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;略歴
 
;略歴
:亜種特異点Ⅱ『伝承地底世界 アガルタ』では[[シェヘラザード]]の手で西暦2000年のアガルタに歪曲召喚されるが、その影響で記憶を失う。
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:亜種特異点Ⅱ『[[伝承地底世界 アガルタ]]』では[[シェヘラザード]]の手で西暦2000年のアガルタに歪曲召喚されるが、その影響で記憶を失う。
:そこでまず安全な隠れ家を確保するために桃源郷に訪れ、そこにいた[[エレナ・ブラヴァツキー|エレナ]]を銃で始末し<ref group = "注">実際は川に流されて生き延びたが、しばらくは地中で治療せざるを得ない程の重傷を負った。</ref>、次に必要な兵士を確保するために地上から連れてこられた男たちを集めてレジスタンスを結成、アガルタからの脱出を建て前にリーダーとして指揮を執る。
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:そこでまず安全な隠れ家を確保するために桃源郷に訪れ、そこにいた[[エレナ・ブラヴァツキー|エレナ]]を銃で始末し<ref group = "注">実際は川に流されて生き延びたが、しばらくは地中(コミック版では竜宮城)で治療せざるを得ない程の重傷を負った。</ref>、次に必要な兵士を確保するために地上から連れてこられた男たちを集めてレジスタンスを結成、アガルタからの脱出を建て前にリーダーとして指揮を執る。
 
:その後、しばらくして主人公一行と遭遇して共に行動するようになるが、この頃から内心では一行を自分の金儲けに必要な道具として利用する腹積もりであり、最終的には一行を出し抜いて自分が主導権を握る算段だった。
 
:その後、しばらくして主人公一行と遭遇して共に行動するようになるが、この頃から内心では一行を自分の金儲けに必要な道具として利用する腹積もりであり、最終的には一行を出し抜いて自分が主導権を握る算段だった。
 
:そのまま主人公達の助力を得てイースと不夜城を滅ぼし、更にエルドラドを攻略する過程で自身の記憶を取り戻し、たまたま流れ着いた竜宮城では主人公を騙す形で巨英雄の契約を奪い取る事に成功するが、[[ペンテシレイア]]を倒してエルドラドの攻略に成功した直後に本性を現して反旗を翻し、主人公達に自分の目的を明かして巨英雄を嗾けて他のサーヴァント共々始末しようとする。
 
:そのまま主人公達の助力を得てイースと不夜城を滅ぼし、更にエルドラドを攻略する過程で自身の記憶を取り戻し、たまたま流れ着いた竜宮城では主人公を騙す形で巨英雄の契約を奪い取る事に成功するが、[[ペンテシレイア]]を倒してエルドラドの攻略に成功した直後に本性を現して反旗を翻し、主人公達に自分の目的を明かして巨英雄を嗾けて他のサーヴァント共々始末しようとする。
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:これは「サンタマリア号よ、錨を下ろせ」という、船長としての略奪開始命令である。
 
:これは「サンタマリア号よ、錨を下ろせ」という、船長としての略奪開始命令である。
 
:彼は敬虔なキリスト教徒であったとされているため、恐らくは偶然であろうが「サンタマリア・ドロップアンカー」は「聖母マリアよ、クソをたれろ」というスラングだとも解釈できるという。  
 
:彼は敬虔なキリスト教徒であったとされているため、恐らくは偶然であろうが「サンタマリア・ドロップアンカー」は「聖母マリアよ、クソをたれろ」というスラングだとも解釈できるという。  
:作中では対神性などは持っていないのにも関わらず、アンカーから出た鎖で[[ヘラクレス・メガロス]]を絡め取り、容易に千切られることもなく一定時間動きを鈍らせるなどかなりの性能を示した。
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:作中では対神性などは持っていないのにも関わらず、アンカーから出た鎖で[[ヘラクレス・メガロス|メガロス]]を絡め取り、容易に千切られることもなく一定時間動きを鈍らせるなどかなりの性能を示した。
 
