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:[[パッションリップ]]、[[ギルガメッシュ]]
 
:[[パッションリップ]]、[[ギルガメッシュ]]
 
;EXTELLA
 
;EXTELLA
:ギルガメッシュ<br />巨神アルテラ
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:ギルガメッシュ、巨神アルテラ
 
| デザイン = pako
 
| デザイン = pako
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
 
| 設定作成 = 奈須きのこ
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==真名:カルナ==
 
==真名:カルナ==
   
:カルナ。パーンダヴァ王家とカウラヴァ王家の戦いを描いたインドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場する、「倒される側の英雄」。
 
:カルナ。パーンダヴァ王家とカウラヴァ王家の戦いを描いたインドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場する、「倒される側の英雄」。
 
:人間の姫であるクンティーと太陽神スーリヤとの間に生まれた黄金の英雄で、インド神話の大英雄アルジュナのライバルとして名高い。
 
:人間の姫であるクンティーと太陽神スーリヤとの間に生まれた黄金の英雄で、インド神話の大英雄アルジュナのライバルとして名高い。
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:[[カール大帝]]の天声同化(オラクル)によって大帝側の陣営に与し、初期から主人公たちの敵となって立ちはだかる。しかし、その存在が好敵手である[[アルジュナ]]を主人公側に呼び寄せることとなった。
 
:[[カール大帝]]の天声同化(オラクル)によって大帝側の陣営に与し、初期から主人公たちの敵となって立ちはだかる。しかし、その存在が好敵手である[[アルジュナ]]を主人公側に呼び寄せることとなった。
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
:『アルジュナ、カルナ体験クエスト』の開催に伴い先行実装され、第五特異点解禁に際して本格実装された。
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:『アルジュナ、カルナ体験クエスト』の開催に伴い先行実装された後に第五特異点解禁に際してプレイアブル。好敵手であるアルジュナとは全くの同時期、同レア度での実装となった。
:好敵手であるアルジュナとは全くの同時期、同レア度での実装となった。
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:第2部4章の公開に伴いモーション一新と同時に霊衣「燃える三神の衣」が実装している。
:第二部第四章の公開に伴いモーションが一新された。
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:2022年ホワイトデーイベント『[[15人の理知的なメガネたち]]』では'''サングラス'''型簡易霊衣「終末に輝く彩虹」が実装。他メンバーとは違い彼だけは持参品である事がマテリアルから窺い知れる<ref group="注">実は『Fate/Grand Order Arcade』に転身霊衣としてメガネ姿がひと足早く実装してしまっており、此方との丸被りを避けた可能性がある。</ref>。しかも当の本人は最後の最後までサングラスだと気が付いていなかった。
:2022年3月に入り、『Fate/Grand Order Arcade』にてオールバックにフォーマル姿の総身霊衣「施しの執事」が実装された。
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:2022年3月に入り『Fate/Grand Order Arcade』にてオールバックにフォーマル姿の総身霊衣「施しの執事」が実装された。
    
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
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:インド異聞帯に君臨していた絶対神。異聞帯という特殊な事象のなかで変貌を遂げた、もう一人の宿敵アルジュナ。
 
:インド異聞帯に君臨していた絶対神。異聞帯という特殊な事象のなかで変貌を遂げた、もう一人の宿敵アルジュナ。
 
:初邂逅の折にはカルナを含めた一切の視線に反応を示すことがなく、さすがのカルナも「あのアルジュナに黙殺された」という事実を受け止めることが出来ずに不愉快さを募らせていた。
 
