュアリは期間限定イベントだが、プロローグとエピローグの部分のみ常設ストーリーになっているため、イベント期間に参加できなかったプレイヤーでも同様の解放条件で解放される</ref>で利用可能になるシステムで、どのサーヴァントのものでも良いのでサーヴァントコインを合計2000枚つぎ込むごとに1個、1か月に2個までの聖杯を手に入れる事ができる。
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『Grand Order』の世界にも「冬木の聖杯」は存在している。2004年の聖杯戦争がこの世界における最初の聖杯戦争であり、[[アンリマユ]]による汚染も発生していない。聖杯戦争に勝利した[[マリスビリー・アニムスフィア]]がアインツベルンの大聖杯による根源到達を目的としていなかったために、小聖杯の願望器としての機能のみが利用された。<br>
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根源到達を目的として7騎のサーヴァント全ての魂を使うならば最後に残った勝者もサーヴァントを自害させるなりする必要があり、サーヴァントにとって願いを叶えるという報酬は空手形になる可能性があったのはこの世界の聖杯戦争でも同じだったのだが、マリスビリーの願いが根源到達ではなく6騎分の魂で叶えられるものだったため、彼のサーヴァントである[[キャスター|ソロモン]]も生き残り願いを叶える権利を手にした。<br>
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マリスビリーはカルデアスを完成させるための資金を願い、キャスターは自分の時代になかった「ロマン」に関心を持ち「[[ロマニ・アーキマン|人間]]として受肉する」という願いを叶えた。なお、このくだりは『冠位時間神殿 ソロモン』におけるロマ二の回想のみで語られており、[[主人公 (Grand Order)|カルデアのマスター]]や[[マシュ・キリエライト]]、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が両者の願いを知っているかどうかは不明。
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なお対外的には、その後の活動に支障が出る可能性を嫌ったマリスビリーによって、この聖杯戦争では「セイバーとそのマスターが勝利した」という情報操作が行われている。
    
[[ラーマ]]の幕間の物語では、普通の聖杯戦争ならば「[[シータ]]が攫われなかった過去に変えてほしい」という過去を変える願いも叶えられるかもしれないが、後から手を加えれば、シータは攫われずとも呪いは解けないまま、あるいは救われた分の反動が[[ラーマ]]の国を違うものにしてしまうかもしれないなど、色々な歪みが生まれる可能性があることを[[ロマニ・アーキマン]]が語っている。
 
[[ラーマ]]の幕間の物語では、普通の聖杯戦争ならば「[[シータ]]が攫われなかった過去に変えてほしい」という過去を変える願いも叶えられるかもしれないが、後から手を加えれば、シータは攫われずとも呪いは解けないまま、あるいは救われた分の反動が[[ラーマ]]の国を違うものにしてしまうかもしれないなど、色々な歪みが生まれる可能性があることを[[ロマニ・アーキマン]]が語っている。