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&敵全体のクリティカル発生率をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。
 
:『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&敵全体のクリティカル発生率をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>」という効果のBuster宝具。
 
:強化後は宝具ランクがA+に上昇する。
 
:強化後は宝具ランクがA+に上昇する。
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:彼が西回り航路の着想・確信を得たのは1480年頃とされる。しかしそのための費用集めとパトロン探しが難航し、実際に出発するまでには長き時を必要とした。
 
:彼が西回り航路の着想・確信を得たのは1480年頃とされる。しかしそのための費用集めとパトロン探しが難航し、実際に出発するまでには長き時を必要とした。
:1492年、ついにコロンブスは旗船サンタマリア号・ニーニャ号・ピンタ号の三隻で大西洋を横断。
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:1492年、ついにコロンブスは旗船サンタマリア号・ニーニャ号・ピンタ号の3隻で大西洋を横断。
 
:同年10月12日、不安がる船員達に反乱を起こされる寸前でアメリカ海域へ到達しサン・サルバドル島を発見した。
 
:同年10月12日、不安がる船員達に反乱を起こされる寸前でアメリカ海域へ到達しサン・サルバドル島を発見した。
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:亜種特異点Ⅱにて、レジスタンスのライダーが特に気にかけていた桃源郷の少年。「生きていれば負けていない」「命があればいつかは勝てる」という事の重要さを諭し、闇雲に訓練で組手相手に突っ込んでいた彼を厳しくも優しく見守っていた。
 
:亜種特異点Ⅱにて、レジスタンスのライダーが特に気にかけていた桃源郷の少年。「生きていれば負けていない」「命があればいつかは勝てる」という事の重要さを諭し、闇雲に訓練で組手相手に突っ込んでいた彼を厳しくも優しく見守っていた。
 
:シナリオ後半、レジスタンス一行がアマゾネスの黄金郷へ向かっていた所を待ち伏せに遭った時にはぐれ、生死不明。
 
:シナリオ後半、レジスタンス一行がアマゾネスの黄金郷へ向かっていた所を待ち伏せに遭った時にはぐれ、生死不明。
:コミカライズ版では、藤丸たちがアマゾネスとメガロスの襲撃に乗じて不夜城を脱出する際に、路上で死体が発見された。
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:コミック版では、藤丸たちがアマゾネスとメガロスの襲撃に乗じて不夜城を脱出する際に、路上で死体が発見された。
 
;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]
 
;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]
 
:生前から噂はいろいろと聞いていたようだが、さすがに女性の姿とは符合しなかったようで困惑していた。同時代・同地域の出身なので面識があってもおかしくはないが、メタ的に言うと真名バレを避けるためであろう。
 
:生前から噂はいろいろと聞いていたようだが、さすがに女性の姿とは符合しなかったようで困惑していた。同時代・同地域の出身なので面識があってもおかしくはないが、メタ的に言うと真名バレを避けるためであろう。
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:コロンブスの絆礼装「ニーニャ号」にも書かれているが、いざ新天地を発見し黄金の目処が立ったところで独断専行した(結局は最後に和解し共に帰国した)。
 
:コロンブスの絆礼装「ニーニャ号」にも書かれているが、いざ新天地を発見し黄金の目処が立ったところで独断専行した(結局は最後に和解し共に帰国した)。
 
:その後本国でコロンブスに裏切り行為を訴訟され、その最中のちに梅毒で死去。
 
:その後本国でコロンブスに裏切り行為を訴訟され、その最中のちに梅毒で死去。
;イサベル一世
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;イサベル1世
 
:当時のスペインの女王。夫であるフェルナンド2世はスペイン王室への婿入りである為事実上は彼女に王権があった。祖国イタリアや船乗りとしての拠点であったポルトガルで出資者が見つからずに困り果てていたコロンブスの話に関心を持ち、彼の西回り航路探索のスポンサーとして多額の援助を行った。
 