:初邂逅の折にはカルナを含めた一切の視線に反応を示すことがなく、さすがのカルナも「あのアルジュナに黙殺された」という事実を受け止めることが出来ずに不愉快さを募らせていた。
:しかし、皮肉なことにアルジュナは殆ど機構のような状態に成り果ててもなお、カルナに対する執心(およびその執心をはじめとした[[クリシュナ (黒)|彼のエゴイズムを司る人格]])を消し去ることはできていなかった。カルナがその身を挺してカルデア一行を脱出させたことは、アルジュナの中にほんの僅かながら残っていた人間性を刺激する最初のきっかけとなり、最終局面ではアシュヴァッターマンの霊核を使って復活したカルナ自身が彼と対話し、その不完全さを指摘することによって、絶対たる神としての完全性を突き崩す最後の一打ともなった。
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:しかし、皮肉なことにアルジュナは殆ど機構のような状態に成り果ててもなお彼に対する執心(およびその執心をはじめとした[[クリシュナ (黒)|彼のエゴイズムを司る人格]])を消し去ることが出来ておらず、カルナがその身を挺してカルデア一行を脱出させた一連の行動が自身の中にほんの僅かながら残っていた人間性を刺激する最初のきっかけとなり、最終局面ではアシュヴァッターマンの霊核を使って復活したカルナ自身が彼と対話しその不完全さを指摘することによって、絶対たる神としての完全性を突き崩す最後の一打ともなった。
 
:シヴァ神とヴィシュヌ神の力を借り受けたカルナは、執心という確かな人間性を剥き出しにしたアルジュナに全力勝負を挑み、これを辛うじて打ち破る。敗れたアルジュナは悔しさを滲ませながらも、同時に自身の不完全性と矛盾を認め、最期は微笑みながら消滅していった(奇しくもカルナが生前最後の瞬間に微笑んでいたことと対比になっているとも言える)。
 
:シヴァ神とヴィシュヌ神の力を借り受けたカルナは、執心という確かな人間性を剥き出しにしたアルジュナに全力勝負を挑み、これを辛うじて打ち破る。敗れたアルジュナは悔しさを滲ませながらも、同時に自身の不完全性と矛盾を認め、最期は微笑みながら消滅していった(奇しくもカルナが生前最後の瞬間に微笑んでいたことと対比になっているとも言える)。
 
:彼は異聞帯での生を終えてサーヴァントとして召喚された後も執心を完全に消せないらしく、カルナに言及する会話では「やはり少しばかり、心の中に掻き立てられるものがありますね」と呟いている。
 
:彼は異聞帯での生を終えてサーヴァントとして召喚された後も執心を完全に消せないらしく、カルナに言及する会話では「やはり少しばかり、心の中に掻き立てられるものがありますね」と呟いている。
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:カルナの方も2022年ホワイトデーイベントでの共闘場面やマイルーム会話を頭に、此方のアルジュナの前では『兄』としての顔を覗かせている面が断片的に見られる。
    
===Fate/EXTELLA===
 
===Fate/EXTELLA===
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===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
 
====戦闘====
 
====戦闘====
 
+
;「神々の王の慈悲を知れ。絶滅とは是、この一刺。『<ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』! ―――是非もなし。」
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:変更前の宝具発動の台詞。
 
;「武器など前座。真の英雄は眼で殺す!」
 
;「武器など前座。真の英雄は眼で殺す!」
 
:エクストラアタックの変更後の台詞。そしてこっちでも'''眼からビームをぶっぱなす。'''<del>「眼で殺す」ってのはそういう意味じゃない。</del>
 
:エクストラアタックの変更後の台詞。そしてこっちでも'''眼からビームをぶっぱなす。'''<del>「眼で殺す」ってのはそういう意味じゃない。</del>
;「神々の王の慈悲を知れ。絶滅とは是、この一刺。『<ruby><rb>日輪よ、死に随え</rb><rt>ヴァサヴィ・シャクティ</rt></ruby>』! ―――是非もなし。」
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:変更前の宝具発動の台詞。
   
;「心眼を以て応じよう。貴様を見抜き、そして射抜く!」
 
;「心眼を以て応じよう。貴様を見抜き、そして射抜く!」
 
:エクストラアタックの変更後の台詞。
 
:エクストラアタックの変更後の台詞。
    
====マイルーム====
 
====マイルーム====
   
;「俺は恵まれているな。ここまで信頼され、貴重な宝を預けてもらえるのだ。もしや、英霊の中でも最高の幸運度ではないだろうか。」
 
;「俺は恵まれているな。ここまで信頼され、貴重な宝を預けてもらえるのだ。もしや、英霊の中でも最高の幸運度ではないだろうか。」
 
:霊基再臨3段階目の台詞。霊基再臨で感謝を述べるサーヴァントは多いが、最終再臨手前にしてこの台詞。
 
:霊基再臨3段階目の台詞。霊基再臨で感謝を述べるサーヴァントは多いが、最終再臨手前にしてこの台詞。
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====本編====
 
====本編====
   
;「……確かにおまえの言う通りかもしれない。オレは忠実であろうという病に罹患している。<br /> 望んだモノを立ち所に見抜くのは、看護師という職業故か。」<br />ナイチンゲール「いいえ、貴方が分かりやすいだけです。」<br />「……………………………………………………………………<br /> …………………………………………………………なるほど。」
 
;「……確かにおまえの言う通りかもしれない。オレは忠実であろうという病に罹患している。<br /> 望んだモノを立ち所に見抜くのは、看護師という職業故か。」<br />ナイチンゲール「いいえ、貴方が分かりやすいだけです。」<br />「……………………………………………………………………<br /> …………………………………………………………なるほど。」
 
:第五特異点「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」にて、[[ナイチンゲール]]からの指摘にジナコの時と同様凹むカルナ。
 
:第五特異点「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」にて、[[ナイチンゲール]]からの指摘にジナコの時と同様凹むカルナ。
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====幕間の物語====
 
====幕間の物語====
   
;「へいよーかるでらっくす。」
 
;「へいよーかるでらっくす。」
 
:幕間の物語「施しの英霊」にて。出会い頭に主人公といきなり謎の挨拶を交わすカルナだが、本人は至極真面目である。<br />直後に、この挨拶はマシュによって使用禁止となった。
 
:幕間の物語「施しの英霊」にて。出会い頭に主人公といきなり謎の挨拶を交わすカルナだが、本人は至極真面目である。<br />直後に、この挨拶はマシュによって使用禁止となった。
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====イベント====
 
====イベント====
   
;「…………カニとはな。横にしか歩けない人生は、辛くはないか……?<br /> つねに相手の顔を見続けるその気概は、武芸者として見習うべきではあるが……<br /> そしてヤドカリ……自らの住み処を背負うとは……移動型ひきこもり……ジナコも見習うべきだな。」
 
;「…………カニとはな。横にしか歩けない人生は、辛くはないか……?<br /> つねに相手の顔を見続けるその気概は、武芸者として見習うべきではあるが……<br /> そしてヤドカリ……自らの住み処を背負うとは……移動型ひきこもり……ジナコも見習うべきだな。」
 
:「カルデアサマーメモリー」にて、漂流した島にいたヤドカリ達を見ての一言。
 
:「カルデアサマーメモリー」にて、漂流した島にいたヤドカリ達を見ての一言。
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==メモ==
 
==メモ==
   
*奈須氏お気に入りのキャラクター。『Fate/EXTRA CCC』に参戦が決まったのは、『Fate/Apocrypha』の企画が没になっていた当時、そのままお蔵入りさせるには勿体無いという理由で採用したためとの事。<br>奈須氏は『CCC』での彼の実力について<br>「確かにギルガメッシュと同格の英雄ではありますが、なんたってマスターがアレですからね(笑)どうなるかはお楽しみという事で」、「カルナはギルガメッシュと同格の非常に強力な英霊です。ストーリー前半における最大の壁として主人公達の前に立ち塞がります」とコメントしている。
 
*奈須氏お気に入りのキャラクター。『Fate/EXTRA CCC』に参戦が決まったのは、『Fate/Apocrypha』の企画が没になっていた当時、そのままお蔵入りさせるには勿体無いという理由で採用したためとの事。<br>奈須氏は『CCC』での彼の実力について<br>「確かにギルガメッシュと同格の英雄ではありますが、なんたってマスターがアレですからね(笑)どうなるかはお楽しみという事で」、「カルナはギルガメッシュと同格の非常に強力な英霊です。ストーリー前半における最大の壁として主人公達の前に立ち塞がります」とコメントしている。
 