:当時のスペインの女王。夫であるフェルナンド2世はスペイン王室への婿入りである為事実上は彼女に王権があった。祖国イタリアや船乗りとしての拠点であったポルトガルで出資者が見つからずに困り果てていたコロンブスの話に関心を持ち、彼の西回り航路探索のスポンサーとして多額の援助を行った。
 
:熱狂的なキリスト教徒であったとされ、異教徒相手への苛烈な対応や搾取が記録として残っているが、コロンブスのアメリカ大陸での原住民への対応は流石にやり過ぎだと諌めていたとされる<ref group = "注">コミック版ではダヴィンチからもその点を指摘されていた。</ref>。
 
:熱狂的なキリスト教徒であったとされ、異教徒相手への苛烈な対応や搾取が記録として残っているが、コロンブスのアメリカ大陸での原住民への対応は流石にやり過ぎだと諌めていたとされる<ref group = "注">コミック版ではダヴィンチからもその点を指摘されていた。</ref>。
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;「<ruby><rb>当ったりィ</rb><rt>・・・・・</RT></RUBY>! そいつは勿論、俺がこの手でやったことだぜェ!」
 
;「<ruby><rb>当ったりィ</rb><rt>・・・・・</RT></RUBY>! そいつは勿論、俺がこの手でやったことだぜェ!」
 
:デオンの「桃源郷に火を放ったのはお前か」という問いに対してこの開き直りっぷりである。そのゲス顔も相まってある意味清々しいレベル。
 
:デオンの「桃源郷に火を放ったのはお前か」という問いに対してこの開き直りっぷりである。そのゲス顔も相まってある意味清々しいレベル。
:コミック版ではレジスタンスのメンバーから「'''どうせお前がやったんだろ'''」と断定されており、致命傷を負っていたためか口調も弱々しいものとなっている。
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:コミック版では「'''どうせお前がやったんだろ'''」と断定されており、直前に致命傷を負っていたこともあり口調も弱々しいものとなっている。
    
;「こ、の……値段も付かねぇ駄奴隷がぁっ! 非常食のネズミ以下の価値だぞテメェェェ!」
 
;「こ、の……値段も付かねぇ駄奴隷がぁっ! 非常食のネズミ以下の価値だぞテメェェェ!」
:亜種特異点Ⅱ「伝承地底世界 アガルタ」で、起死回生の一手を紙一重で防がれた際の台詞。
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:終盤、起死回生の一手を紙一重で防がれた挙句に。
 
:敗れてメガロスと瀕死となったコロンブスであったが、こんな事もあろうかと隠し持っていた玉手箱を魔力リソースにメガロスを再起動させようとする。
 
:敗れてメガロスと瀕死となったコロンブスであったが、こんな事もあろうかと隠し持っていた玉手箱を魔力リソースにメガロスを再起動させようとする。
:疲弊した主人公一行の間隙をついたその行動を阻止したのは主人公でもサーヴァントでもなく、「諦めずに勇気を振り絞ってダメ元で矢を射た」一人の名も無きレジスタンスであった。
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:疲弊した主人公一行の間隙をついたその行動を阻止したのは主人公でもサーヴァントでもなく、「諦めずに勇気を振り絞ってダメ元で矢を射た」1人の名も無きレジスタンスであった。
 
:リーダーの言葉と背中を見て戦場を必死に生きて戦い抜いた彼らは最終的に誰もの想像を超える程に成長し、逆に彼らを単なる弱い奴隷としか見ていなかったコロンブスは文字通り一矢報いられるという皮肉な形となった。
 
:リーダーの言葉と背中を見て戦場を必死に生きて戦い抜いた彼らは最終的に誰もの想像を超える程に成長し、逆に彼らを単なる弱い奴隷としか見ていなかったコロンブスは文字通り一矢報いられるという皮肉な形となった。
 
:これまで決して諦めず、どんな不利な状況でも冷静に次善の行動を考えていたコロンブスであったが、この時ばかりは絶叫する事しかできない程にヤキが回り、フェルグスからも「ならばあなたの価値はソレにも及ばない」と返されて止めを刺されてしまう。
 
:これまで決して諦めず、どんな不利な状況でも冷静に次善の行動を考えていたコロンブスであったが、この時ばかりは絶叫する事しかできない程にヤキが回り、フェルグスからも「ならばあなたの価値はソレにも及ばない」と返されて止めを刺されてしまう。
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**「フェイスレス」は、彼の「異様に前向きであきらめが悪い」'''「救いようのない外道だが、故に清々しいまでの悪役」'''というキャラクター性、前述の狂気の入った笑顔が、漫画『からくりサーカス』の敵キャラクター「フェイスレス」に似ていたため。「諦めなければ夢は必ず叶う」等とほぼ同じ台詞を述べている点も共通している。ちなみに、該当シーンのパロディは『[[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]』7巻で使用されていたりする。
 
**「フェイスレス」は、彼の「異様に前向きであきらめが悪い」'''「救いようのない外道だが、故に清々しいまでの悪役」'''というキャラクター性、前述の狂気の入った笑顔が、漫画『からくりサーカス』の敵キャラクター「フェイスレス」に似ていたため。「諦めなければ夢は必ず叶う」等とほぼ同じ台詞を述べている点も共通している。ちなみに、該当シーンのパロディは『[[氷室の天地 Fate/school life|氷室の天地]]』7巻で使用されていたりする。
 
*CVの大塚芳忠氏は『NARUTO』に登場するキャラクター・[https://ja.wikipedia.org/wiki/自来也_(NARUTO) 自来也]で有名。<br>この自来也というキャラは主人公を始めとした多数の忍者を時に厳しく、時に優しく導く師匠役として活躍する快男児であり、亜種特異点Ⅱで'''本性を現す前の'''コロンブスによく似ている。
 
*CVの大塚芳忠氏は『NARUTO』に登場するキャラクター・[https://ja.wikipedia.org/wiki/自来也_(NARUTO) 自来也]で有名。<br>この自来也というキャラは主人公を始めとした多数の忍者を時に厳しく、時に優しく導く師匠役として活躍する快男児であり、亜種特異点Ⅱで'''本性を現す前の'''コロンブスによく似ている。
*'''表情差分が凄まじい'''サーヴァント。普段は落ち着いた初老の男といった感じの風貌だが、本性をあらわにするとまるで別人のように表情を崩し、醜悪な内面を浮き彫りにしたかのような悪人面と下劣な笑顔を披露する。非常にインパクトの強い表情のためプレイヤーからはしばしば'''顔芸'''と称されている。なお、真名解放後の宝具演出には通常の表情と顔芸状態の二通りが存在している。
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*'''表情差分が凄まじい'''サーヴァント。普段は落ち着いた初老の男といった感じの風貌だが、本性をあらわにするとまるで別人のように表情を崩し、醜悪な内面を浮き彫りにしたかのような悪人面と下劣な笑顔を披露する。非常にインパクトの強い表情のためプレイヤーからはしばしば'''顔芸'''と称されている。なお、真名解放後の宝具演出には通常の表情と顔芸状態の2通りが存在している。
 
**あまりのとんでもなさに、[[バーソロミュー・ロバーツ]]の幕間の物語では'''「妖怪歯茎マン」'''呼ばわりされた。
 
**あまりのとんでもなさに、[[バーソロミュー・ロバーツ]]の幕間の物語では'''「妖怪歯茎マン」'''呼ばわりされた。
 
**最近では「横[[ラフム]]」等の呼び名も存在するようである。
 
**最近では「横[[ラフム]]」等の呼び名も存在するようである。
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**コロンブス自身は信心深い性格だったようで、息子からは「修道士になるつもりなのかというくらい厳格」と評され、逮捕の際はおとなしく鎖につながって連行されることを選び、フワン王子の乳母あての手紙には己の信仰心について記している。新大陸到達についてもキリスト教への貢献と考えいてたり、崇高で敬虔な面を持った人物だったようである。
 