**その前評判に違わず、『CCC』内において皆から一目置かれており、彼と初めて対峙した主人公はその圧倒的な存在感から、「ひょっとすると何のペナルティもないギルガメッシュでもこのサーヴァントには一歩譲ってしまうのではないか?」「両者の実力は拮抗している」等々と発言。ギルガメッシュ本人も「戦う時が楽しみだ。申し分ない実力」と非常に高く評価している。<br>また、用語集では最上級のAランクサーヴァントの中でも強力な特Aランクサーヴァントと紹介され、メディア媒体でも、最強のサーヴァントの一角であるギルガメッシュと同等、もしくはそれ以上の英雄として紹介されている。<br>それほどまでの実力を誇りながら、ジナコの力量では彼の力を完全に引き出せておらず、マスター差で火力ではガウェインには及ばないと評されている。<br>更に怠惰で臆病な彼女の方針で闘う機会に恵まれず、鎧を失ったことで「神殺しの槍」のランクも低下しているといった弱体化を果たしている。
 
**その前評判に違わず、『CCC』内において皆から一目置かれており、彼と初めて対峙した主人公はその圧倒的な存在感から、「ひょっとすると何のペナルティもないギルガメッシュでもこのサーヴァントには一歩譲ってしまうのではないか?」「両者の実力は拮抗している」等々と発言。ギルガメッシュ本人も「戦う時が楽しみだ。申し分ない実力」と非常に高く評価している。<br>また、用語集では最上級のAランクサーヴァントの中でも強力な特Aランクサーヴァントと紹介され、メディア媒体でも、最強のサーヴァントの一角であるギルガメッシュと同等、もしくはそれ以上の英雄として紹介されている。<br>それほどまでの実力を誇りながら、ジナコの力量では彼の力を完全に引き出せておらず、マスター差で火力ではガウェインには及ばないと評されている。<br>更に怠惰で臆病な彼女の方針で闘う機会に恵まれず、鎧を失ったことで「神殺しの槍」のランクも低下しているといった弱体化を果たしている。
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*没デザイン案は赤毛で、黒い馬の様な物体を纏わせており、今のカルナよりも悪役らしい風貌だった<ref group="出">『Fate/complete material Ⅳ』p.302</ref>。
 
*没デザイン案は赤毛で、黒い馬の様な物体を纏わせており、今のカルナよりも悪役らしい風貌だった<ref group="出">『Fate/complete material Ⅳ』p.302</ref>。
 
*デザインを担当することになったpako氏は当時ランサーと言われ、'''「Fateのランサーっていうともうあの感じだよな!あの感じをかっこよく描かなければならんよな!!!」'''と[[クー・フーリン|元祖ランサー]]のようにカッコ良さも意識していたらしい。<ref group="出">[https://twitter.com/pakosun/status/1090470054284554240 pako 2019年1月30日13:41 Twitter]</ref>
 
*デザインを担当することになったpako氏は当時ランサーと言われ、'''「Fateのランサーっていうともうあの感じだよな!あの感じをかっこよく描かなければならんよな!!!」'''と[[クー・フーリン|元祖ランサー]]のようにカッコ良さも意識していたらしい。<ref group="出">[https://twitter.com/pakosun/status/1090470054284554240 pako 2019年1月30日13:41 Twitter]</ref>
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== 話題まとめ ==
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;父の威光を遮る息子
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:2022年ホワイトデーイベントでは一人だけサングラス姿というインパクトも強烈ながら、よりにもよって'''太陽神スーリヤの息子が日避けのメガネ'''をしているというある意味不謹慎な状態から、「父の威光を遮る息子」というパワーワードが誕生してしまった……。
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:ちなみに別口では「真の英雄は目で殺す」でお馴染みのブラフマーストラをしたらグラサンでビームが自分に跳ね返ってきそうで危ない……という心配の声もあったが、そちらは戦闘グラフィックを見る限り貫通している形を取っている様で特に問題はなかった。
    
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