**コロンブス自身は信心深い性格だったようで、息子からは「修道士になるつもりなのかというくらい厳格」と評され、逮捕の際はおとなしく鎖につながって連行されることを選び、フワン王子の乳母あての手紙には己の信仰心について記している。新大陸到達についてもキリスト教への貢献と考えいてたり、崇高で敬虔な面を持った人物だったようである。
 
**新大陸へ行くために様々な実学を学び、更に許可を得るためにポルトガル王やスペイン王らに支援してもらうべく9年ほど忍耐の時を過ごすなど、非常に忍耐強く努力家だったのもFGOで描かれている通り。しかし、そこに住む人々を同じ「人間」と見なすような教養がなかったこと・当時としては一般的だった人種差別的な異民族理解が原住民への虐待へ繋がったようだ。本国で顰蹙を買った奴隷販売も、当時のヨーロッパ的価値観では奴隷が当たり前だったためでもある。あとアメリカでは財宝が手に入らなかったため。
 
**新大陸へ行くために様々な実学を学び、更に許可を得るためにポルトガル王やスペイン王らに支援してもらうべく9年ほど忍耐の時を過ごすなど、非常に忍耐強く努力家だったのもFGOで描かれている通り。しかし、そこに住む人々を同じ「人間」と見なすような教養がなかったこと・当時としては一般的だった人種差別的な異民族理解が原住民への虐待へ繋がったようだ。本国で顰蹙を買った奴隷販売も、当時のヨーロッパ的価値観では奴隷が当たり前だったためでもある。あとアメリカでは財宝が手に入らなかったため。
**また、コロンブス最初の航海は怖がって誰も行きたがらなかったため、死んでも構わないような執行猶予中の囚人たちを船員にあてがわれている。そのためコロンブス一人では粗野な囚人たちの歯止めが効かず、それどころか反発を買ってコロンブス不在時に余計殺戮が起きる等、コロンブスの手に余る状況も発生していたようである。コロンブスの航海成功後は一獲千金を夢見る者たちがさらに新大陸に押し寄せたため、もはや厳格なコロンブスでは統制が取れない事態と化しており、どこからどこまでコロンブスの意図した悪行なのかは不明な部分も大きい。
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**また、コロンブス最初の航海は怖がって誰も行きたがらなかったため、死んでも構わないような執行猶予中の囚人たちを船員にあてがわれている。そのため彼1人では粗野な囚人たちの歯止めが効かず、それどころか反発を買ってコロンブス不在時に余計殺戮が起きる等、コロンブスの手に余る状況も発生していたようである。コロンブスの航海成功後は一獲千金を夢見る者たちがさらに新大陸に押し寄せたため、もはや厳格なコロンブスでは統制が取れない事態と化しており、どこからどこまでコロンブスの意図した悪行なのかは不明な部分も大きい。
*コロンブスの名前自体は『カルデアサマーメモリー』「開拓6 C案『トウモロコシ畑』を作ろう」において[[アン・ボニー&メアリー・リード|アンとメアリー]]から言及している。アンとメアリーが『カルデアサマーメモリー』にて開拓計画として穀物畑を作ろうとしたのも、長い航海の果てに『大陸の常識』を奪った、'''海賊の大先輩'''ともいえるコロンブスに対しての敬意を表している。まあ、生前での所業を踏まえれば海賊と大差ないが。
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*コロンブスの名前自体は『カルデアサマーメモリー』「開拓6 C案『トウモロコシ畑』を作ろう」において[[アン・ボニー&メアリー・リード|アンとメアリー]]から言及している。アンとメアリーが『カルデアサマーメモリー』にて開拓計画として穀物畑を作ろうとしたのも、長い航海の果てに『大陸の常識』を奪った、'''海賊の大先輩'''ともいえる彼に対しての敬意を表している。まあ、生前での所業を踏まえれば海賊と大差ないが。
 
**トウモロコシは元はほとんどアメリカ大陸にしかないものだったが、コロンブスがそれをヨーロッパに持ち帰ったことで、ヨーロッパ中にも一気に広まった。
 
**トウモロコシは元はほとんどアメリカ大陸にしかないものだったが、コロンブスがそれをヨーロッパに持ち帰ったことで、ヨーロッパ中にも一気に広まった。
 
*有名な逸話に「コロンブスの卵」がある。
 
*有名な逸話に「コロンブスの卵」がある。
 
**アメリカ大陸の発見は誰でも出来ることだと批判する人々に対して、コロンブスは卵を平らな机に垂直に立ててみせるよう要求する。誰も達成出来ないのを見て、卵の尻を潰して立ててみせ、なおもズルじゃないかと騒ぐ人々に「どんなに簡単に見えるものでも、最初に思いついて実行するのは難しいことである」と語ったという逸話で、絆Lv3でマイルーム会話でそれに関する台詞を聴くことができる。
 
**アメリカ大陸の発見は誰でも出来ることだと批判する人々に対して、コロンブスは卵を平らな机に垂直に立ててみせるよう要求する。誰も達成出来ないのを見て、卵の尻を潰して立ててみせ、なおもズルじゃないかと騒ぐ人々に「どんなに簡単に見えるものでも、最初に思いついて実行するのは難しいことである」と語ったという逸話で、絆Lv3でマイルーム会話でそれに関する台詞を聴くことができる。
**が、マテリアルのフレーバーテキストでも「卵の底の殻を割って立てるのは邪道」と記述されてるとおり、マイルームでそれを問いただされると真っ向から否定している。お返しでくれる「スタンディング・ボイルドエッグ」ではマイルームに整然と並び、どれ一つ底が潰れたりはしていないゆで卵をプレゼント。作中でもド外道ぶりを遺憾なく発揮させたコロンブスだが、意地でも「時間をかけてでも諦めずに立てた」と証明した。
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**が、マテリアルのフレーバーテキストでも「卵の底の殻を割って立てるのは邪道」と記述されてるとおり、マイルームでそれを問いただされると真っ向から否定している。お返しでくれる「スタンディング・ボイルドエッグ」ではマイルームに整然と並び、どれ1つ底が潰れたりはしていないゆで卵をプレゼント。作中でもド外道ぶりを遺憾なく発揮させたコロンブスだが、意地でも「時間をかけてでも諦めずに立てた」と証明した。
 
**そもそもこの逸話は「建築家フィリッポ・ブルネレスキが、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラ(ドーム部分)の設計に立候補した際の逸話」を元に創作されたもの、という見方が強い。偉人の常として、後世で勝手に付けられた逸話と見た方がよいだろう。
 
**そもそもこの逸話は「建築家フィリッポ・ブルネレスキが、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラ(ドーム部分)の設計に立候補した際の逸話」を元に創作されたもの、という見方が強い。偉人の常として、後世で勝手に付けられた逸話と見た方がよいだろう。
 
**なおコロンブス以前にも、西廻り航路は何度も挑戦され、ことごとく失敗していた。「思いつけば誰にでもできる」というものではない。近年ヴァイキングによる北米到達の証拠は見つかったが、記録は残っていない。
 
**なおコロンブス以前にも、西廻り航路は何度も挑戦され、ことごとく失敗していた。「思いつけば誰にでもできる」というものではない。近年ヴァイキングによる北米到達の証拠は見つかったが、記録は残っていない。
**ちなみに、スキル使用時には卵を取り出し一口で食べるという動作をし「うめえじゃねえか!」と舌鼓を打つモーションを取る。スキルで飲み食いするのは[[アルトリア・ペンドラゴン〔アーチャー〕|弓王]]に続いて二人目。
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**ちなみに、スキル使用時には卵を取り出し一口で食べるという動作をし「うめえじゃねえか!」と舌鼓を打つモーションを取る。スキルで飲み食いするのは[[アルトリア・ペンドラゴン〔アーチャー〕|弓王]]に続いて2人目。
 
*亜種特異点シナリオの特徴として、シナリオ終盤まで真名が隠されていた。が、サポートとして登場した時点で「嵐の航海者」スキルが見えており、またモーションをよく見ると上述のように卵を食べるモーションがあったため、勘の良い人にはバレバレであった。
 
*亜種特異点シナリオの特徴として、シナリオ終盤まで真名が隠されていた。が、サポートとして登場した時点で「嵐の航海者」スキルが見えており、またモーションをよく見ると上述のように卵を食べるモーションがあったため、勘の良い人にはバレバレであった。
 
*アメリカを始めとする様々な国で10月12日(正確には10月第2月曜日)を「[https://ja.wikipedia.org/wiki/コロンブス・デー コロンブス・デー]」と定めて祝日としている。しかし、これはアメリカ先住民族を祖先とする人々からすれば「自国を散々に荒らした極悪人が侵略に来た日」であるため、この祝日そのものの撤廃を求める運動やデモは今も続いている。これらの事情に配慮し「文化の違いを尊重する日」「民族の日」「コンキスタドール・デー」「アメリカ先住民がコロンブスを発見した日」などの名称変更を行っている国も存在する。
 
*アメリカを始めとする様々な国で10月12日(正確には10月第2月曜日)を「[https://ja.wikipedia.org/wiki/コロンブス・デー コロンブス・デー]」と定めて祝日としている。しかし、これはアメリカ先住民族を祖先とする人々からすれば「自国を散々に荒らした極悪人が侵略に来た日」であるため、この祝日そのものの撤廃を求める運動やデモは今も続いている。これらの事情に配慮し「文化の違いを尊重する日」「民族の日」「コンキスタドール・デー」「アメリカ先住民がコロンブスを発見した日」などの名称変更を行っている国も存在する。
 
**北米版FGOリリースから間もなくの彼のこのようなキャラクターとしての実装は'''「最高にロック」'''と一部日本ユーザーからは呆れ混じりながらも称賛された。もっとも「なまじ善人で恨むべき人物ではない」なんて描き方をしたらそのような団体に抗議されるかもしれないので、このような外道的な描き方はある意味英断なのかもしれない。
 
**北米版FGOリリースから間もなくの彼のこのようなキャラクターとしての実装は'''「最高にロック」'''と一部日本ユーザーからは呆れ混じりながらも称賛された。もっとも「なまじ善人で恨むべき人物ではない」なんて描き方をしたらそのような団体に抗議されるかもしれないので、このような外道的な描き方はある意味英断なのかもしれない。
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**コミック版では生前の所業が語られるシーンの一部に肖像画に近いイメージのものがあったが、各方面への配慮で顔がはっきりと見えないようになっていた。
 
*彼の宗教観としては、自身に幸運を恵んでくれた神には感謝はすれど、作中で従えたヘラクレス・メガロスを前に'''「お前にふさわしい役目だぜ! 神すら捻り殺せる、力自慢の<ruby><rb>大英雄</rb><rt>どれい</RT></RUBY>くんよォ!」'''と発言する等、十字架を帆にあしらったサンタマリア号やロザリオを立ち絵で身に着けてあれど、あまり信心は持ち合わせていない様子。
 
*彼の宗教観としては、自身に幸運を恵んでくれた神には感謝はすれど、作中で従えたヘラクレス・メガロスを前に'''「お前にふさわしい役目だぜ! 神すら捻り殺せる、力自慢の<ruby><rb>大英雄</rb><rt>どれい</RT></RUBY>くんよォ!」'''と発言する等、十字架を帆にあしらったサンタマリア号やロザリオを立ち絵で身に着けてあれど、あまり信心は持ち合わせていない様子。
 
**コンキスタドール自体キリスト教の免罪符の下に原住民を肌の色等で差別していた挙句、人と見なさず何をやっても良いと勝手に決めつけていた理由がある為、らしいといえばらしいのだが。
 
**コンキスタドール自体キリスト教の免罪符の下に原住民を肌の色等で差別していた挙句、人と見なさず何をやっても良いと勝手に決めつけていた理由がある為、らしいといえばらしいのだが。
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